劇場公開日 2020年10月16日

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スパイの妻 劇場版のレビュー・感想・評価

全282件中、221~240件目を表示

3.0何が言いたかったのか・・☆

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

映像が美しい。
何より蒼井優の演技が見とれるほど素晴らしく、それだけで鑑賞する意味がある。

言葉使いが、時代に合っているかは別のして 美しい日本語という感じがして
これも何だか時代を表していると思った。
高橋一生はもちろん、東出昌大もとても雰囲気があって良かった。

ただ、監督賞を受賞したのだが、一体何が言いたい、もしくは訴えたかったんだろう・・

人体実験の悲惨さ、もしくは戦争の悲劇?
それとも、蒼井優の女性としての強さ。
物語自体は良く出来ているし、展開も早くて面白いけど 見終わった後での
印象が何だったのかなぁ・・と疑問符が浮かんでしまう。

朝日新聞の映画レビューで、傑作という表現が使われていたし、何度も予告編を
見て楽しみにしていたのだが。

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☆ムーミン

4.5正しいことを貫くのは時に難しい

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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光陽

3.0反戦

2020年10月19日
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反戦
戦争中の新たなキャラだけ スパイの妻

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コウ

4.5フィルムの力

2020年10月19日
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フィルムを巡って物語は進む。フィルムが主役で、人間ドラマではない。とはいえ、不自然ですらある高橋一生のブレなさと蒼井優の豊かさもいい。『河内山宗俊』はフィルムが残っているらしい。もとは8K映像のテレビドラマだというが、そこでフィルムを題材にしているところが黒澤清の憎さ。

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ghostdog_tbs

4.0物語、展開もいい。特に蒼井優の演技が秀逸。

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

フランス人が好きそうな題材で、そして映画の作り全体もいいので、
ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)受賞は納得です。

その中でもやはり凄さを醸し出すのは主役である蒼井優です。
当然本人の演技は素晴らしいので、この映画を際立たせているのですが、
もっとも注視したいのは、この蒼井優を演出した監督である黒沢清の凄さでしょう。
ここではこういった演出なのでは?と思うところが、ことごとく上回ってくる演出。
それが蒼井優だけでなく、全体に対しても言える。
だから凄いと言える。
物語のテンポ、展開もいい。大ネタながらも細やかさも垣間見える。
とても面白く観れる映画です。

お勧めします。

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ごぶにいさん

3.0今年度最も危険な映画

2020年10月19日
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表向きは貿易会社を営む福原勇作と、それを支える妻駒子の話。勇作が満洲での旅先で、731部隊が生物兵器を使い、大量の中国人をペストに罹らせて殺戮した場面を目撃する。その文書とフィルムを持ち帰ったことがきっかけで、軍隊を巻き込んだ騒動へと発展。スパイ容疑をかけられた勇作と、妻駒子がとった行動とは。

大きな話だが、ロケセットで行える範囲で上手に撮っており、美術、衣装、キャスト、照明、音楽等、粗のないつくりでストーリー展開も明確である。また国会に帰属意識を持たない「コスモポリタン」という主人公の生き方が、ヴェネチアの心を捉えたのだとも感じた。

しかし、これは日本にとってまずい映画である。仮に731部隊の残虐な行為が本当だとしたら、今頃中国は日本に莫大な賠償金を請求するはずである。がしかし、1999年のクリントン政権下では、ナチスと日本の戦争犯罪を再検証するためIWG(記録作業部会)を組織し731部隊による人体実験、従軍慰安婦問題などの戦争犯罪の証拠資料を探させたが、戦争犯罪につながる資料は、何も見つからなかった。そしてさらに2007年米国立公文書館は情報機関の対日機密文書10万ページ(731部隊に関するものなど)を公開したが、人体実験や細菌戦を行った証拠は何も見つからなかったと言われる。

このような歴史改ざんを見逃すわけにはいかない。これでは日本の愛国心を損ねるだけであり、中国に揚げ足を取られる要因になりかねない。
エンタメとして美しい色彩に彩られているとしても、共産主義的な影を見逃すことなかれ。

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TOKIES

4.0不穏

2020年10月19日
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終始、画面が暗くて睡魔との闘いだった

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たれぞう

3.0東出君の演技がいいです。

2020年10月19日
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不遜な役が似合う一世や、ややうるさい感がある蒼井優ちゃんよりSチックな東出君の演技がいいです。監督は妖しい雰囲気とコメントですが、同感。あのダサイ日本の憲兵の制服がよく似合ってました。内容はまさかの展開に。騙し騙される夫婦が面白いような怖いような。ブラピとアンジーでこんな映画あったなとか思いつつ観ました。ラストの聡子の慟哭は誰に向かってのものなのか‥。異端の鳥といい、今年は反戦映画が多いような?コロナの為でしょうか。

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ジジの母

3.0俗に言うヤンデレ

2020年10月19日
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んー合わなかったです。

スパイと題打ってる割には、スパイことはあまりしませんですし、奥さんの執着心が強すぎてそっちに視点が引っ張られた気がします。オチもエピローグで終わらせるあたり微妙としか言いようがないです。拷問シーンをもっと強くしてPG12くらいにしてくれればもう少し面白くなってたかなぁ。

高橋一生さんがダンディでカッコ良かったです。

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ブレミンガー

3.5「スパイの妻」、いや「売国奴の妻」、いや「大嘘つきの妻」と呼ぶのが一番良いかも。。蒼井優がまるで昭和の映画女優の様。有る時は原節子、有る時は杉葉子、有る時は…でもそれが一番のトリックだったりして…

2020年10月19日
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もーさん

3.5731は、史実としては、戦後、アメリカに軍の機密として石井が渡して...

2020年10月19日
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731は、史実としては、戦後、アメリカに軍の機密として石井が渡して戦犯を逃れたので、リアリティがない。

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Emiri

4.0あなたがわかってくれなかったから僕は本当に悲しかった

2020年10月18日
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日本軍の戦争犯罪が登場するけど、それは主題ではないんだよね。それは当然あったものとして描かれていて、黒沢清作品で描かれてきた、愛すべき人、大事な人を本当は何ひとつ理解できていないんではないかという、日常にある不穏な感覚を最高のミステリーとして昇華した傑作でした。

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ピンボール

4.0作りこまれた映像とストーリーに「お見事です!」

2020年10月18日
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久しぶりに映像、画角、ひとつひとつのセリフの言い回しにまでこだわった日本映画だと思う。
特に前半の夫婦の会話のシーンでは、まるでヒッチコックのような、影にまでこだわった映像。
顔のアップのシーンの入れ方といい、さすが黒澤清監督、贅沢なものを見せてもらいました。という感じ。
しかし、中盤からのストーリー展開は、グッと確信に迫り、それまでのサスペンスの要素より、
もっと、重い事実を突きつけてくる。

ミッドウェイを観た後も書いたが、日本軍が731部隊で行った残虐な行為も事実であり、戦争での加害者である側面を日本人である私たちは、世界に向けて発信していない。
この映画が、銀獅子賞を取ったことは、ある意味、映画としての評価共に快挙だと思う。

観終わった後に感じたことは、なぜ、ベネチア国際映画祭で、銀獅子賞を受賞したにもかかわらず、この映画の中で出てくるこの事実について、マスコミなどでは、あまり語られていないように感じること。
もちろん、公開直後なのでネタバレに近いことになってしまうのかもしれないが、それ以上に、戦争での
加害者という側面に対して、触れて余計なトラブルを起こしたくないという気持ちが働いてはいないだろうか。

高橋一生演じる福原は、自分はコスモポリタンだと言っていたが、この時代に自分の信念と正義を命をかけて守ろうとする人もいれば、戦後75年も経ったにもかかわらず、起きていた事実に対して正面から向き合わない私たち。

世界がこの映画の何に評価をしたのか、今一度、考えてみてもいいのではと思う。

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七星 亜李

4.0蒼井優の喋り方とか

2020年10月18日
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k_keitaro a.k.a. 立ち飲み警察

2.0スパイ映画ではなく、虚映を扱う抗日映画

2020年10月18日
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ありもしないことを”さも在った”事のように映画にする事は悪意に満ちています。
映画中には注意・但し書きすらもない。
最近の海外映画の流行りのように「inspire。。。」という言葉を使ったりはしないが、
「事実をもとに」と映画で”言い切らないレベルな良心”位は残っていたようだ。

先に良い点を述べたい。

セットも調度品もとても質が高く、お金をかけた苦労が良く判った。

主演の蒼井優さんは振る舞いもスタイリングも当時の言葉使いも丁寧にこなし、
演技面でも、今までの”蒼井流演技”やアドリブはなく、きちんと演出されたセリフ回しも完ぺきなものだった。 主演女優賞ものです。
高橋一生さんも”彼 独特”の下手な言い回しがなく、演技も今までの彼の出演作中で
最も良いものであり、とてもハンサムで、助演男優賞ものでした。
この映画はそんな黒沢監督の演出力の高さが光る作品であった。
本映画の良点だけなら★5つものの優秀作品です。

前半部で、主演二人が室内で交わす会話中
高橋さんの顔半分には影があり、もう半分には光が当たっている。
向かい合う蒼井さんはその反対の印影。。。
映画の意味合いを考えると、このシーンでの蒼井さんには影を出さない「露」の演出をする冪で
その後の類似部において、この印影を変えて対比させる事で、婦人の心境の変化を光の演出を使って表現させる事に期待したいところだったが、 残念
この演出ができていたら、それだけで、★1.5個分の価値はあった。

末部に見せる「小映画」に先出と同じ曲をBGMとして流した演出は意味不明。
かえって、無音の方が演出としては良かったと思う。

この映画はスパイ映画というよりも、スパイ行為を切り口に
当時の夫婦間での”男女の行き違い”をテーマに描くべく作品が。。。、
その辺のシナリオの扱いは不十分であった。

NHKが作る”8Kでの撮影”に期待したが、それに見合った絵はなく、残念だった。
しかし8ミリや16ミリでなく、当時も今も希少な9.5mmフィルムで主人公が映画づくりを楽しんでいたのは驚いた。 超ツー好みなので、ここで★1個回復。

NHKが制作しているので、監督や出演者とは違い
映画作りにおいての考証はしっかり出来る筈なのに
設定が昭和15年(ノモンハンの半年後)にして 昭和15年式軍服を全員が装備していた迄と
ホルスターを右側にちゃんとつけている事までは良いが
わざと?! 憲兵が着る軍服の色を、日本軍色(カーキ)ではなく、あえて国民党軍(現:台湾)の軍服色にしていた意味を不思議に思った。 監督に意味を尋ねたい。

この時代に「コスモポリタン」という単語・思想はまだない。

蒼井さんが最初に「スパイの妻」という言葉が前後のセリフ間に関係なく、突然出てくるのは不適当で、違和感を感じた。
「売国奴の妻」とする冪だろう。後半では相棒となっているので、ギリかな。。。

ジュネーヴ議定書では化学兵器・生物兵器(細菌兵器)の研究と製造・保持は全ての国に認められており、
先進国全ての国が第一時世界大戦時から研究をしていた中で、戦場での使用のみ禁止されていた時代に
日本の731部隊は、昭和15年7月にハルビンに誕生し、それまでの防疫開発から、他国に遅れながらも各種の研究・実験が開始されるが
この映画での昭和15年早々に@@@を目撃するのは不可能。
また、高橋さん演じる福原さんが、本格的なスパイならともかく、たまたま辺鄙な場所で虚映を見かける可能性は非常に低い。

近年「731部隊はあったが、アウシュヴィッツ収容所のような事実はなかった」と世界的に認められはじめた今日
「振り子の 揺り戻し」を狙ったような映画作りは感心しないばかりか
映画の締めで、ダメ押し的に、いかにも「事実があった」ような思わせぶりな”但し書き”は
映画を鑑賞している人たちに「誤解を植え付ける」正しくない映画表現です。
その中で、エンドタイトルには大陸国ではなく、半島国系の名前が若干入っていたことが「関ケ原」程ではないが、気になりました。

大河ドラマといい、NHKの品位は地に落ちたものだが、近年作った「坂の上の雲」を味直しに見直したいと思った。

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YAS!

4.5画質的に目が疲れ前半の違和感、それでも

2020年10月18日
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知的

テレビ向けの画像を無理やり劇場で見たような目の疲れが半端なく、加えて演出も演技も設定も違和感きわまりないものに感じて、内容もつまらないものに見えたし・・・、やばい!これは寝る!と思ったけれど、陰影と構図の巧みさに徐々に惹かれていって、後半は打って変わっての展開に、全てにわたって、やられた・・・という思いになってしまいました。スゴイです、おもろいです、皆さん流石です。
でも、後半は食い入るように見ていたので、目の疲れはかなりのものでした。
この作品は、やっぱでっかい液晶とかが合っているんじゃないかなー、なんてかってに思っちゃいましたけど、素晴らしい作品であることは間違いないと思います。

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SH

1.0勘違いしてしまった。

2020年10月18日
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全く予備知識もなく、
「スパイの妻」というタイトルから狡猾なトリックや諜報活動の映画かと勝手に思い込んで観てしまったので‥。
多分こういう筋だと知っていれば観なかったと思います。

あえてつけましたが
星1つの評価は映画が悪いわけではありません。

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bakyokun

3.0タイトルとはちょっと違うかな…

2020年10月18日
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単純

タイトルに惹かれ、予備知識ゼロで鑑賞してきました。それなりにおもしろかったですが、内容はタイトルとはやや違うかなという印象の作品でした。

物語は、貿易会社を経営する福原優作が偶然知り得た国家機密情報を、正義の信念のもとに世に晒そうとし、それを知った妻の聡子が危険を覚悟の上で夫を支えようとする姿を描いています。

序盤は、主要人物の関係性をゆっくりと読み取らせながら、軍靴迫る当時の日本を描きます。そこへ、優作が満州から一人の女性を連れ帰ったことで物語は動き出します。ここから、サスペンスの雰囲気が漂い、じわじわとおもしろくなってきます。特に、真実をめぐって繰り広げられる、高橋一生さんと蒼井優さんの迫真の演技のぶつかり合いは、見応えがありました。

そして終盤。さあ、命がけで正義を貫こうとする優作と、これまた命がけで夫を支えようとする聡子に、この先何が起こるのか!二人の目論見は成功するのか!と期待は大いに高まります。しかし、なんとなく先の展開が読めるオチに拍子抜け。さらに、そこからラストまでの流れもいささか消化不良でした。煽るだけ煽ってこのラストでは、残念ながらカタルシスを得られませんでした。これが史実なら致し方ないところですが、実際のところはどうなのでしょうか。

というわけで、主演の二人の渾身の演技、すみずみまでこだわった昭和の風景等、もちろん見どころもあるのですが、劇場作品としてはいささか物足りない印象の作品でした。

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おじゃる

3.0タイトルは《愛の蜃気楼》の方がしっくりくる

2020年10月18日
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snow

3.5作品そのままお見事でした。脚本、演出本当にしっかりしてて非常に良か...

2020年10月18日
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作品そのままお見事でした。脚本、演出本当にしっかりしてて非常に良かったが、最後もう少し何かを期待してしまった感は否めず、3.5

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