「監督の手腕が成功に導いたであろう良く出来た映画で、脚本が素晴らしい...」シカゴ7裁判 ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
監督の手腕が成功に導いたであろう良く出来た映画で、脚本が素晴らしい...
監督の手腕が成功に導いたであろう良く出来た映画で、脚本が素晴らしい。1968年のシカゴの裁判劇を2020年に映画化。アーロン・ソーキンが監督、脚本。実はソーキンは「シカゴ・セブン」の脚本を2007年には書き上げており、監督にはスティーヴン・スピルバーグが名乗りを上げていたらしい。2017年の監督、脚本作『モリーズ・ゲーム』でも注目してたソーキンなのに4年後に今作を観賞。2020年当時の話題通り大変満足の行く実話法廷劇であり編集が上手い。
主要な登場人物が多く、ベトナム戦争反対のデモを行うために 民主党の全国大会が開催されるシカゴに集まった主要人物が沢山、その家族や取り巻き、証言者や政府関係者、検事 弁護士 などなど次々と沢山登場して少し難しいかも知れないが、私は途中で"日本語吹き替え版"に切り替えて最初から観賞してすんなり理解。日本語の声優はとても良かった。字幕派の自分としてはまた"英語"で観直したいと思った130分。
弁護士役のマーク・ライランスはやっぱり素晴らしい役者だと改めて感心。
他 全ての役者の演技が良かったのもこの映画の評価すべき所かなぁと勝手に上から目線で思ってしまった。
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