キングダム2 遥かなる大地へのレビュー・感想・評価
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蛇甘平原の戦いを余すところなく再現
信の初陣ということもあり、アクションやCGによる迫力が前作よりも増していた。何よりもキャストの使い方が贅沢であり、呂不偉陣営の次回作での活躍が楽しみである。(個人的には昌平君がハマり役)
3では作品内でも人気の高い李牧と龐煖が登場するので来年の公開が楽しみである。
【良かった点】 アクションシーンが素晴らしい!、前作を上回るアクシ...
【良かった点】
アクションシーンが素晴らしい!、前作を上回るアクションの連続にムネアツ!
特にキョウカイ役の清野菜名さんはアクション、泣き演技全部良かった。
【良くなかった点】
どうしても説明台詞が気になってしまう(この映画に限らず邦画全般)。
「眠らされた!」は言わないでも見れば分かるし、その場でリアルにそのセリフは言わない気が。
アクション
すごいですね。信と羌カイは凄いですが、羌カイ役の清野菜々ちゃんは大変ですね。昔から彼女のアクション作品は見てますが、更にパワーアップしてます。来年の続編楽しみです。
まさに「承」(起承転結の「承」)
自分は、キングダム(1)を見て、キングダムの原作は見たことが無いです。
なので、その視点からのレビューになります。
最初に見てびっくりしたのは、信(主人公)が、歩兵(伍『ご』)ポジションからスタートしている点です。キングダム(1)の功績があったので、そこそこのポジションからかと思ったら、まさかのスタートです。これで大将軍まで上り詰めるの!? との疑問がふつふつと。
で、作品をみればですが、表題にも記載したとおり、まさに「承」(起承転結の「承」)です。
キングダム(1)の重要助演メンバーも適時出演しており、引き継いだ形となっています。王座を取り戻した政が隣国と戦うという、内戦から外に出て行くという風に話がすすみます。ストーリーそのものも面白く、原作が良いからなのか、お金をかけているからなのかは、言及しませんが、日本の映画でもここまでできるの!? という風に、いい感じで裏切られました。さすがです。
となると、大きな疑問が出てきます。
あと2回で(2回に縛るわけではありませんが)、起承転結の「転と結」でこの映画は完結まで迎えるのでしょうか? 洋画だと3部作が多いのですが、ここまで話を膨らませると、次で完結というわけにはいかないでしょう。また、主人公を含めた、重要助演メンバーの年齢を見ると、あと3年程度で完結を迎えないと、いい感じで終わらないような気がします。ここまできたのなら、後2回・3年で完結まで迎えて欲しいです。淡い期待かもしれませんが。。。。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
【第一作から更にスケールアップした中華平原での大軍勢の戦闘シーンと、グレードアップした王騎将軍の滑らかなお姉言葉・・。羌瘣を代表とする新キャラも良き、紀元前の中華で台頭して行く男を描いた戦国絵巻。】
ー このシリーズは、第一作も、大変面白く鑑賞した。
実在したとされる信(山﨑賢人)と嬴政(後の始皇帝)(吉沢亮)の身分違いながら、心を通わせていく様が実に巧く描かれていたからであり、登場するキャラクターたちが魅力的で、魅了された。
更に、信の幼馴染の友、漂(吉沢亮:2役)が嬴政にソックリだったために、起こった事が、”本当に邦画か!”と思ってしまった程のスケール感で描かれていたからである。ー
◆感想
■今作は、ほぼ隣国、魏と秦の蛇甘平原との戦いをメインで描かれている。
時代は前作と同じ、紀元前245年。
余計なお世話であろうが、
”この面白き、中華歴史大作は何作描かれるのであろう”とも思ってしまった・・。
・新キャラの哀しき暗殺者集団に生まれ付いた羌瘣(清野菜名)が、実に魅力的に描かれている。
ー 自分が姉と慕う羌象(山本千尋)が、暗殺者集団の代表になれず殺され、復讐の念のみで生きている笑顔無き羌瘣。
だが、彼女は破天荒な信と出会い、徐々に生きる喜びを見出していく姿が、良い。
更に言えば彼女の剣捌きの速さは特筆ものである。-
・戦というと、将軍や上位の者にスポットライトを当てる事が多いが、今作では村人である、頼りない伍長、澤圭(濱津隆之)と共に戦う尾兄弟(三浦貴大&岡山天音&)のへっぴり腰で闘う姿が、”実際はこうだよなあ・・。”と思わせてくれるところも良い。
・猪突猛進の千人将、縛虎申(渋川清彦)が、魏軍との圧倒的兵力差の中、一点突破し、魏の宮元副将に向かって、全身に弓を浴びながらも、丘を駆け上がって宮元副将と、差し違えるシーンは、沁みたなあ・・。
ー 将軍としての生き様が、キチンと描かれていると思ったシーンである。-
・更に、最初は愚将と思えた、麃公(豊川悦司)が満を持して、魏の総大将呉慶(小澤征悦)の大軍を蹴散らして、呉慶に迫って行くシーンも、凄い迫力であった。
そして、麃公と呉慶のお互いの軍勢を控えさせ、夫々が馬を駆っての一騎打ちのシーンも、素晴らしい。
ー 将軍同士が、決すれば両軍から無駄な死者は出ない。
又、王騎将軍(大沢たかお)が、二つの軍勢の様子を丘の上から睥睨し、”将たるものの資質”について、あの独特なお姉言葉で語るシーンも良い。-
<第一作から更にグレードアップし、魏軍との戦いを壮大なスケールで描いた第二弾。
大変面白き、紀元前の中華の覇王を目指す男の物語である。
ラスト、愈々、呂不韋(佐藤浩市)が登場し、益々面白くなっていく事を示唆する締め方も良い。
それにしても、このシリーズは何作目で嬴政は始皇帝を名乗るのであろう・・。
未だ、一国も滅びていないんだよ・・。
信は、今作の戦いの活躍で百人将になったけれど、先はマダマダ長いなあ。
けれども、それは観る側にとって、楽しみでもあるのである。>
終わりよければ
見初めて30分くらいは前回のあらすじとシユウへの伏線など説明導入部分を原作よりいかに短く無理ない程度に繋ぐかということに注力してる感じがした。
あと気になったところといえば相変わらずのスターウォーズ式場面切り替えと頑張ってかりょうてんのシーンを作ったんだなあというところかな…。
キョウカイの過去編あたりから引き込まれて後半はあっという間でした。最後の王騎とヒョウコウが馬上で語らうシーン…原作読んでる身からするとなんか泣ける…。
あとバッコシン、原作以上にいい味が出てたし泣けたわ…。3が楽しみになる終わり方で良かったです!
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