総理の夫のレビュー・感想・評価
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身近なことに置き換えて考えられる
映画としては、笑って泣けて、対立や陥れる人はいても許しがあり、観て元気になれる映画。
中谷美紀さんの総理としての、冷静な態度、振る舞いが美しく、神々しささえありました。
選挙演説の際は、こんな信念を持つ政治家がいたら!と思うのと同時に、投票する側も目先の個人の利益だけで考えてはいけないな、と思いました。
田中圭さんの状況に戸惑いながらも、妻を愛し、支える姿は、コミカルで軽快で、愛らしかったです。
どんなことでも、きちんと考えて、誠実な対応をしている姿に、ただただこの日和というキャラクターへの好感度・信頼感が増しました。
全編通して、妻を愛する夫の目線で進んでいくので、非常にわかりやすかったです。
冗長になりすぎていないのは、お二人の表情での演技で、
どういった感情の流れなのかが伝わってくるからだと思います。
周囲を取り巻く人々の、個性的なキャラクターも、みなさん素晴らしい演技で、それぞれが思っていること、実現したいことが伝わってきて、その頑張る、思いやる姿に感動しました。
総理大臣とその配偶者というところは特殊な設定であるものの、例えば子どもが受験、試合、配偶者が仕事の繁忙期、成し遂げなければならないプロジェクトがある、家族の誰かの体調が悪いなどは、多くの人にとってあることで、その場合何ができるのか、自分だったらどうするのか、というところを考えさせられました。
いろんな立場で楽しく観られるので、老若男女におすすめしたいな、と思いました。
こんな総理カッコイイ!
原作も読んでいないので、面白さがいまいち分かりませんでした。中だるみもあり、つい時計を見ました。
でも中谷美紀さんは美しく素敵で、弱者を助けたい気持ちから政治家に又、総理になったと言う思想はとても素敵だと思いました。
田中圭さんは優しさと人の良さが滲み出てて良かったです。政治家の妻には癒しの存在ですね。
女性が男性と同様に政治や仕事をするのはとても難しいと思いますが、妊娠出産に関しては、法律や世の中の人皆んなで守らなければならない事だと思います。
クールビューティー凛子総理
劇場公開が絶妙のタイミングでした。中谷美紀がどんな演技、どんな総理大臣を演じるかどうかだけが見どころ。女優中谷の私生活が相まって、独特の知性的な演技と美貌は素敵でした。間を取って語る日本語は美しく、人前での姿勢は凛としたオーラがありますね。これから、政治家を目指す女性は見習いたいところです。
映画そのものは定番で、田中圭は引き立て役で、まあいいかというところですね。政治の話なので、増税論などの政策や権謀術数の話もありますが、凛子さんの頑張りに免じて流すことにします。
ともかく楽しめました。
This movie makes me happy
夢をみさせてくれる、希望がもてるは、ちょっとしっくりこない。英語の「make me happy」と表現するがぴったりの映画だった。
中谷美紀はすばらしい好演で、それを田中圭の気取らない、自然な演技と調和してとってもよかった。
2度目を映画館で観てきました。ストーリーがわかっているので、じっくりと鑑賞。すっかりヒヨラーです。
日本に総理の夫はいません!
最初はこの二人なので見たくなかったというのが正直な気持ちです。でも、ハマり役でした!最後は自然と涙が溢れ出しました。夫は田中圭さんじゃなければダメだし、総理も中谷美紀さんじゃなければダメですね。近い将来の日本に期待!
結局選挙の顔にしかなれなかった女性総理
原作があるだけに、けしてオチャラケ中学生映画ではなく、
まっとうな娯楽映画で、解りやすくて肩の力を抜いて無難に観れる良い娯楽映画でした。
役名は解りやすくて便利でした。
撮影等は無難に娯楽映画しているので、無問題。
総理の最後の登場時に呼びに来たのは、貫地谷しほりさんなのでは?
主役の中谷美紀さんは言うまでもなく、良い役者です。
この映画を観たら、総理繋がりで「記憶にございません!」を観るといいと思います。
気楽に観れます。
お金と時間を無駄にするだけの映画
中身がまるでありません。コメディに吹っ切れてるわけもなく感動もなく特に何も起こらずただダラダラダラダラ。田中圭のいつもの頼りないキャラの演技もくどい。早く終われと思いながら見ていました。
評価に騙されました。なんでこんなに評価が高いのでしょうか?観客の年齢層高めだったし、田中圭のファンと年配の方にはウケているのかもしれませんね。
いつの日か現実でも女性総理を
日本初の女性総理が誕生しなかった日に鑑賞。
中谷美紀と田中圭のファンが観る映画。
あ、この映画観たらみんな中谷美紀のファンになるからいいか。
(中谷美紀でなかったら観れなかったかも)
大切なメッセージはしっかり伝わっています。
しかし、もっと何回も観たくなるようにお洒落に作ってくれたらなぁ。
中谷美紀さんがきれい。中谷美紀さんが、総理大臣になってもらえば日本...
中谷美紀さんがきれい。中谷美紀さんが、総理大臣になってもらえば日本もきっと変わるね。世間知らずの御曹司のボンボンの日和、こんな人いるの?と思うくらい。こんなにきれいで、頭のいい凛子と夫婦なんて…
年齢や性別に関係なく楽しめる、これぞ映画です。日和の母親が「夫婦に子どもができて、なぜこの国は、こんなにも大騒ぎになるの」と語り、本当にそう感じました。文句をいいながらも、日和、凛子夫婦を認める母親を余貴美子が演じていて、気持ちいい。劇中の着物、素敵です。また凛子と敵対する党首、原九郎を岸部一徳が演じていて、くすくす笑えました。
楽しめました
思ったより面白ろくて、楽しめました
終始コメディかと思っていましたが、
総理の演説とか感動シーンもありました。
総理の周りをかためるキャスト陣も、
個性があり、良かったです
中谷美紀、田中圭のキャスティングが
今回の映画に凄くハマっていました
いつか日本も初の女性総理が誕生することを
願います
いまいちスカッとしない、昭和の発想の邦画。
結局、総理の凛子が妊娠した途端、辞任してしまい、一体これまでの主張はなんなんだと唖然としました。
女性の社会的活躍、少子高齢化対策、誰1人取り残さず、「未来をあきらめない!」と言っていたのに、なんでそうなるのかと。
一応、出産して子供がある程度大きくなって手が離れてから、政治に復帰するようですが、
女性は妊娠したら、仕事を辞めて家庭に入り、子供を育てて専業主婦にならければいけないという、昭和の発想なんですかね?
途中で凛子が言っていたように、無理な時期には代理を立て、夫をはじめ周囲の人間が「凛子総理を取り残さない、未来を諦めさせない」政治を実現してこそ、主張に筋が通るでしょうに。
なんとなく主人公が駆け出して、会見に割り込んで長台詞を言って、なんかいい雰囲気になって、感動しかけましたが、冷静に考えるとダメでした。
凛子首相の増税論もそうですが、全体的に昭和の香りが鼻につき、「今は平成どころか令和の時代だぞ」と思いながら見ていました。
なんとも言えず、スカッとしない映画でした。
全体の評価としては、思想やテーマに違和感を感じるものの、まあ一応、映画としては成立しているので星2にしておきます。
東宝はどうした?
東映と日活が配給する本作は、原田マハの原作。今年松竹が送り出した「キネマの神様」もそうだった。しかし彼女の真骨頂は、アート界や作品の謎に迫る、ペダンティックなミステリーだと思うのは僕だけではないだろう。とはいえ映画的には理屈っぽく地味になるのかな。登場する、中谷美紀演じる女性総理は111代と設定。いままさに100代総理に高市早苗と野田聖子が挑戦している。まあ、タイムリーなのだろうな。
中谷美紀のひっひっふー、ひっひっふーが見たかった
総勢4人の男女混合の自民党総裁選が決まらないうちにと思って観ました。
こっちの方のパロディ映画の方が面白いかも。キャストをちょっと考えました。河野→石原良純、岸田→小泉孝太郎、高市→天海祐希、野田→石田ゆり子、政治記者→佐藤浩市、カメオ出演石破茂。小泉進次郎。
どうでしょう。
この映画は
政財界と関わりのない(むしろ避けている)鳥類研究所に勤務している鳥類学者の男(ひより)を主人公にした原田マハ原作の映画。この監督の映画は初めましてです。
「記憶にございません」では最後に総理SPに抜擢される若い警官役の田中圭が主演。財閥の御曹司で、護国寺・音羽の広~い敷地の自然豊かな御殿に住んでいる。実に羨ましい。飼ってるオウムがピンクで口下手なひよりの代わりにしゃべるのがちょっと面白い。兄のCEO役は愛之助。会長の母親役は余貴美子。どちらもメイクアップがステキ。
美しすぎる総理役は中谷美紀。直進党という小さい政党の党首43歳。岸部一徳扮する(というかいつもの)大型政党の党首、原久郎(はらくろう:腹黒)に担がれ、夫が釧路湿原に行って調査している一週間ほどの間に連立政権の女性総理になってしまった。総理公邸に引っ越すことに。ひよりは党の広報室の秘書(貫地谷しほり)に専用スマホを持たされ、行動を完全に管理されている。
鳥類研究所の名前は善田(ぜんだ)で所長は木下ほうか。木下ほうかがぜんだと言うと、ぜんら(全裸)に聴こえる。研究所の若い研究員役(松井愛莉)に自宅の蔵書を研究論文作成のために見せてほしいと言われ、スマホを研究所の机の引き出しにしまい、自宅に二人だけで戻ったところを写真を撮られ、スキャンダルネタとして週刊誌に載せるといわれるが、原久郎が政治記者に仕掛けさせた嫌がらせで、秘書と総理の妻に助けられる始末。はらくろに対して、大人の対応でかわす中谷美紀がステキ。そして、妊娠発覚。解散総選挙中の悪阻(つわり)がつらそう。選挙は秘書の阿須加が山形3区に立候補し当選するなどで圧勝。酒田の漁港での選挙運動シーンがありました。第二次政権を擁立するが、切迫流産を理由に総理を辞任することを決心するが、会見場にひよりが乱入し、妻の政治への思いと感謝を声高らかに披露して、大団円。次期総理は嶋田久作だった。
娘が少し大きくなって、またもや、「私が総理になったらあなたは何か不都合ある?」でエンド。
お産のシーンは皆無でした。
ラマーズ法でやってくれなくちゃ!
ナマーズ法?
ナじゃないよ。ラ、全裸のラ。
中谷美紀の
ひっひっふー、ひっひっふー
が見たかった。
旦那さんも、一緒にといわれ、
田中圭、過呼吸で倒れる。
そして、双子が生まれて、田中圭が育休を取るところからのドタバタ劇。
コロナのせいで、街中でロケができないのとエキストラを集められないためか、ちょっとチープ感が目立っていました。よく言えば、コスト削減。徹底節約。貫地谷が田中圭を乗せて送り迎えする車窓のボヤけた風景は東映の撮影所の近所で、多磨墓地内の道路だったりする。貫地谷さん免許ないの?かと思ってしまった。東映、日活のダブル配給なんですがねぇ。国の予算もこのくらい緊縮財政でお願いします。
夢物語だけど・・☆
まぁ、コメディだろうな・・でもたまには楽しくみようくらいの気持ちでの鑑賞だったが、
なかなか思ったよりも別の意味で面白かった。
他の方がコメントされているように、まさに総裁選挙の真っ只中。。
しかし、当然ながら現実は相変わらずの不毛な状況。
物語は、中谷美紀演じる相馬凛子が日本初の総理大臣に抜擢され、それに
右往左往する鳥類オタクの夫役の田中圭が右往左往しながらも支えていく
話し。
田中圭は、最近のフジTVの医者役のシリアスな感じではなく、「おっさんずラブ」を
思い浮かべるようななんとも良い人。
それよりも何よりも、中谷美紀がある意味理想の政治家のような演技。
切れも説得力もある答弁に、フィクションとはいえ聞き入ってしまった。
工藤阿須加はいつも通り、貫地谷しほりはやはりこういうポジションにぴったり。
嶋田久作、余貴美子、片岡愛之助の存在感も良い。
でも、映画の中しか今の日本ではありえないなぁ・・夢物語。
岸部一徳の原久郎よりも、ずっと腹黒い人達が仕切っている世の中。
日本って、後進国としみじみ思わされる。。
財務省推薦(増税緊縮推進)作品ですか?
内閣総理大臣
行政権の属する内閣の首長で三権の長
国務大臣の任命
国会に議案を提出
一般の国務および外交関係を報告
行政各部の指揮監督をする大臣
通称「総理」
そんな仕事に女性が就任したらどうなるの?というテーマの今作
正直あんまり観たくなかったんですが時間の都合でとりあえず観賞
ちょう自民党総裁選で今100代目の内閣総理大臣の
選挙を行っているところですが本当に女性総理誕生の
可能性もあるため割とタイムリーな映画になりました
でどんなだったかというと…
こうした政治の世界をテーマにした映画として
一番やったらマズいことをしてしまってる
映画だったと思います
というのも主人公の妻の総理になる相馬凛子
の政党の主張をへんにリアルに弄りすぎて
ノイズになってしまっているところがあります
政治における政策というのは誰の何であれ
とりあえずメリットとデメリットが存在し
賛同する有権者らの票決まっていきます
それは時勢で変化するものでもあります
それが映画内で正義と悪を戦わせる図式にとって
非常に邪魔になってしまうのです
この映画の相馬凛子総理はシングルマザーの子育て支援
など福祉の充実を訴え支持を集めていますが
そのために消費増税を公言しており
そんな総理を熱狂的に支援するというありえない
構図が出来上がっています
一応連立する巨大与党が国民から批判されやすい
増税を凛子にさせてその後自分が総理の座に座ろう
という策略があり選挙活動中に増税に
文句を言いに来る商店街のオッサン等も
出てくるのですが増税緊縮路線を良しとす方針を
確信犯的に推している事になります
…この映画は増税緊縮を推す財務省推薦作品か?
とスタッフロールで探してしまいました
日本の借金が1200兆あるからもう借金できない
緊縮財政が必要とかテレビで池〇彰あたりが
よく煽ってますが
日本の借金は他国にしているわけではないので
いつまでに返さなければいけないこともないです
例えば山田太郎君がお母さんにお腹が減ったので
1000円借りました
では山田家の借金はいくらですかといったら
0円ですよね
「借金は良くない」から太郎に1000円貸すのをやめて
貯金しようというのが今の財務省の方針です
ではそれを続けて太郎君が餓死したら
山田家の将来はどうなるでしょう
日本国内の資産が1200兆あれば全然問題ないし
そんなに資産あるかって言ったら十分あります
借金は信用の裏返しなのです
借金が悪で借金が多い会社が良くないというなら
日本で一番借金多い会社どこだと思いますか
トヨタ自動車ですよ
問題なのは小手先の消費増税とか国会ですぐ出来る
法案ばかりいじって大元の法案の見直しが一切
出来ないへっぴり腰の政治を改革とか言ってる
現実です
国防費を削いで福祉に回せとかバカしかいません
緊縮増税で借金も資産もないただの荒れ地を若者に
残すのが今の財務省のやり方です
映画の主人公側をよくそんな主張側に回すわ
と製作者の見識を疑います
とにかく全く共感できない政策の女性総理を
狂信的に支持する愚民と言う図式はこの映画の
「もし女性が総理大臣になったらどんなに大変か」
というものとそう関係がありません
むしろ美人ならなんでもいいのかと言う
フェミニスト界隈を怒らせそうです
そして総理の夫役の田中圭ですが・・
この人の演技が個人的に全く琴線に触れません
前観た「ヒノマルソウル」でも感じましたが
いつもコントの演技にしか見えてこないのです
それくらい感情表現もワンパターンで
鳥類研究にしか興味がないオタクじゃなくて
ただのサイコパスにしか見えなくなってきます
なんでこの人ってこう重用されているんでしょう
別にアンチじゃないですがこの人よりうまい
俳優は他にたくさんいると思います
個人的には増税派に仕立て上げられた結果
選挙でボロ負けして失意にあるところを
夫に励まされて再びビールケース乗って
演説するとこからやり直すといった終わり方の方が
リアルで良かったと思います
予想通り
ストーリー展開も俳優陣の演技も予想通りでした。
楽しく観れて満足なんだけれど、ほんの少しは裏切られる部分が欲しかったかなという感じです。
各俳優さんが演技で役柄になっているというより役柄に最適な俳優が選ばれているという印象。
中谷美紀さん演じる総理の言動は憧れの女性そのもので
素敵でした。見習わなきゃ!です。
働く女性とそのパートナーに観て欲しい映画
予告からコメディに振り切った映画かと思って観に行ったら、クスっと笑いつつ予想以上に働く女性の気持ちを真摯に代弁した作品になってました。
中谷美紀の存在感が日本初の総理大臣という肩書に説得力を与えているし、その夫の田中圭は頼りないんだけど根っからの善人という役がぴったり。
自分を女性という括りに縛り付けない夫は、政治の世界に生きる妻にとって心から信頼できるパートナーなんだろうな。
見終わって気持ちがほっこり暖かくなる映画でした。
中谷も田中も泣かせる演説に感動!
気持ちの良いエンタメで、最後まで楽しく観させていただきました。感動的な部分は、中谷と田中の演説です。どちらも涙ぐみました。田中の演説は結局、総理辞任を阻止できなかったのですけれど、その後の中谷の生き方に対して、素晴らしいエールになった気がします。また、改めて選挙のエネルギーが何故聞く人を鼓舞するのか、感動させるのかを考えると、その言葉の真偽は別にして、他人のために尽くそうとして戦う人を見ていると、応援したくなるからだと改めて思いました。好きな人を推したいと言う人間に備わった感情だと言えます。さらにこの映画は中谷の品のある美しさが、魅力の半分ぐらいを占めていると感じましたし、本当に国民のために嘘をつかないで誠実で実行力のある政治家が、ドンドン出る時代を切に待望したいと思う映画でした。
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