音響ハウス Melody-Go-Round

劇場公開日:

音響ハウス Melody-Go-Round

解説

1970~80年代に勃興したシティ・ポップの総本山として近年再注目を集める東京・銀座のレコーディングスタジオ「音響ハウス」にスポットを当てたドキュメンタリー。1974年12月に設立された同スタジオは、原音を忠実に録音できる環境を常に提供することで国内外のアーティストたちから愛され、数々の名曲・名盤が生み出されてきた。YMO時代から同スタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、ヴァン・ヘイレンのデビッド・リー・ロスら多彩な顔ぶれのアーティストが、同スタジオとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語る。当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラを向け、シティ・ポップがどのように形作られてきたのかを描く。さらに、ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎らゆかりのアーティストたちが参加した本作のためのコラボ曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。企画・監督は「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」の相原裕美。

2019年製作/99分/G/日本
配給:太秦
劇場公開日:2020年11月14日

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(C)2019 株式会社 音響ハウス

映画レビュー

3.5近所で働いてました。懐かしく拝見

2020年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

かつて、映画.comのオフィスは新富町にありました。その近所にあったのが、この映画の主題である音響ハウス。そう言えば、近くにあったトンカツ屋「かつ銀」で、YMOの3人と遭遇したことがあります。この映画に登場する矢野顕子さんの話で、音響ハウスでのレコーディングと「かつ銀」での食事がセットになっていたことが裏取りできました。日本の名曲の数々が、ここから生み出されていたんですね。知らなかった。そして、懐かしかった。

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駒井尚文|映画.com編集長

3.0レコーディングスタジオ

2023年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

銀座にあるレコーディングスタジオ「音響ハウス」の歴史と、ミュージシャンやエンジニアたちの思い入れを取材したドキュメンタリー。 レコーディングスタジオは世界的な有名所が映画になっているが、日本のスタジオは知らなかった。 気持ち良く仕事ができるところがいいのはよく分かる。

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いやよセブン

3.5皆の思い入れの深さ

2023年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドキュメンタリー音響ハウス。坂本龍一や高橋幸宏、矢野顕子、松任谷正隆、松任谷由実らが 絶賛した銀座1丁目のスタジオ。皆の思い入れの深さが良く分かるよね。

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重

3.5忌野清志郎の歌声に涙・・・

2021年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 まるでコロナ禍の中でのリモート配信みたいな分割画面のメロディなんとかという曲。途中で『戦場のメリークリスマス』のタイトルバックが映し出されたのでビックリもした。眠かったので、いきなり映画館ごとテレポートしたのかと思った。  ミキサー室のコンソールを見るだけで興奮しがちでしたが、74年に設立されたということは、アナログからデジタルへの転換期があったのだろう。音楽シーンでも80年代のデジタル革命は画期的だったし、そのターニングポイントなんかを描いてくれたら良かったのにな。YMOもテクノだけど、最後のアナログシンセバンドなんだろうし・・・  終盤では13歳のHANAちゃんの曲が中心。アレンジもどことなくアナログ感あふれていたけど、ベーシストが映らなかったからそこだけは打ち込みなのかな?  カッコイイ!と思ったのは4人のホーンセクションの音が左右にパンされるところ。これは生演奏でしか出せない。そして葉加瀬太郎の職人芸。また、ONKIO HAUS という綴りもドイツ語っぽくてかっこいい。そんなとこかな。実際、スタジオとしての経営はうまくいっているのか?変なところで気になってしまいました。銀座だし・・・

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kossy