キングダム2 遥かなる大地へのレビュー・感想・評価
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ある意味原作(アニメ)より面白かった。
キングダムのアニメの今のシーズン4は結構画も綺麗になって違和感もなかったけど、初期のシーズン1のこのストーリーの頃はCGも雑で、アニメとしての質としては正直微妙な感じだった。(ある意味先進的で実験的であるが)。それからすると実写でここまでの迫力、クオリティを作り出せたのは凄いの一言!これは世界に出しても全く問題ないレベルではないかと思う。
ストーリーも原作を損なわす、そして上手くまとめ上げ、さらに羌瘣のストーリーも入れ込むことで、物語に厚みが増してるのはあっぱれと言ってもいいくらい。
見所も信の初陣、羌瘣との出会い、縛虎申の漢気、王騎との出会い、麃公と呉慶の対決など盛りだくさんすぎて、かつストーリーの流れも自然という、稀に見るいい出来じゃないかと思う。
配役もうん?って思うところもあったが、それを打ち消すほどの全体のまとまりとしては違和感なく、妥協点なのではないかと思う。
一番のお気に入りはやはり羌瘣の「だってお前はまだ生きてるじゃないか!」と縛虎申の戦に対する異様なまでの執念が最高だった!
原作がいいだけに、それを上手く実写映像化に結び付けられた稀有な作品だといえる。
2回目の方が面白かった(^^)
◯8月11日(2回目)
Twitterを見ていたら
8/11から来場特典配布先着100万人と知り、
慌ててレイトショーへ。
展開は1回観て知っていたけど、
キョウカイはやはり良かった。
(^^)
将軍同士の一騎討ちが短いのは
承知していたから
2回目は気にならず
楽しめた気がします。
◯7月22日(1回目)
キングダムは偶々アニメを見たら面白く
後追いでアニメを遡って見始めました。
実写版は地上波で今月放送したモノを視聴。
アニメ版の内容と今回を比べると、
違う部分はチラホラと。
ただ、信たちの合戦シーンは
概ねアニメ版に近く面白かったです。
でも、将軍同士の一騎討ちは
かなり端折りましたね…。
(^◇^;)
個人的にはキョウカイの
「お前はまだ、生きているだろが!」
が、印象的でした。
3は来年公開みたいなので
また、観たいと思います。
衣装とメイク以外は大満足
中国ドラマをよく見る外国人の感想ですから、ほんの少し不満もあり。
今回も衣装とメイク以外は本当に良かった!
CGやワイヤーアクションのクオリティも高く、映画としてのまとめ方、キャラクターを演じる俳優の演技、演出どれも良かったです。
衣装は間違いなく、アクション古装劇や始皇帝シリーズを担当する中国スタッフに助言を求める方が良かった。
自作のコスプレのような生地、素材が、俳優の演技を支えられていない。
同じ漫画デザインでも、生地や刺繍の選択でもっと良いものになったと思う。もったいない。
髭やカツラもそうです。漫画のデザインのまま、もっと自然にできると思う。
一部のキャラは、雑なヘアメイクが俳優の演技の邪魔をしている。
逆に中国ドラマはなぜこのワイヤーアクションができないのか!と不満に思うくらい、ワイヤーアクションは自然でカッコよかった!
こういう作品で、お互いの技術や知識の交換が進めば、より良い作品が増えるのではないでしょうか。
期待していた山本千尋さんのアクションが無いのも残念だったので、いつか回想シーンなどであるといいですね。
早く続編が見たいです。
厳しい
個人的にはんーちょっとどうかなという感じ
アクションシーンなんかは良かったけど全体のテンポ悪くてだれるなぁと思ってしまった
それなりに人数用意はしたんだろうけど麃公が突撃してくシーンの密集感もうちょいどうにかならなかったんだろうかスカスカに見えて萎える
まあ、それでも総合的に見たらそれなりだったかな
厳しい感じかもしれないけど3作目も期待してますよ
あれ?面白い!!
観るか悩んで、悩んで…
ハガレンみたいな事もあるし…
もしかしたら、
前作より面白い『かも』しれない
と、見ることに!
結果、見てよかった!!
イライラしなかった!!
主人公の大袈裟な台詞回しがなくなり、
全体的に嘘くささがなくなっていた。
怒りも悲しみも何も伝わってこない
ただガナリうるさい演技だったが、
(顔もうるさかった…目ヂカラにイラッ…)
今作では芸人ぽくなくて、
ちゃんと感情が入っている気がした。
前作はイラッとして内容が入ってこなかったけど、
今作はちゃんと観れました!
ちゃんと観ると面白い!!
アクションも良かった!
CGも凄い!
原作なんて全く気にならなかったのに、
今作を観てちょっと気になってきた。
・渋川さん格好良かったな…
好きな俳優です。
縛虎申、戦場のカリスマっぽかった。
こういう上司が欲しい。
・尾兄弟も良かった。
こういうキャラ大事。
・羌かいが、尾兄弟の兄に言った台詞にも感動。
CMで知っていたけど、ウルっときた。
・吉沢亮も特別好きではなかったが、良かった!
顔だけじゃなかった!
・大沢たかおは、前作でも気になったけど、
ああいうキャラなの…?
ただ、どうしても受け入れられない点もある。
『とーんたんたん』
ナニコレ…?
トリハダ凄い…
上から吊られていますね…
手動でしょうか?
インパクト大!
別にいいんだけど、周りは普通なのに、
一人だけゆっくり何かに吊られて、違和感凄い。
あそこ周りをスローモーションにすれば
もうちょい格好良く出来たんじゃ…?
・清野菜名、
演技も殺陣もめちゃくちゃ格好良かったし、
もともと好きな俳優だったので、
ここだけ嫌だった!
アクションできると知らなかったから、
あんなに動けることにすごく驚いたのにな…
でも、基本的には格好良かったです。
・橋本環奈はスルーです。
浮いてたけど。
着ぐるみだから、仕方ない!
あと、みんなつけ髭ヤバい!笑
面白かったです。
多分悪役だけど、最後に出てきた佐藤浩一で、
なんだかワクワクしてきた。
演技の心配は不要だから、胡散臭さに安心感がある笑
続編に期待!
次回作もきっと観る!
面白くなってきた!
山﨑賢人くんカッコいいぞ
鼻すじとか何とも男前。私のような爺から見るとちょっと若き日の織田裕二の雰囲気が… いつの時代もイケメンはいいなー。
全体的に見て「上手く作ったコスプレイヤー戦争映画」みたいな評も聞こえてきますが、劇場の大画面で鑑賞すればなかなか面白く(邦画の持病のオチ未回収展開や急に画面が立ち止まる間伸びシーンはあるものの、う〜ん許す)、近年の邦画で出来なかったアクション大作だと思います。
それに本作は何と言っても予告編の出来がとても良くて、劇場誘引力が強かった。私的にはこれ大事。
あと清野菜名の羌瘣が、原作の再現性は高いしとても美しいけど、立ち振る舞いのフィジカル面がな〜とか思って見てました。が、物語の終盤にその羌瘣が尾平に向かってのみならず、
コロナ・戦争下の世界、
暗殺・先行き不透明の日本、
ハリウッドの背中が遠い邦画大作…
そんな諦めがちな状況下に生きるみんな、いやこの私自身をも叱咤するかように
「おまえは、まだ生きてるじゃないか!」
と言ってくれて、何故か細かい文句など全て吹っ飛んで力づけられました。
なのでもっとパワーアップするであろう「キングダム3」を観られるよう、私も明日から頑張ります。
1の方が楽しかったかな
原作は読んでない状況で1を映画館で観て感動したので、その後原作を最新話まで読むほどファンになりました。なので、期待して2を観にいったのですが、期待しすぎたのか1の興奮には及びませんでした。たしかにアクションもスケールも進化してるし、配役も悪くはないのですが、原作を知ってる分つい違いを探しながら観てしまいあまり入り込めず、展開も激しくないので長く感じてしまい、ワクワク感が薄かったです。後半トイレに行くのを我慢していたので、その影響もあるとは思いますが(笑)
でも、次回作が早くも来年あるとのことなので、引き続き楽しみにしています!李牧は誰がやるんだろう。昌平君の再現度高かったので、李牧にも期待したいです!
清野菜名がただただ好き。
前回と引き続き相変わらず、バトルシーンは見ていて面白い。迫力があり演技がみんな上手い。ハラハラドキドキで見ていて楽しかった。
内容に関して、作品が続いている時点で難しいけど、ここで終わるのか〜って感じ。自作楽しみです!
あと言うならば、清野菜名。羌瘣がキャラとしてかなり好きになったのと、清野菜名の演技が素晴らしい。
もう何から何まで良き。ほんと好き。
最後のシーンや自作のシーンまで、、、
漫画買おうと思ってしまった、、、。
ただ巻数が多いんだよなぁ、、。どうしよう、、。
凄かった‼︎次作が楽しみ❗️
素晴らしかった‼︎
戦闘シーンがほとんどで始まってすぐに引き込まれました!
VRを感じさせないリアルな戦闘シーンでした。
山崎賢人さん、清野菜々さんのアクションはスタントなし⁉︎考えられないです。清野さんはアクションをしたいと若い頃からおっしゃってましたが生田さんとご結婚され、撮影後ではありますがお母さんになられています。どうかこれからも良い作品に出ていただきたい。脇役の方の活躍も素晴らしく一人一人存在感がありました!
戦闘の場にいなかった吉沢亮さん、橋本環奈さん、最後の最後でキングダムⅢの告知、もう撮影終えていたのですね。しっかり戦っていたので来年、期待しています!
もう1、2回は観たいと思いました‼︎
そして…前回の日本アカデミー賞では作品と吉沢亮さんの受賞でしたが、是非!山崎賢人さん、清野菜々さんのノミネート、受賞、期待したいです。
バハーッ
実写「キングダム」からこの作品のファンになり、アニメ鑑賞→コミック16巻まで読破→アニメ鑑賞とループを繰り返して「キングダム2」を待っていました。
なんといってもこの迫力。
邦画がやっとハリウッドに追いついたと思いました。
信の無双もとてもかっこよかったし、キョウカイの無双も本当に舞ってるようで素晴らしかったです。
尾平がまんま尾平で笑えたし、たかオウキもまた更に体がでかくなってたし王騎好きとしても大沢たかおさんがあまりにも王騎すぎて感謝としか言いようがないです。
キングダムでは王騎と麃公将軍が大好きなので、実写でこの2人が死ぬシーンを観るとなるともう自分がどうなってしまうのかわかりません…それくらいそのシーンを観るのが怖いですが、この実写がずっと続いてほしいと願っています。
昌平君も楽しみにしてたけど、全く喋らなかった笑
テンが早い時点で軍師になると言ってましたが、3で大きく話が進むのでしょうか。
麃公将軍がアニメやコミックと違い、とっても可愛かったです笑
笑顔とか歯がギザギザとか、酒じゃー!も笑みが溢れました。
「キングダム3」の予告があり、李牧の後ろ姿だけ見えたり摎の姿もあったのでかなりドキドキしました。
私はコミックの実写化は嫌いな方でしたが、キングダムだけは特別です。
映画のBGMもとても素晴らしいし、聞いてるだけで血が滾るようです。
また続編を楽しみに待ってますよぉーココココ
面白かったけど…違和感ありすぎ
漫画アニメイベント等もそこそこ追いかけている原作大ファンです。
大規模な合戦の迫力は、世界観が表現できていて文句なしです。
ダメな点は、漫画の実写としての違和感が出まくる。今更だけど河了貂の蓑コスプレと羌瘣のトーンタンタンの呼吸。見ていてなんか恥ずかしい。ただの深呼吸しながらピョンピョンしてるだけでも、充分表現できたよ。
王騎将軍とかは見ていても違和感なく堂々と見えた。大沢たかお素晴らしい。これはもう役者の差?
要潤は原作とかアニメちゃんと見てないんだろうなっていう言い方。
豊川悦司も麃公将軍で優しい笑顔しないで。
蒙武もキャラ作りもう少しして欲しい。細すぎ。
後は伍のキャラが新登場しても、紹介の文字とかがないからキャラの名前が原作読んでないと絶対覚えられないと思う。千人将組は説明あるのになんでやらないの。
大絶賛するコメントが多いけど、手放しで万人受けする作品では無いと個人的に思います。
迫力のアクション
原作未読
映画のⅠは見ました
原作は知りませんが、恐らくかなり展開を早めてる気がします。
それでも違和感なく楽しめたので問題ありません。
敵側に名のある将がいますが、主人公は1人も討ち取りません。主人公の無力さと、心の成長の為には必要な事ですが、映画単味でみると少し物足りなさを感じました。
壮大な戦の描写は圧巻ですが、距離感と人数と時間のスケールが大きすぎて脳が追いつきませんでした。
こういった作品は、ドロドロした政治パートもありそうですが、そういったシーンは少なく、アクション多めなので考えずに楽しく見れます。
ブリッジ
脚本がなのか、原作の展開が、なのかは分からないのだが、結構台詞がスカスカな感じだ。
見ていて「?」と思う描写が多々ある。
なのだが、3への壮大な序章なのかなと思えば、しょうがないかなぁって感じ。
ほぼ戦場がメインステージなのだけれど…腑に落ちない展開の連続で、その後のフォローもない。
戦車隊の登場なんかは最たるもので、横一線ですり潰すなんて前振りはどこへやらだ。
全体的に足早な印象しかなく、結構なエピソードが消化されていく。
原作を読んだ上で鑑賞すると、諸々補完ができて繋がるのかもしれない。
そんなこんなで1の方が面白かったなあー
ただ、アクションの偏差値はすこぶる高い。
全編の8割がアクションだ。
ほぼほぼ戦ってる。それで2時間もったっていう驚愕の作品ではある。
ああ、この台詞が説明台詞に聞こえなければ…
ああ、この描写にもっと臨場感があれば…
ああ、この途中で切り込んでくる兵がいれば…
そんな演出上の都合が、空気を削いでいく。
そこで思う。
漫画原作だしな…。
多少のリアリズムの欠如は、元からの既定路線なのだしと、落胆する。
結果、その作中の中で生きようともがく俳優陣が空回りしていく。
崖の上で「おーい」と声が響く。
それから間もなく崖をよじ登ってくる手が現れる。
崖をよじ登りながら声かけたのか?
その前のカットは結構な断崖絶壁であるとの描写だぞ?…出来るだろ?ちゃんと。
どんな理由で現状を選択したのだろう?
アクションの密度とは反比例して、捻りのない演出だった。
平原に佇む2騎の大将な絵面は良かったなあ。
勝利がもたらす未来と悲哀が凝縮されてたように感じた。
劇場の臨場感
先週、テレビでノーカット版の『キングダム』観たけど
やっぱり劇場の臨場感いいですね!😆👍✨
(1ももちろん劇場で観てます💦)
箱が大きいとスクリーンも大きく音にも迫力あって良き❗️😆👍✨
CGだろうがなんだろうが、あの迫力にドキドキしちゃいます。
原作を知らないのは毎度の事ですが💦
そんな私でも楽しめる!
キャストは毎回素晴らしいし…
なにより山崎賢人くんが素晴らしい👏✨
今作は、嬴政との絡みが少なかったのが寂しい💧
大沢さんが、山崎賢人くんの事を信をやるために居る!というような事も言ってらっしゃったので、彼の役に対する気持ちが役以上の表現力や迫力を感じました。
大沢さんの『わらべ しん…』というセリフにはクスッとさせられましたが😄
今回は、清野菜名さんがアクションに挑戦されていて
物凄い練習をされたと聞いて、女子とは思えない動きで素晴らしかったです👏
レビューで見掛けた、ミスチルの曲
もちろんミスチルの曲、素敵で好きなんだけど…
自分の中でもワンオクがイメージついちゃったので、少し違和感💦
いつもエンドロールまで観るのが作品と思っているので…
ラストの画
また来年、新しいキャストが加わるというので、今から誰が加わるのかがとても楽しみで期待しています😆👏👏👏
ここで切るのか…
日本映画史上、なかなか壮大なスケールに、名優揃いの俳優陣、山崎賢人や、清野菜名の剣術&アクションもかなり鍛錬され、見応え有り、真壁刀義が良いキャラでこれからにも期待…
しかし、エンディングは、入浴中の王騎に会い、修行をつけてもらうべく、谷から落とされ少数民族の村をまとめあげる…で、映画を切れば、次回作まで信が修行して強くなってる、と想像しえるし、そこまであと5分くらい作って終えて欲しかった…(^_^;)
しかし、二作目の映画として一瞬のひと時を過ごせ、ヤングジャンプ1話目連載開始時からのキングダムを愛して止まないファンとしては、たまらない幸せ時間だった。
原作を知らない人達や、漫画嫌いの人達にも是非キングダムの世界を知って、キングダムに登場し成長する熱い人々と共に、キングダムの世界観に浸って欲しい。
そしてもちろん私は、まだまだ続いていく原作キングダムも追いかけて行きたい。
何より漫画原作、アニメ、映画と中華統一まで、何年かかろうが続けて欲しい。
そんな名作。
キングダム無双、近日発売(嘘)
原作・アニメ未鑑賞。
前作は(登録前でしたが)✩4.5くらいの印象だったのに、今回はイマイチ。
原作通りなのでしょうが、前作のメインキャラの出番がほとんど無い。その上、多数登場する新キャラも羌瘣以外はまったく掘り下げが無い。更に、信も活躍こそすれど最後は将軍たちが持っていく。
群像劇としても見れず、信の物語としては見せ場が弱かったと思う。
次作も決まっているので繋ぎのような立ち位置なのかもしれないが、だったら連続公開にしてくれれば見方も変わっていたのではないか。
また、丘の奪取がクライマックスかと思ったら、麃公と呉慶の戦いに移り、しかしそれはアッサリ終わり、最後に次作への振りを入れ・・・と、正直どこを頂点に観ればよいのか分からず間延びしていた。
吉沢亮と橋本環奈の出番を増やすためなのか、途中何度も王城のシーンが挟まれるが、これもテンポが悪くなる一因。
画面をスライドさせる場面転換はどこかコメディっぽく、「トーン、タンタン」の動きは垂直に動きすぎでワイヤー感満載(『るろうに剣心』の宗次郎くらいの動きでよかった)だったりと、演出面でも気になる点が多数。
報告のシーンなど、格式張ったセリフは特に滑舌が悪かったのも緊迫感が削がれた。
王騎出陣の報を受けた場面では、晶文君が2度もボカした言い回しをして、「はよ言えや!」とツッコんでしまいましたよ。
なお、個対多勢の戦闘はもはや『三国無双』の世界であり、前回の王騎将軍ほどの派手な攻撃演出がないこともあり、リアリティが薄すぎて実写で見ると冷めてしまう。
主題歌も、(ミスチルが嫌いではないが)優しすぎてスケール感が足らない。
スケールの大きさとしては、副題>内容>主題歌と尻すぼみになってしまっているのが残念。
ボロクソに書きましたが、各役者の演技や配役、アクションシーンはとても良かったです。
今回はストーリー上仕方がない部分もありますし、少なくとも次作は観ますので、演出・構成面でよいものに仕上がることを期待しています。
文句なしに、面白かった。
羌瘣を見るだけでも価値あり。蚩尤のエピソードも泣けました。そして、トーンタンタンの巫舞の強いこと、強いこと。舞うような剣戟も上手く表現されていました。
そして信と伍のみんなとの出会いで表情が変わり、最後のグーパン ^o^。
縛虎申の人物の描き方から、刺し違えるシーンもよかった。
麃公と呉慶の結末は、はしょった感があってあっけなかったかな。
コロナ禍で大変だっただろうなと思う大スケールの合戦シーンなど、映画館でぜひ楽しんで欲しい映画でした。
戦いはまだ蛇甘平原。コミックで言えば5巻から9巻位らしい。今コミックは65巻、このペースならキングダムの実写版映画もスターウォーズ並みのロングランに。(・_・;
期待以上!
こんな話だったかな?というのは、おいといて、よく出来ていたと思います。
いい映画は、次回作を観たいと感じさせてくれる。
人に勧めたくなる。
この二つをクリアしてました!
予想より羌かいが、うまく描かれていてよかったです。
期待通りの満足感
多少は映画オリジナルのストーリー要素にはなっているものの、基本的なストーリーや流れはしっかり原作を追っているので違和感なく見れました。
実写というリアルな部分を追及してしまうと、そもそも原作自体の粗探しみたいなことにもなってしまうので、そこまで考えずあくまでキングダムとしての面白い部分、エンタメとして楽しく見るという感じでしっかり楽しませて貰いました。
そして今回初登場の羌瘣。巫舞を使った時のアクションシーンは素晴らしかった。
そして、前作同様の王騎の存在感。これも素晴らしかった。
他のキャストもそれぞれの最適さ含め、満足感しかありませんでした。
最後に、既に次回作を匂わせる映像もあって、そこには一瞬だがあのキャラの後ろ姿もあって、どの部分が描かれるのか含めもう期待しかありませんでした。
ところで、余談ですが、
最近の邦画で本格的な演出で同じような中国戦国時代を描いた「新解釈三国志」。
あちらは完全なコメディ映画に寄せたもので、劉備を大泉洋さん、関羽を高橋努さん、張飛を橋本さとしさんが演じていて、確かメイキングか何かで大泉さんが、こんな本格的なセットと演出でかっこよく作るんだったらキングダムの方に出たかったよなぁ、と茶化してぼやくところがあって。
で、そしたら今回割と重要な敵役でその高橋努出れているじゃないですか。
新解釈三国志のおかげで、高橋さんはこっちに出てたんだ、っていうのが個人的な面白ポイントになっていました。
大陸へ
原作未読。
前作は劇場で見てとても面白いと感じていた。
前作は中国での大規模ロケを敢行して、無事大陸のスケール感を出すことに成功していたが、コロナ禍中の撮影となった今回もCGなどを駆使して大陸のスケール、というか戦争を見事に描き切っていた。
IMAXで見たからかもしれないが、戦場で聞こえる騎馬の音が腹に響く感じがたまらない。
よくもあれだけ馬を揃えたものだと感じた。(隊列を組んでる描写はCGだとしても)
こうして古代中国の戦争のスケールを出せた時点で成功はほとんど確定したといってもいいだろう。
さらに、これは原作の良さでもあるんだろうが、戦場の状況の説明が明快で、勝利するためには何をすれば良いかと言う条件(岡を取ること)が誰にでもわかるように明確にされていて、その岡を取るまでの困難も様々な種類で大小織り交ぜて出してくるため、観てる側も飽きない。
途中中弛みする所もあるが岡を取るまでは信の熱さに引っ張られて前のめりになって見れた。
が、問題が無いわけではない。
まず両軍の総大将の描写が浅いこと。
「あれ?これ特別出演だっけ?」というくらい呉慶やひょう公らの台詞が少ない。
というか存在感が薄い。
終盤、王騎が語る「この戦は2人が操っていた(この台詞自体は信に将軍とは何かを教える上で超重要というのはわかるのだが)」という言葉に説得力が無い。
さらに王騎は驚きの事実を言う。
「呉慶は智略に優れた将、ひょう公は本能で戦う将」
え、ひょう公って本能派の将軍だったの!?
これは完全なるキャスティングミス。
というか豊川悦司さんの演技の感じも大人しい感じで充分知将っぽい。
時間がなかったのはわかるし、将軍たちの描写を極限まで省いたからこそ信達の活躍に集中出来たのもわかる。
が、この2人の描写が少なかったからこそ、最後の一騎撃ちで岡を取る瞬間ほどのカタルシスが無かったのも事実。
こればっかりはどちらを取るかといった感じで難しい所だったとは思うが、その困難を乗り越えてほしかった。
ただ、この一騎討ちでひょう公が「(呉慶が秦に祖国を滅ぼされて)舐めた苦渋などそこらに山ほど転がっておるわ!」と言い放つシーンは、政が掲げる「中華統一」とはどういう事かがわかって戦国物では定番の展開ではあるが胸熱になった。
そしてそのあと焦らしに焦らされ、いつくるかいつくるかと待ち侘びた佐藤浩市さんの呂不韋。
原作は未読ではあるものの色んな情報を聞いて想像していた呂不韋はこの国を裏から操る実力者といったイメージで、芹沢鴨や上総広常で圧倒的な存在感を示した佐藤浩市さんはハマり役でさぞ良かろうと思いのほか、意外とスケールが小さくて拍子抜け。
一体どうされたんだろうか。
この後シリーズが続いていくにつれ存在感を増していってくださるんだろうか。
この両将軍の描写不足と呂不韋のスケールの小ささで折角盛り上がった映画が尻すぼみになってしまった。
そして、もう一つ邦画あるあるの悪い癖が出てしまったシーンが物語のハイライトでやたら流れる回想シーン。
戦場という死地で姜かいが尾平を励ますシーンでも、やたらと回想シーンが入る。
回想シーンがなくても姉と重ねてることは充分清野さんの好演でわかるのでいちいち要らないのになとせっかく出かけた涙も引っ込んでしまった。
演技面では大沢たかおさんは前作から相変わらずの存在感と怪演。
姜かい役の清野さんも美しい動きで魅了し、悲しみの一族を好演。
岡山天音さんや三浦貴大さん、濱津さん等5人組の面々もちょっとした軽さで物語にまた違った味付けをしていた上で、歩兵の立場から見た戦争とは何かを体現されてて名演。
吉沢亮さんも出番は少ないながら夢を抱く若き君主の存在感を出していて全体を締めていた。
対して豊川悦司さんや小澤さん、佐藤浩市さん等ベテラン勢は脚本や監督の責任ももちろんあるものの、その演技の精彩さを欠いていた印象。
だが、今の邦画界でここまでのスケールで戦争を描けるのは稀だと思うので、IIIでもこのままのスケールを保って欠けているピースを補強してるろ剣を超える一大シリーズを作ってほしい。
秦は魏の軍を破り中華統一に向けて大陸へ一歩を踏み出した。
信は初めての戦場で将軍とは、戦争とはなんたるかを知り、改めて大将軍になるために一歩を踏み出した。
この映画もそれまでの個人のアクション映画から軍と軍がぶつかり合う戦略映画へと一歩を踏み出してほしい。
IIIがどうなるか待ち遠しい。
【完全なる余談】
数年前にアメトーークで見た「キングダム芸人」で出演者の方が語っていた魅力を今回の映画で改めて体感した。
・最初は嫌なやつとして出てきた人物がかっこよく死んでいって最後にはその人物の事を好きになっている
・60巻以上出版されててまだ国一つ滅ぼせてない(岡一つ取るのに1時間45分という時間をかけていたところで実感した)
他にも5人1組となって戦うことの優位性等々勉強になることも多かった。
全81件中、41~60件目を表示