SP 国家情報局:Mr.ZOO

解説・あらすじ

ひょんなことから動物たちの心の声が聞こえるようになった国家情報局員の奮闘を描いた韓国製アクションコメディ。海外への栄転が近い国家情報局員のチュ・テジュは、韓中国交樹立25周年の記念イベントで、中国から寄贈されるパンダを護衛することに。しかし謎の集団に急襲され、パンダを奪われてしまう。頭部を強打した彼は、目覚めるとなぜか動物たちの心の声が聞こえるようになっていた。上司に信じてもらえず任務から外された彼は、元軍用犬のアリとともにパンダの行方を追う。「工作 黒金星と呼ばれた男」のイ・ソンミンが主演を務め、「高地戦」のシン・ハギュンが声の出演。

2020年製作/114分/韓国
原題または英題:Mr. Zoo: The Missing VIP

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映画レビュー

4.0【”動物が好きな人に悪人はいない。”今作は、ナント!あの韓国のポリィティカル映画の名優イ・ソンミン主演の、ムッチャ笑える動物コメディなのである。ビックリしたなあ。けど、面白かったなあ。】

2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

■国家情報局のSPで、動物嫌いのチュ・テジュ(イ・ソンミン)は、韓中友好の証として来韓したメスのパンダ・ミンミンの護衛を任されるが、ミンミンが何者かに誘拐されてしまう。
 犯人との攻防の中で頭を打ち動物の声が聞こえるようになったテジュは、軍用犬・アリと共に捜査を始めるのだが、その怪しい行動から後輩なのに先に室長になったミン・スヒ(キム・ソヒョン)から、国家情報局を首になってしまう。

◆感想

・どーも。
 普段は、イ・ソンミンが重要な役を演じる「工作 黒金星と呼ばれた男」や「南山の部長たち」近作では「ソウルの春」などを見て、”ウーム、ヤッパリ、イ・ソンミンの演技は重厚だなあ、などと思いつつ、すかしたレビューを書いているNOBUです。

・オイラは週末は新作を映画館で観てるんだけど、平日は会社から帰った後に、酒を呑まなくなったのと、ローガンになってしまったので(涙)本を読むスピードが落ちたので本を沢山読めなくなった故に(涙)、夜に長ーい時間が出来たので、配信の映画を観ているんだ。
 で、その作品チョイスには結構時間をかけるんだよね、当たり前だけれども。だって、如何にショート・スリーパーとは言え、時間を使って観る訳だから、面白い映画が見たいじゃん。

・で、今作を見つけたんだけど、最初はチョイ迷ったなあ。だって、イ・ソンミン主演のコメディって書いてあるんだもんな。
 けどね、結論から言うと、ムッチャ笑ったんだ。そして、チョビッと沁みたんだよね。だって、あのイ・ソンミンのコメディ演技が可笑しいし、(エンドロールではナント踊っている!)何より頭を打ったために動物の声が聞こえるようになったという設定と、犬、パンダ、熱帯魚、ゴリラと言った動物たちの声がムッチャ可笑しいんだよね。あ、因みにイ・ソンミン演じるチュ・テジュのバディとなった軍用犬、アリの声はシン・ハギュンだよ!
 他は、誰が担当したんだろ。ホント可笑しかったな。

・誘拐されたパンダ、ミンミンを取り返した時に、アリとパンダと一緒にチュ・テジュが、盲人の振りしてバスに乗るシーンなどは可笑しくって。パンダが二足歩行する事があるという事を上手く生かしていて、良かったなあ。

・あ、あとはチュ・テジュが動物嫌いになった理由や、可愛い娘ソヨンとそれ故に仲が悪かったのが、動物の声が聞こえるようになり、アリが大切な存在にドンドンなって行く過程で、動物好きになりソヨンとも仲直りする姿も沁みたなあ。

<今作は、ナント!あの韓国のポリィティカル映画の名優イ・ソンミン主演の、ムッチャ笑える動物コメディなのである。ビックリしたなあ。でも面白かったなあ。じゃーね!>

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NOBU

3.0the 韓国コメディ

2020年9月23日
iPhoneアプリから投稿

笑いだけかと思いきや涙もありそう、?

パンダ可愛い

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みん

2.5くだらない、けど面白い🐼

2020年9月5日
iPhoneアプリから投稿

 ふざけた映画だけど、バカバカしいけど、なんか笑えるし、可愛い。たまにはこういう映画もいいね😆
 イ・ソンミンこういう役もやるんだ〜と驚き。
 最初のシーン、高級マンションに住む潔癖症の一人暮らしの男性がAIと会話しながら朝食を摂る、、、ペッパー君と会話をしてる今田耕司が思い浮かんでしまった🤣

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アンディぴっと

3.0国家情報局のドリトル先生

2020年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 はっきり言って『ドクター・ドリトル』より面白かった。後輩のミン・スヒに先を越され昇進を焦っていたチュ室長は、動物嫌いであるにも関わらず中韓友好の証であるパンダの警護リーダーに立候補する。しかし、何者かの襲撃に遭いパンダは奪われ、チュ室長も頭を打ち倒れてしまった。彼は気づくと動物と会話できるようになっていた!という展開。

 父は動物嫌いではあるが、娘ソヨンは獣医を志す少女という設定で、優秀だが火薬の臭いを嗅ぐとパニックを起こす軍用犬アリとともに事件を解決しようとするチュ室長であった。ちょっと間抜けな部下といい、ありとあらゆる動物の声が聞こえるチュ室長といい、コメディ要素満載なのに、犯人はDNA操作によってクローンパンダを作ろうというおぞましい計画を立てている。

 普段は社会派映画で活躍するイ・ソンミンだけど、コメディをやると三村マサカズに見えてくる。後輩ミン・スヒは凛々しいタイプで天海祐希似だ。妻を亡くしているチュだったので、2人の恋の行方も気になるところ。

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kossy