そこにいた男

劇場公開日:2020年11月13日

そこにいた男

解説・あらすじ

長編デビュー作品「岬の兄妹」が話題を呼び、高い評価を受けた片山慎三監督が、同作のスタッフを招集して手がけた短編映画。深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけで座り込み、煙草を吸いながら誰かと電話をしている紗希。その横には翔という名の男が血まみれの意識朦朧とした状態で倒れていた。2年前、映画制作のスタッフとして下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔と出会い、ほどなくして2人は肉体関係を持つようになる。翔を愛する紗希は、彼のために借金を重ねるなどして身も心もささげていった。しかし、翔には別の女の影があり……。事件にいたる全貌が明らかになる過程で、女たちの切なく狂おしい純愛の形を描き出していく。

2020年製作/33分/R15+/日本
配給:CRG
劇場公開日:2020年11月13日

スタッフ・キャスト

監督
片山慎三
脚本
岨手由貴子
プロデューサー
四宮隆史
アシスタントプロデューサー
福本哲生
金城友季絵
撮影
池田直矢
美術
横張聡
録音
高島良太
整音
高島良太
編集
片岡葉寿紀
音楽
長岡成貢
挿入歌
etsuco/HIKIE
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映画レビュー

3.0 自己や自我が確立されてないと、自信の無さから相手に好かれる行動を必...

2026年4月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

自己や自我が確立されてないと、自信の無さから相手に好かれる行動を必要以上に取るような一種の恋愛コミュ障的な女の人は多い。男もこの映画同様、社会で評価されてない人や居場所がキチンと作れない人はこうなる。でもみんなそうやって自分の中で危ういバランスを保ちながらも生きようとしてる。ラスト駐車した車のシーンは間違いなく監督のそこに対しての愛情が感じられる。

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たてがみしろう

3.0 刑事役の水口早香

2026年3月7日
スマートフォンから投稿
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怖い

単純

ドキドキ

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野川新栄

1.0 被害者はどっち?

2026年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.5 難解なショート

2025年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難解な作品
あの「さがす」と「岬の兄妹」の監督とスタッフの作品
監督はこの作品に必ず何か仕掛けている。
最後にオチがくる。
役者のショウ
彼を好きになって貢いでいく女サキ
冒頭に起きた事件の生々しさがリアルさを生み、オチなど想像できない。
サキは自動販売機で飲み物を買い、お釣りが機械の下に転がったのを半ケツを出しながら必死になって探すショウを見て笑う。
サキの夢は彼女の思いの表れだろう。
サキはショウの本当の姿を見て笑ったのは、自分自身の盲目さに気づいたからだろうか。
盲目になっていた自分自身を笑ったのかもしれない。
その直前 面会所で目を閉じたのがオチに繋がっているが、「”ユウコ”ってショウくんが最後に言っていた」ということを彼女に言えたことが、サキの想いだったのだろう。
つまり浮気をしているだろうショウを心の憶測で気づきながらも口に出せなかったことを、夢の中で口に出したことで「盲目」の幻想から抜け出せたのだろう。
さて、
タイトルもまた難解だ。
男とはショウに間違いない。
そしてタイトルの言葉を言ったのはサキだろう。
「そこ」とはサキの頭の中の認識だったのだろうか。
「いた」のは、思い込みの中で見ていたショウだったのだろう。
盲目に好きになっていたショウという男
彼が何者なのかほとんど知らないサキ
ジャケットも礼服も車も借金をして買い与えたのも間違いないだろう。
サキの言った「捨てたい過去」
サキの場合は、肩の傷から虐待だろうか。
そしてショウの場合は、本当の自分自身だろう。
その延長線に見てしまった夢と、まだ引き返すことができること。
サキは急に熱が冷めたのだろう。
ショウの本性を知りつつ、どうしようもなくなっていた自分の将来を夢で見た。
本当のショウという人物は、あんなにもかっこ悪い男だった。
映画製作会社が潰れたことでデリヘル嬢をしなくてよくなったにもかかわらず、ショウガ感謝してくれるからやってもいいと思っていた矢先の出来事
それが「夢」と自販機だったのだろう。
つまりこの作品は、似たように盲目になっている人たちに「目を覚ませ」と言っているのだろう。

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