マスカレード・ナイトのレビュー・感想・評価
全335件中、301~320件目を表示
話は普通に面白いけれど…
話にハズレはないと思っていたし長澤まさみみたさに鑑賞もしたが、それら以上に脇の女優人が豪華すぎる上に見せ場が多く見応え十分だった。この豪華さはテレビでは無理だろうなー。
いやあ、期待通り「実に面白い!」(東野圭吾さんつながり?)作品でした。
最近の東野圭吾さん作品はほとんど文庫化を待って(この辺りが真のファンからは怒られそうですが)読み漁っているので、それぞれテイストは違えどれもとてもよくできたストーリー展開と謎解き、さすが理系出身(某トヨタ系の電装部品会社出身!)といつも驚かされます。
ただ映画化されると前にも別のレビューで書きましたが時々期待を裏切られることもあるので若干心配ではあるものの、シリーズ化した作品は外れ率が低いと確信して過大な期待感をもって臨みました。推理ものは原作を先に読むと失敗することも多々あるので慎重になりますが東野圭吾さんの作品は映像化にあたり原作をどう料理しているかも興味深いので、封切りまでには読破して作品を楽しむつもりで、今回も文庫本シリーズ3作目をずいぶん前に購入して少しずつ読んでいましたが残念ながら半分くらい読破の状態で封切り日を迎えてしまいました。
でもそれが正解でした!小説の前半では犯人が全く予想もつかず、結構考え、悩みながら映画を観ていったため純粋に謎解きを楽しむことができました。さすが東野圭吾さん!今回も見事な設定・展開でうならざるを得ませんでした。
それにしても主役の木村拓哉さん、長澤まさみさんは前回に続き安定の域でしたが、周りを固める俳優陣が素晴らしかったです。特に木村佳乃さんは木村さんらしく、麻生久美子さんは麻生さんらしく、高岡早紀さんは本人も実際このままの人なんじゃないかと思えるくらいのはまり役を見事に演じられていました。
警察側の渡部篤郎さん、小日向文世さん、梶原善さんたちも、ホテル側の石黒賢さん、鶴見辰吾さん(先週WOWOWで『翔んだカップル』を見たばかりなので時代の流れを痛感しました)、石橋凌さん(最近メキメキ頭角を現している娘さんに負けず劣らず(失礼!?))味わい深い演技でした。またお客側のいずれも怪しげなエロ男爵や勝村さん、華丸さんも最後まで真犯人がわからずまんまと騙され続けてしまいました。前作にも増してパワーアップした作品を楽しませていただきました!ありがとうございます。
唯一の心配は長澤まさみさんが小日向さんを「リチャード!」って呼んだりしないかでしたが取り越し苦労でした。このシリーズは今作品でしばらくないのかもしれませんが、来年公開予定の「ガリレオシリーズ」が待ち遠しい限りです。
前作は『ウォーリーを探せ!』じゃなく『さんまを探せ!』状態でしたが、今回はどうだったんでしょう、出てましたか?(動かないけどしっかり出てたでしょ!)
豪華な俳優陣を揃え、見ごたえのある作品で2時間強の上映時間があっという間に過ぎていきました。
実に面白い作品でした
豪華東野ミステリー作品
原作未読だが、前作がとても良かったので、公開二日目に鑑賞。
とにかく登場人物が多く、最初から最後まで目を離せないミステリー作品。出てくる俳優さんがとても豪華。特に小日向文世さんを中心とする木村拓哉さん、長澤まさみさんのドラマで共演して息のあった3人のコンビネーションがとても良かった。前回と同じホテルが舞台だが、制服のデザインを変えることで月日の流れを演出。
後半、それまでの捜査で判明した事実から犯人を絞り込む展開がとてもテンポ良く、観客を飽きさせない。また、犯人と密告者という2人の事件当事者を500人の仮装パーティー参加者から探す展開が新鮮でした。時計の伏線回収も凄いの一言。
ここは原作の東野圭吾さんの威力。前回同様、意味深なエンディングが次回作を期待させる。
それをこれだけのクオリティで再現したスタッフ陣の仕事に感謝したいと想います。
とても良い作品でした。
まさに仮面舞踏会
ストーリーや展開の速さは前作を凌ぎ良質な作品に仕上がっている。登場人物の全てが怪しいのは前作と同じだがヒントを残しつつ観る者をミスリードしあらぬ方向へ導く手腕は見事な演出と言わざるを得ない。続編があるのかは分からないが当作品を超えるとなるとかなりハードルが高くなると思う。木村くんにとってはHEROを除く代表作のひとつになったのではないだろうか。
木村・長澤の名コンビ復活❣ 客でなくお客様
東野圭吾作品の大規模高級ホテル・コルテシア東京を舞台とした『マスカレード・シリーズ』の第3作目の映画化。木村拓哉と長澤まさみのW主演による、映画化としては第2弾。東野作品の大ファンの為、原作は既読。犯人や内容も分かっていた分、誰がどんな役をやるのかを楽しみながら鑑賞。
ホテルというのは、正にマスカレード。豪華なホテルを訪れる「お客様」は、一見、華やかさと幸せを持ち合わせた人々。しかし、その仮面の下には、様々な欲望や嫉妬、怨みが渦巻いている。今回は、そんなホテルで開催される、『マスカレード・ナイト』と称する、年越しのマスカレード・パーティーが犯行現場。
「若い女性殺人事件の犯人が、このパーティーに参加するので逮捕して欲しい」という密告状が、警視庁に届いたところから、新田刑事がまたまた、ホテルマンとなって潜入捜査を始める。そして、コンシェルジュとなった山岸尚美との互いの仕事のプライドをかけた、名コンビが復活し、犯人と真相に迫っていく。
この手の作品の面白さは、やはり豪華俳優陣にある。大物俳優が犯人として演じることが多いミステリー映画。だからこそ、観る者に犯人を悟らせないためにも、俳優陣を豪華にし、誰もが犯人に相応しい設定や演技が求められる。そういう意味でも、沢村一樹、木村佳乃、勝村政信、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、中村アン、田中みな実等、一癖も、二癖もある演者を演じられる俳優陣が、しっかりと脇を固めている。そして、その真相は意外なところから明らかになっていくが、原作を知らない方は、きっと、騙されるのでは⁉️
また、このシリーズの面白さは、新田と山岸とのやり取りにもある。前作で、ある程度互いを認め合っている部分もあるが、まだまだ刑事とホテルマンとしての壁は高く、歩み寄れない歯がゆさが、2人の微妙な距離感を醸し出している。着かず離れずの関係は、今後もヤキモキするところ。
本作は、豪華絢爛な一流ホテルが舞台であるが、ホテルとは、現実を忘れさせ、ひと時の夢心地の空間となる場所。その華やかで淫美な雰囲気を、惜しみなく描いており、スクリーンを通してもよく伝わってきた。きっと本シリーズは、これからも原作も映画化も続いていくと思う。
無難におもしろい
キャストを見たとき、中村アンカッコいい犯人だったりしないかなーと期待してましたが、犯人どころか最初出てきただけでした、笑。でも妖艶で美でした。
さて、序盤人がいっぱい出てきてみんな怪しいって感じで、でも最終的にはみんなこういう理由で怪しかったのねと回収されていくので、シンプルに楽しめます。圧倒的なインパクトとかはなく、なんとなく展開は読めるところもあるけど、犯人はなかなかわからないかもですね。もう1人犯人ぽい男性が欲しかったかなぁ。
キムタクはキムタクらしいカッコよさでした。ラストのいい雰囲気はいる?のかよくわからんですが。長澤まさみはやはり美ですな。
それ以外もみんな好きで上手な俳優さんが多かったので楽しく見れました。木村佳乃、高岡早紀、麻生久美子、田中みな実、みんないいキャスティングでみな美しかったですな。渡部篤郎、沢村一樹などのおじさまのカッコよさも良かったです。明石家さんまもw
ただ3年前に同じ死に方してます、はさすがにあんな珍しい殺し方の未解決時間ならとっくの昔にわかってないとダメ警察ですね、笑。
次世代の山岸尚美も見てみたい‼️
仕事自体を描く目的はなくても、その仕事から伝わってくる矜持、その仕事に携わっている人から発せられる言葉や日常的な立ち居振る舞いの延長から成し遂げられるひとつの達成。
そういう映画が結構好きです。クリント•イーストウッド監督の『ハドソン川の奇跡』は、機長だけでなく、ボートで救助に向かう人なども含めてそこ此処にそれぞれの立場での〝仕事〟をシッカリとやり遂げる人たちがいて、その集積が奇跡を生んだことが描かれていました。
前作の『マスカレード•ホテル』では、山岸尚美に代表される、ホテルで働く人たちの使命感とプライドが心地良く、まるで自分がホテルでおもてなしを受けているかのように感じられるほどでした(なんて言ってますが、長澤まさみさんの素敵な笑顔に魅了されただけかもしれません)。
今作では、それが警察との対立軸として強調され過ぎた感があり、私が描いて欲しかった〝仕事〟とはちょっとポイントがずれているように思えたのが玉にきず。
でも、エンタメ作品としては、安心して楽しめますね。
原作者の東野圭吾さんがこのシリーズを書き続けるかどうか分かりませんが、映画としては、あとふたつくらいオリジナル脚本での続編とかあっても楽しそうです。
山岸さんがアメリカにいるあいだに、後輩女子が育っていて、いつまでも熱い気持ちを持ち続けながら管理職となった長澤まさみさんと少しクールな若手、例えば門脇麦さんとか清原果耶さんあたりとバトル、なんていうのは、ありきたり過ぎるかな?
警察との視点の違いだけでなく、『お客様のため』についての考え方の違いが浮き彫りになるようなストーリーも見てみたいと思ってます。
本作とはまったく関係ない余談ですが、多くの方が讃えておられる麻生久美子さん。機会があれば是非ご覧いただきたいのが、『夕凪の街 桜の国』。この世界の片隅に、と同じこうの史代さん原作の実写版ですが、自分史上最高レベルに涙の溢れた作品です。
ストーリーは酷いが‼️❓女優の演技は半端なく凄いぞ‼️
東野圭吾はたまに凡作があるが、これもかな、それとも脚本が悪いのか。
とんだドタバタな展開です。
犯人の造形も今どきの流行りの感じだし。
ミスリードのやり方も無理矢理だし。
でも、長澤まさみと麻生久美子、それに、高岡早紀。
多分、この映画が最高の演技。
長澤まさみはアカデミー賞五度ほどの日本最高の演技の熟練が見放題だ。
麻生久美子はこの演技を、年末のダウンタウンの番組で観たいものだ、はち切れてるし。
高岡早紀は朝ドラと対照的に妖艶だ。
演技だけならアカデミー賞独占だよ。
キムタクはマクドと日産の時とおんなじだよ、トホホ。
深く考えないで楽しもう。
前作で憶えているのは、さんまが見つけられなかった事ぐらいかな。と思って着席したら、分かりやすく登場。笑ったわ。
相変わらず容疑者が多く、それぞれのエピソードが楽しい。特に怪しすぎる沢村一樹(イコール犯人じゃないよね)に対応する、まさみちゃん。このホテル、客にどんだけ金使わせるんだよ。
ずっと続く警察とホテルの対立、お互いに譲らない姿勢も違和感があっていい。
キムタクもおじさんになったなぁって思いながら、皆さんの顔芸を楽しみました。
真犯人の動機には?でしたが、ちゃんと伏線回収できててスッキリ。最後の2人のやりとりも楽しかったです。
映画としては楽しめたけど…
映画としては楽しめたけど…
正直言って、犯人の犯行理由、犯行方法にはまったくピンと来なかったな。
映画の作り方が悪かったのか、東野圭吾の原作がそもそもそういう感じだったのか知らんけど。
それとキムタクと中村アンのダンスシーンは良かった。
それだけに…。(言えない)
美しい女優陣の競演
警視庁に1通のファックスが送られてきて、都内マンションで起きた殺人事件の犯人が、大みそかにホテル・コルテシア東京で開催されるカウントダウンパーティ「マスカレード・ナイト」に現れるというものだった。パーティ当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した警視庁捜査一課の刑事・新田浩介は、コンシェルジュの山岸尚美の協力を得て捜査を進めていくが、500人の参加者は全員が仮装して顔を隠していたので、捜査は難航した。
午前0時のカウントダウンまでの限られた時間の中、素顔のわからない殺人犯を捕まえようとする話。
ストーリーとしては、そんな理由で殺人する?って感じたが、まぁ面白かった。
キムタク、長澤まさみは相変わらず良かった。
麻生久美子、高岡早紀、木村佳乃、の女優3人とも良い演技してた。田中みな実はもう少し長く観たかった。
能勢さんはんぱねぇ!
画面がどーしてもTVドラマっぽいのは前回同様なのでむしろ馴染んだ感じ。だからかはわかりませんが、今作の方がどっぷり浸り込めた気がしました。
通常だと続編は中々にハードルが上がるものですが(当然コレも)、前作のお陰でむしろスムーズに入り込める、美味しい二作目になっていたのではないのでしょうか。特に警察側の癖の強い面々を自然と動かすには、本来ならだいぶ時間を割きたい所だが、前作がその役割を担っているので、変なブレーキが掛からない。だもんで、ただただ二転三転するミステリーに酔える仕上がりになっていて、中盤以降のテンポアップにもアップアップする事無く、自然とのめり込む事が出来ました。
前作の時にはあまり思わなかったのだけれども、コレは続いて欲しいシリーズになりましたね。オープニングシークエンス等の遊びも含めて楽しみなシリーズになる気がします。
個人的にはやっぱり能勢さん。スッと消えて欲しい時には情報と共にそこにいる能勢さん。どんだけ有能なんじゃい🤣と、思わず笑ってしまう感じは、水面下を全く見せずに優雅に漂う白鳥の様であります。実は滅茶苦茶バタバタしながらあくせくしている、そんなプチドラマをTVドラマでやっても面白いかもですね。視たい。
招かれざる客とプロ達
そういえば昭和のドラマは、ホテルが題材のものが結構ありましたね。私が知らないだけかもしれないが、最近は少なくなったような。華やかなイメージのホテルと、そこを行き交う人の人間模様、その裏方を支える人間味やプロ魂など、ドラマになる要素は多分にある素材だ。
さて、長澤まさみのファンとしては、前作は当然観てる。原作も前回は読んでいたが、今回は未読での鑑賞となった。
前作はてんこ盛りのキャスティングで、それを追うのが目的になりかけたが、今回はキャスト数を少し絞っていたのか、ストーリーを追うのが楽。その分、内容に色がついたようで、個人的には本作の方が楽しめた。圧倒的な物量の前回に対し、今回は質に重きを置いた感じだ。単純な2作目というより、前作で出来た下地をうまく使って、再度織り上げた作品という印象だ。
物語は、客をもてなすホテル従業員と、犯罪者を炙り出す警察官という相容れない職業的プロが対立しながらも協力して、殺人犯を探り出すという内容。大晦日のその日は、マスカレードナイトと称した仮装パーティー。怪しい人々が続々と集まる中、顔が見えない上に手がかりも乏しい中、その中に紛れ込んだ犯人を追う。2重3重の伏線が張り巡らされ、誰もが怪しく思える。
木村拓哉はいつも通り、そのまんまの立ち居振る舞い。相棒の長澤まさみは、真面目すぎなホテルマンを好演。相変わらずの朗らかさなれど、少しアクが抜けすぎていたか、”らしさ”が弱かった感じがした。冒頭何故か木村拓哉とタンゴを踊っていた中村アンは見事なキレのあるダンスを披露。また、重要な役どころに麻生久美子など、個人的にお気に入りの女優さんが揃い踏みなので、かなり得した気分。
その他にも、小日向文世、沢村一樹、渡部篤郎、勝村政信、木村佳乃、高岡早紀など、主な役どころは役のイメージ通りの俳優陣でがっちり固めている。推理ドラマながらも、それぞれ短い時間ながらきちんと情報を伝え切るので、澱みなく物語が入ってくる。
仮装で顔が見えないという設定の妙は、残念ながらあまり活かされていなかった。また、犯人特定の詰めは少し強引な感じがして、サスペンスとしては少し浅い感じはあるが、前作ではせわしなさが物語をスポイルした印象があったため、テンポ、展開など、今回の仕上がり具合が丁度良いと感じた。
内容的には「プロフェッショナルの流儀」などが好きな方は、共感できる作品でしよう。
今週(9月17日の週)では本命になりそう。
今年123本目(合計187本目)。
※ この前に「劇場版 free! 前編」を見ていますが(今日は会社の午後有給促進日だったので、午後3本見られたのです)、この映画にレビューの需要はあまりないと思うので、飛ばしています。
さて、こちら。舞台はホテル…といっても、1泊6000円とか10,000円とかという水準ではなく、おそらく1泊10万円くらいするんじゃないか?という超に超がつく超高級ホテルが舞台のミステリーもの。
このような事情があり、誰が犯人だの動機がああだの少しでも触れると、ネタバレありにしようがどうしようが、一回みたら「終わり」なので(このサイト、ネタバレ「あり」の場合でも「本当に表示しますか?」は1回しか出ない)、極力それに触れない方向で触れていきます。
ある不可解な殺人事件から始まる、警察とホテル従業員のやり取り。その中で、その超高級ホテルで今夜(映画の設定内では、12月31日。つまり、カウントダウンをやる年越しの日)にまた何かやりますよ??という不穏当な挑戦状が届き、さて警察とホテル従業員が強力して犯人捜しを始めようとしたら…この日は「仮装して躍る」パーティが催される日。これじゃ誰が誰なのかさーっぱりわからないという状況。このパーティの予告もかなり前からされていたのか、会場には何百人も。これじゃ犯人探すの難しいよね…と思ったら、あるひらめきから…という趣旨のお話です。
どうしても映画の内容的に「ミステリーもの」という分野になるので、「ネタバレあり・なし」の概念が存在しにくいです。ただ、これから見る方の楽しさをスポイルする(奪う)のは良くないことなので、そこは割り切って、「いいね」「参考になった」が少なくても、情報少なめにします。
評価にあたっては、下記が気になったものの、ここまで言うか…というのは正直思ったので、減点0.1扱いでフルスコアにしています。
-----------------------------------------------------------
(減点0.1) このように、事件はホテルの中でおきますが(ホテルと警視庁本部?以外の場所はほとんど出ません)、そのような事情のため、当然犯人はもちろん、実名が知られたくない方は、実名で宿泊するわけがなく、匿名だったりします。このことが捜査を複雑にさせる要素になってます。ただそれは「当たり前すぎるトリック」です」。(それすらもないと、30分でおわっちゃう…)。
ただ、実際にリアル世界でホテル・旅館に宿泊された方は、宿泊時(チェックイン)に、氏名などを求められた経験がおありだと思います。これは「宿泊業法」という法律で、そうするように定められているのです。
(参考/旅館業法)
第六条 営業者は、厚生労働省令で定めるところにより … 宿泊者名簿を備え、これに宿泊者の氏名、住所、職業その他の厚生労働省令で定める事項を記載し、都道府県知事の要求があつたときは、これを提出しなければならない。
2 宿泊者は、営業者から請求があつたときは、前項に規定する事項を告げなければならない。
→ 宿泊者には告げる義務がある、ということ。
実は「職業までかけ」と書いてあり、実際、リアルで宿泊された方は「氏名や電話番号ならともかく、なんで職業までいるの?」ということになりそうですが、根拠はここです。そして、虚偽内容を書くと、
第十二条 第六条第二項の規定に違反して同条第一項の事項を偽つて告げた者は、これを拘留又は科料に処する。
…ということで「拘留または科料」という、まぁ、もっとも軽い罪の類型ではありますが、ちゃんと実は「嘘を書いちゃだめよ」は、あったりします。
※ この行政法規、地味なのですが、長期間解決していない重要事件に「犯人がなんとかホテルにいるらしい」とかというとき、「偽名を使っている」という場合なら、まずこっちで警察までひっぱってくる(俗にいう、別件逮捕)こともあります。
もっとも、日本で「特にやましいことをしていない」人が、そもそも偽名を書いたり、仮に書いても警察がいちいち検挙するとも思えませんが(マニアすぎる…)、「ホテルに宿泊するとき偽名をかいちゃだめよ」という点は、ちゃんとエンディングロールで入れるべきだったのではないか…と思います。
-----------------------------------------------------------
キムタクの存在感!!
いや〜正直鑑賞前は、「キムタクも全盛期過ぎたしこんな豪華俳優陣を相手に存在感出せるか?」って思ったけど、やっぱこの人は別格だわw
みんな同意すると思うけど、演技力に関してはこの豪華キャストの中では下から数えたほうが早いけど、それを弾き飛ばすほどの圧倒的オーラ!!
今の若手にこのオーラを出す俳優はいない!!
さすが。
一言、面白かったです。見応え十分でした。
登場人物もベテラン俳優多数の豪華キャスト。
ただ、名前や役を理解するのに苦労(笑)
悪役ミステリアスのポジションを得意とする女優も一同に集合。犯人のアテが中々つかない!👉面白い。
また次回があれば観たいなと思います。
無理とお応え出来ませんは同意。
高級ホテルで働く有能ホテルマンと、潜入捜査をする優秀な刑事の衝突と共闘の話で、マスカレード・ホテルの続編。
とあるマンションの一室で起きた殺人事件の犯人が、大晦日に行われる仮装カウトダウンパーティーに現れるというタレコミFAXがあり、警察が潜入捜査をするというストーリー。
冒頭の事件の状況説明とFAXの件から既にグズグズのツッコミどころ満載だけど…まあエンタメ重視でコメディ要素もあるドラマだしね。
そしてホテルでのパートになり、怪しげなメンツの紹介がある程度済んだと思ったら、ヤケに2人にフィーチャーしてみせていくし、なんだかエンタメの割に淡々としているし、何より面白味が無くワクワクしない。
スリリングなイベントが何一つないし、犯人は誰だ!?とはならないんだよね。
そして山場で急に話が動きだしても、突然湧いて出て来た話で取って付けた感満載だし、更に種明かし供述をされても、それって全部後出し後付けじゃないですか。
ホテルマンのサービスがどうのという件はバレバレだし。
雰囲気は悪くないから最初から最後まで退屈とまでは言わないけれど、面白かったとは到底言えない作品だった。
タイミング的にもパーティー会場に深キョン紛れ混ませるぐらいの度量があればね。って流石に難しいかw
テレビ局が噛んでいるのに
制作にテレビ局が噛むと、所詮テレビドラマの延長上で、せいぜいスペシャル枠ぐらいに撮られるのが関の山の内容になってしまうと勘違いしてた。同日に観たテレ朝が制作に加わった映画を先に見てたこともあるし。でも、こちらの映画は舞台設定が豪華だし、脚本も考えられてたと思う。前作を観ていないので、お馴染みらしい人物設定が最初は不明だったけれど、完全にわからなくても楽しめる。前作もレンタルしてみようか。
ストーリーは、推理が二転三転して、はぁ?そいつが真犯人?でも、そいつは無害じゃなかったのか?なるほどね、そう来たのかぁ。ただ、その真犯人の告白の内容と仕方が不自然だったのが残念。でも、この犯人を言い当てられた観客は居たのかな。あと、腕時計もそこにつながるのか。繰り返しになるけど、よく練られたストーリーだと思う。ああ、原作小説が良くできていたのかも。
ところで、初めての動く木村拓哉。思ってたのと全く違う。ファンからは怒られそうだけど、うまい演者じゃないか。別に敬遠していたわけではないけれど、ドラマや映画では観たことがなく、今回が初見。で、当たり前だが何をやってもかっこいい。セリフや動きも決まってる。でも、たぶん、どんな役を演じてもかっこいい木村拓哉なんだろう。もしかすると、本人の意に反してこういう警察官、弁護士、医者役しか回ってこないのかも知れないけど。実は心優しい人でしたというニセの悪役でなく、シンから腐った本物の悪者やってみてくれないかな。私にとっては最初の木村拓哉主演映画鑑賞だったけど、本当に良い俳優だなぁと感心。
全335件中、301~320件目を表示