孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
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評価下げてごめんなさい。
豪華な俳優人揃いで前作が良かったから
すごく楽しみにしてました。
ただ、あまりにも残酷すぎて
演技が素晴らしいのはわかりますが
体調がわるくなってしまいました。
今までも映画はたくさん観ましたし、そーゆう抗体はあるはずなのにショッキングすぎます。
そこまでする悪党っていますかね?やりすぎです。
メンタルが弱い方や残酷すぎる描写が苦手な方は控えた方がいいかもしれません。
連れもいましたが私より気分がわるくなり途中で退席してしまいました。
鈴木亮平の演技力の凄さは☆5です。
演技力を見せるだけの映画って感じになってしまってます。
カーアクション良かったです。
最後の狼はなんなんだ?
2021年8月22日
1作目が面白く、2作目である本作も楽しみにしていたので、映画館で鑑賞。
1作目のピュアな彼はどこへやら、大上以上に黒くなってしまったような日岡。
映画の感想は、期待通りの面白さでした。
正直、真面目にレビュー書くような複雑な映画ではないと思うのですが、思ったことを書いてみます。
まず、1作目よりは登場人物のキャラが漫画チックに感じました。主に中村獅童。
中村獅童が出てきた途端、画面に緊張感がなくなりました。さすが、、、()
西野七瀬は可愛いけど、ハマってはなかったかなぁ
前作の真木よう子には敵わないですね。
話の展開の説明は割愛しますが、全体的にテンポは良かったです。
すこし展開が読めてしまうなぁとは思いましたが、そこが気にならないほど豪快な展開で、松坂桃李と鈴木亮平の演技が良かったです。広島弁も違和感がなかったです。
斎藤工の広島弁はもう少しどうにかならんのですかね、、、笑
最後のシーンは何を意味するのでしょうか。
県内の田舎に配置転換され、平和に過ごしていた日岡が「狼」を必死で追いかける様子は違和感でした。
日岡が追いかけたのは、「大上」の背中なのか。
それとも綿船が「狼は強すぎて人間様に駆除された」と言っていたように、一時は「狼」になった日岡が、もう一度「狼」になろうとする様子を現しているのか。
いずれにしてもLEVEL3で明らかになるのでしょう。
残念
前作が良すぎて物語としては残念過ぎました。
どうしても比較してしまうのですみません。
俳優さん皆さんは本当に素晴らしい演技でした。
私は呉出身で実家の近くで撮影されていたのと、昔から仁義なき戦いが好きなので前作を鑑賞しました。
呉弁は広島弁よりもイントネーションや方言がキツいので広島出身の俳優さんでも、?と感じる事が多いですし、関西人の方は特に難しい様子ですね。
前作、今作共に松坂桃李さんは素晴らしい! 前作は、仕方がないのですが大事な場面での呉弁が残念な方がいて、耳障りで一気に冷める瞬間があったのですが、物語が良すぎて最後までぐっと心を掴まれました。
今作は皆さん、演技はもちろんですが呉弁が本当に素晴らしかったです。特に西野さんの呉弁すごく良かったです。女性も感情が昂る時はドスがきくあたり、最高でしたし、難しかっただろうなぁと思いながら観ました。ベテランの俳優さんでも関西出身の方は関西弁のイントネーションが混じってしまうので。
今作はとにかく、アクションと残虐シーンが多すぎて内容は薄いと感じました。上林側の物語は良かったと思いますが、大上さんとの関係性がもっと描かれていれば、日岡がなぜこの様になったか、日岡の苦悩が感じられていたと思います。
前作は大上さんがなぜこの様なやり方で捜査をするのかが切なく、無残な殺され方で日岡が覚醒し、大上さんの成しえなかった事を引き継ぎ一件落着的な爽快感が残りましたが今作は観終わったあと…えっ?ってなりました。
上林が死ぬ事で収拾をつけるしかなかったのでしょうが…。
ラストは原作の続編、凶犬の眼に繋がるのかな?という期待感だけは残りました。
前作が良すぎると期待値も高いですし、キャスティングも素晴らしいのでかなりハードルを上げて観に行ってしまったのが失敗でした。
仁義なき戦いなら金子信雄さん、前作なら石橋蓮司さんの様な、うわっ!こいつホンマ腹立つ!と思える、ねち〜っこい悪人がいれば良かったですね。上林はやってる事は残酷ですが、彼なりの正義?から始まっているし、こいつムカつくと思うキャラクターもそれぞれの立場があるよなぁ、とどこか憎みきれないし薄味ですね。時代背景もあるのかなぁ。
前作の事を一旦忘れて、もう一度観てみようかなと思います。
作り手の熱量がスゴイ!、日本映画も捨てたものじゃない
全体の作りは、テンポも良く
エロも、グロも入れ込んで
エンタメ作品の体をなしてました
(R15指定ではありますが)
平日の昼に見ましたが
客入りも上々でした
140分の中で
上林の幼少シーンなど不要な場面も多く
初登場の上林と
各登場人物の関連性を作るのに
多少急いで作ったため
描写が浅い場面もあった
土砂降りの雨を、ふんだんに使っての演出は
散々使われたシーンだったので
少し冗長だったかな
※そんなに都合よく雨ばかり降らないから、なんとなくわざとらしい演出になってしまう
チンタのS役のモチベーションとして
在日コリアが日本を脱出するため
というちょっと無理くりな作りをしたなら
(別に要らない設定?)
もっと在日コリア界隈も絡めた方が
面白いストーリーになったかもしれませんね
※上林の在日コリアの設定も必要??
こんなん忙しく詰め込んで作るなら
64みたいに、前編、後編に分けて
厚みのある作品にして
時間差で公開しても
十分に元が取れた面白いさだったと思いま
ただ脇役にも名のある人を起用し
雀荘のエキストラ(丸山ゴンザレスさん)まで
気を使う作りは素晴らしい
今年公開の映画では一番の熱量だったと思います。
深みが無い
大上、役所広司さんはすごかった
前回から3年後の続編ということで前夜Netflixで鑑賞していざ2へ。
前作は昭和感ただよう狂気ただよう狂った作品だったけど今回は暴力団の抗争より上村演じる鈴木亮平のサイコパス感な狂った人物が目立った。日岡の松坂桃李も前作よりもやさぐれていてよかった。
二人ともドラマなどでは全然別の役もこなしているので、凄い役者さんだなぁーと感心しました。
ただ気になってしまったのは西野七瀬ちゃん。もう少し他の人にしたほうがリアル感が出たとおもいました。どう見ても不良少女。顔も声もかわいすぎます。
梅雀さんには雰囲気に騙されました。
緊張感
意外とファンタジー
鈴木亮平の悪役ぶりを楽しむ映画
前作では役所広司の存在感がすごすぎて、松坂桃李が霞んでいた感があった。まぁ、メインは役所広司演じる大上だったから仕方ない。
本作は映画オリジナルの話。小説の続編につながる話という位置づけなんだろうか。とにかく本作は鈴木亮平につきる。義理と人情の義理には厚いのだが、オヤジと認めた先代以外には傍若無人。人情なんかまったくないし、残虐そのもの。冒頭のシーンからしてエグかった。なかなかあれだけの悪役作れない。
でも、松坂桃李も前作からかなり成長している。いろんな役を演じながら役者として大きくなっているなと感じた。鈴木亮平に食われた感はあってもキチンと存在感を示せていた。そしてヤクザを演じた俳優陣も前作より迫力が増した気がする。有名どころを揃えるというより、迫力や演技重視で選んだのかもしれない。ヤクザ同士のがなり合いがしょぼくならなかったのがいい
前作や原作よりも暴力と抗争を描く物語だったので映画としては観やすくなったのかもしれない。でも、原作好きの人間としては少し複雑な気分。クライマックスで2人の対決を作り出すために上林が急に車に乗って走り出すって展開はどうなんだろう。無理やりすぎないか?ちょっと違和感があった。
それでも結構長い上映時間なのに飽きることなく観てしまったのだからあまり文句は言えない。次作も楽しみに待ちたい。
プロレス風味なヤクザ映画
ヤクザを美化している。これに尽きる。
無敵なヤクザを豪快に描くほど、他の登場人物が間抜けに見えて、
そのギャップが現実離れしていて、やっていられない。
アメコミ作品やジャニーズ系主人公の青春物なら
こんな突拍子もない出来事が連続して起こっても許せるが、
一応はヤクザ・極道の超王道作品。
だからこそ、粗がいくつも出てきて、
そこが気になって仕方がない。
最後の狼を探すシーンなんて
松坂桃李が鈴木亮平からシャブを裏で分けってもらっていて
ラリッているから見える幻想
というぐらいの無意味なシーンで
それこそ必要ない。
要はハチャメチャな作品だけど、
最後に幻想シーンを入れて
あれもこれも全部無しよと、
まるで白旗を上げているようだ。
クライマックスとなる松坂と鈴木の対決は
まるでプロレスのチェーンデスマッチと場外乱闘に
血糊をたっぷり盛ったコテコテで…
監督や作者はここで女性ファンの悲鳴が聞こえる、
男性ファンは大喝采を送ると思ったのならそれは相当
舐めている。
前作は悪徳刑事を美化して、
今作は気狂いヤクザを美化し
次作は一体どうするのだろう?
個人的には新聞記者の中村獅童が
薬中の歌舞伎役者となって
腐った広島県警とヤクザ組織を
バッタバッタと成敗していくのが
候補だと思っている。
余談として、
日本のアニメ映画は外国でも多少人気があり
度々、ニュースなどで報道されるが、
一方で邦画が人気と伝えられるケースは本当に少なく、
中でもヤクザなどクライム作品が話題になるのはまずない。
それは外国人の方がフィルターなしに冷静に判断をして、
妄信でカルト的なヤクザファンか松坂桃李ファンぐらいしか
絶賛しないだろう。
虎狼の血はオンリージャパンとして、
極東の島国だけで語られる、
それは小さな小さなスケールの
空論だけで理詰めにしたような物語で終わってしまった。
猟奇的殺人者とヤクザは違う。そして、警察官やヤクザは超人てはない。
こんな警察官とヤクザもいないとは思うが、猟奇的殺人者とヤクザは違うんじゃないかな。
広島でロケしたということだが、広島の空気感もイマイチだと思う。
ラストシーンに向けて、鈴木亮平演じる上林が殴り込みをかけるが、殴り込みそっちのけで車で走り去り、松坂桃李演じる日岡とカーチェイスになる。
二人の決闘シーンをつくりたいのだと思うが、殴り込みは何だったんだろう?
最後の決闘シーンはかなりの死闘になるが、これは超人ものか、スーパーヒーローものかというぐらいの死闘だ。
日岡は、その前に、村上虹郎演じるチンタに拳銃で腹を撃たれ、上林に殴られ半殺しの目にあっている。
そして、また、上林に日本刀で切られている。
上林も、日岡に日本刀で左の腹を刺され、そのまま横一の字に右腹まで切られている。
刑事やヤクザは超人ではない。
上林いわく、「死神がついている」らしいが、撃たれたり、切られたりして、放っておけば人間は死んでしまう。
腹を切られている人間を、刑事もそのままパトカーには乗せない。
ラストの死闘が長く、このあたりで集中力は切れるが、引き続き、日岡が県北の駐在所にとばされた後の様子が描かれる。
このあたりは、もはや意味不明だ。
139分の尺を使うなら、2時間以内におさめて、とっちらかったストーリーをまとめた方がいい。
西野七瀬演じるチンタのお姉ちゃんも、殺し屋ではない。そんなに簡単に人を殺せるものでもない。
ラストの死闘が無駄に長く、駐在所シーンがあり、お姉ちゃんが元刑事を事故に見せかけ殺してしまうが、すべて無駄なシーンだ。
西野七瀬は一皮むけたという方向に持っていきたいのだろうが、それなら、冒頭の日岡が「一緒に風呂入ろうよ」と言ったシーンで、一緒に風呂に入らなければいけなかっただろう。このシーンも無駄なシーンだ。
しかし、この映画のいいところは、客が呼べるというところだ。コロナ下で、どの程度の入場者を集められるかはわからないが、話題作であることは確かだろう。
もはや、ファンタジーではあるが、興味があれば、劇場で観てみてもいいのではないだろうか。
タイトルなし(ネタバレ)
前作で斃れた大上刑事(役所広司)の後を引き継ぎ、裏社会と繋がりながら広島の治安を守る若き刑事・日岡(松坂桃李)。
彼の前に現れたのは、日岡が糸を引き、組長の首を取った最大勢力・五十子会の生き残り。
五十子会も二代目になってからは、警察組織と対立することなく、穏便なビジネスを続けてきたが、日岡の前に現れた上林(鈴木亮平)は兇犬のような男。
服役後、娑婆に戻った上林が行ったことは、刑務所でさんざんな目に遭わされた看守の妹を血祭りにあげること・・・
といったところからはじまる物語で、映画当初は看守の妹であるピアノ教師殺人事件の調査から始まるのだが、五十子会を牛耳ろうとする上林の横暴が描かれ、辛うじてバランスをとっていた裏社会の秩序が崩れるところに重点が置かれていきます。
日岡は弟分のチンタ(村上虹郎)をエス(内通者)として送り込むのだが、そのあたりは往年の香港映画に似たノワール感。
とにかく、描写の熱量がすさまじく、後半に進むほど、血まみれ描写のオンパレードとなります。
映画は、日岡vs.上林の図式になり、前作にあった善悪清濁両方を兼ね備えた(というか、そのふたつの間を行き来する)ある種のアンビバレンツ感が独特の味わいになっていたけれど、今回はわかりやすいバイオレンス映画になってしまい、そこいらあたりは残念です。
ただし、警察内部の動きが巧みに隠蔽され、後半、一種のどんでん返しがあって、そこはちょっと「やられた!」と思いました。
演技陣では、松坂桃李と鈴木亮平の熱量がすさまじいのは勿論だが、チンタを演じた村上虹郎がいいです。
彼が、大雨の中、野垂死んでいく様は、この映画の見どころのひとつ。
そのほか、日岡の相棒となる定年間際の刑事を演じる中村梅雀も、彼ならでは味を出しています。
ヤクザから足を洗って企業の社長となった吉田を演じる音尾琢真は、往年の日活アクションのヘンな脇役っぽくて面白かったです(ちょっとやりすぎかもしれませんが)。
見ごたえはありますが、次回はもういいかな、といったところです。
次作を待ちたい
日岡が最初だけかっこよくて、あっという間にぐだぐだになったのが残念。エスが危ないのを分かってて、あんな何も工夫しない隠ぺい工作しないバイオレンス一辺倒やくざのところにいつまでも潜入させとく理由がないので、イライラする。そういうところも含め、ストーリーが粗い。前作は荒っぽいけど粗くはなかった。ちゃんとネタ振ってそれを後で回収したりして客を楽しませていた。本作は同じ料金を取ってはいけない脚本だと思う。
村上虹郎は追いつめられる役が上手。本人がこの役は「花形」だと言っていたけどそうだと思う。存分にやっていて見ごたえがあった。鈴木亮平も暗くて迫力があっていい。日曜劇場が楽しめなくなりそうだけど。
とにかく次。これは原作なしに、前作が好評だったから作っちゃった映画だと思うので、次を楽しみに待つ。役所広司がいないとダメとか言わせてないでよ。面白いの作ってほしい。
繋げる美学と破滅の美学
平成の世に死に場所を求める狂犬・上林と大上から受け継いだナワバリを傷だらけになりながらも必死に守り続ける日岡。
破滅の美学を貫く上林が、単なる狂犬のように見える平成において、実は作中で唯一無二の仁義を貫く極道だ。
警察組織の枠組みの中では、到底日岡に勝ち目は無い。
どこまでも追いつめられていく日岡を、チンタが、上司が、同僚が、孤独にしていく。
ただ、やっぱり脚本は前作のが上。
アクションは今作のが多いが、なぜこんなことをこのキャラクターがするのか、分からないところもあった。
日岡、というキャラクターは今後、狂犬の眼へと続いていくのか。まぁ次回作があったとしても、次も日岡は引き立て役だわな。
タイトルなし(ネタバレ)
・2大ヤクザは手打ちでビジネスヤクザになっていた。
・敵ヤクザの右腕の鈴木が出所し、ビジネススタイルに反発し、身内で殺しを始め、親父を殺した刑事と敵対するヤクザを標的とする
・実は松坂はスパイを敵ヤクザに送り込んでおり、しょぴこうとしていたが、新聞社のせいで素性がバレ、スパイは殺さ、松坂も狙われる。(もっとも筧を殺した時点で鈴木を逮捕出来たが、警察は松坂を消したいため揉み消していた)
・鈴木はとりあえず敵対するヤクザを潰しにかかるが、松坂と遭遇し、なぜかカーチェイスして最後は松坂に殺されて終了
((((;゚Д゚)))))))ターミネーターです。
刑事日岡の暗躍で手打ちが済んだ広島のヤクザ社会にかつての武闘派上林が出所、両組織ばかりか警察をも破壊していく、、、、、立ち向かう日岡だが、、、、。
鈴木亮平演じる上林、、、とにかく巨悪!!何かどこかに正義の心があるのでは?その優しい笑顔には訳があるんじゃ?幼少期の育ちはが悪いだけで実は?、、、、、、、、、、、、、、、いえいえドス黒い悪なのです。凶悪です。
刑事日岡も完全な善ではないにせよそれに立ち向かうのですが、勘がいい上林にやられっぱなし。第3の敵として広島の混乱をわざと導いた身内も出てきて三つ巴の戦いに、、、、。
とにかく
上林のやり方が超汚い、、、、敵の身内から殺していく、、、そして殺し方も汚い、、、目を必ずエグル。どうしようもなし。身内の組長はもちろん刑務所の監察官の家族まで面白おかしく殺します。そして中々死にません。
こんな悪人日本映画市場見たことありません。極悪ターミネーターです。
鈴木亮平演技とはいえドン引きでした。
最後の日岡と小林の決闘は見ものです。ターミネーターとサラの闘いを連想しました。
久々に映画を観ていて『うわぁ!』とか『あちゃー』とか漏らしてしまいました。
大迫力ヤクザ映画で前作以上のパワーがあります。是非ご視聴を!
あっという間に時間が経ちました。さぁ、平常へ戻ろう。私はただの一般市民です!
と鏡のある会場出口を後にするのでした。
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