映画レビュー
インディアン部隊へのテロリストの復讐劇
クリックして本文を読む
ウイキペディアによれば「シャドー・ウルブズ」は、1974年にメキシコと米国の国境沿いのアリゾナ州セルズの国土安全保障調査局(HSI)に設立されたネイティブ・アメリカンの戦術パトロール部隊で密入国者や麻薬、武器等の密輸を摘発しているほか、アフガニスタンやパキスタン の国境沿いでテロリストを狩る活動にも参加している。本作はそんな実在する「シャドー・ウルブズ」部隊をモデルに描いたアクション映画です。
迫害されたインディアンの末裔が国境警備に命を懸けているなんて奇妙ですがアメリカ人にしてみれば贖罪意識もあり美談に仕立てたいのでしょう。
部隊と言っても退役軍人の老人を首領に数人の若者しかいませんからチープです、核爆弾のテロの恐れなんて大風呂敷を広げた割には話がとんと進まず、登場人物も煩雑で関係性が読みづらい、とどのつまりは家族をドローンで殺されたアフガンのテロリストの復讐劇でした。
アクションも数人の銃撃戦程度だから迫力不足、いきさつはともかくアクション映画としては月並みなB級映画でした。
コメントする (0件)
共感した! (0件)