ノマドランドのレビュー・感想・評価
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これがノマド...?映画NO1
ノマドって聞いて
ああ〜なんか流行りの「夏は軽井沢、冬は宮崎行きまっせテレワークサイコー」みたいな奴っしょ
僕もいつかノマドになりたいなーって軽い気持ちで見始めたら
開始5分で絶望
ノマドの主人公がさっむいAmazonの工場で労働してる
これ本当にノマド?
僕の知ってるノマドじゃねえぞおい
どうやら本番アメリカの本来のノマドはこういう地を這うような生活をしていて、その日その日を凌いでいるみたい
悠々自適なイメージがぶっこんぶっこんにぶっ壊れた
映像はロードムービーとドキュメンタリーの間みたいな感じ
監督のポリシーでどうやら主人公以外はみんな本物のノマドを起用してるらしい
この監督がSF撮ったら本物の宇宙人使うのかな??
拠点を持たない寂しい人生観
タイトルなし
昔、ショーン・ペン監督の「イントゥ・ザ・ワイルド」という作品を映画館で見て、震えるほど感動した覚えがあります。
この作品は続編のようなものです。傑作です。
とはいえ日本人にはわからない部分と憧れが入り交じると思われる。自分はそうでした。
それは何故かと。
国土の違いでしょう。
あの広さ、あの自然。宗教が違うのも当然。アメリカもロシアもヨーロッパもキリスト教。一方国土が狭いと至近距離にも目が行き届く、八百万なのです。ソラリスもストーカーもノスタルジアも究極言うと理解し得ない、根本が違う。
国土の違いが巡り巡って国民の生き方をも変えてしまう、その感動をもこの作品は含んでいるように感じます。国を代表する傑作は、きっとそうでしょう。
というわけで「イントゥ・ザ・ワイルド」どこかで配信されないものかなあ。
どこが面白いかわからなかった
夫を失った女性がバンでアメリカ中を旅しながら様々な人々に出会い別れを繰り返す話
自然の壮大な風景をでっかい画面で映し出していて映像は美しかったし、キャストに本物の人々を使用するなどドキュメンタリーと現実の区別が曖昧になるような作りが面白かったけれど、ストーリーとしては地味で見ていて退屈だった
妹に面白さが分からなくとも無理はないと言われて救われた
空気みたような映画
人という孤独な存在を詩的に映像化
想像するがそこまでは求めない
自分も60歳の齢を越えたので、自分だったらって想像してみたが、なかなかやろうとは思えない。もちろん、ファーンの場合には、住んでいた町が町ごと無くなったためという理由があるが。日本には、人が住んでいないアリゾナの荒野のような土地がないせいもある。アメリカには、西部開拓の歴史もあるからか。
アマゾン等の単純労働を転々としながら、同じような高齢者が助け合って、一つのコミュニティを作るのは、アメリカならでは。リーマンショック、製造業の没落、国民皆保険制度がない等、ブルーカラーを締め付ける環境の中で、座して待つだけではなく、自分の力で切り抜けようとする力強さが、アメリカ人に宿るDNAみたいなものか。
抑え目のピアノのBGM、不便なバン生活の制約、雇用の不安定、物々交換、その中でも馴染みの仲間との支え合いと交流。
日本でも、単身世帯となった高齢者の生活は、子どもたちとの関係がなければ、大きな差はないかもしれない。仕事は限られ、地域との付き合いは限定的、あとは同じ趣味を持つ人たちとの交流程度。
「ノマド」は、過酷な環境ではあるが、街にいる路上生活者に比べればまだいいのかもしれない。アメリカ人のスピリットの自由な生活を選択しているから。でも、やはり日本人には想像が難しい。自由よりは、便利さに慣れているためか。未開の荒野もないし。同じようなことは、恐らく日本ではできないだろう。
ただ、映画の中で、「家」は、心の中にある物とノマドが発していた。ファーンにとっても、それは夫と暮らした美しい日々だったのだろう。それが、大自然の美しさ、人の優しさとリンクする。最後、家財道具を売り払っては、夫との過去に決別するため。人は、心が満たされるものを求めて、旅をし、彷徨うのかもしれない。
生きる事の壮絶さ
価値観が少し変わるかも
本作が好きか嫌いかは別として、とにかく人生を見つめ直すよい機会になった。
めくるめく雄大な自然は、人間の強さとはかなさの両面を映し出していたと思う。
観ていてドキュメント作品と勘違いするほど出演者皆の演技があまりに自然というか日常的に感じた理由については、観終えて初めて知りびっくり。このあたりも本作の評価どころか。
個人的には少々行き過ぎに感じるシーンもちらほらあったが出演者皆を引っ張りあげた主演のフランシス・マクドーマンドの演技力は、演技の枠を遥かに越えていると言っても過言ではないしほど素晴らしかったのは言うまでもない。
観ている途中は正直そこまでは…的だったが、今感想を書きながら想うことは、アカデミー賞3部門受賞はやはり相応なのかもしれない。
ところで、フランシス・マクドーマンドを観ていて、大竹しのぶを思い出したのは私だけ?
イージーライダーの現代版
車上生活って憧れんことはないけど
人生すべて後ろ向き!の拙にとって
カネなくなったらアマゾンで働こか、
とは絶対ならんねえ。
だからこそ自分にマネできん人生観には憧れるが
現実的に嫁さんもガキも居るわけで
作品もあーそうなんだ、の域を出なかった。残念
60点
イオンシネマ近江八幡 20210428
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