狂武蔵のレビュー・感想・評価
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俺は好き
他の人が書いてるように切られた敵が這いずりで画面外にはけて行くのが映ってたりまた復活してたり時代考証がアレだったりはあるんだろうけど、そんなモンはこの映画にはそれほど重要じゃない部分なんじゃないだろうか。とにかくアクションすげぇ!ってだけで観に来た価値あったと思う。
あと9年後の部分も最後まで見たかった。どうせならカランビットだけじゃなくもっとはっちゃけてトンデモ武器出しても良かったんじゃないかと。
しかし小さい劇場だからってマナーのいい客ばかりかと思いきゃ前の席に座ってたオッサン思いっきり寝てやがっていびきはかくわ伸びはするわで最悪だったのでもう一回観に行こうと思います
凄いんだけど
映画としては微妙かも
まず、予算の都合なのか人員の使い回しが凄い。リアルを追及するなら一度斬られた人はしっかり死んで欲しかったな。斬られる度に走ってフェードアウトするのがなんか笑える。そして何事なかったかのように再登場。それに全てアドリブって話だけど人によってやられ方、攻め方が決まっているように思える。『この茶色服の人、いつも三連撃の後に斬られてんな。』『この前髪モッサリ君、ずっと頭割られてるな。』『この灰色っぽい服の人、いつも同じ構えで出てきて、同じ形で刀抑えられてから斬られたり刀奪われてるな。』『この灰色っぽい服の人が出てきたってことはそろそろ二刀流かな?』とか。故に同じ事の繰り返しで凄く退屈に感じました。だが、開始五分で指折った人の動きとは到底思えない。流石坂口拓。
ラストの7年後の決闘は流れるようなアクションがめっちゃかっこいいんだけど、正直カランビットしたかっただけじゃね?とか思う。っていうか7年後をメインで見たかったよ。こっちの方が断然かっこいいし。ほんの数分で終わって凄く残念。
それと山﨑賢人とのアクションシーンは無いのかよ。ガッカリ。
そして七年後に移る時とか終わり方とかめっちゃ唐突でびっくりかつ不完全燃焼。起承転結のバランス悪すぎでしょ。
坂口拓だからこそ出来る映画だと思うし、ワンカットワンシーンってマジで凄いと思うけど、それが縛りになってクオリティが落ちるならやめた方がいいと思う。
なかなか良くできたパイロット版(テストフィルム)だ。 よって、今度はプロを揃えて、ちゃんとした体制で、映画を作り始めて欲しい。
この映画を あと3年早く公開していれば、「カメラを止めるな!」「1917 命をかけた伝令」といった成功映画の蹴波を受けることはなかっただろう。
ポルノ映画でも、@@@シーンばかりでは、10分で飽きてしまう。
殺陣でも同じだ。
「映画はメインシーン前後も合わせて楽しませる事が重要だ!」と実感した。
『宮本武蔵』では「巌流島の戦い」よりも、「吉岡一門との闘い」の方が
武蔵の剣に対する「邪道さ」が表面に出ている事案なので、個人的には好きだ。 だから、この映画には期待していた。
宮本武蔵はこの時期、「円明流」から「二天一流」に移行し、ほぼ完成していたと思われます。
良かった点
・撮影された本編は予告編ほど、画面が荒くなかった。
・宮本武蔵が赤タスキをすることで、全体の中でも見分けやすかった。
・9年前に撮影した部分よりも、今年追加撮影したシーンの方が100倍良い。
ただし、今年部分でも侍はいない。
・撮影中、主人公武蔵役は左手を怪我をしたぽかったが、それが良いリアル感を生み、演技効果があった。
周囲のスタッフも当然、主人公の動きを追っていたので、怪我に気付いた筈なので、急遽、カメラの影もしくはバストショット時に血糊を付けさせる段取りを組むべきだが、ぼっとしていたのか?放置。
最悪でも編集時に 滴る血 をCGで書き込むくらいはすべきでした。
唯一の演技所だったので、それらの動きが、最初から予定された演技なら、超好演技だ。それなら余計血糊は必要。
たとえ、1日間足らずの出来事であっても、季節感はちゃんと演出して欲しい。 季節が夏なのか、初冬なのか判らない。
ホースで雨を降らしても良いが、水がかかっていない地面は映りこませてはいけない。
シーンカットになるのが嫌なら、カメラが移動してくる前に映りこみそうな場所プラスアルファは助監督が事前に濡らしておく冪だ。
地面さえ濡らしておけば、そう問題ではない。
時代劇なのに、まともな考証人がいないのが残念。
刀の握りが全員剣道握りで、右手も鍔に直接固定されていた。
構えも威嚇と油断を込めて「八相」が中心になる筈だし、初期と違い、闘いが長びきそうだと、各自が判断したら、構えに変化が出るのは必然
しかし映画では、ほぼ全員がヤク@の出入り状態で、失笑してしまう。
吉岡道場勢に加えて、助っ人が多々加わっている映画設定だが、それでも武士は数名しかでてこなく、残りの全員は1本刀の町人とヤ@ザなのでしょう。
髪はみんな前髪があって、しかもボサボサ、
頭には鉢巻きではなく、チープな鉢金を揃える愚連隊。
切り合いでは武蔵の背後に回り込む事はしないので、武蔵は安心して、各立会を正面だけでできる。
袴を履いてなかったり、鞘もおざなり、小手のようにサラシもを巻いたり、どう見ても@クザの殴り込み。
藍色系の服装が多かったのは好感が持てたが、大勢に見せたい為に、画面外で袴を履いたり脱いだり。。。etc
目立つ服装・帯の人間が2分後に再度斬られに来ると、ギャグ映画にしか思えず
あれ ??? と言う感じさえなる。
大昔の殺陣師さん指導なのだろう。
主人公に斬られた悪役は斬られたら、もがきながら後ずさりして画面から切れるか
膝をついて倒れながら、やはり画面の外に。。。 そして復活!
そのほか「小手から面」で安易に切られたり、ドリフギャグの様に順番に斬られ続けたり。。。。
何が何でも、沢山切りたかったようだ。 大笑
大勢の助っ人を呼んでくる設定の意味があったのだろうか?
その他突っ込みどころは「星の数より5つ程少ない程度」はあった。
吉岡道場、末っ子の演技や服装等はこのままで合格。
主役のセリフはアフレコで入れなおした方が良かったでしょう。
BGM音楽は優れていた。
この映画を観終えたら、急にマンガ「バカボンド」がまた読みたくなった。
ただ魅入った
山崎賢人目当ての人は観ないほうがいいと宣言する。やめとけ。
まず思ったのは、台本が存在しないと流れというものが掴みにく、グダグダになってしまうということ。だが、この映画でグダグダになるのは百も承知なので、特に気にしてはいない。宮本武蔵がただ戦っている映像を77分見るだけだが、ワンカットなだけあってリアルさはある。序盤は同じような戦い方、斬られ方だったが、武蔵が徐々に疲弊していくことによって戦い方が荒々しくなっていき、狂ったようにひたすら戦う。この状態の武蔵に目を離すことは出来なかった。
だけれども、作りはチープで斬られたはずの侍はゾンビのように蘇っていくのは、個人的はゲームを見ている感覚だった。SEKIRO のように無限湧きする敵に対してタイミングを合わせて刀を弾き、斬る。ちょこちょこ中ボスのような存在も出てきて、クリアしていく。このような描写が77分ずっと続くので、飽きる人は飽きるだろう。
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