アトラクション 侵略

劇場公開日:

アトラクション 侵略

解説

2017年のロシア製SFアクション「アトラクション 制圧」の続編。未確認飛行物体がモスクワに墜落してから3年。未曾有の大災害は1人の少女の運命と、宇宙に対する人類の考え方を大きく変えた。そんな中、異星人たちがついに本格的な地球侵略を開始する。再び存亡の危機に陥った人類は、彼らの最先端技術に打ち勝つべく、人間本来の持つ愛や忠誠心、慈悲といった感情を駆使して立ち向かっていく。前作に続き、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のイリーナ・ストラシェンバウム、アレクサンドル・ペトロフが共演。ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」上映作品。

2020年製作/134分/ロシア
原題:Invasion
配給:プレシディオ
劇場公開日:2020年7月10日

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映画レビュー

5.0知られていないのが何だか悔しい

2023年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

萌える

前作とで、全編後編といった造り。
合わせて観て完結となる。

細かい所を理詰めで考えるとおや? と思わない事もないが、だいたいどの作品も程度の差で似たようなもの。くわえてスケールの大きさを保つなら、その辺りは端折ってナンポのような気もする。

これはもしや? と思わせる似た作品が思いつかないわけもないが、だとしても見せ方にオリジナリティ、独特なものを感じて止まず、観ていて大興奮、とても新鮮だった。

それにしてもロシア映画はロケーションがけた違いにいい。
そして毎度女性がひたすら強く、カッコイイ。今回も多分に漏れず、これは邦画で真似できそうもなく、洋画では過剰な演出でわざとらしさが付きまとい、このナチュラルに男前な心意気が今回も潔く、ぐいぐい物語を引っ張っていてよかった。

壮大なSFのようで、深刻になり過ぎないファンタジーさが全年齢対象と絶妙な本作。見ごたえある物量戦なパニックぶりも映画を見た、と満足させてくれる。
世間ではほぼ知られていないだろうけれど、わたしには大変良作だった!

チョーマ、最後はいい奴じゃないかっ、泣かせるなよ。
笑わないおとうさんのウィットに満ちた皮肉がすき。
グーグルの存在感もクセになる。
ヘイコンのモデルは絶対ディズニーの王子様キャラだ。

17年公開らしいけれど、本年の「デッドレコニング1」と似たギミックに思わず声が上がってしまった。偶然の一致?
あのくだりのリアルさは本当に秀逸。侮れんよ、ロシア映画。

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N.river

3.0未曾有の水量

2023年7月2日
iPhoneアプリから投稿
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U-3153

2.5映像スケールは大きい

2022年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

1作目に気になった、人間と元は同じというところあたりは、何も触れず分からず、消化不良。
で、どこに行くんやろか。
3作目かにつなげまるつもりかな。
宇宙人さん、1作目と名前変わってないか?

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JK

4.0アメリカ寄りの作風で予算爆上がり?

2022年9月15日
Androidアプリから投稿

本作はきちんと続編である。故に前作の鑑賞は必須の為注意が必要だ。これを単体で観ようという強者はいないかも知れないが。
前作から3年後の地球が舞台だが、いつのまにかエイリアンのテクノロジーを利用しているロシア人の凄さには脱帽。危機をチャンスに変えろって事なのか。前作の登場人物はそのまま変わらずに出演しているが、彼らにも変化があり、ややうざいヒロインの元カレが中でもかなり変貌していた。前作を観ていると俺様気質で自己所有欲の強いキャラで、どちらかと言うと悪役だったが、本作では中盤から彼がいい味を出すキャラクターになっている。性格的に見ても映画では良い人になるジャイアンと被るのは気のせいだろうか。前作で宇宙船と共に帰って行った異星人である"新しい彼"ももちろん再び登場するのだが、かなりキャラクターをいじるような描写もあり、前作には無かったコメディが加えられている。丁寧な描写故に尺が2時間半近いが、やはり本作でもドラマパートの重要性を感じる部分があった。これは観客に感情移入させやすくする為の手法だろうが、風変わりな切り口だったりするのは恐らくロシア独特の手法だ。この雰囲気が気に入るかどうかで本作、もっと言えばロシア映画の好き嫌いも変わって来るだろう。人物以外にも変化がいくつか生じているのだが、本作の原題が「Invasion "侵略"」である様に、侵略がテーマとなる。一目瞭然前作と違う点はその部分だ。SF映画では定番の空飛ぶ乗り物で男女が追っ手の攻撃から逃げるというシーンも用意されていたり、「水」を使った攻撃という前作では無かったシーンがあり盛り上げてくれるものの、完全に宇宙船が「敵」とした扱いなのが残念だった。敵対心の無い宇宙船という所が前作では良い味を出していた為、それは続けて欲しかった思いはある。また、肝心の侵略についてはエイリアン側の攻撃もネット上で偽情報を流すとか、人間的な攻撃方法を仕向けてくるかと思いきや、終盤の"水攻め"のシーンは圧巻。ここら辺の展開やCGはやはりハリウッド的なものを感じる。前作の方が強く印象に残っているが、予算倍増の本作は映像を楽しむという万人受けする強みも身に付けた様だ。ロシア本国ではヒットしているようで、続編の製作もゼロでは無いと思われる。だが、このご時世での映画製作は中々困難を極めるだろう。

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Mina
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