キングダム2 遥かなる大地へのレビュー・感想・評価
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素晴らしい出来に涙が出そうになった
私はキングダムについてはマンガもアニメも見ていない、単純に映画だけを見ている立場。そして第一作目は個人的に推しているアクション俳優が出ることを知ってそれでみようと決めた、というレベル。
なので続編としてその俳優が出ないことで、アクションの出来に要らぬ不安を感じてしまったことも事実。しかしいざ自分の眼で見てみたら...先の不安なんてどこ吹く風、スクリーンに釘付けになってしまった。主演の山﨑賢人のアクションは前作から大幅に成長していた。カット割りが少なく、それだけ素早く鋭い動きを長時間保つことのできるトレーニングを積んできたのだろうことがバシバシ伝わってきた。
私が見たいアクションはずばり、かっこいいよりもスゴイ、これに尽きる。
その意味で、前述の山﨑賢人も、今回初登場の清野菜名も、素晴らしすぎて文句などあろうはずがない。とりわけ舞台裏の話として、前作で左慈を演じた坂口拓のお弟子さんである真琴さんが、スタントダブルを務めたことで、仕上がりの素晴らしいパフォーマンスとなっていた。
そして劇中で、信と5人一組を組む他のメンバーの個性の輝きも忘れてはならない。怖がり屋や大人しい人、勇ましい人それぞれがキャラが立っていて、そのどれにも一定の共感があってハラハラドキドキを提供してくれた。ついでながら、今作は作中に展開する時間の幅がギュッと短くなっていて、それだけ濃密に映画体験を堪能出来たように思う。
以上アクションの素晴らしさを思いつくままに書いたが、もうひとつ予想外に素晴らしくて泣けてきそうになったのが、ズバリ騎馬戦の迫力!!!!!!!
これはすごい!本当にすごい!
旧来からの映画ファンなら分かってもらえるだろうが、かつてハリウッドにあった歴史超大作の「ベン・ハー」で有名な戦車レースがある。あの迫力に勝るとも劣らない戦いが繰り広げられたことは、映画ファンの立場としては涙を禁じえない。蹄の轟音、騎乗する戦士たちの迫真の表情、画面いっぱいに疾走する馬、馬、馬!!!!!これこそ、各劇場が誇る特殊音響やIMAXで堪能すべき映画ではないだろうか、いや絶対にそうである。もしこれを、いまは亡き黒澤明監督が見たら、きっと喜んでくれるのではと思えた。
私は時間の都合でごく通常の上映環境での鑑賞だったが、IMAXで見るべきだったと少し悔しくもあったw
とにかく、キングダム2は個人的にベストオブザイヤーの候補入り。文字通り、日本映画の本気をまざまざと見せつけてくれたことに感謝してもしきれない。
2022 135本目(劇場16作目)
見応え十分でした
安定に面白かったー 清野奈々の戦場とは思えない肌の白さ。マジ美白っ...
戦いばかりで飽きてくる
続編でコレは。。。
続編って大抵前作に劣るから期待しないで行きました。が、前回に劣らず良かった!!
キョウカイのアノ舞いをどう表現するのか気になるところ、、、全く違和感なく華麗な踊り斬りに原作ファンも納得を超えて驚嘆すると思う!
実写で舞いが見れてゾクゾクしました!
(1つ言えば、清野さんが役に入りすぎてか目の下の泣きクマ?みたいなのが気になった。仕方ないからいいのだけど)
信のアクションの迫力も申し分ない。
山﨑賢人の信ってやっぱりイイ。
他のキャスティングも違和感なく
全体的にかなり見応えがあり、泣けるし笑えるし、何より本当カッコいい!
迷ったけど映画館で観て良かったです。
映画だから当然ストーリーを凝縮されるけど、上手く纏めてると思う。
是非映画館で!次回も楽しみにしています!
カッコよ‼︎前作越え!
うわっ、もう、カッコよ‼︎
すごいわ、戦闘シーンの連続だったけど、(血は正直苦手でひいひいマスクの中で言いながら観ていましたが、でも私が耐えられる程度で助かりました)とにかくカッコよかった!要するにお子様も大丈夫でしょう。
前作越えは間違いなくそうでした。
コロナのなか、壮大な戦闘シーン、よく撮れたなと思います。
前作は吉沢亮に、大河の前でもあり本当に感心しきりだったけど、今回は信の山崎賢人が、相当前に出てきていて圧巻の活躍で。どちらも惚れ惚れするイケメンですが、骨太なアクションと演技でいいな〜。
あと、本当に清野菜名ちゃんは凄かった。アクションもさることながら、こういう漫画ものは演技が嘘くさくなるのだけど、目の光が変わっていくだとか、ちゃんと表現できていてこちらも感服もの。
長い物語を凝縮しているから当然にしても、全くムダなシーンがなく、あっという間に終わってしまいました。
キングダムⅢでは終わらないですよねえ、大将軍になるには。
エンドロール、ミスチルファンなのでこちらも楽しみでしたが、声が刺さる刺さる。前回のワンオクも好きですが、
物語を深くするのはやはりミスチルです。次はなんだろう?そこも楽しみですね。
間違いなく実写としては日本代表作では?これは推せます!
お前はまだ生きてるじゃないか!
今回は戦がメイン
ほぼ戦ってる!なのにおもしろかった!
生き様がかっこいい!!
戦場シーンの壮大さ
楽しかったー
映画館で観たい逸品
アクション>ドラマに大幅に舵を切った一大叙事詩の激闘篇!! "高潔な戦場"の描き方には意見が分かれるか?!
原作の5巻から7巻の部分の蛇甘平原の戦いに絞って実写化したことで、中国の紀元前戦史としてのダイナミズムを保ちながらも一兵卒の主人公の活躍を主軸に魅せてくれるバランス感覚がまずもって見事だと思います。
個人的にはなんといっても『カメラを止めるな!』『絶メシロード』で知られる濱津隆之さん演じる中間管理職的な苦労人兵士の澤圭に入れ込んでしまいました。主人公の信のように怖いもの知らずで大志を抱き続けるほど若くはなく、かといって兵士以外の生き方も見出せず、せめてものそれまでの人生における知見で身を立てていく。功成り名遂げたわけではない中年の身にはこれ以上ないぐらいに身近で、尚且つ演じる浜津さんの人懐っこさも相俟ってとても好もしいキャラクターになっていると思いました。
他方、とにもかくにも上も下も礼節の整った武人ばかりで、"戦場の非情さ・狂気"というものとは全くの無縁に見えるのは些か問題あり、と見えました。加えて主人公たちチーム”伍”の五人がこの戦いを経て竹馬の友のような友情と信頼を互いに築いているのも、ある種危険な高揚感の共有のようにも感じてしまいます。
次作は早くも確定済みのようですが、原作内でも各登場人物とも年齢は重ねるとはいえ、製作ペースを考えるとやはり製作陣のセンスを十二分に絞っての映画ならではの大胆な省略やダイジェストで原作既読勢も未読勢も納得させつつ、原作に追いつくぐらいの更なる怒涛の勢いを見せつけて欲しいものです。
だってお前はまだ生きているじゃないか
竹刀を振りまわしたくなる映画。
なめてかかってそして─
漫画も(ほとんど読んでないけど)アニメもそしてこの映画も、期待値をものすごく低くもって臨んでいて、その結果、悉く裏切られ大いなる刺激を受けている。
とかく映画に関しては、半ばコスプレ半ばモノマネにも思えてしまう見た目の印象、しかしながら迫力ある映像、絵になるショット、工夫を凝らしたアクション映像、ちょっとした笑いのスパイス・・・負の第一印象も作品の武器となり、見事にこちらを丸め込む。だから、この作品も相当面白いものでした。
確かに歴史物としてはどうかと思える軽さや派手さ、見方を変えれば、堅い固定観念を打ち壊すエンメ性─、それに歴史物というものを逸脱している印象もなくて、壮大な歴史劇を存分に楽しむことができる、見事な作品のような気がします。
個人的には、やはり大沢たかおの王齮が最高で、次作以降の華々しい活躍に大いに期待です。
続き物が非常に長い年数をかけ過ぎる展開はあまり好きではありませんが、興収が右肩上がりなら、どんどん作品の質をグレードアップしていってほしいものです。所詮と感じてしまうコンテンツではありますが、あくまで個人的に・・・、そこから史上最高の映画作品が出来上がることを少しだけ期待しています。
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