劇場公開日:2021年8月20日
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解説
村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督・脚本により映画化。舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。主人公・家福を西島秀俊、ヒロインのみさきを三浦透子、物語の鍵を握る俳優・高槻を岡田将生、家福の亡き妻・音を霧島れいかがそれぞれ演じる。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞したほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞。また、2022年・第94回アカデミー賞では日本映画史上初となる作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げたほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞とあわせて4部門でノミネート。日本映画としては「おくりびと」以来13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した。そのほか、第79回ゴールデングローブ賞の最優秀非英語映画賞受賞や、アジア人男性初の全米批評家協会賞主演男優賞受賞など全米の各映画賞でも大きく注目を集めた。日本アカデミー賞でも最優秀作品賞はじめ、計8冠に輝いた。
2021年製作/179分/PG12/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2021年8月20日
スタッフ・キャスト
受賞歴
第45回 日本アカデミー賞(2022年)
受賞
最優秀作品賞 | |
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最優秀監督賞 | 濱口竜介 |
最優秀脚本賞 | 濱口竜介 大江崇允 |
最優秀主演男優賞 | 西島秀俊 |
最優秀撮影賞 | 四宮秀俊 |
最優秀照明賞 | 高井大樹 |
最優秀録音賞 | 伊豆田廉明 野村みき |
最優秀編集賞 | 山崎梓 |
ノミネート
新人俳優賞 | 三浦透子 |
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第79回 ゴールデングローブ賞(2022年)
受賞
最優秀非英語映画賞 |
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