SEASONS OF WOMAN

劇場公開日:

SEASONS OF WOMAN

解説

移ろいゆく四季にあわせ「女性として生きること」をテーマにした4つの短編から成るオムニバス映画。「あなたみたいに、なりたくない。」(文化庁委託事業「ndjc2019:若手映画作家プロジェクト」作品)の川崎僚監督が、6年間をかけて制作した。春を舞台にした「笑女クラブ」から始まり、夏の「彼女のひまわり」、秋の「AUTUMN OF WOMAN」、そして冬の「雪の女」の4つの短編で構成され、高校生、大学生、社会人と年齢を追うごとに変化していく女性の悩みを、春夏秋冬それぞれの季節を背景に描く。「雪の女」では春・夏・秋の各短編に登場した主人公たちのその後の姿も描かれ、「結婚」や「出産」など多くの女性が直面する問題を取り上げる。出演は数多くのインディーズ映画で活躍する根矢涼香のほか、内田慈、芋生悠ら。

2020年製作/80分/日本
配給:「SEASONS OF WOMAN」製作委員会
劇場公開日:2020年12月19日

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映画レビュー

2.0共感を求めて、その後は?

2020年12月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

春、夏、秋とそれぞれの年代の共感を求めるところまではよく、
その後の冬が訪れて冬の共感を求めるところまでは良いのだが、
それでそのあとどうしたいのかが分からなかった。
慰め合った後には、残った座席の争いを勝ち抜くと春が訪れるとでも言うのだろうか。

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たけP

2.5桜、向日葵、紅葉、雪

2020年12月20日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

幸せ

世代を春夏秋冬に例えて、「女性」の生き方や悩みを描いた4話のオムニバス。

笑女クラブ
一日一笑いと唱えるハイスペックギャルと、いつも黙々と勉強をする愛想のないガリ勉の話。
それで良いと思っている子と、それが嫌だった子が「そういうもの」と気付くストーリーで、爽やかでむず痒い。

彼女のひまわり
高校時代の仲良し3人組の1人が亡くなり、その葬式に向かう途中の女子大生2人の打ち明け話。
自身の物だと引っ掛かるけど、それが友達の問題なら大したことではないと赦し受け入れられるという、日本人らしい傍からみたら可愛らしいわだかまりと友情が心地良い。

AUTUMN OF WOMAN
仕事の出来る独り暮らしの姉と、彼女の家にべそをかいてやって来た就活中の妹の話。
ミスを嘆く妹を諭しつつも、妹と自分を比較してしまう姉という、誰もが抱えるものはあるんだよという痛みからの姉妹の関係が微笑ましい。

雪の女
前3作の数年後、出版社で働く夏で女子大生だった女性が行き詰まる話。
秋のストーリーを別の人物ver.且つ拡大版という感じで、春の女子高生の一人と秋の姉も登場し展開していくけれど、非情に重く、これまでの3作を踏襲してはいるものの、男の自分には少し受け入れ難い。

共感、同情、同調を欲し、女性の幸せとはというものを強く感じる作品で、春夏秋は結構好みだったけど、冬はちょっと自分には合わなかったかな。

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Bacchus

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