狂武蔵のレビュー・感想・評価
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一乗寺下り松の決闘 検証動画
「1 vs 100 で勝つって実際に可能なのかな?」「やってみようぜ!」という感じで始まったのではという動画なの。拓さんが仲良くなったから山崎賢人で動画をサンドイッチして、作品にしたっていう。
体育の時間に剣道部とやると、簡単に一本取られるから、剣豪と未熟者がやったら、かなりの人数差でもいけんだろうなと思いながら観ててね。
最小限の動きで剣をはらって基本の構えに戻し、スキを見て一人ずつ倒すってのを繰り返すのね。なるほどとは思うけど、観てるの退屈。なんかゲーム実況動画を見てる気分になんの。途中、水を飲むところも、アイテム見つけて体力回復に見えるしね。
もういっそ「これは《狂武蔵》というゲームの実況です」という体にして、拓さんと山崎賢人で実況しながらやってもらった方が観られたかなって気がした。
やってることは凄いんだよね。これだけの殺陣をワンカットでやるのも凄いし、倒された人を画面の外へ出して、また入れて、すごい人数相手してるように見せたり。
でも、それにエンタメ性はないの。修行のように見ないといけない。ワンカットの決闘シーンが終わったとき「あー、やっと終わった」と思ったもん。
そこからは映画公開にあたって撮って足したシーンだね。拓さんの切れ味がいい。囲まれても必殺技炸裂っぽく切るしね。
凄い動画だから日の目を見ないのは惜しいけど、公開する映画のレベルなのかというと違う気もするし、難しいね。僕は拓さんのファンだから観るけどね。
よく撮ったな!?!?
斬って斬ってずっと出てこない黄門様って感じ!
坂口拓さんの化け物みたいな持久力!
カメ止めの限界に勇敢に挑んだ作品!
武将の知識は戦国BASARAで
止まっているわたしでも全然楽しめました!
宮本武蔵どこで扱われても強すぎる!
刀の上から押さえて相手が振り上げる
勢いに任せて斬り込む技が
めちゃくちゃかっこよくてグロテスクだった!
冒頭で「あと何人だ…??」ってつぶやくシーンが
「ほんまそれな…?」と思わず
突っ込んでしまいました笑
ちょうど良いところで登場する竹筒水も
程よいゲーム感があって
なんというか結構すきな作品です!
本当に狂っていたのは誰だ
本来なら新宿武蔵野館位でしか上映されない作品だったと思うが、(「RE:BORN」がそうだった)この状況下のためだろう。イオンシネマで上映されていてびっくり。
言われがちな言葉だが、コロナも悪い事ばかりじゃない。
殺陣は本来手順を決め、動きを考え、どう撮るかを考えて、練り上げながら創るものだ。無論坂口拓はそんな事は百も承知でこの無謀な企画に挑んだのだろう。何が彼をそこ迄駆り立てたのか、当人以外知る由もない。
やはり彼が1番狂っていたのか?
正直そんな勢いだけで作られた映画、もっとグダグダになっているだろうと思っていたが、以外と観られる作品になっていたのに驚いた。これは効果音と付け加えられたCGの血糊と、やはり劇伴に依る処がかなり大きいと思う。ちょっとサントラ欲しいなと思うくらい。
しかし77分延々と刀を打合せる音と斬られる音を入れ続けた音響監督は、それこそ頭がおかしくなる思いだったはず。
音響監督の柴崎憲治氏はアニメ、ゲーム、ドラマ、勿論数々の実写映画とほとんどこの人1人でこの国の作品全て担当していると云って過言ではない音効界の大大御所だが、流石にこんな映画は初めてだったであろう。やはり気が狂う思いをしたはずだ。
音楽はカワイヒデヒロなる人で、これ迄の作品は知らないのだが、実に格好いい劇伴を付けてくれている。この人のお陰で77分保ったと云っても言い過ぎでは無い。映画の半分以上は音楽で出来ていると言ったのは押井守監督だったか。実際この映画のゼロ号試写なんて観れた物ではなかったろう。この人のこの作品への功績はかなり大きい。
カワイヒデヒロ音楽監督。覚えておこうと思う。
撮影監督の長野泰隆氏は「いかレスラー」とか「かにゴールキーパー」とかB級作品の多い人だが(笑)、何しろあの「HIGH&LOW」シリーズの撮影監督だ。
CG編集無しであのアクションシーンの長回しを撮れる手腕はこの映画で培われたのではないだろうか。主人公のアップ越しのハレーションなんて、きっとこの監督のアドリブのはず。雨降らしのシーンで乾いた地面がチラッと写ったからどうだというのだ。
77分間、たとえデジタルとはいえカメラを構え続けるのは、それこそ気が狂う思いだったはずだ。
そして9年の間に散り散りになった権利を買い纏めた太田誉志プロデューサーも、死に物狂いで東奔西走したはずだ。
狂人達が作った狂った映画、それがこの「狂武蔵」の正体だ。後にも先にもこんな映画は二度と作られないだろう。
とはいえ、しっかりと殺陣を練り上げ予算を掛けた謂わば「狂武蔵・完全版」を観てみたいと思うのは自分だけでは無いはず。
だが坂口拓氏の頭の中にはちゃんと次の時代劇の構想が有るようだ。ファンならばそれを気長に待つしかないだろう。
先ずはせっかく大スクリーンで観られる機会を得た本作。劇場で観ずしてどうする。
DVD出たら買うけどね。
おまけ
やっぱり坂口拓カッコイイ。てかハンサム。美男子。美青年?
頼むからもう少し痩せてくれ!(笑)
剣術アスリート宮本武蔵
良くも悪くも、坂口拓の身体能力と持久力あっての作品で、70分超のワンカット撮影をやってのけたのは素晴らしいです。一方で、ワンカットを持続させるためか、殺陣が地味で同じようなシーンが多く単調なんで飽きて来ます。斬られ役の使い回しはいいとして、この人達の斬られパターンも毎回同じなんで、一度斬られたら学習してほしいです。その分、最後の5分の殺陣は、ケレン味たっぷりで迫力ある出来でした。撮影チームは頑張った思うけど、手持ちカメラのブレのせいか、途中から車酔いの状態で辛かったです。
満身創痍の77分ワンカット!
宮本武蔵対吉岡一門400人との対戦をキングダムで左慈を演じた坂口拓主演で77分ワンカットでのアクションで描いた本作。
宮本武蔵の76人斬りという実在する伝説を元に「400人斬りの77分ワンカットアクション」にして描かれるという題材に興味を持ちました!
元々ワンカットの部分のみ数年前に撮っていたそうですが、それに前後のストーリーを加えてようやく公開が決まったとのこと。
洋画等で「何分ワンカット!」という作品がありますが、77分間のワンカットアクションは聞いたことが無かったので新鮮でした。
結論としてはまあまあ楽しめました。
ワンカットであるが故の弊害は結構ありましたが、アクション映画として楽しむことが出来ました。
まず、アクションシーンの77分ノーカットで撮ること自体が無謀にも程がありますが、それゆえに臨場感と緊張感が伝わります。
何と言っても、坂口拓が400人を相手にしないといけないので1時間以上その緊張感でいないといけないと思うと物凄く過酷であることが想像つきます。
撮影中に起きた怪我や満身創痍になってしまったエピソードを聞いてたのですが、その怪我した状態の後半の方が動いてます(笑)
ただ、そんな過酷すぎる場面だからか、後半になるにつれ、彼の表情に辛さが目立ってきて、それゆえに良い意味でアクション自体に緊張感がじわじわと伝わってきます。
ワンカット場面では極力台詞を発しない状態のため、野性味や表情が見易いのと同時にある中盤の台詞から武蔵としての覚悟が伝わりました。
ただ、そんなワンカットですが、ワンカット故の良くない部分も目立ちました。
斬られても血があまり出ない時もあったり、後ろに回り込んでるのに何故か敵が背後から全然斬ってこなかったり、結構突っ込みどころもあります。
また、時折名前を名乗る侍が登場するのですが、強敵かと思ったら最後の人物しか殺陣が長く続かなかったり、不満点もありました。
あと、山崎賢人は正直必要性が解らなくて、話題作りや観客集めの材料にしか感じませんでした。
まぁ、色々と不満は言いましたが、アクション好きとしては好きになれそうな映画でした。
ただ、時代劇好きな人には台詞回しがおかしな部分があるのであまりオススメは出来ないです。
改めて、ワンカットアクションを行った坂口拓に大きな拍手を送りたいです!👏
まあ、外国では一部で人気が出そうなカルト映画ですね。
1時間半くらい、ただひたすらノーカット・ノンストップで人を斬り続ける宮本武蔵の映画でして、主人公の体力がどこまで持つのか、見ている側がヒヤヒヤハラハラするという作品です。
これって、いったいどんなリハーサルをしたんだろうか。
カメラマンだって、ほとんど死ぬぐらい大変だろうと思うけど。
ただ、まあ、これはカルト映画であり、それ以外の何者でもないのですけどね。
カルト!カルト過ぎるよコノ映画!!9年前の映像は素人侍ぽぃのが逆に...
カルト!カルト過ぎるよコノ映画!!9年前の映像は素人侍ぽぃのが逆にリアルな立ち合いに見えて良かったけど、七年後設定の映像を観せられると、Part.壱を早く観せてほしい。
志が空回りで残念
最初に、相手の大将と立会役を不意打ちで斬るのは、勝負として当然でよろしい。
また、主演の坂口拓も、雰囲気が武蔵らしくて良いと思った。
しかし、ここから後の長回し分は、ひたすら退屈な繰り返しで見るべきものがない。
繰り返し突っ込み直す数人のエキストラを、同じポーズで繰り返し撫でるだけ…
これは殺陣とは言えないし、アクションでもパターンを変えるべきところだ。
むしろ、「7年後」のラスト前、異質な武器での戦闘を時間をかけて見せて欲しかった。
監督も脚本も、もう少し人と時間の使い方を工夫していただきたかった映画で残念。
製作陣の熱い思いと矜持が結集したアクション作品
最初に言っておきたいけど、山崎賢人目当てに見行くこと、従来のフォーマットに沿ったような時代劇を期待すること、いわゆるストーリー含む全体としていい映画を期待して見に行くこと、、、もしアナタがこれらに当てはまるようなら見に行かない方がいいし、もし見てしまって期待外れでご立腹であるなら、それはもう運がなかったというよりほかない。
ひとしきりこの映画への悪態をついて気が済んだなら、さっさと忘れてもっといい映画を探しに行った方がいい。
これはいい映画を提供しようというベクトルで作られたものではない。アクション俳優である坂口拓が、自身の求めるアクションの形をその当時のギリギリまでを突き詰めようとしてフィルムに焼き付けたものである。そして後年、それに共鳴したひとたちが再び集まり始めて、映画としての形に成立させたものだ。その動機は何か。アクションを通して限界のその先を見ようとする男の生きざまがあったからだ。
そのことからもわかるように、どんな批判を受けようとも、分かってくれる人に響いてくれれば、この映画が世に出て成功したといえる。
0点を付けようが批判してこき下ろそうが構わない。その批判はおそらく、常識的な映画の観点からすれば何も間違っていないはずだ。だがこの作品は、坂口拓と、そのアクションと、アクションにかける情熱と、それに共鳴した製作陣の全てをひっくるめて愛している人たちが、しっかり後の世に伝えていくから、アナタはなんの心配もしなくていい。
俺は好き
他の人が書いてるように切られた敵が這いずりで画面外にはけて行くのが映ってたりまた復活してたり時代考証がアレだったりはあるんだろうけど、そんなモンはこの映画にはそれほど重要じゃない部分なんじゃないだろうか。とにかくアクションすげぇ!ってだけで観に来た価値あったと思う。
あと9年後の部分も最後まで見たかった。どうせならカランビットだけじゃなくもっとはっちゃけてトンデモ武器出しても良かったんじゃないかと。
しかし小さい劇場だからってマナーのいい客ばかりかと思いきゃ前の席に座ってたオッサン思いっきり寝てやがっていびきはかくわ伸びはするわで最悪だったのでもう一回観に行こうと思います
凄いんだけど
映画としては微妙かも
まず、予算の都合なのか人員の使い回しが凄い。リアルを追及するなら一度斬られた人はしっかり死んで欲しかったな。斬られる度に走ってフェードアウトするのがなんか笑える。そして何事なかったかのように再登場。それに全てアドリブって話だけど人によってやられ方、攻め方が決まっているように思える。『この茶色服の人、いつも三連撃の後に斬られてんな。』『この前髪モッサリ君、ずっと頭割られてるな。』『この灰色っぽい服の人、いつも同じ構えで出てきて、同じ形で刀抑えられてから斬られたり刀奪われてるな。』『この灰色っぽい服の人が出てきたってことはそろそろ二刀流かな?』とか。故に同じ事の繰り返しで凄く退屈に感じました。だが、開始五分で指折った人の動きとは到底思えない。流石坂口拓。
ラストの7年後の決闘は流れるようなアクションがめっちゃかっこいいんだけど、正直カランビットしたかっただけじゃね?とか思う。っていうか7年後をメインで見たかったよ。こっちの方が断然かっこいいし。ほんの数分で終わって凄く残念。
それと山﨑賢人とのアクションシーンは無いのかよ。ガッカリ。
そして七年後に移る時とか終わり方とかめっちゃ唐突でびっくりかつ不完全燃焼。起承転結のバランス悪すぎでしょ。
坂口拓だからこそ出来る映画だと思うし、ワンカットワンシーンってマジで凄いと思うけど、それが縛りになってクオリティが落ちるならやめた方がいいと思う。
なかなか良くできたパイロット版(テストフィルム)だ。 よって、今度はプロを揃えて、ちゃんとした体制で、映画を作り始めて欲しい。
この映画を あと3年早く公開していれば、「カメラを止めるな!」「1917 命をかけた伝令」といった成功映画の蹴波を受けることはなかっただろう。
ポルノ映画でも、@@@シーンばかりでは、10分で飽きてしまう。
殺陣でも同じだ。
「映画はメインシーン前後も合わせて楽しませる事が重要だ!」と実感した。
『宮本武蔵』では「巌流島の戦い」よりも、「吉岡一門との闘い」の方が
武蔵の剣に対する「邪道さ」が表面に出ている事案なので、個人的には好きだ。 だから、この映画には期待していた。
宮本武蔵はこの時期、「円明流」から「二天一流」に移行し、ほぼ完成していたと思われます。
良かった点
・撮影された本編は予告編ほど、画面が荒くなかった。
・宮本武蔵が赤タスキをすることで、全体の中でも見分けやすかった。
・9年前に撮影した部分よりも、今年追加撮影したシーンの方が100倍良い。
ただし、今年部分でも侍はいない。
・撮影中、主人公武蔵役は左手を怪我をしたぽかったが、それが良いリアル感を生み、演技効果があった。
周囲のスタッフも当然、主人公の動きを追っていたので、怪我に気付いた筈なので、急遽、カメラの影もしくはバストショット時に血糊を付けさせる段取りを組むべきだが、ぼっとしていたのか?放置。
最悪でも編集時に 滴る血 をCGで書き込むくらいはすべきでした。
唯一の演技所だったので、それらの動きが、最初から予定された演技なら、超好演技だ。それなら余計血糊は必要。
たとえ、1日間足らずの出来事であっても、季節感はちゃんと演出して欲しい。 季節が夏なのか、初冬なのか判らない。
ホースで雨を降らしても良いが、水がかかっていない地面は映りこませてはいけない。
シーンカットになるのが嫌なら、カメラが移動してくる前に映りこみそうな場所プラスアルファは助監督が事前に濡らしておく冪だ。
地面さえ濡らしておけば、そう問題ではない。
時代劇なのに、まともな考証人がいないのが残念。
刀の握りが全員剣道握りで、右手も鍔に直接固定されていた。
構えも威嚇と油断を込めて「八相」が中心になる筈だし、初期と違い、闘いが長びきそうだと、各自が判断したら、構えに変化が出るのは必然
しかし映画では、ほぼ全員がヤク@の出入り状態で、失笑してしまう。
吉岡道場勢に加えて、助っ人が多々加わっている映画設定だが、それでも武士は数名しかでてこなく、残りの全員は1本刀の町人とヤ@ザなのでしょう。
髪はみんな前髪があって、しかもボサボサ、
頭には鉢巻きではなく、チープな鉢金を揃える愚連隊。
切り合いでは武蔵の背後に回り込む事はしないので、武蔵は安心して、各立会を正面だけでできる。
袴を履いてなかったり、鞘もおざなり、小手のようにサラシもを巻いたり、どう見ても@クザの殴り込み。
藍色系の服装が多かったのは好感が持てたが、大勢に見せたい為に、画面外で袴を履いたり脱いだり。。。etc
目立つ服装・帯の人間が2分後に再度斬られに来ると、ギャグ映画にしか思えず
あれ ??? と言う感じさえなる。
大昔の殺陣師さん指導なのだろう。
主人公に斬られた悪役は斬られたら、もがきながら後ずさりして画面から切れるか
膝をついて倒れながら、やはり画面の外に。。。 そして復活!
そのほか「小手から面」で安易に切られたり、ドリフギャグの様に順番に斬られ続けたり。。。。
何が何でも、沢山切りたかったようだ。 大笑
大勢の助っ人を呼んでくる設定の意味があったのだろうか?
その他突っ込みどころは「星の数より5つ程少ない程度」はあった。
吉岡道場、末っ子の演技や服装等はこのままで合格。
主役のセリフはアフレコで入れなおした方が良かったでしょう。
BGM音楽は優れていた。
この映画を観終えたら、急にマンガ「バカボンド」がまた読みたくなった。
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