記憶の技法

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記憶の技法

解説

2016年に急逝した漫画家・吉野朔実の同名コミックを実写映画化。「先輩と彼女」「東南角部屋二階の女」などを手がけ、黒沢清監督の「クリーピー 偽りの隣人」や青山真治監督の「空に住む」では共同脚本を務める池田千尋監督がメガホンをとり、自身の出生の真実を探る少女が思いがけない恐怖と対峙する姿を、スリリングかつエモーショナルに描いた。東京に住む女子高校生の鹿角華蓮は、幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、意識が飛んでしまう奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた。ある時、修学旅行のためにパスポート申請用の戸籍抄本を手にした華蓮は、自分に「由(ゆかり)」という姉がいたことを知る。しかも由は4歳で死亡し、華蓮は「松本」という家から今の両親に引き取られたという。本当の親はどこにいて、自分はなぜ養子にされたのか。真実を知りたい華蓮は嘘をついて修学旅行をキャンセルし、出生地の福岡へ向かう。そのルーツ探しには、青い瞳を持つ同級生の穂刈怜が協力してくれることになり、2人は現地で調査を開始するが……。ガールズダンス&ボーカルグループ「E-girls」 のパフォーマーで女優としても幅広く活躍する石井杏奈が主演を務めた。

2020年製作/105分/G/日本
配給:KAZUMO
劇場公開日:2020年11月27日

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(C)吉野朔実・小学館 / 2020「記憶の技法」製作委員会

映画レビュー

4.0失われた記憶を求め道連れ福岡ミステリー旅行

2021年1月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

2021年映画館鑑賞9作品目
1月11日チネ・ラヴィータ

原作未読

事前情報は全くなく『ソロモンの偽証』の頃から今回主演の石井杏奈が好きだから迷わず観ることにした
予想していたより面白かった
イオンシネマで全国津々浦々隈なく大々的に上映してほしかった作品

解説を読んでいるだけで内容がぶっ飛んでいることがわかる
設定にいろいろと無理がある
解説以外にも大家の行動や大家の息子が地元に戻ってくるところとか華蓮が釜山にオイキムチを買いにいくところとかツッコミどころは多い
穂刈の青い目の設定にしたって必ずしも必要だと思えない
でも面白ければいいのである
キン肉マンだってそうだろう
おそらく原作の漫画もだいたいこうなんだろう
2人で修学旅行をキャンセルして福岡に行くところから俄然面白くなる

ネタバレになるのでこれ以上は詳しく書かないがこれはなかなかの傑作
最初は学園ラブコメものかと思ったが大間違い
ミステリー&サスペンス
映画館で多くの人に見てほしいな
おすすめです

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野川新栄

3.5タイトルなし

2020年12月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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きょん

3.5気持ちのいい作品

2020年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Scott

3.0記憶というものの扱い方は興味深かった

2020年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

全体的な内容は結構面白い印象でしたが、映像作品としてみると、あまり芳しいものではありませんでした。
話は、かなり嫌な感じ・・・はっきり言って見なければよかったと思ってしまいそうになるくらい、酷いんですけど、だからこその記憶というものの扱われた方が興味深くて、秀逸なものさえ感じましたが、作品に真実味みたいなものを全く感じなくて、正直、苦笑するところも・・・
セリフや演技が、まさに劇ですよといった雰囲気がガンガン伝わってきて、不自然なところがちらほら・・・。残念ながら、あくまで東京と福岡で俳優が何か演じているという印象が強かったです。
音の演出も自分には合いませんでした。

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SH