建築と時間と妹島和世のレビュー・感想・評価
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私の好きな妹島和世の世界
設計からデザイン、建築現場の定点観測。妹島氏のありのままの発言。 よくあるドキュメンタリー映画だと別の角度からの発言やもう少し突っ込んだ議論もあるかと思うが、妹島氏だけで話しが多く、葛藤もあるが静かに進行していく映画だった。 少し物足りなさを感じた。
これはこれで良いのだ~!
妹島和世さんの考え・話が聞けて良かったです、見積・予算の件での構造プラン変更が最終的には原案に戻っていたけど施主側の配慮(追加予算?)叉は全体でのプラン調整が有ったのかな? 他の方のコメントに音楽が~、と有ったけど集中する方向が違うでしょうと思います。
頭がおかしくなると思った、、、
建築に興味があるから、楽しみで観に行ったのですが、とてもがっかりしました。1時間中、音楽は一つの曲のループなんですが、数分の曲なので、観ている間に頭がおかしくなると思いました。感覚的に映画の20%ぐらいが工事現場の映像なのですが、その映像も付与価値がないのに、かなり長い間みせていて、とても不思議でした。妹島和世氏をそこまでもっと深く知れることなく終わってしまいました。
切り取りのうまさ
映画ではないの。大阪芸大の資料室や、美術館の展覧会で上映されるべき作品なの。ただ撮れ高あったから60分の作品にして公開したんだろうなあと思う。 ホンマタカシは《◯◯と△△》っていうタイトル付けが好きなんだよね。今回は三つに増やしてた。 やっぱり画面を切り取るセンスがすごいね。オープニングで妹島さんがプレゼン資料を見せてくれるんだけど、見切れるまで寄ってるんだよね。普通は少しひいて全部を写しちゃう。その後もほとんどのカットでフレームから何かが見切れてんの。 ひきにして、全部を入れて撮るのは、まあ、誰でもできると思うんだけど、見切らせるときに、どこで切るかはセンスが出ちゃうね。そこを感覚で切れるのはさすが木村伊兵衛賞作家。 背景も気を遣ってて、シンプルな背景が圧倒的に多いね。 あとは、色々と語る妹島さんが魅力的だね。言ってる内容は、まあ聞き流してたんだけど、それでも妹島さんは魅力的な人だと思った。 画面の美しさと妹島さんの魅力をぼーっとみる一時間だと思うよ。 英語字幕はあれでいいんだろうか。もう少ししっかりした翻訳者がやった方が良い気がしたけど。 あとオープニングの文字のレイアウト。
酷すぎる。
建築関係者です。まず同じ音楽を延々と繰り返すので頭がおかしくなりそう。撮影は定点撮影が大半で雑。木村伊兵衛賞をとっていても建築の魅力を撮るには至らず。妹島さんの魅力も建築の魅力も全く描いていなくてびっくりした。明らかに、劇場公開用に作られていない。美術展とかの10分上映コーナーとかならいいと思う。
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