パンデミック・ハウス

2020年製作/88分/アメリカ
原題:House of Quarantine

スタッフ・キャスト

製作
ミテシュ・クマール・パテル
監督
脚本
ミテシュ・クマール・パテル
ランダル・リー・スミス
撮影
バーニー・トレイン
編集
ロジャー・クーパー
音楽
ザカリアス・ストライカー
  • ドリュー・リーサム

  • フィリップ・P・カーライル

  • ゾーイ・ウォーカー

  • ディラン・ガルシア

  • ケルシー・ウェバー

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映画レビュー

1.0ゾンビ映画じゃないんだから・・・

2022年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 アリシアが一軒家に到着。そこにコロナに感染したジェイスが現れる・・・といった内容の映画を撮っている9人のスタッフと俳優。劇中劇はつまらない内容だったが、皆でTVニュースを見ると、アメリカ内で暴動が起こり、ロックダウンという衝撃映像が映し出されていた。もう撮影どころではない。誰だって感染したくないと思っていたため、撮影地の一軒家から出られなくなった・・・そんな非常時に主演のジェイスが感染し、地下に閉じ込めることに・・・

 隔離生活が続き、スタッフの一人ダリルが糖尿病のインスリンが無くなったため家から飛び出してしまい、警官に狙撃される。そして1週間経ち、食料も底をつきかけていた。情報・通信が遮断され、完全に孤立状態になった彼ら。ろくな治療もせず、隔離して放置。死んだかどうかも確認しない杜撰さが目立つ。音声係のトランスが銃を独り占めしてリーダーとなったが・・・

 情報がないと世の中がどうなっているのかもわからない。彼らはゾンビ映画の見過ぎなのか?それにしても、病気や感染よりも銃が怖いアメリカ社会。疑心暗鬼や飢えのせいで人の心の闇が浮き彫りになってくる様子が凄まじいが、何にせよ演技力が学芸会レベル。閉鎖された小集団での出来事としては面白いのかもしれないけど、コロナパンデミックを誤解しているような気がしてならない。

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kossy
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