キル バード 森に潜む反逆者のレビュー・感想・評価
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キルディアの名前の由来は鳴き声ですって
人里離れた森に趣味と実益を兼ねて、バードウォッチにやって来たフリーカメラマンの女性が、山小屋に住む警戒心の強い怪しげな男にスパイ疑惑をかけられる話。
森の中で写真を撮って車に戻ったら、エンジンが掛からずどうしましょう…あっ、人工物あさる。あっ、小屋あった。と小屋を訪れ巻き起こって行くストーリー。
まあ、前述の出来事の前に、冒頭でコンピューター画面で誰かとデータのやり取りをする男の描写がありましたからね。
山小屋での会話が始まって、やけに詮索する主人公と、やけに警戒心の強い男。
ん!?
なるほど互いに素性を疑ってという流れだけど、ちょっと見え見え過ぎやしませんか?
更に他の人物も加わって、見え見えだったものを、明確に見せていくばかり。
設定や展開もかなり荒いしね。
アクションとしてもサスペンスとしても盛り上がりに欠けるし、特筆するようなエピソードもなし。
敢えていうなら、サスペンスアクション作品の前半部分だけで終わっちゃった感じかな。
金が掛かって無いところを褒めたいw
本当に低予算ですもん、これ。ビックリするぐらい。TVドラマでも、もっと金掛けてるよw
登場勢力は三者。
①山小屋に篭りNSAと合衆国の悪事を暴き公表しようとしている男。彼は、おそらくCIA内に協力者を持っています。証拠はバイナリ化し、一般通信のノイズに粉飾して送るとか、水滴を一粒づつ垂す様な方法で受信しています、多分。
②女。CIA局長の特命を受けて、工作部隊の手に渡る前に、証拠を確保する命を受けています。目的は証拠を手にした者が「叛乱を起こす可能性を排除する事」。
③CIAの特殊部隊
女の正体が明らかになる展開が、ちょっと物足りないのと、男が山小屋に隠れ続ける合理的な理由の説明が無いのと。何より、911陰謀説の根拠に上がる「飛行機三機が低空飛行で〜」って言う所がw 陰謀説は有名です。三つのビル崩落は全て物理的にあり得ないものである事は周知の事実だけど。飛行機?真面目に言ってる?と。タダのアタマおかしいヤバい奴か?と思わされてしまうのがネガティブでした。
この手のヤツは久しぶりだったので、結構楽しかったです。でも。通常料金じゃ、高いと思うw
低予算でこんだけのものが出来るんだから、邦画も頑張って欲しい、と思いました。
予算は1000万円? 上か下か。って感じ? こんな映画がよく太平洋を渡って来れたね。
最初から森の中のあばら屋が舞台で、最後までそこが舞台で、ほかに舞台がないという。
NSAだスパイだ1000億ドルの金塊だなんだと口で言ってるだけで、リアリティーまるでなしという。
銃撃戦と言いながら敵の数は数人に留まるという。
こういう映画って、大学の映研とかでウッカリ撮影してそうな映画だと思ったのですが、わたしの感想は間違っていますかそうですか。
早い段階で気づいてしまう
なかなか普段見られないカナダ映画。過度な期待はせずに鑑賞に挑んだが期待を下回る内容だったかなと言った印象。
主人公のテイラーが車の故障トラブルから森に住むリアドと接触。しかしそのリアドは何やらテロとの関わりがありそうな訳ありの人物。その結果リアドはテイラーを政府側のスパイだと疑い、小屋に監禁され逃げ出そうとする一応ストーリー展開。
ただテイラーが逃げることよりもリアドの謎を暴こうとしたり、華麗な戦闘術を披露したりと早い段階でリアドが疑う通りスパイではないかというのは観客側にも与えてしまう内容。
もちろんそれはそれで彼女の真なる目的が暴かれるのであれば楽しいのだが結局政府に雇われていた工作員でしたという内容なだけであって、真なる目的やそもそもリアドの存在もイマイチわからないストーリー展開。
都合の良いところは秘密裏と隠されてしまう内容のためストーリーが全く頭に入ってこない。
戦闘シーンもハリウッドや韓国作品に比べても迫力なし。
ただし前半のリアドの謎めいたあたりの緊張感はそれなりにあり楽しめた。
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