残酷で異常のレビュー・感想・評価
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タイトルもジャケットも詐欺!好きー!
アマプラでジャンルがホラーになってたよ!まずそれがいけない。SFでありスリラーだとは思うけれどホラーでは無かった。
観る前に知っておくべき情報があるとしたら、ホラーが苦手な私でも余裕で観ることが出来たという点と、グロは一瞬序盤にあるような気がするけれど、キツいけれどホラーじゃないよね。あとは何も調べず観てほしい。
以下は観るまえにはあまり読んでほしくない部分
不思議な事ってなんとなくあるよねー、とふんわり受け入れるタイプはこの映画好きだと思う。
そうじゃない人は、は?おかしくない?ってなると思う。
あらすじに引き込まれて観たものの想像と全然違う流れだし、色々驚かされたので淡々としているのに飽きない。
シンプルだけど感情の部分の描写は繊細で私は大好きでした。
はっきりと死後と捉えるより、高熱が出た時の嫌な悪い夢を見てる気分で見ると本当に面白い。白黒テレビとの会話がそこに拍車がかかり、たまらない。
タイトルとジャケットで不安にさせ、疑問含みながら進むのはまさにスリラー。最終的にはこれ何ジャンル⁈
エンドロール時に具体的にはなんとも表現できない自分自身の気持ちも含めて大満足です。
「7734」をひっくり返すと…
面白いやないかい!
スプラッター映画かなと思ったら全然違った。
伏線が散りばめられていて、ストーリーも緻密に考えられてる。
最初に出てきた木も伏線のひとつ。
本当に最後までどうなるのか全然読めなかった。
ラストシーン、清々しい顔のエドガーが何故かイケメンに見える不思議。
オリジナリティのあるお話だけど・・・
死後の世界(のモニターの中のおばさんとおじさん)の目的はエドガーに罪を認めさせるだけでなく自死に変更させる事で、エドガーが殺害したパートナーのメイロンを生かし、すでに自死していたドリスも生かすなど、すでに起こってしまった「事実」を変えさせる事だったが、手段としてグループセラピーからのループを体験させ、反抗して最後はドリスと逃避させるというのがどうにも意図されたものではなく偶然によるもののように思えてしまい、収まりが良くない。
またどう言ったルールかはわからないが、起こってしまった過去を変えたり、犯罪行為を無かったことにすることが一般的な倫理感として受け入れ難く気持ちがよくない。
ラストで新しくグループセラピーに参加する男性が現れるが、かつてエドガーがやった様に自死したエドガーを救済する役割を担うのだろうか。
ストーリー自体は面白いのだが、引っ掛かるポイントもいくつかあり、手放しで良かったとはならない気持ち悪さが残る。
タイトルも良くわからんw。
他人は自分の鏡
話が緻密で、最後はすこし希望が持てました
自分のしでかしたことを認めない主人公ですが、後半を罪を認め、最後は自己犠牲、、というか利他の精神で物語を締めくくります
この映画を見ると、被害者面するのは良くなくて自分が加害者になっているのかもとハッとさせられる。相手の立場にたってやさしい気持ちでいなければなりませんね
脚本が面白い
被害者と見せかけて、ある意味では加害者だったという話の展開もさることながら、「死後の世界」であることや脱出すると他の人の視点から再現できるなど、色々な仕掛けを小気味よく展開するので見ていて飽きなかった。
ラストは再現を捻じ曲げて現実を変えていました。おばあちゃんが「準備ができたようね」と認めたことがトリガーなんてしょうけど、自分の再現に他人をねじ込むことが解決策ってのは、無理矢理だったなと思いました。
【独特な世界観×古風に演出された物語の結末を楽しむ】
・2014年公開のカナダのスリラー映画。
・ある日突然、見知らぬ施設に居ることに気づく主人公エドガー。そこでは妻を殺した男として扱われる。他にいる人々も誰かを殺した人達。理解ができないエドガーは施設の中を逃げようとする。すると突然現実世界に戻るも、そこでは妻の死を何度も追体験させられてしまう。果たしてここはどこか。そして、エドガーは本当に妻を殺してしまったのか… という大枠ストーリー。
[お勧めのポイント]
・独特な世界観を楽しむ
・ちょっと古めの演出を楽しむ
・結末を楽しむ
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[物語]
・ちょっとファンタジーやSF要素の入ったこの物語は、リアルな真相などを求めずに観られた方がギャップなく楽しめると思います。異世界(不思議な施設)は異世界のまま受け入れて、その中で主人公がどのように振舞っていくかを楽しむ物語。宗教的な価値観のもと描かれた物語の雰囲気を感じますが、それによって私たちの実世界に対して哲学的だったり、考えさせられたり、という要素はそんなにありませんでした。単純に結末がどうなるかを楽しめるアイデア映画です。
[演出]
・不思議な施設内と現実を行き来する場面転換の見せ方(転んだら異世界、ドアを開けたら異世界など)が、やや古い時代の王道的な演出に感じました。が、特に違和感がある訳ではなく、最近見ないなぁこういう演出、という気分にさせてくれたところが良かったです。
[映像]
・際立って感じたことはありません。
[音楽]
・どっかで聞いたことのある「不協和音感の漂うBGM」。映画を観ながらずーっとそれが何か気になって。エンドロールで思い出したのですが、たぶん「攻殻機動隊 #13」のそれでした。改めて聞いてみたところ、同じBGMではないのですが同じジャンルのBGM。なるほど、これ系(電子音チックかつ音をあえて外したような不協和音ちっくなもの)BMGはかなり頭に残るんですね。
[演技・配役]
・愛をこめて言います、THE B級映画ならでわな配役と演技です。笑 下手とかではないです。飛びぬけてあか抜けた感じのないところが、逆に安定感を感じて心地よいんですよね。
[全体]
・物語の結末を楽しむに徹する映画でした。一度は観て損のない映画です。終わらせ方も完全Happyでないにしても、どこか希望を持てます。お菓子とコーラを片手に家族で愉しまれてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
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#全体3.4 #物語3.5 #演出3.3 #演技3.3 #配役3.3 #映像3.3 #音楽3.3
面白かったがタイトルが…
ずっと気になってた作品で、Amazonプライムビデオで無料視聴できるようになったため視聴。初めの方は急に場所や場面が変わったり、謎にループしたりしてて全く状況が掴めなかったが、途中からそれらが全て理解できるようになっていくという話の構成だったので終始ドキドキ感が絶えなかった。そしてネタバレは避けたいので詳しくは話せないが、序盤から続く絶望感や虚無感が物語終盤で少しだけ変わっていってハッピーエンドともバッドエンドとも捉えがたいようなクライマックスに持っていった話の構成の素晴らしさに感動した。
話の構成自体は非常に変わっていて面白かったが、誤解を与えかねないようなタイトルが少し気に食わなかった。深い意味が込められていたなら申し訳ないが、このタイトルだけ聞くと猟奇殺人とかグロテスクなスプラッター系の刺激強めのサイコパス映画を想像してしまう人も多いはずだ。せっかくミステリー要素満載の映画なのに野蛮な印象を与えてしまうタイトルには少し納得がいかなかった。
The mood is claustrophobic and gl...
The mood is claustrophobic and gloomy from beginning to end. It is an irredeemable work that depicts the inescapable karma and sexuality of human beings. Personally, it's a film that soothes me.
罪のループ
最初服についてた緑のシミが2回目のループではなくて、付いた原因の場面があった時に、ん?どういう事だ?ってなりました。
1度目に見た罪がループするたびに、事故のように見えていたのが殺意のあるものになり、ループする度に愛する人を殺してしまうっていうのは、怖いし悲しくてやりきれなかったです。最後結局同じように自分も死んでしまうけど、愛する人を救う死に変わったのが胸に響きました。エドガーのドヤ顔が最高でした。
おもろい
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
ジャンルでホラーが含まれていたので見てみたのですが、全くホラー要素は無かったと思います。サスペンスというか、ミステリー的な作品です。
死後、無限ループをする部屋に閉じ込められ、妻が死ぬ時間を何度も繰り返させられる主人公。抜け道を見つけ脱出すると、その時間の妻の子供や弟、妻の立場を見つめさせられます。それにより自分の罪の重さを認識した主人公は自ら命を絶つことで妻と子供を救うという話です。
話も面白く難しすぎず、作品も長過ぎず、ちょうどよく見られる作品です。
罪を受け入れて罰を受ければつらくない
このにセリフすごいハッとした。
確かに自分が悪いと思っていない時に受ける罰はこの上ない苦痛で相手のことを殺してやりたいと思うけど、自分の非を認めたときの罰はすんなり受け入れられるもんね。
エドガーはとんでもない野郎だと思ったけど、本当に奥さんのことを愛していたから、何回も殺害現場に戻って、最後の場面で自殺を選んだんだろうね。
フィリピン、ミンドル島
グループディスカッションで罪の告白と反省会。ウィリアムは両親惨殺を告解することで安堵感を得ており、この最悪なループ世界から抜け出したくないとまで言う。ジュリアンは子殺しで、エドガーとともに抜け出そうとするが裏切ってしまう。そしてドリスは首つり自殺を図るが、それを二人の娘に見せつけ、1972年に死んでいる。彼女も何とか助けてあげたいと願うエドガーだったが・・・
自分の殺害シーンを永遠に繰り返す“ループ地獄”なのか。殺人を犯さない方法がないので、毎日罪の意識に苛まれるという悪循環なのだ。白黒テレビでは感情のないセラピーを見せつけられ、それぞれのループ先の扉を開けさせられる。
英語教師のエドガーはフィリピン人妻メイロンと13歳になる連れ子の息子ゴーガンと暮らしていたが、メイロンが浮気してるのじゃないかと疑い、あまりにも束縛するので、逆にメイロンはフィリピンの故郷料理メヌードに毒を仕込んでしまう。元々胃潰瘍持ちだったため、救急車を呼ぶがメイロンの持ってた携帯を奪おうと、すったもんだした末に両者とも死んでしまうという最悪のループ。
何度やり直しても同じ結果。しかし、エドガーには妻を殺したという意識がない。折り重なった末の圧死なのかもよくわかりません。他のメンバーもイライラしていたとか酔っ払っていたとかの単純な動機。この不条理な世界から抜け出すためには他人への思いやり、人の痛みを知ることだというテーマ。そしてエドガーの選択は・・・?という意外な決断とラストに驚いてしまう。
メヌードなる料理も知らなかったし、ミンドル島も知らなかった。あぁ、WWⅡで日米の戦いがあった島なんですね・・・と色々調べてしまった。ついでにFOBもアジア系移民を指す差別用語だと知った。映画って勉強になるな~
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