君といた108日
劇場公開日:2021年12月31日
解説
ドラマ「リバーデイル」のK・J・アパと「トゥモローランド」のブリット・ロバートソンが共演したラブストーリー。クリスチャンシンガーソングライターのジェレミー・キャンプの半生を映画化し、音楽と愛する人に出会った青年が運命と向き合い、愛を胸に生きていく姿を描く。実家を離れ大学生活を送り始めた音楽好きの青年ジェレミーは、大学で開催されたライブイベントでメリッサと出会う。目があった瞬間に運命を感じた2人は自然と恋に落ち、幸せな時間を過ごす。しかしメリッサには、ジェレミーに伝えていないある秘密があった。監督・脚本は「アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌」のジョン&アンドリュー・アーウィン兄弟。
2020年製作/116分/G/アメリカ
原題:I Still Believe
配給:イオンエンターテイメント
スタッフ・キャスト
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2022年2月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
シンガーソングライター・ジェレミーキャンプの半生を描いた究極のラブストーリー。若い二人が想像を超えた苦難に自ら立ち向かう物語で真にこれは愛の成せる業。心がシビれるような二人の愛に感動し涙が溢れ出ました。
せつない純愛物語は個人的にも大好きでありキャストも展開も歌もすべてが最高で至高の時間でした。
「恐れないでただ信じなさい」
2022-33
2022年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
恋人・夫婦の愛、神への愛、家族への愛、友人への愛。
苦悩さえも神が与えたもうた贈物だと受け入れられる敬虔で無垢な信仰。支えあって分かち合って彼女の残した思いを受け止め前に向き直る。
とても美しく切なく力強く、昇華されていく愛。誰かのためになりたいと当たり前に行動できる優しい人たちの物語。信仰の薄れた日本にあっても、信仰を持つ人の愛の深さと信を置いたたくましさ、とてもうらやましくなりました。
明後日でロードショーが終わるため、駆け込みで見てきました。
私は無神論者なので神の存在は信じてないんですよ。でもこの映画は神様ありきで話が進みます。
ジェレミーが歌う歌の歌詞も神様の事だらけ。ちょっとなぁ〜って思ってしまいました。
けど、その事をちょっとこっちに置いといて、普通に恋愛映画として見たらかなり好きな映画でした。
事実を元にしてるって事だけど、不思議な話ですね。
2022年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
神への信仰心から生まれたゴスペルや、そこから派生したソウルミュージックというものがあるが、主に白人においてもCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)という神や聖書について歌ったジャンルがあり、サブジャンルとして、クリスチャン・ロック、クリスチャン・ポップスというように派生していく。
今作はそんなCCMの人気歌手ジェレミー・キャンプの実話をベースにした物語である。
監督を務めるアンドリュー&ジョン・アーウィン兄弟は『アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌』や『ウッドローン』、ドキュメンタリー『The Jesus Music』など一貫して、CCMやキリスト教への信仰心を描いた作品を手掛けている。
今作も宗教映画の側面もあるが、宗派の違いはあれど、アメリカの人口の8割がキリスト教ということもあって、宗教が身近な存在としてある。
キリスト教に馴染みのない日本人にとっては、死に関しての考え方や歌の歌詞など、少し違和感を感じる部分もあったりはするが、純粋な愛の物語として観てもらいたい。
ジェレミーを演じたKJ・アパをキャスティングしたのは、『リバーデイル』で歌うシーンを観たからであるし、KJ自身もクリスチャンの両親のもとで育ったこともあり、神への信仰心をもともと持ち合わせている。歌詞に対しての説得力をもたらしているのは、KJの功績が大きいといえるだろう。
ジェレミーの妻メリッサは結婚後わずか4ヶ月後に卵巣腫瘍で亡くなっている。逃げ出すことなく、病気を知ったうえで結婚したジェレミーの覚悟、そしてメリッサが生命のサイクルとして死を受け入れたこと。
一度は「神は存在しているのか」と信仰が揺らいだこともある。しかし、その経験によって神への信仰が揺るぎないものとなり、 CCM 歌手として成功することで、歌の中でメリッサは生き続ける。