ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジのレビュー・感想・評価
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ヴェノムとエディのバディ感が前作より強まって良い
今回は2作目ということもありヴェノムとエディにバディ感が前作より出てき、お互いに補完しあいその部分は面白かったが前作に引き続きストーリーや細かい部分が甘く、もったいない印象。
今回はヴェノムから分裂し、取材先で出会ったシリアルキラークラタスから生み出されたカーネイジとの戦い。
前回よりもコメディシーンが増え、仮装パーティに紛れ込み楽しむヴェノムやニワトリの友達たちも映画の中に緩急を出していると思う。
ウディ・ハレルソン演じるクラタスのキャラクターがシリアルキラーで最恐とされながらもその描き方に足りなさを感じた。シュリークとの関係性や描き方も中途半端な印象。
カーネイジが最恐とされながらも呆気ないのが残念。
クレジット後のスパイダーマンシリーズにつながりそうなシーンが一番テンションが上がった。
2人のコメディは面白いのだが
前作でシンビオートに個体差があるのは知ってたけど寄生した人間の血により別人?格のシンビオートが産まれることになるとは…。
そして2人(シンビオー)の違いとその寄生先(人間)によって関係の違いが対比として描かれる。
作品の性質上、ダークになるところをヴェノムとエディそして2人に絡む人間たちの掛け合いをコメディとし緩急を付けてる点は面白いんですが、新たな登場人物たちの心情や描写が少なく、またヴェノムとの絡みも弱く起承転結の「起」と「結」のみの様に感じました。
またアクションについてももう少し変化が欲しかったです。
テンポが良いので何も考えずに観るにはいいと思いました。
最後に今後はどう繋がって行くんだろう?
面白かった
普通に面白かった。まあ、この設定だったら面白いよね。
ヒロインの婚約者が主人公のライバルではあるけど、普通にいいやつで、敵をやっつけることにも貢献しているところが良い。昔の映画だったら嫌な奴という設定にしそうだけど、今の時代らしい。そして主人公も無理やりヒロインを追うというわけでなく、ヒロインの幸せを願って別れる、という。これも良い。
最後にスパイダーマンが出てきたのは、もともと原作のヴェノムはスパイダーマンの悪役という設定だったからだろう。スパイダーマンの悪役のヴェノムはマルチバースの違うヴェノム、ってことにするんだろうか。
そういえば、「赤いやつはヤバい」ってセリフは、もしかしてスパイダーマンのこと!?
人外の危険な存在が主人公に寄生し、身体を共有する → 寄生体と人間は全く価値観が合わないが、身体を共有しているので利害が一致しており、協力せざるを得ない → はじめは激しくケンカしたりするが、だんだんお互いのことを理解していき、寄生体は人間の価値を発見していく。
こういうストーリーのもの(もしくは類似のもの)はたくさんあって、本作はその典型的なもの。こういうのは話が作りやすくて面白くしやすい。「バディもの」の一番面白いところを極端にした感じ。
主人公とヴェノムの関係は「うしおととら」に似てるかな…。対等な友人関係で、どちらも粗暴でどちらも抜けているところがある。「呪術廻戦」の宿儺と虎杖や、「NARUTO」の九尾とナルトは、寄生者の方が上な感じ。
寄生者と宿主が対等な友人関係という設定で一番名作だと思うのは「寄生獣」。ハリウッドで映画化してほしい。邦画はちょっと残念だったので。
人外の存在が寄生して1つの身体を共有する、というのをSFで一番はじめにやったのはなんだろう?と考えてみた。もしかしたらアレかな。「ウルトラマン」の元ネタの、「20億の針(1950年)」。SFじゃなくていいのだったら、西洋でも日本でも昔から「悪魔憑き」とか「狐憑き」とかあったし、ギリシャ神話でも神が憑依するなんて話があるから、すごく起源の古い物語のパターンなのかも。
ちょっとシュッとしてきたぞ、ヴェノム
前作よりストーリーが単純で、風呂敷を広げすぎていないので、楽に観られた。
ヴェノムにどれぐらい人間の倫理を守らせるかは、このキャラクター映画を継続するための勘所だったと思うんだけど、ちょっとやりすぎなぐらい丸くしてある。『シェイプ・オブ・ウォーター』が許せなかった人もこれなら大丈夫かも。でも、最後に殺人鬼くんが一方的に急な友情を向けてきたとき「ハカじゃね?」と言っちゃう(&食っちゃう)ヴェノムが私は好きだよ。
枝葉も枝葉だけど、エディーはあれだけしっちゃかめっちゃかになった部屋を一人で片付ける気になれるのがとても偉いなと思った。
海辺のラストシーンはもはやラブコメみたいで笑う。
エンドロールの序盤のデザインかっこよくて好きだ。マーベルはあの部分が終わると、短いシーンが挟まってくるのが定番なのに、エンドロール突入直後に席を立つ人が結構いるのにはびっくりした。宣伝していただいたのでスパイダーマンも観ますよ。
大衆娯楽作品として優秀
大衆娯楽作品(特に若者向け)としては申し分ありません。ただその裏返しで特に刺さるようなシーンがなく点数は低めとなりました。唯一の収穫は今後スパイダーマンシリーズへブリッジするということ位。ボリュームも96分と抑え気味だし、ヴェノムの性格が単純すぎるということもあってすぐに終わってしまった。ディズニー+の配信で済ませてよかったという印象。
MARVEL作品の品質水準が普通に感じるようになってしまっていて、ある意味で感覚が麻痺していると思った。
一作目はまだ未鑑賞。
1時間30分程度の上映時間なので、テンポは早いだろうとは思ってましたが、まあ、早い、早い!特に後半のクライマックスからラストバトルまでの展開の早さ!
コミック的展開の早さをそのまま実写化した潔さです。
正直この手の作品は、最近興味が薄れ(マーヴェル、DC系)劇場で観なくなり、何となく久しぶりに観たのですが、まあ、やっぱりと言うか同じような展開、アクション、CGですね。
ヴェノムと言うキャラも感想は、「寄生獣のミギー」じゃないか(どちらが先か知りませんが。)
相反する価値観の者同士が共存して揉めるものの最後は共通の敵を倒す。
ヴェノムと言うキャラクター自体は好きなタイプですが、凶悪な面構えに対し残虐性がソフトな演出(全年齢対象にする為ですかね。)もっと血飛沫舞うバリバリ人間喰うシーンを全面に出していたらもっと良かったかな?(笑)
ラストのCGバトルも技術的なモノなんですかね?別の映画で見たような感じ。特にエキサイトすることもなかったです。
また、ラストにスパイダーマンの映像出してきてユニバース?的展開をちらつかせてきたりと。食傷気味ですね。
ちょっとご都合展開感があったかも
上映時間が短いせいかヴェノムとカーネイジが戦うシーンが少なかったような気がする
あと超音波を出す女の人がいたけどカーネイジが強過ぎてヴェノムが倒せないのでカーネイジを倒すために無理やり拵えた感があった
でも戦闘シーンとかは迫力があって良かったしラストシーンで次の伏線がちゃんとあったのが良かった
不完全燃焼の気分
原作は全く知りません。ヴェノム1とスパイダーマン3でしっているくらいです。
途中、あーーそれで終わりなんだって最終面で思ってしまいました。
いくつか(;-ω-)ウーンと思ったところは
カーネイジの彼女が超能力で音波出すんですが、あまり必要性を感じなかった。工夫もなかった。
最終戦に元カノとその婚約者邪魔に感じた。話の流れ的に仕方ないけど、なんか狭く感じた。
さっさとカーネイジ出せよって思ってしまった。そんでもっとカーネイジ(大虐殺)しろよって思った。観ながらゴジラみたいに町ぶっ壊しまくれよって。
予告映像でカーネイジが出た瞬間にヴェノムがビビって引っ込むところがあったのですが、あんなにビビってた割にはまあまあ互角だった。
決着もすごく地味で迫力に欠けていると感じたので、不完全燃焼って感想です。
生焼けの肉を出されたような気分。食べたこちらも消化不良。メインディッシュのカーネイジ(大量殺戮)まだー?
①ウッディ・ハレルソンの悪党演技は見飽きていて新鮮味なし。代わりにナオミ・ハリスの悪女キャラが面白くなりそうだったが、彼女の持つ異能力が話に有機的に絡んでこないのでつまらない。②エディの血を飲んだクリスタが赤い怪物になって(どうしてか一切説明なし)ヴェノムの大敵となる筋と、クリスタとフランシスとの「ボニーとクライド」風の道行きの筋とが上手く絡んでいないので中途半端感が拭えない。話を一本に絞った方が良かったのではないか。③かなり強引でご都合主義な話だが、それでも演出に息もつかせぬスピーディーさと迫力とがあればそれなりに楽しめたかも知れないが、可もなく不可もなくの演出力なので話の不自然さが目立つ。④トム・ハーディは『カポネ』に比べれば平均的な仕事だが見た目がムサイのが個人的にNG。唯一安心して観られるのがミッシェル・ウィリアムズが登場するシーン。彼女は偉大だ。
いやいや、めちゃくちゃ面白いじゃん!
109シネマズIMAXにて鑑賞。
新聞記者としての復活をヴェノムの力を借りて果たすエディ・ブロック。
その為に利用したのが、猟奇的殺人鬼の男、クレタス。
結果彼は死刑にはなるが、いい様に利用した事を根に持たれてしまう。
死刑執行直前に、エディの手を噛んだ事でヴェノムの遺伝子がの体内に入り込み、「カーネイジ」が誕生する。
めちゃくちゃカッコイイんだなぁこれが。
とにかく強い!まるでクレタスの猟奇的な心を表すような暴れっぷりが堪らん。
ヴェノムも、もしエディがクレタスのような殺人鬼であれば、カーネイジのようになっていたのかもしれない。
ただ、エディの人の良さと、ヴェノムの純粋で頭脳派な所が上手く噛み合って、最強のパートナーになったのは間違いないと思う。
ラストのアクションシーンは鳥肌モノですね。
「ヴェノム1」でもシンビオート同士の対決はあったものの、カーネイジの圧倒的なパワーにエディとヴェノムのコンビがぶつかり合う感じが、めちゃくちゃ見てて爽快で楽しかった。
全体を通して、とにかく見てて楽しかった!
ヴェノムとエディは最早夫婦だね。
あの二人の夫婦漫才感が、見てて微笑ましい。笑
楽しかったしカッコいいから満足度も結構高くて面白かったのだが、強いて言うなら、ヴェノムvsカーネイジをもっと見たかったなぁと。
尺の都合上ラストのバトルのみになってしまったのかもしれないが、ヴェノムとエディが仲違いして、ヴェノムが1人で仮装パーティーのクラブに行ってスピーチするシーン、あんなに尺必要だったかな?
それなら、その分を死刑執行の時にエディが立ち会って、一度軽くぶつかってボコボコにされても良かったような。
それで晴れて聖堂でリベンジマッチでも良かった気がする。
まぁ何はともあれ、あまりレビューの評価が高くなかったので、期待していなかった分、より面白く感じた。
大して批判するポイントがなかったのだが、皆さんは何が気に入らなかったのかな?
エンドロール後のシーンは、若干TikTokでネタバレを見てしまっていたので、ファンムービーじゃなかった事の確認が取れて良かったかな。笑
しかし、スパイダーマンのユニバースとヴェノムのユニバースは別次元だったのか。
この作品の冒頭から、「デイリービューグル」の名が多く出てきており、てっきりスパイダーユニバースの一部なのかとも思っていたが、エンドロール後のシーンを見る限り、ストレンジの暴挙により別々の次元が繋がったようだ。
ただ、最後のヴェノムの「コイツだ」みたいなセリフはどういう事なのか。
自分の仮説としては、一度スパイダーマンに敗れたライミ版スパイダーマン3のヴェノムと繋がっているのでは?
だとするならば、スパイダーマンNWHにトビーマグワイアスパイディーが出てもおかしくないよな、、、笑
まぁそれも3週間後に全てわかることなので、楽しみにしておく。
とにかく、めちゃくちゃ楽しくてカッコよくて、大衆向けで面白かったです!
キャラの魅力だけで持ってる感じかな
面白い?と聞かれれば面白かったと答えるが、
多分明日には忘れてしまっていそうな内容。
ちょっとストーリーが単純すぎて捻りが全く無い。
正直ヴェノムのキャラクターの魅力だけで持ってるような感じになっている。
前作に出てきた敵がヴェノムと同じ能力を持つ奴だったのに、
今回も同様の話になるってマジでどうなの?
主要登場人物が意味のある立ち位置でないと
ただ要らなくない?っと思いながら見ているのはつらい。
クレスタとかラストで突然寂しい奴だったみたいに取ってつけたり、
フランシスの声とか生きるシーンとか皆無だったよね。
カーネイジの弱点になるために出てきた感じだけど、実際ヴェノムに対しても
弱点だからあまり意味ないし。
カーネイジが突然ヴェノムに敵対する理由が弱いとか、
フランシスとクレスタが孤児院でどれだけ寂しい思いをしてどれだけ
愛し合ってるかが描かれ方が不足しているんだと思う。
もう少し時間を延してもフランシスとクレスタの印象に残る
エピソードをぶっ込むべきだった。
それにクレスタの目的や人を殺す理由なども曖昧で
殺人鬼ならそれらしく、理由があるなら則ったこうどうを描くべきだと思う。
一方ヒロインのアンもどっちつかずの立ち位置で、
もうそんな女要らんだろうって思わせる感じ出てるし、
婚約者に至ってはホントキャラとして必要なのか?
エンドロールでストーリーにトム・ハーディと書かれていたけど
そのせいでうっすい内容になったのかと勘ぐってしまった。
映像としてはさすがと言いたいところだが、ヴェノムの動きに
重みを感じないんだけどな。なか空気なの?ってかんじがする。
CGも前回までならいいけど3年たった今、ヴェノムの質感にもう少し
リアリティを出すべきだったのではないだろうか?
近年のGODZILLAやジュラシックパークなどの映画に登場する怪物の
質感は相当クオリティが高いことを見れば、同レベルのものを表現するべきだと
思う。
頑張れ!続編も見に行くぞ!👍
半年経てば内容を忘れてしまいそうな感じ
話的には起承転結もしっかりしてたし、悪役のストーリーが生きててさすがマーベル作品という感じでしたが、
結局はヴェノムとエディの夫婦喧嘩をずっと見せられてるような、そんなかんじ?がしてイマイチ退屈に感じてしまいました。ずっとキレ合ってるのもそこまで笑えなくて見てて辛いw
ストーリーも全部目に見えてるというか、会ったせいで脱獄するとか、喧嘩して一回離れるとことか、ヒロイン連れさられるとか…なんだか予想ができてしまってひねりがなかったのがちょっと残念。
まあでもその分、マーベル作品とかに興味がない人でも単体で楽しめる映画ではあると思います。
ヴェノム可愛い
シャンチー、エターナルズとガッカリ続きだったので気になる箇所は多々ありつつも良かったです。
◼️良い点
ヴェノムがひたすら可愛い(笑)
マッシブな体、顔、カッコいい
ラストにビビる
◼️いまいちな点
アンはエディ呼び出してなにしたかったの?傷口に塩塗りたいの?酷いぜ!
ヴェノムは口は悪くてもエディを止めようとしてるのに、全く言うこと聞かない癖に文句は言うエディにモヤモヤ
ラストバトルで俺達は一つだ!的なこと言われてもエディからの歩み寄りがあんまり無くて何だかなーてなる
とにかくヴェノムが可愛い!!
親愛なる隣人ならぬ残虐なる庇護者
前作よりも時間がたち私生活にも慣れ、より共同生活できてるキャラ作りに徹底した作風で、よりシンビオートの生態に迫るような作風だと思った。
一回見ただけで記号や絵を暗記する頭脳の高さ、細かい絵をトレースする器用さ、おまけにコンピュータにハッキングを行うまで、そのポテンシャルの高さは人間を軽く超えるスペックを備えている。加えて人間生活に瞬時に慣れるのはさすがと言ったところか。
前作ではエディとヴェノムが似たもの同士だから適合できたという設定ではあったが、今作ではより親密さを増してその代わり口喧嘩は絶えない。それがまるで彼が兄弟のような、10代の男子校の友情のような、部活仲間のような、いわゆる「ホモソーシャル」さを存分に画面いっぱい味わえる。
そこから見ても赤の他人との生活というのはまず喧嘩が耐えない。それは男女でも変わらず言えることで、時には距離を置くことも大事なのだなぁと何だか画面を通して教わったような気がする。
ヴェノムが女房役で可愛いというのはもちろんなこと、なんだかんだで彼自身がいちばんエディという人間を知り尽くしている。
物語の中盤、一旦はエディと喧嘩別れするがアンに取り付いてエディの元に行き、彼から許しの言葉を得るシーンは思う存分謝って貰わないと気が済まない、「俺が悪かった、やっぱりお前が必要だよ~俺にはお前しかいない!」という好きな男の愛してるという言葉を聞きたいうら若き乙女のようで本当に意地らしいし愛らしい。
アンと事実上別れたようなものだがまだアンに気があるエディ。彼女に本音を言えないエディをヴェノムが彼女に取り付いて本音を引き出すところは彼女と同化して2人がかりでエディを懲らしめてるようでいじらしいし、2人がシンクロしているのを自然に見せてくれる。その立ち回りを演じるヴェノムはとても器用な生き物で彼自身がどの程度狙っているか分からないが橋渡し的な役目も担うほどとても繊細な生き物なのだなぁと思う。
また所々スパイダーマン3を彷彿とさせるシーンがあり、終盤のカーネイジとの死闘の場所である教会での戦闘は教会の鐘で両者が苦しんだり、キャサディがカーネイジに取り込まれながらフランシスに手を伸ばすところは3のエディのヴェノムを手放せないシーンにも重なる。
そしてヴェノムとカーネイジの対比も素晴らしい。ヴェノムと市井の人々の結束が彼らの絆の深さを示してヴェノムが取り付いても拒否反応を示さない、体を伝ってエディを受け止める所などとても気に入っている。
エディたちとシンビオートは違う生物同士だが、共同や共生していくためには腹を割って話すこと、言葉を交わすことの大切さを教えてくれた作品だと思う。
前作よりも目新しさは感じないけど、安心感やさらなるキャラクターの造詣と味付け、深堀は完成されており、間違いなく見ていて楽しめるはずだ。
カーネイジの暴虐ぶり、画面を暴れ回り縦横無尽に動き回るのは見ていて乱暴すぎて楽しい。清々しさを感じて映画館で見た方が絶対いい。
これでいいんだよこれで、という起承転結が安心してみれて、話も複雑ではなくキャラクターの数も倍増してない、ミニマムな続編としてちゃんと描ききっており、「わかりやすさ」がプラスの方向に働いている。
すべてはスパイダーマン ノーウェイホームの為に
映画自体ももちろん面白いけど、1番重要なのはエンドロールだったりするのかもしれない。
もともと原作コミックでも関わりの深かかったヴェノムとスパイダーマンですが、いよいよここで交わってくるのか…!?みたいな。
シャンチー、エターナルズ、ヴェノムと全てはスパイダーマン ノーウェイホームに繫がるんでしょうね。スパイダーマンに対する期待ばかりが膨らみます。
なんだかんだ言ったって嫌いじゃない。
大雑把な内容はエディとヴェノムがケンカして別れるが、なんだかんだで協力して敵を倒して、お互いをやっぱり大切に思っているという感じのよくあるストーリー(笑)
どんでん返しなど全くない、王道の話(笑)←まぁ嫌いじゃないからOK😁
なので話の内容としては特に文句なし。
以下、気になった(思った)事
・カーネイジが暴れた現場に人は倒れているけど、血の描写がない。子どもが観るので、あえて描写してないのかもしれないが、あんなに悲惨な現場で血が一滴もないのは流石に違和感を感じた。だからといって生々しい描写をされても引くので難しいところだか。
・ケンカして別れた後もルールも守って人を食べずにいたヴェノム。エディの事をなんだかんだで大切に思っているのだと思うのだか、寄生して人間殺しちゃ駄目でしょ。くたばったって言っただけ死んでないかもしれないが。
・前作で別れたヒロインに呼び出されて会いに行ったら結婚しますって。あげく、大人の対応で祝福したら、本当の事言わないのねって、ならどないせいちゅうねん。エディが可哀想過ぎ。
・最後の方で死んだと思った刑事が生きており、目が光っているが、何故なのか説明がなかった。アメコミに詳しい人なら、なんの伏線かわかるかもしれないけど、アメコミに詳しくない自分には(?)だった(エターナルズ の時と同じ)←ネットで調べたら第三のシンビオートのトキシンというのになるらしい。
・最後にMCUの世界(今度のスパイダーマンの世界)と繋がった(移動した)というシーンがあったが、これくらいわかりやすいのにしてほしい。ただそうなると先に書いた刑事の伏線をどう回収していくのか疑問が残る(どう回収するか楽しみではあるが)
・先に書いた、MCUの世界に移動したというサプライズは嬉しかったが、本編の前のモービウスの予告でヴェノムが出てくる(出てくると思わせる)シーンやスパイダーマンと同じ世界と思わせる(人殺しと書かれたポスターが貼られている)シーンがあったのでやっぱりと思ってしまった。そこは個人的には隠した予告を流してほしかった。シビルウォーの予告の時はスパイダーマン隠してくれてたやん(最終的には出てきたけど)
以上
エターナルズ 、スパイダーマン、ヴェノム、モービウスと世界がどんどん繋がっていき、今後どんな展開になっていくのか、とても楽しみである。
俺たち(皆)は一つ。リーサル・プロテクター!
元々はスパイダーマンの敵役。
何度も何度も企画が上がっては消え、2018年に遂に単独作品として公開されるや否や、世界中でSWスピンオフ『ハン・ソロ』を超える大ヒット! アメコミ物が鈍い日本でも。
話が寝ちゃうくらい単純過ぎ。もっと残虐かと思ったらマイルドだった。悪役設定なのにまるでヒーロー。
そんな声もなんのその。
僕らのヴェノム(とエディ)が帰ってきた!
前作を見ている/設定は把握済みで話が進むので、エディとヴェノムについての説明描写は一切ナシ。
関係性が分からないなんて抜かしやがったら食っちまうぜ!…byヴェノム
あの危機を乗り越えた相棒どころではない、これぞ本当の“身体の関係”…いやいや、身体の共有。上手くやってるかと思いきや、
“悪人以外は食べない”というルール。普段食べるのはチョコレート。“表”に出る事もままならず、ストレスは積もるばかり…。何だか“制限生活”がうっすらコロナ禍を彷彿させた。
夫婦喧嘩みたいな口喧嘩が絶えなかったが、大喧嘩に発展。
コント“僕とヴェノム”もしくは“二人羽織”と言われたやり取りは前作よりユーモラス。大喧嘩シーンも何故か笑えてくる。
トム・ハーディが主演だけじゃなく、製作/原案も兼任。よほどヴェノムへの愛着を感じると共に、男臭いタフガイのイメージあるトムハが意外とコメディもイケる!
大喧嘩の末、ヴェノムはエディの身体を抜け出し、街の中に消える。まさかの決別…? この映画、どうなっちゃうの~!?
街を放浪するヴェノム。
とあるナイトクラブへ。
隠す事もなく、違和感もなく。だって、“仮装コスプレ”のナイトクラブ。
皆がウェルカム。
ヴェノムは壇上でマイク・パフォーマンス。そして、多様化社会へのメッセージ…!?
僕らのヴェノムが教えてくれる。
人に寄生しては寄生し、が、適応する人が居ない。
やはり“相棒”は…。
その頃エディは…
ちょっと時を遡って、ヴェノムと決別する前…。
服役中のシリアルキラー、クレタス・キャサディ。
エディとヴェノムの取材と調査によって、未発見の遺体を発見し、クレタスの死刑が確定。
エディはクレタスと面会。クレタスの挑発にカッとなり、掴み掛かろうとした時、腕を噛まれてしまう。クレタスは感じる、普通の人間の血ではない事を。
死刑執行の日。クレタスの身体の中に入ったシンビオートの血が覚醒。変貌し、カーネイジ(=大殺戮)を始める…!
カーネイジはコミックでは“もう一人のヴェノム”と言われる大敵だとか。本当は前作でも登場させる予定だったが、前作はエディとヴェノムの話を主軸にする為登場させず、この続編で丸々バトルの話にしたかったくらいのキャラらしい。
演じるは前作のED後の映像に登場したウディ・ハレルソン。もう余裕たっぷりの不敵な存在感、さすがの怪演であった。
刑務所を脱獄したクレタスはある人を探し求める。
クレタスのかつての恋人。彼女もまた別の刑務所に収監されている。
フランシス・バリソン。特異体質で超音波のような高音を発する事が出来る、またの名を“シュリーク”。
悪役パートは“ボニー&クライド”もしくは奇しくもウディの代表作『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のような犯罪ラブストーリー。
エディとヴェノムは未だ決別中。エディの元恋人アンの尽力で何とか仲直り。やれやれ、手の掛かる…。
カーネイジはヴェノムに、シュリークはエディと近いNY市警のマリガン刑事に、各々因縁と復讐。二人だけの結婚式にご招待。
マリガン刑事とアンが敵の人質に…。
いよいよ決戦の時。
が! カーネイジの姿を見たヴェノムが…!
アン役ミシェル・ウィリアムスら続投組に加え、シュリーク役ナオミ・ハリスらが新戦。
ウディと『ゾンビランド』で組んだルーベン・フライシャーが降板したのは残念だが、新監督にアンディ・サーキスなのがミソ!
モーション・キャプチャーの先駆者。だからなのか、今回のヴェノム、妙に人間臭く感じたのは気のせい…?
ここ最近のハリウッド大作を否定するような、100分弱の尺、単純明快痛快、スカッと楽しめる。
故に、ツッコミ所も。早速今回も話の弱さが指摘されてるようだが、個人的に気になったのは、
シュリークを探すクレタス。コンビニのネットで検索したと思ったら、次のシーンでシュリークが収監されている刑務所に難なく侵入。
…え? どうやって? ひょっとして私、その一瞬寝落ちして見逃した…?
…ではないようだ。簡単に助け出して脱獄。
その後の二人の暴れっぷり、展開もポンポンポンポン、とにかく早ッ!
まあでも、久々の100分弱ハリウッド大作エンタメ。
野暮は言うまい。言ったらヴェノムに食われちまう!(>_<)
クライマックス。
エディ/ヴェノム、アン、ダン(←誰?…なんて言わないように!)、マリガン刑事、クレタス/カーネイジ、フランシス/シュリークが入り乱れる大バトルは迫力満点!
カーネイジは強敵。あのヴェノムがビビってエディの身体に引っ込むほど。
勝算は無い。
死ぬ覚悟か、共倒れ覚悟。
しかし、唯一勝算があるとすれば…
共有。
クレタスとカーネイジは共有出来ていない。
シンビオートであるカーネイジはシュリークが発する高音が苦手。クレタスは彼女を愛していても、カーネイジは彼女を邪険。
そこに、隙がある。
人間は不思議な奴ら。別れたと思ったアンや役立たずのダンもバックアップ。
でも何より、俺たちは一つ。
お互い保護し合って、命の危険には助け合って相手に致命的なトドメを差す。
リーサル・プロテクター!
マーベル作品であるお楽しみその1。
ED後の映像にチョー興奮!
マジで!? マジなの!? ただの“匂わせ”じゃないよね!?
もし本当にクロスオーバーするなら、来年1月公開のアノ作品がさらに楽しみになってきた!
マーベル作品であるお楽しみその2。
今は亡きスタン・リー御大が思わぬ形で“出演”している事に、私は見逃さなかった。
鑑賞しようか悩んでいるならやめた方が良いかと。 私は高い金払ってI...
鑑賞しようか悩んでいるならやめた方が良いかと。
私は高い金払ってIMAXで鑑賞したことを後悔した。
ヴェノムは前作があるんだろう。
私はそれを知らないが、コメディぽさがあるようだったので非常に楽しみにしていた。
ざっくり言えば、ど根性ガエルのぴょん吉みたいなもので、主人公の肉体にヴェノムという悪魔が住んでいる。住んでるが適切かは知らないが。
漫画NARUTOの九尾みたいなものでもあるが九尾は自由に動けないが、ヴェノムは勝手に主人公の体から触手を伸ばしたり、割と自由が効く。
ヴェノムは悪魔だ。人間の脳が好物らしい。だが主人公に制限されていて、ニワトリを食べてるようだ。
雰囲気、ヴェノムはヤバい奴なのに、主人公の言うことを聞いていて、悪魔感は少ない。
さて、私の評価が低い理由の最大は、ヴェノムの声にある。悪魔だから滅茶低音なのだが、それで話されるとうるさくて仕方ない。
映画鑑賞中にうるさくて参りそうだった。
ヴェノムは主人公から分離することも出来る。であればとっとと他に移ればいいのに、また戻ってくる。主人公にしか耐性が無いのかなぁ。
俺たちリーサル・プロテクター!
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース第2作。
ヴェノム・シリーズ第2作。
IMAXレーザーで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
何やら不穏なシーンからスタート。前作から監督も変わったし、作風を一新したのかなと思ったが、エディとヴェノムが登場した途端、いつものライトな雰囲気に様変わり。取り敢えず一安心。彼らの関係がかわいらしいことこの上無い。
もはや恋人同士のイチャイチャだ。特にヴェノムがエディを好き過ぎる。傷ついたら励まそうとするし(空回りが微笑ましい)、擦れ違ってもエディのことを想っている。そもそもお互いに必要としてしまう。ってかめっちゃ仲良しだ。
ふたりの掛け合いが楽しく、バディものとしての面白さはもちろんのこと、ヴェノムの恐ろしげな見た目に反するかわいらしさのギャップが笑いを生み、物語を魅力的にしていた。
98分と大作にしては短い時間の中で、エディとヴェノムのコミカルなシーンや、カーネイジとシュリークのカップルとの壮絶なバトルなど、ボリュームたっぷりなのにテンポ良くまとめられていて、個人的にはこれくらいの尺が観易くて良い。
そして、、、ポストクレジットシーンの衝撃!
いったい何が起こったと言うのか!?
遂に両者が相まみえてしまうのか?
全ては「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」で明かされることを期待しつつも…あぁ、待ち切れない!
[余談]
鑑賞前に調べたのだが、カーネイジとシュリークはコミックでもカップルだそうな。超音波が武器のシュリークと音波に弱いカーネイジ(シンビオート)では相性悪いのではと思った。
案の定、相性悪かった(笑)。
※修正(2024/11/02)
エンドロール観てやっと満足
前作がとても楽しく期待し過ぎたのか、今回は、シナリオもなにがなんやら?で、いまいちでした。
が、最後の最後に、ん?というシーンが登場し、その意味もよくわからず帰宅。解説を読んで、あの最後のシーンの意味がすっごい意味を持つことが判明。身震いしました。
まさか、あの映画やあの映画が繋がるなんて。
これ以上は、ぜひ、最後の最後までご鑑賞を。
全93件中、21~40件目を表示