過去を偽り聖職者となった男 R18+の過激作「聖なる犯罪者」場面写真
2021年1月8日 12:00

ポーランドで実際に起こった事件に着想を得た「聖なる犯罪者」の新たな場面写真が披露された。司祭になりすました元受刑者ダニエルがドラッグを使用し、瞳孔が開いたままダンスホールで踊る姿などをとらえている。
信仰深き元受刑者ダニエルは、刑務所から出所した後に立ち寄った協会で、新任の神父と勘違いされる。やがて、神父として村人達の信頼を勝ち得ていくが、善と悪の境目を超えた衝撃の結末を迎えることになる。

メガホンをとったのは、Netflixで配信中の「ヘイター」も話題のヤン・コマサ。「パラサイト 半地下の家族」「レ・ミゼラブル」「ハニーランド 永遠の谷」らとともに第92回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた作品のなかで最後の日本公開作品であり、内容の過激さからR18+指定となっている。

場面写真は、タトゥーが彫られた体を教会で晒す姿、血まみれで殴り合うシーン、子どもと楽しそうにサッカーをする様子など、ダニエルのさまざまな一面をとらえている。28歳のバルトシュ・ビィエレニアがダニエルという異様なキャラクターを演じ切り、第55回シカゴ国際映画祭、第30回ストックホルム映画祭にて主演男優賞受賞を受賞し、第70回ベルリン国際映画祭では若手俳優に与えられる2020ヨーロピアン・シューティングスターにも選出された。
「聖なる犯罪者」は1月15日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。R18+指定。
(C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes
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