劇場公開日 2020年11月13日

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌のレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

3.5主演ふたりが柱となって織りなす力作

2021年3月25日
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主人公の”僕”と、母と、祖母。親子三世代におよぶ物語を紡ぐとなれば、それなりの語りの巧さと力量が不可欠だ。その点、本作におけるロン・ハワードの存在は、観る側にとって安心して身を委ねられる最良の材料となるだろう。彼がもたらす映像的なダイナミックさ、さらには森の緑と人間の営みとのコントラストは、一瞬一瞬が色濃く記憶に焼き付く。その物語全般にわたって自分でも制御不能なほど事態をかき乱してしまう娘役がエイミー・アダムスならば、グレン・クローズは「決して諦めるな」「強くあれ」と皆を厳しく叱り抱きしめる防波堤のような存在だ。彼ら二人のもたらす巨大な柱あってこそ、この映画は成立したと言っていい。一方で、2時間に収めようとしたのか、後半は”駆け足”感が否めない。イラク戦争、大学進学の経緯も、全くの言葉足らず。もしかすると必要なエピソードをカットしてしまったのだろうか。これほど魂のこもった作品だけに残念だ。

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牛津厚信

3.0女優陣の熱演が最大の観どころ

2024年12月12日
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巨匠ロン・ハワード監督作品ということと、第93回アカデミー賞助演女優賞ノミネート作品ということで鑑賞。 正直なところ、ロン・ハワード監督作品にしてはちょっと…というできではあったが、女優陣の演技は際立っていたと思う。主演のエイミー・アダムスの迷走ママぶりも思い切りがよく観応えじゅうぶんだが、本作はやはり助演女優賞ノミネートのグレン・クローズの男前祖母ぶりに尽きると思う。常に気丈にふるまいながらも時に号泣していたシーンも人間らしくて良かったし、孫の将来を本気で想うがゆえの行動の数々は感動を越して尊敬に値すると言える。 実は観終えて初めて祖母役がかの名女優グレン・クローズだと知る…。まさか「危険な情事」のあのお方だったとは…(汗)

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いけい

4.0何度でも撮られなきゃいけない、こんな映画は

2024年8月4日
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貧困とプライド、諦念と希望。 こんな地味な映画はこの「ネタ消費」の現代では地味に過ぎるが、日米問わず現実はこうだ。 実話だけが持つ地味にリアルな不幸エピソードの連発で、観るのが辛い、…こともない。 テンポがいいし、人物の造形がよく描かれてるので退屈はゼロ。 いい映画を観たという感想です。

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Ferma

3.5アメリカの貧困

2024年7月31日
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悲しい

怖い

難しい

主人公(ガブリエル・バッソ)は母子家庭で姉と二人で育った。 母(エイミー・アダムス)は家計を支えるため、看護師の資格を取ったが、男関係がルーズなのが影を落とした。 祖母(グレン・クローズ)が育ててくれたのだが、母はストレスから逃げるため、薬の過剰摂取にはまっていた。 この母を愚かと言い切るのは簡単だが、やりきれない思いが残る。

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いやよセブン

感動しなかった

2024年1月30日
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When I am 75♥️

4.5あなたなら、どうする?

2022年1月29日
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またもや優れもんのNetflixオリジナル映画作品😳自宅鑑賞 アメリカファーストのトランプ大統領誕生の背景にも繋がるタイムリーなアメリカが内包する社会問題、家族のしがらみと絆という普遍的テーマを無名な主演の2人(子供時代と今)の熱のこもった演技、2人の名女優の身体を張った競演など、痺れるようなずっしりとした内容を名匠ロン・ハワード監督が確かな構成と演出力で、ともすれば陳腐で薄っぺらになりがちなストーリーを鼻につかない、素直に入ってくる、感動的で印象的な美しい作品に仕上げてますニャ🐈観てよかったです

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あさちゃん

4.5実話だったのですね

2021年12月16日
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グレン・クローズが最後に出てくる実在したおばあちゃんにそっくりでびっくりしました 内容は複雑な家庭のそこで育った息子の成長や現在進行系 エイミー・アダムスも若い時と中年期との違いが上手くて、やっぱり俳優さんが上手いのって当たり前だけどいいですね 秀作だと思います

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chagall

3.0グレン・クローズも凄いことになってる

2021年9月12日
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2021年9月11日 映画 #ヒルビリー・エレジー #郷愁の哀歌 (2020年)アメリカ映画 鑑賞 #エイミー・アダムス が太って醜い中年女性の役を演じているが実生活でも太ってきてるのかな? #魔法にかけられて や #ダウト の頃の可憐なイメージを持ち続ける方がおかしいか。もう47歳になられたんだからね。

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とし

4.5地元のために働きたい!

2021年8月22日
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観たかったが、ネットフリックスのオリジナルなので、当時ネットフリックス買っていなかったので観るチャンスがなかった。今、やっと観られたが、すでに、あまりにも有名な映画や回顧録にもなっていて、J. D.バンスのことをかなり知ってしまったので、感慨深くなくなっちゃった。 まずいなあ、かなりの情報がこの映画をつまらなくしたし、彼自身も、あまりにも有名になりすぎちゃった。 バンスは前から有名だったかもしれないが、私にとっては『なぜ、トランプが大統領になって、ヒラリーがなれ なかったのか』という紐を解いてくれた人の一人だった。選挙後、なぜ、トランプかの彼の説明はアメリカ社会で重要な存在になったと思う。 バンスのような家庭環境で育った、忘れられていたヒルビリーが脚光を浴びたから。私がまだ覚えているバンスの一言は「ヒラリーの演説は右の耳からも入らない。雲をつかむようだが、トランプの演説はシンプルでわかりやすく迫力がある。』これはバンスの言葉を訳したものでなく、私の記憶にあるものだ。なるほどと思った。人の心に訴えるように話すことは政治家だけでなく、壇に立つ人の必要なスキルなのだ。 バンスは共和党で、2022年のオハイオ州の知事選に出るようだ。私は彼の政策を全部読んでないが、JD Vance for Senate Inc.から二つの課題だけちょっと抜粋した(そして、私が意訳を)。興味があればJD Vance for Senate Inc.をコピペして読んで欲しい。 A Foreign Policy that Puts Americans First Our troops don’t need to focus on diversity or equity or any other progressive buzzword; they need to focus on fighting and winning America’s wars. 彼は軍には多様性や公正性などに焦点をおかず、戦うことや米国の戦争に勝つことに焦点を置く必要があると。 Restore Sanity on COVID-19 should be able to go to school in person, without masks hiding the faces of their friends and teachers. コロナに関しては、学校に行って授業に出るべきで、友達や先生に顔を隠さず、マスクなしと。 この2つの課題だけでも私個人と全く逆の考えだ。でも、これだけでは、人間性云々は言えないと思う。 映画が事実だとすると、これだけ、苦難を乗り越えた人が(一般に言われる)成功した場合、反面教師になるか、また、親と似たような性格になるか?本人にあったこともないし、身近な人でもないから知らない。ただ、彼はCNNのコメンテーターだったから、彼の話ぶりは知っている。 この回顧録の映画で強烈だったところは、祖母が彼を立て直したところだ。母親もあの状態だから、祖母にとっても、子育てに自信があるとは言えないが、オーピーオイドの薬中になり母親のように生きるか、それに、高齢貧困層に配給される昼ごはんを頼みにする生活をするか、祖母の励ましや病気、などがバンスの目を開かせた。貧困から抜け出すには批判的思考力がいると教育界ではいうが、彼もそれがあったに違いない。 それからバンスは高校を卒業し、海軍に入った。 貧困でも(軍の奨学金でーそうは言ってないが) 大学にいける。 彼のあるインタビューで感激した言葉がある。オハイオ州に戻ってきてからの言葉で、シリコンバレー(ここで投資家だったようだ)なんかどうでもいいよとか言って、 オハイオ州で問題なオーピーオイド(痛み止めが麻薬化する)などに力を入れたいと。地元のために働きたいと。

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Socialjustice

3.0セレブオーラのふっしょく

2021年5月31日
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もっとも見えるポイントはスターオーラの払拭。 Amy Adamsといえば魔法にかけられて──の、現代に迷い込んだおとぎ話のお姫様であり、アメリカンハッスル、メッセージでも、育ちのいいきれいな人だった。 そのイメージを取っ払って、無化粧で髪もボザボサ、体型もbeforeなかんじのまま。 それはGlenn CloseにもHaley Bennettにも言える。 受賞したのはミナリのユンヨジョンだったが、本作でアカデミー助演女優賞にノミネートされたGlenn Closeは強そうで苦労が見える、とてもリアルなばあやだった。 ニュース動画等で、なにげなくうつったアメリカの一般人が、みょうにエロく見えてしまうことがある。その視覚的な内訳は、豊満な体型と二の腕とcleavageで構成されていると思われる。すなわち、たいてい所得が低ければ低いほどそれが露顕する。 ここに出てくるHaley Bennettはそれだった。すっぴんで低所得者層風の肥満をしている。だが顔はHaley Bennettである。 わたしにはHaley Bennettの顔は、昔の(とりわけあなただけ今晩はの)シャーリーマクレーンに見える。 母子の愛憎の話。母親はクスリに頼って問題ばかりおこしている。世の中には、ダメでもあるけれど、いい側面も持っている親がいる。こどもたちは、母親のいいところがクスリに打ち克ってほしい。と願っている。その浮き、沈みを、描いていく。 ベストセラー回顧録「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」の映画化とのこと。シリアスな主題だった。 ロンハワード監督を優れた演出家だと認識している。が、この映画は、筋書きが持っている人間模様の苛烈さに圧され、演出上の巧拙はあまり見えなかった。 アメリカを知らないが、映画を見ていて、あっちの家庭では、(家族間で)争う・戦うことが、成長に正常に(反教師的に)作用することがある──と思うことが多い。 少年時代をやったOwen Asztalosが巧かった。また、やはりGlenn Closeがじょうず。生半可なリアリティじゃなかった。ノミネートの女王だがノミネートせざるを得ないことは、よく解る。 余談だがGlenn Close、本作でラジー賞でもノミネートされていたとのこと。同年に同俳優が別作品でオスカーとラジーにノミネート(または受賞)されることはあるが、同作品の同ノミネートは稀──とのことだった。 厳ついばあやの造形が滑稽でもあった──かもしれない。

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津次郎

3.5ノミネートも納得のグレン・クローズ

2021年5月17日
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21055.分断を乗り越える強さ。そして人種による分断は更に厄介

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movie

3.5個人的には好き

2021年5月6日
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アメリカでは批判もあったみたいだが、 私としては好きだった ザ田舎の母ちゃんと ザ田舎のばあちゃん。 この二人の演技が驚異的で。 本人たちを忠実に再現したなと。 まずそこから好印象だし、 グレンクローズは女優賞獲れると思ってた

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JYARI

4.0けっこうよかった

2021年3月17日
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吉泉知彦

3.5家族の愛歌

2021年3月14日
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泣ける

悲しい

幸せ

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近大

3.0凡庸な作品。

2021年3月14日
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凡庸な作品。 映画というよりただある人(家族)の人生を時間軸で追っただけのドラマ、説明映像を見たとの思いしかない。 どうやらこの映画は格差を一つのワードに挙げて紹介されているようだが、格差を感じ得る場面はほぼない。映画の中の出来事は、また人の様子は格差関係なく何れの人にも当てはまるだろうことで、単にお金がない等の事実を映しただけで視者が導かれるところはと思うと、表現が安易なのか稚拙であっただけなのかもしれない。 格差というのは専ら対社会的なものになるのだろうが、内なるものへと外への姿の境が確り表されることもなく、更に例えば内なるものへとしても、貧乏と貧困の違いさえ顕わにされるようなこともなかったようだ。ただ繋げればよいという話ではない。そんなものを映画に期待しない。少なくとも古の某氏の日本の印象ではないが、貧乏でも貧困はない、ということはある。 もう少し人の、人間関係の、対社会の、さらに地域の土の匂いを感じるような緻密な表現がなければ、言い換えればフローの表現に偏らず、ストックに光を当てる濃い瞬間を組み込まれなければ、この映画に心を動かされることもなく、そのような人生を送っている人も少ないと思う。 格差の言葉に固執するならば、例えば今のコロナ禍。ニュース番組に家計資産が130兆ドルもあるアメリカのフードバンクに並ぶ長い人の列が映るが、車が通りすぎる道を挟んで、フードバンクの入り口を10分眺めていた方が感じる、肌で感じるものが多く、深いと思う。 鑑賞後、原作の本の評をネットで拝見した。比較総べられた評の文章を見るに、おそらく原作の本を読んだ方が良いように思われた。原作を読んでいない勝手な妄想だが、もし原作を読まれたならばこの映画を鑑賞しない方が良いのではないかと妄想する。俗に言えばあまりのドライさに落胆するだろうし、映画の感覚のままに社会が受け止めるだろうことを想像すると失望するかもしれない。 ただ普通のドラマとしてみるには良いかもしれない。明らかに下手な小手先のテクニックで誤魔化したような場面はほぼなく、その点では好感を持てた。加え、グレン・クローズの演技は、孤軍奮闘的故か、さすがと好意を持てた。 (余談ながら、最近の映画と称するものを観て思うのだが、製作時間なのか予算なのか、理由は定かではないが、これぞ映画と思わせる作品が少ないように思う。この映画の邦題も題材にして「郷愁の哀歌」と加えているところに、今の映画配給の様子が窺えるのかもしれない。)

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ナパイア

4.0アメリカの繁栄の置いてきぼり

2021年2月4日
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反映するアメリカから置いてきぼりされた人々の話。 トランプを支持する白人層について、日本人は余り理解出来てない事を実感させる映画。 ヒルビリーとか、レッドネックとか、基本的な用語を理解してないとついていけない。 J.Dが脱出するには、映画では描かれない重要な要素があり、それは海兵隊に入って訓練を受けた事だと思う。 映画の中では描きにくいことなのでしょうがないけど。 任務を遂行することで鍛えられ、それがイェール大学に繋がっている。 初めてNETFLIX で鑑賞したが、母親が毒になる部分は早送りしてしまった。net鑑賞の欠点。

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morihide

3.5JDヴァンスの自伝

2021年1月28日
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悲しい

薬物中毒の母親といつもタバコを吸ってるばあちゃんと姉ちゃんとの家族で起きた実話をもとにしたJDヴァンスの自伝を映画化したもの。 JDが大きくなってからと小さい時の情景を行ったり来たりしながら話は進む。 貧困白人という言葉がピッタリの家庭に育ったJDが名門イェール大学のロースクールにまで進学した、ある意味成功物語で、おばあちゃんの努力しろという言葉で目覚めてどうしようも無い母親も受け入れる。 そんな所が見所なのかな。 前回の大統領選の時に貧困白人は話題になったらしい。 一つのアメリカを知る意味で為になった。

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りあの

4.5僕とオカンとばあちゃんのオハイオ物語

2021年1月24日
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bloodtrail

5.0さすがロンハワード、さすがグレンクローズ

2021年1月21日
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なんとなく見てたら、最後、号泣。 しかも実話(正確には回顧録を原作とする)だと最後に気付きました。 すごい役者たちと監督。さすがです。

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ボケ山田ひろし

4.0家族の呪いと愛

2021年1月4日
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途中から、家族、家族って一種の呪いの言葉か!?と思いはじめた。 しかし呪いと愛は紙一重でした。

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Momoko