ザ・ファブル 殺さない殺し屋のレビュー・感想・評価
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一つ一つのかみ合い方が気持ちいい
とにかく映画として純粋に面白くて、観終わった後にはどこかすがすがしさのある、前を向いて進もうとする気持ちをもらえた。
まず冒頭。
前作とは打って変わって普通の人がたくさんいる街中で、ターゲットがファブルに音もなく始末されていく様子にプロの殺し屋の凄みを感じてゾクゾクした。
「団地アクション」と銘打たれたシーンも想像をはるかに超えてすごかった!!
日本の団地ならではの特徴と生身での立体的な機動力の高さが掛け合わさった見たことのないアクションで、ワクワクした。
この場面での行動を通してファブルとウツボの人となりがさりげなく出ているのも良い。
笑いのクオリティも大幅に上がっていて、間が絶妙で素で笑ってしまった。
「悪の要素だけでベタぬりされた悪人」はおらず様々な面が一人の中に同居しているのが原作の魅力の一つだが、本作でも脚本・演出の力と役者陣の説得力で、「こいつはこういう人間なのかな?」と思わず考えてしまうような奥行きがあった。
平手友梨奈演じるヒナコも良かった。
ヒナコが変わっていく姿が、実際に今そこで生きている人の変化を目にしているような感覚を覚えた。
ヒナコが「自分の足で立とうとする」ことがブレずにあったことにも胸を打たれた。
前半はストレス後半からは次第におもしろくなる
岡田准一はもはやトム・クルーズ!
ようやく自分の観たかった岡田准一の姿が観れました!
殺しを休業している最強の殺し屋ファブル(岡田准一)が殺さずに敵を倒す様を描いたアクション映画。
今回は2年ぶりの続編!
レビューサイトや評論家の評判でも言われていますが、前作よりも全然良かったです!
アクションシーンやカメラワーク等、前作よりも見易さと迫力が格段に上がっていました!
今回は団地と駐車場という日常で使われるけど、その場所を選んだスタッフはナイスです!
人がそんなにいない場所を利用し、なおかつトリッキーな動きが出来る場所なので、前作の倉庫よりも全然見応えがありました!
今回は岡田准一自らアクションの振り付けと指導を行っているそうですが、ジャッキー・チェンを彷彿とさせる机や鉄柵を使ったアクションが見れて面白いです。
また、彼は自らスタントも行っており、予告編でも「マジか!?」と驚くような危険な事を行っていましたが、劇場で観ると非常に迫力がありました!
そのスタントはトム・クルーズがやってるような危険なスタントなので、彼はトム・クルーズ目指せるんじゃないかと思います(笑)
また、今回は平手友梨奈がゲストヒロインを演じてましたが、今回のMVPです!
本当に素晴らしかった!!
彼女の拗らせた姿と笑った顔が最高でした。
コメディに関しても、またしても滑っててつまらないと感じる部分はありますが、前作よりはだいぶマシになった気がします。
ただ、ドラマパートは正直若干退屈でした。
ファブルと堤真一等の関係性を序盤で明かしてしまったからか、中盤で飽きが来てしまいました。
中盤でも一回派手なアクションを入れた方が良かった気がします。
とは言え、続編の方が面白いという希少な例を邦画で作ったのは凄いです!
僕も前作は好きではありませんが、今回は普通に楽しめたし前作とは違って好きな映画です!
前作同様最高の映画
テンポ悪いし平手友梨奈が、、、うーん🤔
平手の演技がガバガバ過ぎて集中できなかった
立つ練習、足動かない設定なのに足で重心支えててて草
自分の力で立ち上がるということがラスト大事ではあるが
そこに至るまでに変な演技を何度もみせられ辟易
正直平手のシーンを9割カットすれば
テンポよく進んで、よりスピーディーなアクション映画になった
岡田のアクションはいい、流石
エンディングで唐突にRain On Meが流れて
心が洗われた
うーん、、、前作は楽しめて期待していただけに悲しい
アクション、ストーリーどちらもいい
アクションもストーリーも充実していてこんなに満足感が得られた邦画は初めてかもしれません。
キャストもピッタリハマってる。
敵役が悪だけではなく正当性を感じたり人間味があったりするのも良かった。
ファブルが自分を殺そうとしている相手でも振り落とさず階下に振るのも細かい演出で良かった。ヒナコ役の微妙な心の変化も描かれていて胸を打たれた。
あまりの完成度の高さにひれ伏した
岡田准一凄すぎる!
岡田准一のアクションがガチで凄い!原作の設定だから仕方ないけど本当に覆面してるのが勿体ない。
冒頭のカーアクションを観ながら三池監督の初恋を思い出しました。日本では撮影が難しいとの理由でアニメ対応したシーンがあったのですが、それに近いシーンを本作では実写で観せてくれました。素晴らしいチャレンジ精神。
ラスト近くの団地での大立ち回りも今までの日本のアクション映画では体験したことのないようなアイデアてんこ盛りの素晴らしさ。ジャッキー・チェンのプロジェクトA2を彷彿させる見応えに激しく興奮しました。
ドラマパートでは堤真一のサイコパスぶりがえげつなくてとても殺され甲斐のあるキャラでした。平手友梨奈も素晴らしく「響 -HIBIKI-」でも感じた女優としての覚悟がスクリーンからひしひしと伝わって来ました。
個人的に一番好きだったのが木村文乃。出来ればアクションパートでもう少し活躍する姿が観たかったです。
原作が好きな人間は違和感を覚える
1作目が面白かった為期待して見に行ったのですが、派手なアクションシーンを入れるためにファブルらしさが無くなった様に感じました。
6秒以内にどんな相手でも殺せる圧倒的な強さと絶対誰も殺さない命令によって、敵をも守りながら敵を瞬時に制圧するのがファブルの魅力であると思っています。
しかし今作では1人に制圧されかけたり(ヨウコの助けが無ければ殺されていた)、4階以上の高さから当たり前のように人間を落とします。
大筋は漫画遵守しておりアクションの質も高かっただけに、主人公の個性を殺した演出が残念でなりません。
瞬き出来ない驚愕アクション!
率直に前作よりも格段楽しめました。
シリアスとギャグとドラマ、緩急のあるとてもバランスの取れた一作。
特に岡田さんは世界レベルで体術や銃の扱いが見事、その身体能力をもって冒頭から心臓に衝撃が走るほどのカーアクション。更に後半の足場のバトルシーンは撮影のアングルやユーモアも混じる一連の流れに感動し、瞬きするのが勿体ない程の完成度の高さ。
そして何よりキャスティングが抜群に良く、堤さんの悪役は猟奇的で恐ろしく一見本当は好い人?とこちらに錯覚させるほどお芝居に貫禄があり痺れた。安藤さんも愛着がわく役どころで、敵なのに好感がもてる優しいお兄さん感。
そして今回念願のバディであるヨウコ(木村さん)の知能的特技とキレのアクションが見れて満足、特に足が綺麗だけど凶器ですねあれは。
ただクライマックスは少しダルさや焦らしが見られたのでストーリーや登場人物の背景が薄味だったかも。続編があれば期待したいです。
偉そうに言いますが、及第点
ヨーコが木村文乃かー、というのが前作発表時の感想で、見た時も木村文乃の演技がアレで(注:大好きです)なんかなぁ、という感じだった。今回はそこにも慣れてそういうものとして待っている自分がおり、少ないながらもアクションの見せ場も(膝もサンタコスも)見られて良かったです。山本美月の見せ場はなかったすね。
堤真一は政治家なのかと思ったら詐欺師?あんな講演会とかやって目立ってるのに自ら隠しカメラ設置したり、4人組で少数精鋭っぽい話をしてるのに大人数で仕掛けちゃう。キャラ設定が迷ってる感じでラストまで痛さも感じなかったなあ。
岡田准一アクションの凄さは大規模な仕掛けが無くカット割も少ないロングめのシーンで体技中心にして欲しいという強い欲求が残った。結局ドアダッシュが一番印象に残ってしまうわけで。(あとヨーコの腿バサミ)
他は大体皆さんと同じです。
馬鹿みたいに面白い
前作はほのぼのする楽しい作品だった。本作品も引き続きほのぼのしていて、笑えるシーンがたくさんある。変な言い方だが、馬鹿みたいに面白い映画である。
岡田准一はもはや俳優に加えて特殊技能のパフォーマーである。本作品のアクションも凄かった。ちょっとスローモーションがくどかったシーンもあるが、総じて楽しめた。アクションの中で一番よかったシーンは、意外かもしれないが、山本美月に危機が迫ったときの一瞬のアクションが最高だったと思う。佐藤二朗の驚いた顔とその後のギャグがケッサクだった。
佐藤二朗は役者としても司会者としても好きではないが、本作品のような使い方なら一番持ち味が出るし、本人が望む通り、観客に笑ってもらえると思う。
今回はファンサービスなのかもしれないが、木村文乃にもアクションシーンを用意していて、それなりの活躍に彼女のファンも納得したことだろう。
前作で福士蒼汰が演じた謎の殺し屋のサブストーリーみたいなものや、安田顕が演じたヤクザの精神の闇など、ファブルを取り巻く状況の複雑さが描かれなかった分、作品としての厚みは前作に劣るが、本作では平手友梨奈の演じるヒナコや安藤政信の鈴木という新しいキャラクターを登場させて、作品を善人寄りにしている。堤真一の宇津帆を含めて、それほどの悪人が登場しなかった。そのあたりも本作品の印象をほのぼのとしたものにしている一因だろう。暫く間を置いたらもう一度観たくなるかもしれない。
良かった
時間は長いが見どころは二つかな‼️❓
当たり前だが車と足場のアクションはcm以上
今回は泣かせるファブル。RAIN・ON・ME !
①続編は🙍💨⤵️というジンクスは破りましたね。おめでとう、岡田准一!②しかし今回のファブルは血なまぐさい。冒頭から血がドバッ!血の嫌いな人にはきついだろうねェ。お子さまにも刺激が強すぎるかも(R指定でしたっけ)。③冒頭から流血シーン+アクションシーンの連続で、ファブルが本当に凄い殺し屋だったことを画で見せつつたちまち映画に引きずりこむところは上手い。④冒頭の駐車場でのアクションシーンもスタントを全部岡田准一が自分でやっていたら凄いが、なんといっても白眉はマンションの足場でのアクションシーン。崩れ行く足場を舞台にしたアクションシーンは世界映画史上でも初めてではないだろうか。物量や超一流のスタントマンが作り出すハリウッドのアクションシーンよりこういう手作り感のある生身の身体を張ったアクションシーンを日本映画は誇っても良いと思う。⑤この足場アクションシーンのきっかけとなった言語障害の女の子が助けられた後泣き出したのを、ファブルが止めようとジャッカル富岡の真似をし、それを見た女の子が笑うところでは一緒に笑うよりも涙腺崩壊してしまった。それからは後はラストクレジットで流れる「Rain On Me」までウルウルしっぱなし。⑥一ヵ所しかないけれども木村文乃のアクションシーンもなかなかのもの。安藤政信は何か中堅俳優になっちゃいましたねぇ。⑦貝沼君は可哀想なことになっちゃたけど、盗撮しておきながら逆ギレしちゃったのであまり同情出来ず。どうせ最後は殺されキャラの井崎の中途半端感もビミョー。⑧こういう映画は敵役・悪役のキャラ立ちと演じる俳優の個性と魅力が大事。よく考えてみれば小悪党レベルなんだけど、本当に悪どいんだが、しかしどこか憎めない宇崎を堤真一が怪演。ただヒナコが少女売春を警察にばらすのを阻むためにヒナコの両親を惨殺したというのがも一つピンと来ない。ヒナコは既に警察に保護されている訳だし、黙らせようとしたかったら両親を殺すのじゃなくて人質にすべきじゃないの?ここがこの映画で不満なところ。⑨しかし、前作“Born This Way”、本作“Rain On Me”と、レディー・ガガの曲が「ファブル」シリーズに合うというのも不思議なところ。
最高!
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