劇場公開日 2020年7月3日

  • 予告編を見る

「最高すぎるタイトルとキャストから一昨年くらいから楽しみにしていた本...」レイニーデイ・イン・ニューヨーク よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0最高すぎるタイトルとキャストから一昨年くらいから楽しみにしていた本...

2020年7月6日
Androidアプリから投稿

最高すぎるタイトルとキャストから一昨年くらいから楽しみにしていた本作を遂に見た。雨 + ニューヨーク = ウディ・アレン好きとしては「やっと!」と思わずニヤリとしてしまう要素に加え、ティモシー・シャラメ(ウディ・アレンモード) × エル・ファニング(今回のメイク好きじゃない)という魅力的すぎる主演。他にもリーヴ・シュレイバー、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、レベッカ・ホールと素晴らしい面子が揃っている。けど作品自体は会心の出来とは言えるものでなく、あくまで近年のパッとしない通常運転なウディ・アレン作品といった感じ。やっぱり彼の創作のピークは過ぎてしまった感は否めないのに、かつてのあまりに大きな功績ゆえに、さほど面白くなくてもギャラが高くなくてもこうした豪華キャストが揃ってしまう。逆に言えば今世紀なってからのそうしたヨーロッパ時期の『ミッドナイト・イン・パリ』(雨なら断トツこっちの方がロマンチック!映画映え)という傑作を除く一部残念な出来の作品よりは普通に楽しめた気がする。もしかするとウディ・アレンにとって彼が手掛ける最後の劇場作品になるかもしれないので、映画館で見られて良かった…本作の出演者が相次いで後悔を表明しギャラを寄付したらしいが。彼の噂・疑惑などが本当なら干されても然るべき。ただ、ずっと彼の作品を好きだった一映画ファンとしてはもちろん寂しさもある

P.S. 個人的なセレーナ・ゴメスへの苦手意識…
今年映画館鑑賞多分36本目

とぽとぽ