劇場公開日 2021年6月18日

「相変わらずの凄いアクション娯楽作」ザ・ファブル 殺さない殺し屋 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0相変わらずの凄いアクション娯楽作

2022年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

前作『ザ・ファブル』(2019年)に続いて相変わらずの凄さと楽しさを見せてくれるアクション娯楽作。安定した面白さ(^^)
やっぱり、1作目のように映画館で他の観客と「ウワッ!」とか「オー!」とかしながら観たかった(笑)

超絶すご腕の殺し屋であるにも拘らず平凡な一般人の生活をボスから命じられた「伝説の殺し屋ファブル」を演じた岡田准一が自身で演じているアクションが見事!
そして、アクションの合間にコメディを散りばめておくことも忘れないエンタメ精神が楽しい(笑)

冒頭、ラブホから多数の若い女性が出て来たところ、元締めの男が次々と殺される場面からはじまり、女性1人を連れて逃げようとした男の走る自動車にくらいついて、女性を助けるファブル。ノッケから自動車のアクションシーン。

ファブル(岡田准一)は、相棒役だが妹という設定にされたヨウコ(木村文乃)とアパートに住んでいる。ファブル自身は佐藤と名乗っている。
そんな折、表向きはNPO法人としているが実は悪人の宇津帆(堤真一)が、腕利き殺し屋の鈴木(安藤政信)を使って弟を殺されたことからファブルへの復讐の機会を待っていた。宇津帆の元には、元家出少女で両親を殺された車椅子の女性ヒナコ(平手友梨奈)がいたのだが……。

この映画タイトル通り、悪人たちから命を狙われるファブルが「殺さない殺し屋」で居られるか?……が、やはり楽しい。

本作で注目は「団地でのアクション」だが、これも最高の楽しさ。

外国の『007』や『ミッション・インポッシブル』シリーズに負けない日本映画の代表的なアクション娯楽作と言えよう。
これも、岡田准一の身体能力あってこそ。

<映倫No.122324>

コメントする
たいちぃ