「人々の対立を描いた社会派エンタメ」シカゴ7裁判 さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)
人々の対立を描いた社会派エンタメ
ベトナム戦争反対の抗議デモで逮捕された人達の理不尽な裁判を描いたノンフィクション映画。
黒人に弁護を与えられなかったり、デモのリーダーや弁護士に裁判官が理不尽な罰則を付けられたりかなり理不尽な裁判が展開されますが、それも当時の事実なのかと。
その理不尽な司法と被告達の攻防が面白く、人間の二面性や発言、人々の対立について問う要素もあったり、かなり見応えがあります。
個人的にデモ隊と警察の衝突シーンは香港のデモを彷彿とさせられて怖かったです。
ただ、序盤の裁判までのストーリーが長いのと、最後が字幕の解説のみで語られてる部分が多くて少しガッカリしました。
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