そこにいた男

劇場公開日:

そこにいた男

解説

長編デビュー作品「岬の兄妹」が話題を呼び、高い評価を受けた片山慎三監督が、同作のスタッフを招集して手がけた短編映画。深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけで座り込み、煙草を吸いながら誰かと電話をしている紗希。その横には翔という名の男が血まみれの意識朦朧とした状態で倒れていた。2年前、映画制作のスタッフとして下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔と出会い、ほどなくして2人は肉体関係を持つようになる。翔を愛する紗希は、彼のために借金を重ねるなどして身も心もささげていった。しかし、翔には別の女の影があり……。事件にいたる全貌が明らかになる過程で、女たちの切なく狂おしい純愛の形を描き出していく。

2020年製作/33分/R15+/日本
配給:CRG
劇場公開日:2020年11月13日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
岨手由貴子
プロデューサー
四宮隆史
アシスタントプロデューサー
福本哲生
金城友季絵
撮影
池田直矢
美術
横張聡
録音
高島良太
整音
高島良太
編集
片岡葉寿紀
音楽
長岡成貢
挿入歌
etsuco/HIKIE
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映画レビュー

3.0これはホストを刺して4年間服役した 高岡由佳さんをモデルにした映画である。東京地裁でガールズバーの元店長・高岡由佳被告(21)の初公判が開かれた。

2024年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

動画配信で映画「そこにいた男」を見た。

2020年製作/33分/R15+/日本
配給:CRG
劇場公開日:2020年11月13日

清瀬やえこ(紗希)
安井秀和(翔)
中村映里子(翔の妻)
水口早香(女性の取調官)
松浦祐也(男性の取調官)

これはホストを刺して4年間服役した
高岡由佳さんをモデルにした映画である。

東京地裁でガールズバーの元店長・高岡由佳被告(21)の初公判が開かれた。
東京・新宿区のマンションで、高岡被告が20歳のホスト男性・琉月(るな)
さんの腹部を刃物で刺し重症を負わせたこの事件、
「好きで好きでしょうがないから刺した」といった供述に加え、
警察に連行される高岡被告がうっすらと笑みを浮かべていたこと、
ぐったりと横たわる被害者のそばで、
両足を血に染めた高岡被告が平然とたばこをくゆらす写真が
SNSで拡散されたことから大きな話題になった。

起訴内容を蚊の鳴くような小さな声で
、「間違いありません」と認めた高岡被告。
被害者のホスト男性も減刑を求める嘆願書を提出しており、
500万円の示談金、および被害者との接見禁止、
歌舞伎町に近寄らないことを約束し示談が成立したことを明かした。

「好きで好きで仕方なかったから」

刺されたホスト、歌舞伎町で「幹部補佐」に昇進していた

実際は刺されたホストは生きているのだが、
映画では亡くなったことになっている。

終盤、被害者の妻が受刑者を接見して、

「お礼を言いに来た。あのクズを殺してくれてありがとう」

と言ったのが印象的だった。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5脚本がうまい。

2023年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オープニングはホラー映画かと思ったがそうではなかった。短い映画だが、色々手が混んでいて(伏線が多い)脚本の巧さを認めざるを得ない。実話ベースと後で知った。こんなクズを好きになってしまう人がこの世の中に少なくとも2人もいたことに衝撃を受けた。この監督が撮った評判の高い作品には映画館で予告編を観て興味はあるのだが左翼思想の強すぎる映画には抵抗があるのでまだ観られていない。。

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Yohi

0.5そもそも、この男のどこに魅力があるのか?!

2023年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

2.5本名は?何?!そんなの知らないし。あんた名前は?!

2022年12月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

幸せ

内容は、ホスト殺害未遂時間を背景にした作品。主人公は女性『サキ』仕事である男に出会って恋に落ちて逝く話。印象的な言葉は、『監督だって刺された事ないだろ?!』物語の出落ちで伏線になる台詞が良かった。印象に残った場面は、自宅でふくらはぎをマッサージしている時に流れてたTV📺江戸時代の男女の絡れ芝居が物語を暗示している様で怖かった。最後の拘置所の面接でも奥さんが面接に来る場面は驚いた。どんなクソ野郎の旦那でも『殺してくれてありがとう』の裏には、とてつもない恨みが籠っている様で苦しかったです。本当は凄く好きだったんだろうなと感じますし、幸せは気付いたら時には遅いと言う表現は良かった。キアロスクーロ宜しく明暗対比が冷たくもあり暖かくもあり温度を感じられる撮影は個性的だと感じます。長いアバンタイトルだけでも見る価値はあります。ファンのハングルの写真や『捨てたい過去があるのかなぁ』とのトコ上での本音は、主人公が幼い時に捨てたい過去がある様なくだりは観ている人にそれとなく気づいて下さいとばかりに想像力を掻き立てられ、主人公の左肩の傷痕が痛々しい過去を暗示させる映像表現は絶妙だと感じました。名前が一つのメタファーになっていてモザイク処理等の荒さが目立つものの汁使うのが上手い監督だなとつくづく感じた作品でした。

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コバヤシマル