天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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髷を切ったときの春馬が最高にカッコ良かった
2021年映画館鑑賞1作品目
1月1日イオンシネマ石巻
去年観る予定が寒波もあり今年にずれ込んだ
年末は午前8時30分からの一本だけと悪意を感じた
抗議があったのか今年からお昼と午後の2本と休日でも比較的観やすい時間帯になった
原作の歴史小説は未読
主人公は非凡だが話は平凡な幕末明治初頭あるある時代劇になってしまった
遊女が独学で字を勉強し「夢を見たって良いじゃないか」と凄む場面も何度も見たようなありふれた景色だ
小松江里子はスランプなのか
しかし通常の映画の尺では仕方があるまい
五代友厚という人物をおおまかに知っただけでも収穫だ
享年49といえば自分の歳とそれほど離れていない
なのに今まで五代友厚という人物を全く知らなかったとは日本人として恥ずかしい限り
坂本龍馬伊藤博文岩崎弥太郎は知っているのに
『朝が来た』をしっかり観ておけば良かった
映画では掘り下げ方が足りない
詰め込みすぎて味が薄い
次から次へと矢継ぎ早に話が進む
やっつけでやっているのか丁寧さが足りない
いくら幕末明治がとても刺激的で変革の嵐とはいえ
インディーズとかで鹿児島や大阪からかき集めたど素人だけでやっていたら酷い有様になっていた
ちゃんとした役者たちのおかげで観れるものになった
この作品に不満を持つ人の中には東京のテレビ局関係者もいるだろう
ぜひ五代友厚を主人公にドラマをつくってほしい
連ドラでじっくりと五代友厚を味わいたい
個人的にはTBSの日曜ドラマあたりが良い
大河ドラマは戦国時代のイメージが強い
「俺にまかせろ!俺についてこい!」
国のリーダーもこのくらい言えたら良いけどまず無理だろう
左翼がそういう日本人を育ててこなかったのだから
いざとなったら手のひら返しで良きヒーローとかちゃんちゃら笑っちゃうよ
エンドクレジットも平凡でつまらないので途中退席する人もいるだろう
ちょっと待ってほしい
エンドクレジットのあとにメイキングがある
ありがとう
三浦春馬
久々に感動する映画に出会えました!
本当に『今、見てほしい映画』でした。
今は物質的には豊かになりましたが、その分失った物も多いように感じます。この作品から多くのメッセージを受けとりました。
今、このような時代だからこそ みんなが幸せになることを原点に戻って考える時なのかもしれません。三浦春馬さん、その他の出演者の方々の演技、最高でした。年末に温かく優しい気持ちになれる作品に出会えたことに感謝します。そして、三浦春馬さんありがとう。
作品はイマイチ!三浦春馬はピカイチ!
毎年、大晦日は一年の心の汚れを洗い流すために、泣ける映画や生きる支えになりそうなものを選んで鑑賞しています。そして、今年の締めに選んだのが本作。正直、五代友厚については、名前ぐらいしか知りません。それでも、予告で三浦春馬くんが熱く演じる姿を見て、彼への追悼も込めて鑑賞してきました。
率直な感想としては、五代友厚の人柄が強く伝わる、力の入った作品だと感じました。彼が何を求め、何を目指して奮闘を続けたのか、歴史の授業では学べないことを学ぶことができ、たいへん勉強になりました。
しかしながら、映画としては残念ながらおもしろくなかったです。というのも、青年期からの五代友厚のエピソードをこれでもかと盛り込み、端折りすぎて観客が置き去りにされているような感じがしたからです。例えば、坂本龍馬や岩崎弥太郎、伊藤博文と、いつの間に親友同然の仲になったのか、豊子とはどういう経緯で結婚に至ったのか、終盤の大阪商人とのやり取りのその後はどうなったのか等、人物関係の描写が絶対的に不足していると感じました。
また、生麦事件、龍馬暗殺、明治政府誕生等の史実を絡めるのはいいですが、どれも唐突でこれが五代にどのような影響を与えたのが見えにくかったです。もう少し俯瞰的に史実に絡めながら描いてくれたら、五代友厚の功績がもっとわかりやすく、より感動的に伝わったかもしれません。特に終盤の市井のシーンで、これもこれも彼の功績ですと一気に言われても、まったく感動に結びつきませんでした。それでも、ラストシーンは、思わず涙がこぼれました。五代友厚の生きざまと、作中で熱く演じ続け、若くしてこの世を去った三浦春馬くんとが重なったせいかもしれません。
「海難1890」の監督と脚本家コンビということで期待しての鑑賞でしたが、いささか残念というか、モチーフを生かしきれないもったいさを感じる作品でした。とはいえ、目的に向かって私欲を捨てて挑み続ける五代友厚の生きざまは、本当に素晴らしかったです。コロナで散々の2020年でしたが、2021年は希望あふれる年になるよう、彼にならって自分にできることを精いっぱい頑張ろうと素直に思いました。
俺に任せろ 俺についてこい
良いのは題材だけ
大河ドラマの年末2時間ダイジェスト。的な。
流石に詰め込み過ぎ。全編に渡り。場面最適も、この尺では致し方無いんでしょうね。
局面局面での三浦春馬さんの演技の素晴らしさに、やるせない気持ちが込み上げる映画でした。
森川葵と森永悠希の若者向け映画のコンビが新鮮でした。
ラストがなぁ。画がペイ・フォワード過ぎて、えっ?ってなってしまったのはマイナスポイントでした。
2020年の劇場鑑賞の締めとして、三浦春馬さんの主演作を鑑賞。改めて、ご冥福を心からお祈りします。
◆2020年 総括
「アンナ(1966)」で始まり「天外者」で終わった2020年。劇場303本、自宅鑑賞30本弱(カウントが難しい。途中で止めたのもあるのでw)。コロナ禍の影響で昨年からは減りましたが、このくらいの数が自分には合ってる気がする。という事で、総括です。
◆洋画 Best5
1 スイング・キッズ
2 フォード vs フェラーリ
3 黒い司法
4 ジュディ 虹のかなたに
5 TENET
◆邦画Best5
1 37セカンズ
2 朝が来る
3 罪の声
4 ミッドナイト・スワン
5 アンダードッグ
◆ドキュメンタリー
(洋) 少女は夜明けに夢を見る
(邦) 8:15
◆主演男優さん
(洋) クリスチャン・ベール (フォード vs フェラーリ)
(邦) 窪田正孝 (初恋/ファンシー/煙突外のプペル)
◆主演女優さん
(洋) レニー・ゼルウィガー (ジュディ)
(邦) 永作博美 (朝が来る)
◆助演男優さん
(洋) ケルビン・ハリソン・Jr. (ルース・エドガー/WAVES(主演))
(邦) 中村倫也 (サイレントトーキョー/水曜日が消えた(主演)/人数の町(主演))
◆助演女優さん
(洋) オクタビア・スペンサー (ルースエドガー/魔女がいっぱい)
(邦) 渡辺真起子 (37セカンズ/風の電話/浅田家/もみの家)
◆MIP
ベッキー (初恋 インパクトあり過ぎです!)
新津ちせ (喜劇愛妻物語/ミセス・ノイズィ)
◆監督さん
(洋) グレタ・ガーヴィグ (ストリー・オブ・マイ・ライフ)
(邦) 河瀨直美 (朝が来る)
◆脚本
(洋)タイラー・ニルソン/マイケル・シュワルツ (ピーナッツバター・ファルコン)
(邦)岩井俊二 (ラストレター)
◆撮影
(洋) エリック・ギシャール (グランド・ジャーニー)
(邦) 山本英夫 (罪の声)
◆ニューカマー
ダン・アンシー (女優 チィファの手紙)
キム・ボラ (監督 はちどり)
HIKARI (監督 37セカンズ)
◆ワースト
(洋) ミッドウェイ
(邦) 破壊の日
◆ミリヲタ熱狂
彼らは生きていた
◆ムネアツ
(洋) ライド・ライク・ア・ガール
(邦) 鬼滅の刃-無限列車編
◆ワロタ
(洋) お名前はアドルフ?
(邦) グランブル
◆コロナ禍の今年の再演シリーズから
(最高) インターステラー
(マジ最悪) 死霊の盆踊り
今年、印象深かったのはアニメですかねぇ。コロナ禍の再演シリーズで「聲の形」を見たのがきっかけ。劇場鑑賞には抵抗のあったアニメでしたが、今じゃ普通に観てますし、今日見たジョゼとか最高でした。
来年はアクションものに期待してます。今年ほど、ミリヲタ魂が萌える映画が無かった年も珍しいよねw
纏まりがない・・・
じっくり観たい
久しぶりにいい映画見ました!
うーんこれは、、、
大河ドラマでお願いします
天外者と娘
20才の娘は、時代劇映画を見ることが初めてだ。五代友厚さんのことを少し話しながら
映画パンフレットを見て配役を確認して劇場に向かった。”今見るべき映画”を教師になることに向かって、日々努力している娘にどうしても五代友厚さんを知ってほしかった。映画を見終わり娘の顔をみると涙で濡れていた。声を震わせながら『感動した。。。五代さんの最後の言葉がすごく響いて。。』と言いながら涙がまたあふれた。私の思いが娘に伝わった瞬間、胸が熱くなりました。未来があるこれから出会う子ども達に五代友厚さんの話、”天外者”の話をきっとしてくれるのではないかと母として願う。主演の三浦春馬さんは言っていた「どんな時代にも”天外者”はいてだれしもがなれる」と。未来のある”天外者”達と娘が教育の舞台でどんな関係性を築けるのか。今だけ、金だけ、自分だけとは真逆の五代友厚さん。
未来を見据えた教育者の姿をこの母にもみせてください。
主演 三浦春馬さんの感情あふれた圧巻の演技力と三浦翔平さんの魅力いっぱいの龍馬
素晴らしく新しい時代劇でした。もっともっと見たい映画です。同じキャストで続編をと願うのは私だけではないでしょう。悔しく残念でなりません。この天外者に出会えたことに感謝でいっぱいです。
知らなかった五代友厚!!
5
二人のてんがらもん
なるほど、青春群像劇というコピーがぴったりだ。
歴史物にはあまり馴染みがない私は、はたして史実に沿っているのか映画用に脚色されているのか、よくわからなかった。
エピソードが次々と現れては場面が変わっていくので、流れについていけなかった。五代友厚なる人物、時代背景などを予備知識として少し入れておけば、また違ったのかもしれない。彼の功績は、100分程の枠ではとても収まりきれないものなのだろうから。あと少し音楽がうるさいなぁと思う。途中、なぜこんなに流れるのかと疑問に感じたほど。
後日、カンテレの映画制作の舞台裏をまとめたドキュメンタリーを見た。こちらの方がある意味、感動的だ。有志による五代プロジェクトが立ち上がってから、さまざまな困難の中やっと公開まで辿り着いたのだということがよくわかる。その関わった人々の熱意も、たっぷり伝わってきた。五代友厚の功績もわかりやすく紹介している。
三浦春馬を始め他の役者さんやスタッフの方々の現場での雰囲気も伝わってきて、プロモーションで語られていた言葉は本当だったのだと胸が熱くなった。彼の穏やかな中にも真剣な眼差しで真面目に想いを語る表情にもなぜかほっとさせられた。この時、とても充実していて幸せな時間を過ごしていたのだと勝手に安心してしまった。
オープニングすぐ辺りに見せる無邪気な笑顔とラスト近くで見せる全てを見通したような穏やかな笑顔。その笑顔の対比に彼の人生を重ねていた。安らかな場所にいることをいつまでも祈りつつ……
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