劇場公開日 2020年7月3日

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レイニーデイ・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価

全139件中、101~120件目を表示

5.0Woody Allen ファンのドツボにハマる

2020年7月9日
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鑑賞方法:映画館

先日、雨の降る新宿で見てきました。不思議な物で、Woody Allenの作品はセッティングがほとんどNY、パリだったり、キャラクターの喋り口調がWoodyA llenそのまんまだったり、ファンとしては、「おお、また来たー!」と喜びを覚えます。だけど、前に見たことがある感じがあるのに、ストーリーの展開など、初めてみる感覚もあります。今回の主人公たちは20代前半の大学生。ウッディ口調のキャラクターも、若かしころのウッディーを連想させられますが、違和感なく演じられ、キャラクターも新鮮ささえを感じます。80歳を超えても良く、20代の若者の感情を描けてるなぁ、と感心するばかりでした。最近は、過剰に注意を引きつけるカメラワークや、ガチャガチャとうるさい映画が多いのですが、本作のピュアに映画を見せる手法にも安心しながら見てました。劇場のそとに出ると雨は上がっていて、少し、太陽も見え隠れしていた。映画を見る前と比べると足取りが軽くなった気持ちがしました。なぜか笑顔を止めることができませんでした。映画後、直ぐに妻に電話してしまいました。(妻と一緒に見るべきだった!)こんな気分にさせてくれる映画って素晴らしいなと思いました。

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lostsamurai

4.5これぞウディ・アレン! 私はこの世界観が大好きです。

2020年7月9日
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鑑賞方法:映画館

いつもウディ・アレンの作品は観ています。彼の世界観が大好きです。
今回の彼独特の世界観が満載です。

ジャンルでいうとラブ・ロマンティックコメディとでもいいましょうか。
恋人同士がニューヨークに行って、そこで両者に起きる数々の出来事、それが結構ドタバタです。
その中で、それぞれの考えからいろんな人と出会い、そして最後はなるほどと思わせ、
ラストシーンはまたおしゃれに閉じるという、カッコいい、素敵なラブストーリーに仕上がっています。
私はこのオチは想像出来ませんでしたが、そのまとめ方に彼らしいと思いました。

ラブコメディ、ラブストーリー好きであれば、ぜひお勧めします。
早く次回作を観たいです!

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ごぶさん

0.5性犯罪者の映画は見ない!

2020年7月8日
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作品に罪はないと言いますが、映画という夢に払ったお金が結果的に養女の性的虐待に繋がったことを一生忘れません。顔色の悪い養子の孫娘たちも心配です。

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ロキスター

3.5アレンの疑惑のために、微妙な気持ちを味わいながら鑑賞。

2020年7月8日
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鑑賞方法:映画館

ティモシー・シャラメは『ストーリー・オブ・マイライフ』よりも若干若く見えるけど、役作りのせいかな?と思っていたら、本作の方が先に撮影されていたんですね。

本作は2018年には撮影を完了していたようですが、ウディ・アレンの女性虐待疑惑のためにしばらくお蔵入りとなっていました。その経緯を踏まえると、本作の描き方にいろいろ気になるところが。

シャラメは野暮ったい服装をしていても猫背でも、相変わらずシャラメでしかないのですが、この容姿は明らかにアレン自身を投影していますね。もう一人の主人公であるエル・ファニングに絡む男性達も、よくよく見てみると、人の話を聞いているようで聞いていないところも含めて、どことなくアレンを彷彿とさせるところが。
その上で先のアレン自身のスキャンダルと重ね合わせると、エル・ファニングの役柄を通じて、こんな純真無垢な若い女性が話しかけてきたら、男はみんな参っちゃうよね、っていう言い訳をアレンがしているよう見えてしまいます。

本作に出演した俳優達がその後出演料を返上して、MeToo運動に関連した団体に寄付しているところから、出演者自身が本作に対していろいろ思うところがあるんだろうなー、と妙な勘ぐりは更に深まるのであった…。

そんな余計な予備知識を持たず、純粋にコメディとして楽しみたい、と思ってはいても、やはり物語の収まりの悪さが目に付く不思議。

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yui

3.5#45 都会人と田舎者というより価値観の違い

2020年7月8日
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鑑賞方法:映画館

最初は可愛い彼女だと思っていたけど、有名人を見ると田舎者のお上りさん丸出しで彼氏を蔑ろにする姿が目につくようになる。

彼は彼でNY出身富裕層という利点を生かし、NYの良い場所で彼女と2人きりで過ごすことに必死。

彼と彼女の価値観が違い過ぎて、結局彼は母親の告白もあり自分に素直になる道を選ぶ。

ウッディ・アレンらしい軽快なテンポで若者の心を端的に描いているのが楽しい。

ところでスクリーンが小さいから、最初ジュード・ロウがわかんなかったよ。
だって彼のアメリカ英語、初めて聞いたんだもん。

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chicarica

1.5男の脆さと女の強さ。どこか詩的な世界観。

2020年7月7日
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笑える

単純

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:まるで純文学のような雰囲気の中で、同じ過ちを繰り返す男性の弱さや、傷ついてもたくましく生きる女性の強さに、思わず考えさせられてしまう。
否:どこか詩的な独特の世界観は、かなり好き嫌いが分かれそう。物語も超ご都合主義の中、非常に淡々と進んでいくので、惹かれないと眠くなってしまうこと請け合い。

 ウディ・アレン監督特有の、どこか詩的というか文学的な雰囲気の中で、男女の恋愛の機微が淡々と描かれていく様に、まずは好みが大きく分かれそうなところです。
 そんな世界観を通して、何度過ちを犯しても、結局同じ轍を進んでしまう男の脆さや浅ましさ、そして逆に失意に傷ついても、しっかりと新しい道へと歩いていく女性の強さやたくましさが、如実に伝わってくる気がします。
 良くも悪くも、ひとえに作風への好き嫌いで評価が大きく変わってくるような、そんな作品といえるかも知れません。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.0ハイソな異世界を堪能することはできず

2020年7月7日
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自分とは無縁のハイソでセレブな世界観を堪能することができず、笑いどころと思われる場面も何となく引いた目線になってしまって、正直ほとんど面白くないと思ってしまった。
ただただエル・ファニングが可哀想に思ってしまった。
でも、本筋は結構好きだった。理想的な成功物語で…やっぱ自分にとってはファンタジーでしかなかったという印象。
ウディ・アレンらしい作品だとは思ったけれど、個人的にはちょっと苦手な側面だったりする。終始下から眺めていたら、いつの間にか終わっていた。

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SH

2.090年代のトレンディードラマみたいなノリの映画

2020年7月6日
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この映画は結構期待していたのですが、ちょっと期待外れでした。おしゃれな感じは伝わりましたが正直ネイティブが観てこそ面白い映画なのではないかと思います。

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canghuixing

3.5ニューヨークに帰ってきたウディ・アレン

2020年7月6日
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鑑賞方法:映画館

 小粋なジャズ。早口の会話。時にはユダヤ人ネタや政治ネタもかまして、軽快にはずむ会話が見事。『アニー・ホール』の頃のウディ・アレンが戻ってきた感じがする。キャスティングも豪華俳優、ティモシー・シャラメとエル・ファニングを中心に、ジュード・ロウやリーブ・シュレイバーといった大物を揃えている。

 ニューヨークの雨模様も恋人同士であるはずのギャツビーとアシュリーの関係をも曇らすことになるストーリーですが、その中でもBGMに「ミスティ Misty」を使ってるところがオシャレ。そのままの意味でも“霧”なので、雨上がりの早朝の靄も彼らの心情を映し出している。さらに、それがポーカーの場面(相手の手の内が読めないという意味か?)と終盤の2回使われているのも嬉しい限り(好きなんです)。『恐怖のメロディ』(1971)参照。

 プロット的にも、あぁやっぱりねと感じるところだし、迷ったら即決断!みたいな潔さにスッキリするかもしれません。エル・ファニングは好きな女優だったけど、喋りすぎたため魅力半減してしまいました・・・

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kossy

3.5ティモシー・シャラメの魅力満喫

2020年7月6日
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何ですかね〜、この人。ニューヨークも似合うんですね、これが。
ティモシー・シャラメにニューヨーク案内されるとか、つい自分がティモシーの隣にいる気になってしまうとこが、憎いわけですよ。

ウッディ・アレンの世界観にティモシーが見事にはまっていて。
タイトル見ただけで、「あ〜雨のニューヨークの一日を、恋人たちが別々にどう過ごすかってやつね」みたいな想像できちゃうんだけど。
わかっちゃいるけど、はまっちゃったな〜
ティモシーを起用したアレンさんに拍手!

ティモシーのマジックにかかること間違いない(笑)

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ミツバチば~や

3.0最高すぎるタイトルとキャストから一昨年くらいから楽しみにしていた本...

2020年7月6日
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最高すぎるタイトルとキャストから一昨年くらいから楽しみにしていた本作を遂に見た。雨 + ニューヨーク = ウディ・アレン好きとしては「やっと!」と思わずニヤリとしてしまう要素に加え、ティモシー・シャラメ(ウディ・アレンモード) × エル・ファニング(今回のメイク好きじゃない)という魅力的すぎる主演。他にもリーヴ・シュレイバー、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、レベッカ・ホールと素晴らしい面子が揃っている。けど作品自体は会心の出来とは言えるものでなく、あくまで近年のパッとしない通常運転なウディ・アレン作品といった感じ。やっぱり彼の創作のピークは過ぎてしまった感は否めないのに、かつてのあまりに大きな功績ゆえに、さほど面白くなくてもギャラが高くなくてもこうした豪華キャストが揃ってしまう。逆に言えば今世紀なってからのそうしたヨーロッパ時期の『ミッドナイト・イン・パリ』(雨なら断トツこっちの方がロマンチック!映画映え)という傑作を除く一部残念な出来の作品よりは普通に楽しめた気がする。もしかするとウディ・アレンにとって彼が手掛ける最後の劇場作品になるかもしれないので、映画館で見られて良かった…本作の出演者が相次いで後悔を表明しギャラを寄付したらしいが。彼の噂・疑惑などが本当なら干されても然るべき。ただ、ずっと彼の作品を好きだった一映画ファンとしてはもちろん寂しさもある

P.S. 個人的なセレーナ・ゴメスへの苦手意識…
今年映画館鑑賞多分36本目

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とぽとぽ

3.5ウディ・アレンにとっての人生の真実

2020年7月6日
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 主人公ギャツビーを演じたティモシー・シャラメの演技が秀逸。世界観がなくて単にミーハーなだけのアホな女の子アシュリーをエル・ファニングが見事にこなしていて、内向的で思索家のギャツビーと好対照のカップルとなっている。
 ウディ・アレン監督らしく、主人公はかなりのオタクであり、人生に対して斜に構えている。中原中也の詩に登場する「僕」のようである。

 さてどうすれば利するだらうか、とか
 どうすれば哂(わら)はれないですむだらうか、とかと
 要するに人を相手の思惑に
 明けくれすぐす、世の人々よ、
 僕はあなたがたの心も尤もと感じ
 一生懸命郷に従つてもみたのだが
 今日また自分に帰るのだ
 ひつぱつたゴムを手離したやうに
   (「憔悴」より第Ⅴ節の一部を抜粋)

 もうほとんどこの詩だけでギャツビーの人柄を言い尽くしている。詩の中の「あなたがた」には、ガールフレンドのアシュリーも含まれる。ギャツビーの居場所は「あなたがた」の思うところには存在しないのだ。寧ろProstituteの方がよほど自分の居場所を生きている。
 ニューヨークはやはりいい街だ。セントラルパーク、スミソニアン博物館、ホテルカーライルなど、所謂ニューヨークオタクにはたまらない場所である。それぞれが美しく描かれ、居心地のよさが空気感で伝わってくる。
 ウディ・アレン監督は雨が好きなのかもしれない。ラストシーンは無理や背伸びから解放されて「僕は僕らしく」というホッとした雰囲気だ。「男と女の観覧車」も「ミッドナイト・イン・パリ」も似たような筋書きを辿る。それがウディ・アレンにとっての人生の真実なのだろう。ただ本作にはこれといって魅力的な人物があまり登場しなかったのが憾み(うらみ)である。人生の真実を語るような年老いた人物が何人かいてほしい。セレーナ・ゴメスのチャンではあまりにも弱く、母親のシーンは機知に乏しかった。3.5かな。

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耶馬英彦

3.5ジュート・ロウ??

2020年7月6日
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役者とシチュエーションが変わるだけで、いつものウディ・アレンの映画です。

端的に言うと、登場人物が全員お喋りで、しかも他人の話はほとんど聞かずに自分の話ばかり。自分で話して、自分で納得して、そして次々と有名な役者が脇役で出てきて、結局大した事も起こらず、あー今年もウディ・アレンに付き合わされたなぁという感想でエンドロールを眺めることになる、という感じかな。

そんな中、今年はジュート・ロウが出ていたのだけど、最初ジュート・ロウだとはきづかないほどジュート・ロウ感を消して出演。

そもそもジュート・ロウがウディ・アレン作品に出演すること自体違和感があるのだけど、まるでこの映画のジュート・ロウはウディ・アレンの代わりに出演しているのかと思ってしまうほど、見かけも人物設定もジュート・ロウらしくない。

昨今のジュート・ロウは頭髪具合と共に若い頃の王子様感は薄れてきたとはいうものの、まさかここまでジュート・ロウ感を消すとは。
役者って凄いなぁと、改めて感じさせられたかも。

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ただの映画好き

3.0幼女虐待疑惑を報じられた監督が作った美しい作品。

2020年7月5日
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アメリカニューヨークを舞台に、裕福な家庭出身の若い白人男女が織りなすラブストーリー。
美しい街並みを背景に、美男美女が出会いとすれ違いをコメディタッチで演じる話はそれなりに面白いんだが、ニューヨークって人種のルツボじゃなかったっけ。不自然なまでに黒人やアジア人がいない。
監督の幼女虐待疑惑は聞いたことあるけど人種偏見もある人だっけ?
(アマゾン資本でこの映画をつくったが、監督のせいで手を引いたらしいが)

感想としては、とても綺麗なラブストーリー。
ケチをつけるとするなら、女性の出産可能年齢と子供の年齢を考慮すると成り上がりの母親の設定は無理。
ついでに言えば、ティモシーシャラメは相変わらず美しい。

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お抹茶

4.0兄貴の恋人の笑い方

2020年7月5日
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全員がハマリ役な感じがして心地よかったです。とにかくスタイリッシュで、男女の色恋沙汰が性急に勃興していくのもニューヨークぽくて良い。

何より!!、兄貴の恋人の笑い方にはほんとに食らった、、。あれは結婚やめたくなるわ笑

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トニー

3.0NYの街並みを堪能できる佳作ラブコメ

2020年7月5日
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巨匠映画監督にインタビューが決まってニューヨークに来た学生記者とその彼氏の週末を描いたラブコメ。
ウディ・・アレンの映画をそれほど観てきたわけではないが、画面の雰囲気、台詞回し、話の展開、どれもが彼の映画っぽいつくりだった。
エル・ファニングはちょっと田舎くさいし、シャラメは猫背であまりかっこよくは見えない。話もなんだそりゃ?って感じ。結果、お母さんの話が1番心に残ってしまった。彼の自分探しの話のような印象だ。
でも、MOMA、セントラルパークといったニューヨークの街並みを堪能できることは確か。行ってみたいな思わせるだけの魅力には溢れていた。作品の舞台となる場を作るのはやっぱりうまいんだな。

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kenshuchu

4.5俺って

2020年7月5日
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88本目。
贅沢なキャスト。
観る度に思うけど、俺って未熟、ガキだな。

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ひで

4.0雨はこんなにも美しく切なく見せれるんだ…

2020年7月5日
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悲しい

雨が降りかかるガラス越しからのアングルがとても美しくもっと見ていたかった。

これはたった1日の出来事を映画にしている。
ニューヨークで起こった恋人とのすれ違い。

すれ違いといえど、お互い良くないよ!と思う部分があって心苦しかった。
コメディとして鑑賞しないと切なすぎてしんどい。

ただ、映画の雰囲気は呑み込まれてしまうほどの美しさ。1秒足りとも目を離したくない。
でも内容が私にとって心が痛くなる。
そんな葛藤をした映画だった。

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なる

3.5三角関係の至福

2020年7月5日
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40代の若造にウディ・アレンを語る資格はない。20年は早過ぎる。ただただ自分の知識と教養の無さを痛感するばかり。それでも根拠のない期待をしてしまう。自分の後半生も捨てたもんじゃないぞと。大いに学ばなければならないし、必ず行かなければならない。何処へ?勿論、ニューヨークへ。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、今をときめくティモシー・シャラメを擁し、小道具としてスマートフォンは登場するものの、描かれるのはクラシカルな古き良きニューヨークである。舞台はカーライルホテルやメトロポリタン美術館。マクドナルドやスターバックスは背景としても画面には映らない。

郊外の大学に通う生粋のニューヨーカーである主人公が、アリゾナ出身の彼女に地元を案内することから始まるドタバタ劇であるが、とにかくキャラクターが古い古い。今どきこんなに知的でウィットに富んだ会話を楽しむ大学生カップルなんて、アメリカには存在するのだろうか。とても魅力的である。

人生を斜に構えて薀蓄を語る大学生はアレンの分身だろうし、スランプに陥る有名映画監督にもモデルがあるのだろうが、随所に飛び出す辛辣なジョークが理解出来れば、もっと映画が楽しめるのに勿体ない。とはいえ、有名人との遭遇に舞い上がる意識高い系の女子大生を演じるエル・ファニングが可愛くて、ほとんどギャグではあるが、出会うおじさん皆が惚れてしまうのもさもありなんと思う。

そして、セレーナ・ゴメス演じるマンハッタン在住の元カノの妹を忘れてはならない。こましゃくれて可愛げのある都会の女性を好演。エル・ファニングとの対比が面白い。多分に男性目線の映画であり、登場人物が多過ぎてあらぬ方向へも持って行かれるが、唐突に訪れる美しいラストシーンで再認識するのは、三角関係の至福である。本当に凄いぞ、84歳。

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しんぐちゃんぐ

4.5ウディ・アレン節に酔いしれる

2020年7月5日
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確かにエル・ファニングの笑顔には癒される。
彼女が劣るという意味ではなく、
彼女を選ばない主人公の気持ちはイタイほど分かる。

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ムーラン