マスカレード・ナイトのレビュー・感想・評価
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まさに、またですか。
構成がまさに「またですか」の前作マスカレード・ホテルと同じ展開。
木村拓哉さん演じる新田刑事と長澤まさみさん演じるホテルウーマンの山岸尚美のバティが次々と現れる豪華キャストの怪しい客の中から犯人を探してゆく。
この水戸黄門ばりの同じ展開は嫌いではありませんが、ただ肝心の事件の謎解きが前作よりちょっと面白くなかったので前作の☆4個から、今作は☆3個にさせていただきました。
ところで前作のラストでふたりはハッピーエンドと思っていたのですが、あのディナーのあとふたりは進展していなかったのですね。今度こそ進展してほしいと思うのですがはたしていかがでしょうか?
長澤まさみさんは、様々な役柄を演じられる女優さんですね。さすが昨年の日本アカデミー賞の最優秀女優、今作の真面目で優秀なホテルウーマンもお見事でした。
年取ったとはいえキムタクはカッコいい。ただ、最後に犯人が企てた犯行が未遂に終わった事由は古臭くて醒めてしまった。
やっぱり騙されるね
良くまとまった良作。キムタクカッコ良い。ただ犯行動機にはムリやり力技感が否めない。
映画は娯楽。その意味で、警察の捜査も、ホテルマンの業務も現実的ではなく、飛躍しているのも別に良い。
基本、ファンタジーの世界だから・・
キムタク。木村拓哉のドラマも、映画も、今まで意識的に観てこなかったが、木村拓哉この人、いい男だねぇ。歳とっても。長澤まさみとw主役だけれども、その眼ジカラで圧倒的にキムタクが主役。
前作は観てないけれども、観ようかなと思わせる熱演だ。ホテルの舞台描写も秀逸で良い。テンポも良い。ただ人物がいろいろ入り乱れ錯綜するのも良い。
しかし肝心の反抗動機が無理くりのチカラ技。・・・はぁ???何デスかぁと思った。
実際世の中の推理小説、ミステリーとかの謎解きは殆どが、映画も小説もチカラ技のケースがほとんどで、そこが作家の難しいところだから、仕方がないと言える。許容範囲。まあテンポも雰囲気もデザイン的にも良いので観て損はない。
ただもう少し錯綜する人物関係見やすく整理できた感は否めない。イマイチ仮面舞踏会を舞台にする理由がわからないし、そもそも犯人当初から絞られているのだから。まあ大きい舞台動かすのなら007みたいなスリル感が欲しいところ。
映画館フル回転で1日何回上演してるんだよと思ったが、
コロナと台風予測にも関わらず、飛び飛びの席だけれども、5、6割の入りで善戦している。以下は余計なボヤキです。長澤まさみの業務中のスマホ通話も含めて・・
当たり前だが、事件を匂わせる、ネットでの通報「死体があるらしい」は現実の警察も確実に動くだろう。しかしながらFAX の「犯人が不特定多数の中に現れる。」って・・そんな爆破予告とか、犯行予告に当たらない情報、クズ情報であって、警察は取り合ってくれないよ。当たり前だ。
それからホテルマンは信用が地に落ちるから、信用第一であるから、明らかに犯行予告でない限り、警察に協力なんてしないし、顧客情報漏らしたりはしない。一流ホテルなら尚更、業務中の私語すらない。逆に、いちいち「外の看板が邪魔」なんて客、常連の上客でない限り、「できないものはできない」って拒否するよ。一々風船あげて、その分の人件費コストがバカバカしくて、宿泊お断りケースだろう。ホテルは所詮、商売なわけ。
お客様のためとは言えやりすぎなのでは
マスカレードナイト
原作未読、前作は映画鑑賞後に原作を拝読しました。
感想を一言で言うなら…
「前作の方が面白かった」です。
前作は初めて、刑事がホテルマンに扮するという事で
全てに置いて心持ちの異なる職業という
そのギャップ、互いの主張の違いが面白かった
のですが…
今回は2回目という事で、ホテルマンとして
完璧ではないまでも熟せてしまっている中での
潜入捜査の為、面白味に欠けている印象でした。
仮装パーティーの為、人がとにかく多く
多いが故に、分かり難く、事件も今ひとつピンとこない。
そもそも何の事件なのか…
ストーリーがパッとせず、山場は?と思っている間に
エンディング…そんな感じでした。
はじめの長い長いダンスシーン…
たぶん最後に関係してくるんだろうなぁ…と思いながら
観ていましたが…やっぱりね。っと
パーティーだからダンスもあるでしょうけど
けどね…そんなに長く観せる必要性を感じられない
小説の方が面白い作品なのかもしれませんが
前作と違って、原作を読んでみたい!とまでは
思えない内容でした。
命を守る刑事と仮面のお客様を守ろうとするホテルマン
おしいなぁ.....
キャラものへシフト
構成・脚本が上手いと唸った前作よりも、良かったです。
新田(木村拓哉)と山岸(長澤まさみ)が、互いの仕事の姿勢に対して理解を深めて、リスペクトしあう関係性になっていたのが、物語の推進力になっていて観やすかった。
また、前作にあった「テレビスペシャル」っぽい安っぽさの問題点も、比較すればかなりクリアされていて。
特にホテルのCGが自然な感じに仕上がっていて、クオリティアップ。
前作同様にショートエピソードは多かったものの、メインの事件に集約していく爽快感もあるし、脇の豪華配役が主張しすぎず、かくし芸大会っぽさが抑えられていたのも評価アップ。
ミステリー映画の場合、犯人が誰かが「豪華な配役」で登場した瞬間にわかる欠点が普通はあるのだが、本作の場合は豪華配役がカモフラージュとして効果的に機能していました。
ただし、前作を観ていないとキャラの関係性を理解しにくいのが難。
それと、犯人の動機にいまひとつリアリティがないのだが、これは原作由来で仕方ないかと。
あとは、シリーズものにありがちな傾向ですが、かなりキャラものへシフトしたともいえるので、キムタクの演技への好み(特に拒絶感の有無)が、本作の好き嫌いに直結しやすそうとも思いました。
原作小説の二作目は、新田と山岸の個別の過去を紹介する短編集だったんで、映画になるのはこの三作目で納得ではありました。
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