聖なる犯罪者

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聖なる犯罪者
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解説

過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描き、第92回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたポーランド発の人間ドラマ。少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも神父になることを夢見ていた。仮釈放され田舎の製材所で働き始めた彼は、ふと立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされ、司祭の代わりを命じられる。村人たちは司祭らしからぬダニエルに戸惑うが、徐々に彼を信頼するようになっていく。数年前にこの土地で起きた凄惨な事故を知ったダニエルは、村人たちの心の傷を癒やそうと模索する。しかしダニエルの過去を知る男の出現により、事態は思わぬ方向へと転がっていく。主演のバルトシュ・ビィエレニアが、少年院出身のダニエルと司祭トマシュという正反対の人物像を緊張感たっぷりに演じる。監督は「ヘイター」「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」のヤン・コマサ。

2019年製作/115分/R18+/ポーランド・フランス合作
原題:Boze Cialo
配給:ハーク

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第92回 アカデミー賞(2020年)

ノミネート

国際長編映画賞  
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(C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes

映画レビュー

4.0「敬虔さ」と「狂気性」

まささん
2021年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実話をベースにした話題作だけあり、時節柄にもかかわらずお客さんが多かったです。

ポーランド作品ということで、「社会的背景」がわからないこともありますが、映像やシナリオとともに主役の存在感が素晴らしかったです。

過去の罪を隠しながら、聖職者になりすましている、主役のバルトシュ・ビィエレニアさんの眼力による演技は独特で、「敬虔さ」と「狂気性」の危ういバランスを見事に演じていました。

すべてが表現されていないため「余韻」があり、鑑賞後の印象はそれぞれ違うかもしれません。

僕は「良い映画を観たなぁ」と思う一方で、「宗教観」や地域社会の「閉塞感」などに共感できる要素が少なく、感情に響く部分は少なかったようにも感じました。

しかし素晴らしい映画です🎬

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まさ

5.0人に資格を与えるのは誰か

きりんさん
2021年8月9日
Androidアプリから投稿

笑福亭鶴瓶の「ディア・ドクター」とプロットが重なる。

誰かが与えた資格=免状とか卒業証書ではなく、
「誰がなぜ彼をその任に立たせたのか」が、実は献身の「肝」なのだと気付かされる物語。

・・・・・・・・・・・・

僕が小さい頃行っていた教会は、初代の牧師さんは郵便局長さんだったそうだ。
戦争で聖職者がみんな死んでしまったので、生き残った信者たちの中で話し合ってその郵便局長さんを牧師として立てたのだと。もちろんその手の学校は行っていない。
白黒の面長の写真がかかっていた。

・・・・・・・・・・・・

映画は、「資格」からは最も遠かった男と、神と、信者が四つに組んで語らう。

その任に最もふさわしいのは誰なのか、そこを探る祈りは、その祈りの実りとしてその現場でしか成り立たないコミュニティを誕生させる。

神様と村人とトマシュが決めるのだ。
どこぞのバチカンがお墨付きを決めるのではない。

2000年前のナザレのイエスこそが、父無し子の田舎大工として、無資格者の棟梁という罪名のゆえに、彼は十字架にかけられたのだがなぁ・

皮肉なことに、誰にも求められていないのに名士の皮をかぶった輩が 逆に幅をきかせている。―それがこの世の中だ。
その人をではなく、一枚の紙切れが、名刺と学歴が、家柄と納税証明書が、その人を保証するという。

悪い政治家や医者や宗教家が庶民を食いものにして汚い腹を肥やしていても
しかし彼らは「正式な有資格者」なんだよね。

【2021.9.7.再鑑賞】
安っぽいハッピーな終幕でなくて、これは本物だと判る。
投げられた石の波紋は村に残った。
「他者を赦したとき、人はおのが隠していた自己の罪が赦されることを知るのだ」と、どの表情も語る。
リディアの内面の演じが、素晴らしかった。

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きりん

4.0教会に神はいない‼️なせなら、私が神だから‼️❓

2021年7月31日
PCから投稿

私事で恐縮ですが、何十年も前から、夢枕にイエスが出てきて、お前が私の生まれ変わりとゆうのです。
イエスも私も、聖書を読んだことが無く、教義も知るよしも有りません。
ちなみに、教皇も大司教も少年を犯していますが、知識は豊富です。
余談が過ぎましたが、この映画の主人公は敬虔な信者です、ハメなれなければ、最後は良い神父で終わり、町も平和です。
たかが、二千年の宗教です。
私が神だから、それで良いでは無いですか❓
神も死ぬのです‼️

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アサシン5

3.5罪を背負って生きる者の希望と絶望

SGさん
2021年7月29日
iPhoneアプリから投稿

設定自体はコメディにもなりうるような単純な嘘と勘違いの話だが、鮮烈な暴力描写とブルーを基調とする冷たく研ぎ澄まされた映像が緊張感とスリルを増幅させる。
聖者の資格すらない前科者のダニエルが、まさに"生身の人間司祭"として、固く閉ざされた人々の心を揺さぶり対立や断絶をも解き崩していく姿は、危なっかしくもあるがどこか爽快でもある。
実際にこういう事件が珍しくないという背景には、えてしてその偽神父のパーソナリティーや言葉が、資格者である厳粛な神父のそれよりもストレートに人々の心に響くという一面もある気がする。
しかし一方でこの男が本当に善人に生まれ変わったかどうかは分からない。いや、善か悪かを判断すること自体が無意味にすら思える。

過去の罪はもはや一生消すことのできない烙印なのか。
事件の加害者と被害者、聖職者と犯罪者、支配と従属、交わることのない者たちに刻み込まれた傷と揺れ動く感情。
見終わった後、色々と考えさせられる作品だが、単純に映画として面白かった!
主演バルトシュ・ビィエレニアのインパクトのある目と表情の演技は、天使と悪魔の両面性を見事に体現していて忘れがたい。

ラストで彼の目に映った自らの未来は何だったのか。
罪を犯し背負って生きる者の希望と絶望。
「人生はいつでもやり直せる」なんて明るく言い放てる人間の薄っぺらさよ。

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SG
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