天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
全593件中、181~200件目を表示
天外者
よかった
タイトルなし(ネタバレ)
幕末の混乱期から明治にかけて生きた、五代友厚さんの功績と生き様を、時代を超えて、はまり役と誰もが納得する三浦春馬さんがものすごい熱量で演じています。誰もが夢を持てる未来を作る為に、揺るがない信念を持ち、目的のために突き進む姿は、三浦春馬と五代友厚がリンクし、観ていて心が震えました。友厚がグラバーに頭を擦りつけて頼み込むシーンや、大阪商人の前で演説する場面は、鬼気迫るものを感じます。また、母親(筒井真理子さん)との親子の絆、愛するはると気持ちを通わせるシーンは、涙なしでは観れなかったし、蓮佛美沙子さん演じる豊子との夫婦愛・・など、若い方から年配の方まで、観てほしい作品。田中監督がおっしゃるように、春馬さんが持つものをすべて出して輝いています。
春馬さん自身、この撮影ですべてを出し切ったであろうし、それを自信として、自分の未来に思いを馳せていたに違いありません。
メイキング映像でも、春馬さんはほんとにいきいきしていました。笑顔で気配りをし、現場を盛り上げ、共演者の方々やスタッフとも心を一つにして作り上げられた作品であることを確信しました。春馬さんのこれからの活躍が見られなくなってしまったのは、ほんとに悲しく残念です。
映像の中に、五代友厚さんに関する詳細なシーンはないけれど、成し遂げた功績の偉大さを表現するには、十分であったと思います。また、春馬さんが五代友厚さんを演じた意味は十分あると思います。これを観て感動した人が、詳しく五代さんを知るきっかけになればいいと思います。
少なくとも私は、五代友厚さんは、もっと評価されるべき人物だと思います。
余談ですが、才助から友厚に、自ら改名していることも、そう思う理由です。
私は、この映画を3回観ました。ほんとにいい映画だったと思います。
この時代、「天外者」を他人事だと思わず、人のために自分にも何かできることはないか考えて、微力でも行動することができたらよいですね。
春馬さん、田中監督、出演者の皆さん、スタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました。
天外者、最高でした!
歴史に全く興味が無かったのですが、映画を見終わってから日本の歴史をもう一度勉強し直したいと思いました。今の日本があるのは、時代を変えようという強い志と行動力のある若者達がいたからだと知り、そんな方々の事をもっと知りたいと思いました。そして、そんな偉大な五代という人物を演じた三浦春馬さんは最高にかっこよかったです。これからも未来の春馬さんの姿を見たかったです。ただただ残念でなりません。
ただ、今日映画館で、天外者と言う素晴らしい作品を通して春馬さんの生きた証を見られ、そして皆彼のことが大好きだという思いが沢山詰まったメイキング映像を見る事が出来て、何だか心が温かくなりました。
素敵な作品を作って下さりありがとうございます。
5回目
求めてたモノとは違っちゃった
時代劇、歴史物は結構好きなので大河ドラマは大好物です(特に幕末ものが)。
三浦春馬さんはかなり好きな俳優さんでした。舞台も観劇しております。
だからこの「天外者」は私のどストライクかと。ここでの評価も高いし期待してました。
だけどー。で、結局五代友厚は何をした人ですか?
いや実業家としていろんなことした人でしょ。知ってます。でもその実業家の面が何も描かれておらずアレレもう終わり?って感じでした。
大河ドラマなどと比べてはいけないことは百も承知ですが、ダイジェストとも言えないほどに駆け足で飛ぶから何のエピソードも引っかからず全く物足りません。遊女話は要りました?色恋エピを入れるなら奥さんとの話を掘り下げてほしかった!(森川葵さんは決して悪くないです)
でも三浦春馬さんは本当に素晴らしかったです。殺陣も良かったし熱くて真っ直ぐな五代像を全力で演じられてて。
だからこそもっとしっかりした脚本と演出で初時代劇にして代表作にしてあげたかったのです。うーん残念としか。。
日本一の嫌われ者が日本を作り、救った話
いまいち
五代様と春馬くんと幕末開国とコロナ禍
三浦春馬さんの熱演を
何度も、映画館で観たい作品です
五代友厚や三浦春馬さんだけでなく、この世に生を受けた者は天外者。天外者になる可能性を秘めているのだと思いました。自分だけ良ければいいという風潮を職場で感じることが多くなった今、誰かのため、世の中のため、自身の掲げる理想のため、生きることの尊さを三浦春馬さんがありったけの熱量で演じきった五代友厚と、この激動の時代を生き抜いた若者たちの熱量を感じました。忘れてはいけない熱量ですね。
最後は涙が溢れて止まりませんでした。
ストーリーはフィクション部分もありますが、五代友厚の生き様を短い時間で伝える目的を果たすには歴史に疎くても伝えられるよう工夫されていると感じました。でも幕末を多少興味を持って書籍などで知っている私からすると、知った上で観た方がもちろん楽しいと思います。
島津斉彬も一瞬の登場でしたけれど、なぜここで斉彬が、、、とか斉彬の人物像を知っているのといないのとでは違うでしょうし、生麦事件を発端とする薩英戦争も一瞬で映画では終わりますが知っていた方が味わい深いと思いました。
そして最後に、この映画は全ての世代の方に観ていただきたいと思います。きっと忘れてしまったり、蓋をしてしまった熱い気持ちや、性善説かもしれないけれど、もともと誰もが持っている清廉潔白な部分を呼び起こしてくれると思います。
そして自分を変え、周囲により良き影響を与えられる人になれたら、その力は広がってよりよい日本や世界を作れるのではないかと思いました。
三浦春馬さん、演者の皆さん、監督にスタッフの皆さん、この映画を送り届けて下さった皆さん、ありがとうございます。
上映中に何度も映画館で観たい作品です。 実際、12月30日にも映画館で鑑賞しました。
音楽が残念
全593件中、181~200件目を表示






