死霊匣 SHIRYOBAKO
2019年製作/87分/イギリス
原題または英題:The Jack in the Box
スタッフ・キャスト
- 監督
- ローレンス・ファウラー
- 製作
- ジェフ・ファウラー
- ローレンス・ファウラー
- 脚本
- ローレンス・ファウラー
- 音楽
- クリストフ・アラストーファー
-
イーサン・テイラー
-
ロバート・ナイアン
-
ルーシー=ジェーン・クインラン
-
フィリップ・ライドアウト
-
ダリー・ガードナー
2019年製作/87分/イギリス
原題または英題:The Jack in the Box
イーサン・テイラー
ロバート・ナイアン
ルーシー=ジェーン・クインラン
フィリップ・ライドアウト
ダリー・ガードナー
暇な時に観るとそれなりに面白いですよ。
ストーリーはしっかりできてるし。
イギリスが舞台でイギリス英語が聴き心地いい。
ただ展開に意外性がなく....何より全く怖くないです。
主人公は特権で命の心配がない。
死んでゆくのは主人公と親しくない人達ばかりで感情移入もあまりできない。
また、主人公はモタモタして問題解決の手際が悪い。
後半のピエロも演出が垣間見える不要な「溜め」があり緊迫シーンのはずなのに現実に戻されてしまう。
でも期待しすぎなければ普通に面白いです。
イギリスだし。
(あらすじ)
森で古くて大きいびっくり箱が発見され、ある博物館に寄贈された。博物館のスタッフ・ケイシーは箱の中の不気味なピエロが生きているのではないかと疑うように。やがて、ピエロは箱から出歩くようになり、1人また1人と惨殺されていくー。
プライム配信が終わる前に駆け込みで視聴。
ホラーと言っても、正統派オカルトが好きで、スプラッタやグロは苦手。
このビジュアルから、ピエロが惨殺するのを楽しむ系かと思いきや、
オカルト系で、思わぬ掘り出し物だった。
ケイシーは人々が消えるのが、この匣のせいだとすぐ気付くが、誰にも信じてもらえない。
彼の過去とストーリーをうまく絡め、一定の緊迫感があり良かった。
匣を封じる方法が、わりにあっさり解明されたので、もう少し引き伸ばして欲しかったかも。
悪魔は露出が激しいと、滑稽になりがち。恐怖と笑いは紙一重で演出も難しいが、
動きにひねりがあり、なかなか良かった。