私をくいとめてのレビュー・感想・評価
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感覚的に
184本目。
上映時間が長いからスルーしてたけど、橋本愛のラジオで大九監督と知り観賞。
始まった瞬間に面白いと感覚的に思ってしまった。
間違ってはなかったし、付き合うかどうかは別にして、こんな子好きだな。
まあフィルター通して言える言葉ではあるけれど。
でもいるよなAって、と思ってるのは俺だけか?
足立区のコロッケは安い。安過ぎる。
あんだけ買って¥390-? んな訳あるかいや!
と。突っ込み入れたのは私です。
「能年玲奈」の「カラスの親指」が2012年。8年前ですが、相変わらず天使です。と言うか、偉く立派な女優さんになったもんだよ。ってのが、先ずはある。橋本愛との共演も懐かしいけど。
エンドロール見て「中村倫也は何処に居た?」
Aの声役だったんですね。ホント、色んな事やるよね、彼。好感持てます。
お一人様女子の日常と非日常。内心の声を「A」と名付け、意思決定にも自己逃避にも登場させて自己防衛する女の子が、恋愛に踏み出すまでの物語り。
あっちゃこっちゃに飛び回るエピソードに振り回されて取り散らかした感はあるけれど、終始一貫、のんの演技と天然の天使感のおかげで、物語りから振り落とされずに済んだ気がします。
日帰り温泉でステージに向かいながら表情を一変させる場面や、閉鎖されたプール横での独白とかは、もう最高の演技で拍手もんです。色々あったけど、この子はやっぱり凄いわ。
綿谷りささんの原作で、脚本・監督が大九明子さんなんで、野郎には合わないかも知れないと懸念してましたが、全然大丈夫。面白かったです。
良かった。結構。
尚、あの海の場面で、スイスアーミーマン…と呟いてしまったのは私です。
大九監督作品らしい
久々のあまちゃんコンビ、片桐さんもいるからトリオか。
のんちゃん、表現し辛いが、絶対的な存在感というか。かわいいとか、美しい、演技うまいとかじゃなくて、「のん」なんだよな。
さて、脳内キャラAからすると、居場所なくなって良かったのかな、寂しいよな。カッコよくないおっさんはわかるぞ。辛いのう。
「のん」ではなく「能年玲奈」だ!
「目は口ほどに物を言う」
彼女の目を見るといつもこう思う。
最近日常でも同じことを思う。
マスクのせいで相手の表情が読み取れない。
目の表情だけで読み取るしかない。
話しの雰囲気と目の表情がリンクしていない人もいる。
彼女の目は観る者の心に焼き付く。
真剣な眼差し。真っ直ぐな視線。大きな瞳。
そして演技に対する熱い気持ち。
何が言いたいかというとスクリーンいっぱいに
彼女の活躍が堪能できる喜びに感動しているのです!
女優「能年玲奈」の演技をもっとたくさん観たい!
みつ子←こんな彼女欲しい。友達でも幸せ。
私がみつ子のAになってあげたい。←キモい
家に帰ったら必ず手洗いうがいをする。
何気ない日常のシーンが印象的でした。
のんという個性
勝手にふるえてろ、よ、もう一度、という企画なのだと思うけど、前作の方がハマっていた気がする。自分。のんはそれ自体が貴重な俳優で、お芝居って何かを考えてしまった。極端な話、劇中納得もするし魅力的であれば決して泣き叫ばなくたっていいんだ。お芝居してないようにみえるのが最良のお芝居だと思うので。その意味で本作は「おひとりさま」から脱する女の子のエモーションがそれほどうまくいっておらず(要するに恋すること)、それをカバーする訳ではないのだろうけど芝居以外の小細工が横溢する。まあそれはそれで面白いのだけど、いろんなものが丁寧でないのが気になる。特に音。似たような設定の『おらおらでひとりいぐも』と比べると演出も音も圧倒的に弱い。脳内グルーブ感が薄い。小細工も編集が悪いのか、大滝詠一まで流れていながら乗り切れない。のんの声というとどうしても『この世界』の冒頭のひと声で世界に没入するほどの威力があるのでそれを期待してしまう。
逆に前作にあった雑な感じのテイストの監督とのんの持っている能力がマッチしてないのか。
芸人のところも別に叫ぶ、爆発するのが表現という訳でもないのにね、のんの個性を考えたら、と思ってしまった。同じ爆発でも『この世界』が如何に個性を活かしてそこに至るまで含めて演出されてたのかを思い知ってしまった。
楽しめた!
傑作『勝手にふるえてろ』の綿矢りさ原作✕大九監督脚本再びで期待して見た。楽しめた。『勝手に』のようなキレはなく、松岡茉優の演技と無駄を削ぎ落とした脚本だった前作の素晴らしさを再確認した。でも本作は本作で十分に楽しめた。年末に見に行くべき映画。
のん 圧倒的な存在感と熱量
社会問題をどう扱うかということが、常にエンターテイメントの課題なんだと思っている。ドキュメンタリーのようにシリアスに伝えることも大事だが、問題を問題として捉えていない人々にとってはやはりとっつきにくいという側面もある。僕はそこにポップの重要性をみる。
本作は、僕が考えるに、恋愛映画の服をまとった社会派映画だ。パワハラ、セクハラ、結婚観など日本社会に蔓延るジェンダーの問題を描き出す。しかし、それらをただシリアスに伝えるのではなく、主人公の一人芝居という演出であくまでもポップにさりげなく表現する。そのポップさに不可欠なのが「のん」という役者だ。
「何という役者なのだ。」と、のん出演の作品を観るたびに感じる。シリアスも、コミカルも、あるいは声優であっても、あの感情量、あの声、あの表情。圧倒的な存在感と熱量で観るものを惹きつけ、重いテーマもエンターテイメントに昇華する。ああいう役者はあまりいないのではないだろうか。何を演じても同じという意味ではない。役柄をしっかり飲み込んだ上で表現に変える力がずば抜けている。本作品ではそういうのんの魅力を余すところなく出すことに成功していると思う。
対極的な役者、橋本愛との共演も面白い。彼女も素晴らしい役者だが、のんとタイプが明らかに異なり、様々な役を彼女のフィルターを通さず演じる器用さがある。静と動、陰と陽。もし、逆に配役したらどうなるか想像してみると、全くポップさの無い、暗い映画になってしまう可能性すらある。役者、監督、脚本、原作、全てが上手くはまることで良い映画はできるのだと改めて感じた。
また、原作は未読なのだが、ぜひ読んでみたいと思った。どこにでもいるごく普通の女性の本音をどのような形で伝えるか、共感を呼ぶかという点で優れている作品であるのは間違いないだろうから。
今年の締めくくりにふさわしい良い映画だった。
のんちゃんだけ頑張ってる映画...
このポスターあかんやろー!映画に流れる基調トーンを表していない。監督とポスター作った営業サイドとコミニケーション取れてないと想像する。このポスターで青春コミック路線好きなヤングを動員したい営業サイド。このポスターに、全体を仕切る監督がOKしたらあかんやろ。さて、のん ちゃんの演技力は大したものだよ。心理劇見事に演じてる。しかし、俳優は台本で求められてる以上のことは出来ない。監督があかんね。ストーリー練れてないし、のん ちゃんのすごい演技力と、営業サイド求める?青春路線?監督が馬鹿やぞ。宮藤官九郎監督の千分の一の能力しかない...と思ってしまうよー。しかし、のん ちゃん見れて満足やったけどね♡
ーーーーー
のん ちゃん主演の映画なら観ますよ。観にきてる。しかし、メジャーな映画館では無く、また、三日間しか上映が確定してない。❌待つ人10人いない❗️ガラガラ(・・;)❗️ほんまに不合理な芸能界。のん ちゃん可哀想やな。。でも。、 これから始まるよー
美大生の脳内は大体こんな感じなんだろう
妄想脳?共感覚?多重人格?の女の恋愛ギャグ作品。
あまり非の打ち所もないが、次元が上すぎて評価に苦しむ。
良い点
・美人派と個性派の区分け
・イタリア
・吉住
悪い点
・美人派が若干同系統
・ち⇔さ
くぅぅぅぅぅぅ!
やー、「勝手にふるえてろ」が好きだったので突撃してみたら、やっぱり好きでした。という感じでした。
拗らせ女子が主人公なのですが、周囲を見渡しても拗らせた連中がぞろぞろいて。そんな中で酸欠になりそうになりながらも前進しようともがく主人公。出会った男性が「む?」って感じなのだけれど、完璧を求めたってしゃーないし、痛みを覚悟する勇気みたいなものが沸々として、明日の空が少しだけいつもより青く広い気がします。
キーになってるのは水の音(雨音)と大瀧詠一ですけれどね(笑)。
能年玲奈の魅力が詰まった作品
のん(能年玲奈)は多分、不器用な人なんだと思う。でも、全てにおいて全力でぶつかるから愛されるんだと思う。不器用な人が不器用な役を演じる。林遣都の不器用さも際立っていましたね。傍から見たら間違いなく痛い女子ですけど、最後は「がんばれみつ子!」って心の中で叫んでました(笑)
女性が生きることについての寓話
大九明子監督作はどうやら、女性が生きること、特に一人で生きることの困難とそれをもたらす社会との歩み寄りをいつもテーマにしているようだ。
今作もそれはAと多田くんとの関係性として描かれるが、端から見たらほんの少しの一歩と見える変化の、重大さと救いを丁寧に描いている。
終盤の多田くんとの一幕はある意味寓話だが、そこが良い。
個人的にはローマでの一幕は、アキちゃんとユイちゃんの再会のようで、思わず涙してしまった…
のんの演技には圧倒されるが、戸惑いも少なくない
取り敢えず、のんの演技は素晴らしいの一言。
特に中盤の堰を切ったように感情が溢れ出すシーンは、見るものを圧倒する。
ただ始まってからしばらくの間は、この映画をどう見れば良いのか戸惑いも少なくなかったのも事実。
あと、スマホの文字が見にくかったので、視力に自信のない方は前方の席が宜しいかと。
のんに5点、戸惑いで半分かな。でも橋本愛で1点プラスww
お一人様とただの一人は違う
“お一人様LIFE”を満喫しつつも寂しさや不安を拭えない31才のみつ子。
その心の隙間を埋めてくれるのは唯一本音で話せる相手“A”。Aはみつ子の脳内にだけ存在するもうひとりの自分。声だけで登場するAを異性の中村倫也が演じることで二面性を表現していて上手いと思った。
自分自身をコントロールできないみつ子が平常を保つ為に生み出したA。冷静で紳士的。同調したり時に反論したり。鏡に向かって話しかけるかのように、もうひとりの自分に自分自身をぶつけるみつ子の不安定さ。でもそれって誰にでも心当たりがあると思う。
私もコロナ関係なく基本“お一人様”(むしろただの一人)なので理解できるところは多かった。私も昔からよくひとりで喋ってるし(笑)
のんがとにかくかわいかったし独り身の同性として共感できる内容だったけど、ちょっと長い。
それに年下の男性との恋愛を強調するなら20代前半くらいの俳優さんでもっと見た目の年の差をつけても良かったかも。林遣都が年下には見えなかった。
ローマのパートは雰囲気が変わって良かったし皐月との関係や孤独を分け合うとこもうるっときたけど、終始ドタバタしててまとまりがなくてその点は残念でした。
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