「マティーニが飲みたくなるかも」オン・ザ・ロック 劇場の天使2さんの映画レビュー(感想・評価)
マティーニが飲みたくなるかも
ビル・マーレイ演じる父親は娘婿の尾行をするのに赤いオープンカーでキャビアを食べるという浮世離れした愛すべき人物。
ラシダ・ジョーンズの娘は子育てに追われスランプに陥った小説家。夫の浮気を疑ってしまうけれど、父親の価値観に振り回されて真実を見失う。
二人が会うのは、ニューヨークにあるちょっとオールドスタイルのレストラン数カ所。決まってオーダーするのはストレートアップスタイルのマティーニ。ジンはボンベイサファイアらしい。父親は最初はオン・ザ・ロックだったのに娘に合わせてストレートアップばかりに。
題名の『オン・ザ・ロック』は頑な心を持った娘が心を解いていく過程をカクテルの楽しみ方になぞらえたのだと思いました。
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