劇場公開日 2021年1月8日

おとなの事情 スマホをのぞいたらのレビュー・感想・評価

全178件中、1~20件目を表示

3.0実験的設定のもとで楽しむ人間観察

2021年1月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 舞台演劇を元に作ったのかと思わせる密室劇だが、2016年のイタリア映画がベースになっている。イタリア版未鑑賞なので本家の設定を調べてみたが、幼馴染同士で気軽に催されるホームパーティーという、日本ではイタリアほどには馴染みのない設定を本作では上手くローカライズしてあり、日本版ならではのちょっとした謎にもなっている。  会食の場でスマホを公開することから次々と暴露される互いの秘密の内容も、大筋はオリジナルを踏襲しながらも細かい部分は日本においてリアリティのあるものに変えられていて、妙な生々しさがある。仮に現実世界でそれがバレたなら当事者同士の関係修復が不可能そうなものが混じっているので、くすっとしつつも時折「これ、笑っていいんだろうか…」という不穏な感じがよぎった。イタリア映画でイタリア人がやらかすのを見るほうが生々しさが薄められ、イタリア人的ノリも加味されて単純に笑えたかもしれない。  そもそもこの作品は、大人が抱える本音や秘密を互いにオープンにした場合に起こる、面白い化学反応を見るための思考実験のようなものなので、登場人物の人間性を批判したり、お膳立てに泥臭いリアリティを求めるのは野暮だろう。例えば、木南晴夏演じる杏はこの実験の口火を切るキーパーソンだが、生真面目に鑑賞するとただのサークルクラッシャーで腹が立つだけだ。  スマホは持ち主の偽らざる本心の象徴だ。登場人物の誰かにイラっと来たあなただって、他人に言えない本音や秘密があるでしょう?人としてこうあるべきといったお説教はゼロで人間臭さをありのまま描写する映画。ちなみにノザキのコンビーフの壮大なプロモーションビデオでもある。  真面目だが不器用であか抜けない塾講師を演じた東山紀之は、普段の俳優業は二枚目の役柄に偏っていて、情報番組等でもそのキャラを守っているイメージがあった。今回、そんなヒガシがどれだけ突き抜けた演技をするのか注視していた。  何故なら、18か国でリメイクされた本作のサイトにある他国バージョンの予告編を見ると、オリジナル含めほとんどでヒガシの役には生え際の後退したふくよかな俳優が当てられていた。そのキャスティングの是非はさておき、これはヒガシが普段のイメージを捨てて、相当役に寄せる必要があるのではという印象だったからだ。  結果、これは本当に私の主観だが、ジャニーズのオーラを消せていなくてちょっとがっかりした。そこまでひどい棒演技なわけではないし、意外性を狙って頑張ったんだなと思わせる場面もあったが、どこか最後のラインを守っていて平常時の彼の影が消えなかった。  ハゲてくれとまでは言わないが、髪型が東山紀之のまんま過ぎたので、せめて違う髪型にしていればもう少ししっくり来たかも知れない。 追記  配信でイタリア版観賞。ジェノベーゼ監督のインタビュー記事も読んで、恥ずかしながらラストの意味がやっと分かった。  日本版も同じオチを描いたつもりなのかも知れないが、圧倒的に分かりづらい。違うオチでは話が締まらない。  イタリア版のラストにこそこの物語の個性が詰まっているので、そこを観客にきちんと伝わるように描かないと物語の魅力が半減するのでは?

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ニコ

3.5世界中で大絶賛の名作「おとなの事情」。シチュエーションコメディとして迫真の演技と共に楽しめる作品。

2021年1月8日
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本作は、イタリアのアカデミー賞(にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)で「作品賞」と「脚本賞」のW受賞を果たしたコメディ映画「おとなの事情」の日本版リメイクバージョンです。 私は日本版にアレンジされた本作のほうが楽しめました。 日本では海外ほど定期のホームパーティーは馴染んでいないように感じましたが、本作では「ある仕掛け」を導入することで自然となっています。 本作の面白さは、スマホという個人情報の集積に隠された登場人物それぞれの秘密が徐々に明かされていくことにあります。 私は序盤の登場人物の登場シーンの演出や、普段の様子、集まっていく模様がテンポ良く好きです。 中盤では楽しみとドキドキなど、笑えたり、ハラハラしたりと、いろんな感情が交差していきます。 「果たして最後にどうなってしまうのか?」と予測不能な領域まで行ってしまいます。 鈴木保奈美、常盤貴子、東山紀之、木南晴夏、田口浩正、益岡徹、桜田ひよりなど、なかなか豪華な俳優陣となっていて、彼らの演技も見どころのひとつです。中でも、本作で初めて認識した「おバカな雇われレストランの店長役」の淵上泰史は、豪華俳優陣に負けない存在感で本作を機に注目されるのかもしれません。 謎のコンビーフ推しや、チラッと映り込む新聞記事など、最後にキチンと納得できる脚本と演出になっています。

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細野真宏

4.0お互いに、 携帯をオープンにしないといけないとなると、 そりゃ、 ...

2024年11月6日
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お互いに、 携帯をオープンにしないといけないとなると、 そりゃ、 誰しもが幸せにはならないよね。 まずはこれを最初に言い出した奴が一番の悪だw とはいえ、 そこからお互いの知られたくない 暴露が一斉に始まり、 仲良しグループであったはずのメンバーが騒乱を巻き起こす。 全体として面白かった。 欲を言えば、 もう一個くらい、 最後に大きな爆弾仕掛けて欲しかったが、 全体として面白く見れた。

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あとぅーし

5.0ジャニー喜多川のセクハラ問題の渦中にある東山紀之が あんな役で出演しているのはちょっと笑えないかも。 なかなかの秀作コメディだと思った。

2023年5月27日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

萌える

動画配信で映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」を見た。 劇場公開日:2021年1月8日 2021年製作/101分/G/日本 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 東山紀之 常盤貴子 益岡徹 田口浩正 木南晴夏 淵上泰史 鈴木保奈美 世界18カ国でリメイクされた イタリアのコメディ映画「おとなの事情」の日本版らしい。 世界中でリメイクされるほどだから普遍的な面白さがある筈だろう。 1年に1度集まっている3組の夫婦と1人の独身男。 今年も楽しい時間を過ごすはずだったが、 1人の参加者の発言がきっかけで、 それぞれのスマホに届く全てのメールと電話を 全員に公開するゲームをすることになった。 後ろめたいことは何もないと言いながら、 実は全員が絶対に知られたくない秘密を抱えている。 参加者全員が自分のスマホが鳴らないことを祈っていた。 スマホに着信があるたびに飲み会は修羅場と化す。 そして事態は予測不能な方向へと転がっていく。 常盤貴子はデビュー当時からスタイル抜群だった。 今もワンピースがよく似合う。 益岡徹は常盤貴子のメジャーデビュードラマで共演していた。 ジャニー喜多川のセクハラ問題の渦中にある東山紀之が あんな役で出演しているのはちょっと笑えないかも。 なかなかの秀作コメディだと思った。 満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

コメディにしては乗りが悪いですね!

2022年7月24日
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鑑賞方法:DVD/BD
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琥珀糖

4.0コメディーとして見る大切さ

2022年5月31日
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色々突っ込むところはあるのかもしれませんが、コメディとしてリメイクされるだけのいい話でした。 オリジナルを見てないので分かりませんが、日本版としていい役者を揃えたのではないでしょうか。 テンポも小気味良く面白かったです。 絆って面白い。 真っ直ぐ人と向き合うことは大切ですね。

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ボタもち

0.5胸くそ悪くなる映画

2022年3月14日
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寝られる

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ラスタ犬

4.0スマホを踏み絵にして試される仲間の絆

2022年3月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ブラックコメディの領域では収まり切れない、なかなかの怪作である。スマホという現代的で身近なものを利用した個人情報暴露ゲームで巻き起こる騒動を面白可笑しく描きながら、最終的には、苦難を乗り越えた仲間の強い絆に物語を導いて結実させる展開が斬新である。さすがに世界18か国でリメイクされただけのことのあると納得させられる。 本作の舞台は、皆既月食の夜。気の合った七人(三組の夫婦と一人の独身男性)が集うパーティー会場。彼らは共通の体験をした仲間であり、毎年パーティーを開いて交流を深めていた。出席者の一人の提案で、各人のスマホの着信電話、メールを公開するゲームを始める。着信があるたびに、各人の秘密が明らかになり、楽しいはずのパーティーは愛憎渦巻く修羅場となっていくのだが・・・。 全編、ほぼパーティー会場だけの密室劇、七人の会話劇である。七人の演技力が問われるのだが、百戦錬磨の演者揃いであり、七人の演者の丁々発止のやり取り、本音トークが面白い。特に、着信音が鳴った時の七人の表情、仕草が絶品である。トレンディドラマで活躍していた常盤貴子の演技巧者振りが光る。当時と変わらない、衰え知らずの美貌で、歳を重ねた女性の強かさを豪快に演じている。独身男性役の東山紀之も今までのイメージを払拭して心優しい3枚目役を熱演している。 ドタバタ愛憎劇で終始するとなると、落しどころはどうなるのかと心配していたら、途中から、物語は、ドタバタ愛憎劇の顛末を置き去りにして、大きく軌道修正していく。七人の絆にフォーカスしていく。 展開がかなり強引ではあるが、ここが本作のメッセージだと感じた。七人は、厳しい苦難を体験して乗り越えた戦友だった。七人の絆は緩むことはあっても切れることはない。皆既月食を見ている時の七人の台詞から七人の行く末が示唆されている。 本作は、スマホを踏み絵にして、七人の仲間たちの絆の強さを浮き彫りにした怪作である。

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みかずき

3.0イタリア製ワンシチュエーションコメディの日本版。

2021年12月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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tochi06

4.0見事な日本版

2021年12月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

無理のない日本版シナリオでした。 面白かったです。

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tuna

3.0原作では父親と娘の会話が一番よかったが、本作は単なる報告事項に終わ...

2021年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作では父親と娘の会話が一番よかったが、本作は単なる報告事項に終わっていて若干肩透かしを食った。 ゲイのカミングアウトのところが一番ぐっときたかもしれない。 あと、原作はラストがぐだぐだな感じに終わったが、本作は改めて初心に帰って今後も会合を続ける方向になっており、うまく締まっていたと思う。

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省二

1.0???。。。んっ?

2021年9月29日
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キャスト同士の浮気がバレても 和気あいあいの会話劇 後半全くついていけず 完全置いてけぼり 精神疾患7名のお話しでした(笑)

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アルマ次郎

2.5そんなことしないよ

2021年9月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オリジナルのイタリア版は面白かったが、韓国版はイマイチ、果たして日本版は。 友人たちの食事会で、一人がスマホを公開しようと言い出し、みんな行きがかり上、同意してしまう。 案の定、地獄を見ることになる。 終盤、もっとスマホを使ってほしかった。

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いやよセブン

2.5これならわざわざ日本でリメイクする必要が無かった

2021年9月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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といぼ:レビューが長い人

3.0何事もなかったように元に戻る、うん

2021年7月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
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shimo

3.0コンビーフが繋ぐ絆

2021年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

人生は長い。 色んなことがある。 切れないで欲しい、コンビーフが繋ぐ絆。 しかし、人を巻き込んでこんなゲームはやめて欲しい。

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上みちる

1.5最初から最後まで滑り倒します

2021年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

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一味

2.5舞台

2021年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

ほぼほぼ室内での展開。 だからこそストーリー、演技力が問われる。 ストーリーはスペイン?のリメイクということで、 現実味に乏しい。 ハッピーエンドっぽくまとめてあるが、 実はなにも解決していない。 空疎だ。 演技は芸達者な布陣を敷いたのだろうが、 全体的に大仰で不自然に感じた。 まるで舞台の演劇のようで、 映画である意義を見いだせなかった。 観終えて心に残るものは余りなく残念。

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みみず

0.5なんだこれ...

2021年6月21日
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とりあえず見ててイライラする。 みんな自分のことしか考えてないし、自身の罪を認めないどころか自分のことを棚にあげて他人を避難しすぎ。 コメディ?どこがだよw それぞれの秘密が暴露されながら、やり合い、それでも面白おかしくなってるからわかるけど。 単調で一定の流れだから飽きてくるし、本当につまらん。

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_____。

2.5これ、映画にする価値ある❓‼️

2021年6月20日
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なんか、松本人志の酒のつまみになる話を映像化したような話ですね。 確かに、常盤貴子出てるけど、それなら、優香とスピードの人も出せば良いのに。 あれ、玉木宏の嫁、良い演技ですね。 あれゲイの共感エピソードのはずが、貶してるような感じもあるけど。 へー、そうなんか、シラフでは観れないかな。 ところで、なんの出会いからのパーティーなん、説明してるけど、意味わからん。 なんか、神経に触るよね、脚本か監督か、偏見が、わかるかなわかんないだろうなー。 知り合いが良いとか言うから、これくらいにしとこかな。 玉木の嫁名前知らんけどそれと東の演技は次第点でした。 コンビーフは食いたくないな、CoCo壱の汚いカレーくらい。

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アサシン5