ワーニング その映画を観るな

劇場公開日:

ワーニング その映画を観るな

解説

呪われたホラー映画をめぐる恐怖を描いた韓国製オカルトミステリー。ホラー映画の脚本を2週間で仕上げるようプロデューサーから命じられた映画監督の卵のミジョンは、呪われたホラー映画の噂を聞きつけ興味を抱く。その映画は、とある大学の映画学科の卒業制作だったが、観客の半分が途中で逃げ出し、心臓発作で死人まで出たという。真相を探るミジョンに、その映画を監督したという男から連絡が入り……。監督は、シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映された拷問ホラー「The Butcher」(日本未公開)でデビューしたキム・ジンウォン。主演は「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」のソ・イェジと「犯罪都市」のチン・ソンギュ。「夏のホラー秘宝まつり2020」上映作品。

2019年製作/86分/韓国
原題:Warning: Do Not Play
配給:ブラウニー
劇場公開日:2020年8月21日

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映画レビュー

2.090分が長く感じるくらい退屈だった。。。

2023年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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ジュリエッタ

3.5その映画を求めるのは、自分の意志か

2022年10月10日
iPhoneアプリから投稿

先日、恐怖の村シリーズを見てJホラーにガッカリしたばかり。
韓国ホラーの方が、頑張ってる。

良い映画を作らなければならない。期待に押しつぶされそうな若い映画監督が、封印された映画に辿り着く。
もはや、その映画を切望するのも、撮ろうとするのも、自身の意思なのか。

暗闇から招くモノ。
焼け爛れた身体、爛々と光る目。白塗りお化けより、ずっといい。
ただ、霊が物理攻撃をするのは興醒め。
総合的には、小作ながら良かった。

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ホラー好き

3.0めがね似合う

2021年4月11日
PCから投稿

映画中の述懐で「ホラー映画に救われた」という回想が出てくる。
それによると彼は「高校時代にイジめられ、先輩に殴られて、まいにち死にたくて、病院通いで学校に行けなかった。ある日テレビでエクソシストを見た。~。目が釘付けになっていて、手が震え、気がつけば泣いていた。本当に怖いのに、つらい現実を忘れられた。」と自叙した──のだった。

共感するところがあった。
ホラー映画には「怖い」という効用のほかに「現実を忘れさせる」という効能がある。個人的には、そちらの方が大きい。だからホラー映画が好きなのだ。
誰かに聞いたわけでもないし、統計を見知っているわけでもないが、多数の人々がホラー映画の「現実を忘れさせる」という側面を好んでいる──と思う。

そのことから(個人的な偏見に過ぎないが)、ホラー映画が嫌いな人は、リアルが充実している人──の可能性が高い。
リアルが充実していない人ほど、ホラー映画が好きなのである。(これは他愛ない雑感であって、じっさいに人をそう見なしている──わけではありません)
ただ概ねこの雑感は合っている。──と思う。

わかいころ、嫌なことばかりだった。そんなとき、仕事帰りに、レンタルビデオ屋で(VHSの)ホラー映画を借りて見た。ほとんど日課と言ってよかった。思い起こすほどに、あれは怖いもの見たさでも、映画レビューを書くためでも、グロテスクが好きだからでも無かった。あれは間違いなく現実を忘れるためだった。

そして今でも、(わかいころと比べて)中産に昇格したわけでもないし、禍も第4波などといっている昨今(2021/04)だし、現実を忘れる目的でホラー映画を見る──のである。
ひるがえって「リア充ほど、ホラー映画が嫌い論」を、お察しいただけるだろうか?個人的には、多くのホラーファンが「リア充ほど、ホラー映画が嫌い論」にご同意いただける──と思っている。

余談はともかく。
コンジアムにも似て、部分POVもあるが、そこに重心はない。ヒロインはしばしば見る韓流のひとで、シャープで怜悧な感じ。黒縁眼鏡が似合っていた。脚本も撮影も効果もいいが、素材に特異性はなく、定点感を覚えてしまう暗い画のホラーだったと思う。ただし基本的にホラー映画を解っている人がつくっている安心感があった。そもそも韓国映画を好んで見るのは「(映画を)解っている人がつくっている」からでもある。
本邦では、リングの監督が巨匠と見なされ、糞みたいな駄作を連発しているのだが、できれば「韓国行って映画勉強してこいよ」と言いたい。

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津次郎

4.0暗転

2020年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人生そのものがホラー映画になるぞ!
呪いの言葉は悪魔のささやき、魅了されてしまうのはホラー映画監督の性か。

ホラー映画を観ると怖いのに全身が満たされる感覚になるの、とてもわかるな。
私は死ぬのが怖いからホラーが好きで、その感覚に通ずるものを感じた。
散々酷い目に遭っておきながら禁忌を冒さずにはいられない、そんな主人公の辿りつく結末が好き。

脚本に詰まり、呪いの映画「暗転」に囚われていく主人公。
徐々に「暗転」と現実が入り乱れ混沌として、かき回すように翻弄してくるのが面白い。
夢の多用はあまり好きじゃないけど、それはそれで怖かったからオールオッケー。
早口のペチャクチャ音が地味に耳に残る。

雰囲気最高の廃劇場が良かった。
何も起こらずとも恐ろしいし、何か起こりまくるんだからたまらない。
あの廃劇場で何があったのか、何故「暗転」が生まれたのか。全て説明されないもどかしさが後を引く。
「世界一怖い映画」は正気を失わないと生まれないのかも。

主人公の髪色が好き。

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KinA
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