劇場公開日 2024年3月29日

あの夏のルカのレビュー・感想・評価

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4.0どこにでも行ける!

2021年6月19日
Androidアプリから投稿

世の中には変わった自分のことを受け入れてくれない人もたくさんいるけど、受け入れてくれる人もいる。そんな仲間を大事に思いながらも、また明日へと踏み出すんだ。いついつまでも同じ魚の下、互いにがんばっては、心の中にいるから。ベスパのために海の上へ。何かニオう?モンスターや腕がないという設定描写。周囲になじめない象徴として。本当の多様性って?
最初の方からまっすぐな行動原理で、次第に引き込まれていく自分がいた。知らない世界が広がる。知ってるつもりだったことも新鮮に響く、見えてくる。そう、ディズニーやとりわけピクサー作品なんかは冒頭の方での主人公の望みなんかは本当に大切なもの=作品のテーマに至る前フリ・過程みたいな感じで、見る側としては予期せぬ方向へと転がっていくのに、見終わる頃にはそこに、それしかあり得ないくらいの必然性を感じるからすごい。
だから、今回も無条件におもしろく心温まる。本当に大事なことを教えてくれるみたい。うまく言えないけどやっぱり色々とうまくて子供から大人まで全世代楽しめる、等しく刺さるはず。これだけ美しい映像世界がTVで見られるなんて。と思う一方で、だからこそやっぱり映画館でも見てみたい気もする。ほんとにどうかしてる、マンマミ〜ア。同じ海の下からという意味で『リトル・マーメイド』(←ルッキズム)や『ファインディング・ニモ』なんかを勝手に思い出す瞬間もあった。涙腺崩壊鳥肌?負け犬バンザイ!行けルカ〜がんばれ〜〜 Fine

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とぽとぽ

3.5友情の必要性を改めて問われた作品。

2021年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

感想
見る前はジブリ映画のポニョのような映画なのかと思っていましたが少し違うと感じました。
予告編通りルカとアルベルトの友情、シーモンスターと港町の人々との異種間交流がテーマになっていました。とにかく爽やかな映画で物語自体も大きく展開することはありませんでした。しかしそれでいいと思いました。観た後の後味が良いもの観たなぁと思えたからです。
無知ゆえに知りたがりのルカと世界の広さを伝え導く相棒のアルベルト、ルカたちが挑む自転車レース仲間のジュリアのトリオが良い味出してます。いがみあいながらも互いを認め合い、そして助け合う。友情だなぁという映画でした。シーモンスター目線の人間世界の見せ方も面白いと思いました。
しかし、所々ご都合主義な展開がある印象も受けて正直これで良かったの?と思う部分もありました。また、物語のラストが意外な形になっていて驚かされました。
総評
ピクサー作品らしからぬ日常系爽やか友情映画。夏が恋しくなる映画でした。

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Y K