劇場公開日 2020年8月28日

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青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価

全285件中、1~20件目を表示

4.0人は誰だって、青くて痛くて脆いのかも知れない

2020年8月31日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

人との繋がりを拒否している冷めた青年の心が、彼とは正反対に、誰彼構わず話しかけて理想の世界の構築を熱く説く同級生女子大生と出会ったことで、次第に溶解していく。だが、彼の思いは崩れ去る。理由は、心の変容か?そのことによって生じた溝か?本作は、途中まで描き尽くされて来た恋愛ドラマのふりをしながら、途中から、自分の世界にだけ閉じこもって生きることで受ける強烈なしっぺ返しを用意して、全く想定外の領域へと観客を連れていく。人はかくも"青くて痛くて脆い"ものなのか!?タイトルがものの見事に刺さるのは、それが大学生のみならず、大人だってぶっちゃけ、傷つくことを恐れて本音はできるだけ封印し、人に責任を転嫁し、幾つになっても自分の殻に閉じこもった繭のような脆さと青さを、人知れず引きずっているから、なのではないだろうか?だから青春映画とは安易には呼べない、人間の本質に迫ったコロナ禍のベストワークである。

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清藤秀人

2.5ある意味現実、そして洗脳

2025年10月13日
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カブトムシ

3.5騙された。

2025年9月23日
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難しい

驚く

ドキドキ

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たかち

3.5信頼が怒りに代わる

2025年9月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

毎日を臆病に生きている人には共感できるかも。
自分からぶつかっていかないのに、察してもらうことを期待する、それが我儘だとわかっているからこそ人と距離を取る。
こんな人もいるんだって認識してくれる人がちょこっとでも増えるといいな、て思った。

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さかっち

2.0あれ? 年を取ってしまったのか? 大学なんて行ったことないからか?...

2025年9月20日
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あれ?
年を取ってしまったのか?
大学なんて行ったことないからか?

何も響かない。

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TKR

3.565点

2025年9月2日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

驚く

映画評価:65点

とっても気持ち悪かった…。
こういう(楓みたいな)人、私の周りにも沢山いました。

自分では何も踏み出さないのに、
他人の揚げ足ばかりに一生懸命になり、
あげく自尊心だけ何故か高い人。

どこの環境にもいました。

確かに気持ち悪かったけど、
でも本当に彼らが悪かっただけなのでしょうか?

どの環境においても、
カースト上位層がいて、
そこのグループに入れなかった人は
どうやって自身をアピールするのでしょうか?

野党みたいに揚げ足を取ることに一生懸命になる?
それとも誰にも見つからないように細々と生きる?

そうなんです。
そっちが普通なんですよね。
なりたい自分になれる人って、
それをさせてくれる周りに助けられているだけで、
傷つかない前提があったりするんですよ。

絶対にふられないなら、
好きな人に告白するじゃないですか?
ふられる可能性があるから、
告白(なりたい自分)できないんですよ。

その気持ち悪さと悔しさを、
これでもかと映像化してくれたのが
この作品です。

面白いかと言われたら、
そんなに面白くはないけど、
この作品自体は素晴らしいものです。
唯一無二の武器を携えています。

ドキュメンタリー映画を見ている感覚です。
面白くはないけど、考えさせられる的なやつ。

あとタイトルが惜しいなと感じました。
「脆くて、青くて、痛い」だったら
タイトル100点だったのになぁ。残念。。

恐らく狙ってなかったんでしょうね、、
狙っていたら上のタイトルになりますから。
本当に残念。

上のタイトルなら、
頭文字を取ると「も・あ・い」になるんですよ。
今のだと「あ・い・も」くぅ~、惜しい。

【2025.9.2観賞】

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まぁと@名作探検家

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年8月14日
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ハラオ

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年7月31日
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悲しい

興奮

ドキドキ

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ゆぎり

4.5アホくてイヤくてモアイ

2025年6月1日
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カワイイ

俳優たち、すばらしい演技
カエデ(吉沢亮)を前半応援したけど
アキヨシ(杉咲花)に何があった?と思ったけど
あいつのせい?んにゃろう(💢)と思ったけど

後半
逆転した
嫉妬心、独占欲、怒り…ですか…
やべえのはカエデだった
アキヨシかわいそう

アホっぽいことかもしれないけど
モアイのマーク、ボールアースがイヤで
氣にくわなかった

青春映画は必ず誰かが走る
作品として、ちゃんと終止して良かった

ギターケース背負った森七菜さんカワイイ

横断歩道をピョンピョン渡るのもカワイイ

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Don-chan

4.0あの言葉はキツいわ。

2025年4月24日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

難しい

見逃していたのをNetflixで・・・
自分が傷つきたくないから他人を傷つけたくないように装って大学生活をスタートさせたかっただけなのに、君に惚れちゃってね。相手も自分に好意を抱いてると思ってたのにね。ちょっと感情移入しちゃって観ちゃったんですが、「私のこと好きだったの?」のシーンでこっちの心にもグサッときちゃいました。この頃の自分も痛くて脆かったな〜。でも良い作品でしたね。

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アマッポ

4.0独自性に引き込まれたが、結末は弱く感じた!!

2025年4月10日
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悲しい

知的

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

5.0人生で一番自分に刺さった映画。唯一無二の作品。ありがとう。

2025年3月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

興奮

もし自分という人間を映画で例えるならというわけわからない質問があれば恥ずかしいが青くて痛くて脆いと答える他ない。

当時映画館で見て放心した映画。

アマプラでも見れるようになっているのは知っていたが自分にダメージが来るのが分かっていたのでなかなか見れずにいたが本日鑑賞。無事致命傷をうけて鑑賞後1時間以上放心状態。

人と映画の話をする機会が増えたのでおすすめするため見直したが間違いなくだれにでもおすすめできる作品ではない笑
たぶん7割くらいの人には刺さらずに、「は?なにこれ」ってなる映画。
自分は刺さりすぎて勢いで当時だらだらと付き合っていた彼女と別れる決心がついたりした映画。

共感できるかできないかをおいておくならここまで展開が予想できないというか見たことがない映画はなかなかない。

もう大学生といった歳ではないが一生自分に刺さり続けると思う映画をありがとう。

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tatananaka

3.0自分の殻にこもっている人を客観的に見て、これが殻にこもることなのだ...

2024年11月20日
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鑑賞方法:VOD

自分の殻にこもっている人を客観的に見て、これが殻にこもることなのだと分かった。
殻にこもっている原因が傷付くのが怖いから。それを解決するには、自分を変えて、怖がらずに立ち向かうこと。でないと後悔する。なりたい自分になれていないから。

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水谷亮平

3.0始まりと終わりよければ全てよし

2024年11月8日
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ほいす

4.0すべてはラストシーン

2024年11月3日
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他人と関わることを避けてきた大学1年生の楓、
「人に不用意に近づかないこと」「誰かの意見に反する意見をできるだけ口にしないこと」
そうすることで自分が傷つくことなく生きていけると思いながら生きてきた。
そんな楓が自分とは真逆の女の子(秋好)と大学で出会い、グイグイと楓の心のシャッターを開け、いつの間にか彼女の思想に感化されて二人はモアイというサークルを設立する。戦争や暴力を反対し、世界平和を願う彼女。
目立つ事が苦手な楓のためにモアイは秘密結社のようなものとして、二人で地道に活動するサークルだった。
そんな"ふたりぼっち"だった筈のサークルはいつしか巨大サークルへと変わっていた。モアイに何が起きたのか?
二人の出会いや二人の思い出の回想と共にストーリーは展開していく。
青くて痛くて脆い、
若い人に見てほしい作品。自分を庇うが為に心を歪めないで欲しい。どうか、大切な人を大切にして欲しい。

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Yuune.

3.0タイトルそのまま突っ走る

2024年10月18日
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原作未読のため、
物語がどこに辿りつくのか見当もつかなく
秋好と言うキャラがパンチあり過ぎて
付いていけるか心配だったけど、
そこは楓こと我らが吉沢亮さんの目線でしっかり
状況が確認出来て、
モアイを取り戻すと言うところからは安心して見れました。

吉沢亮さんは格好良いのに、この青春のなんとも言えない
思い出すだけで叫びたくなるような誰にもある苦くてダサい失敗を、ちゃんとダサく演じてるのがスゴい。
秋好との最後の会話はもう辛くて見てられなかった。

杉咲花さん初め脇を固める俳優さんたちも、
演技のしっかりした人ばかりで、
観ててワクワクしました。

秋好とのケンカからの
吉沢亮さんのなりたかった自分となれなかった自分、
変えたかった世界と変わらなかった世界、
そしてちゃんと傷つこうまでの演技は圧巻でした。

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奥嶋ひろまさ

4.0今更ながら観ました。良かったです。 自分も吉沢亮側の人間なので、あ...

2024年10月4日
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今更ながら観ました。良かったです。
自分も吉沢亮側の人間なので、あっち側に馴染めずどこか冷めた目で見ながらも本当はあっち側に行きたい。その気持ちめっちゃ分かりました。
男前なのにダサキモイ役を演じていても全く違和感を感じさせない吉沢亮さすがって感じです。
ていうか登場人物全員個性があってとても良かった。
個人的に疑問に思ったのは、吉沢亮みたいなキャラが矢本悠馬みたいなキャラの子と仲良くなるかなぁ?って思いました。
最後は吉沢亮が一歩踏み出して行けたのが良かった。
あ、あとモアイって青くて(あ)痛くて(い)脆い(も)と掛かってるのかなって思いました。(すみません、原作読んでません)

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凸子

4.0青春時代の仲間、友人関係は「無垢」ではない

2024年10月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

難しい

観た人の年齢によって、印象が違う映画だと思った。
つまり、「観た人自身の人生」に照らす内容が多い映画だということ。

映画自体の設定で言えば、主役の二人は20代そこそこの大学生。
本人なりに色々あった20年だとは思うが、社会にも出ていなくて、
ある程度、互いの家庭も含め「同じようなクラス」の人たちとだけ、
付き合っている時代だ。

20代の男性は、同年代の女性に比べて、
精神的に幼い(まぁ、この先もずっとそうなのかもしれないがw)。
で、男性たちも、それがわかっているだけに背伸びする、頑張ろうとする。
「承認欲求」は流行りのキーワードかもだが、昔から20代男子はその塊だ。

青春時代の仲間、友人はけっして「無垢」ではない。
それは大人のノスタルジーが引き出す幻想だ。
当事者たちにとって仲間、友人は「嫉妬の対象」であり「恋愛の対象」でもある。

オジサン、オバサンは思い出してほしい。
友人間での「彼氏、彼女の奪い合い」は、学生時代がもっとも盛んではなかったか?

そんな不安定で複雑な人間関係が、青春時代の仲間、友人だと思う。
それらを表現しているのが、この映画なのだ。
青春時代の光と影。大人になると「影」の部分は、心の奥底にしまっている。
それを引っ張り出されるような気がするので、この映画は心がモゾモゾする。

仲間や友人が「嫉妬の対象」「恋愛の対象」であることは、20代で終わることはなく、
この先の人生にも続く、言わば人の性。
それは(この映画の展開より)もっと醜く、面倒な状況も生み出すんだよな・・そんなことを大人になってしまった自分は、考えてしまった。

ラストシーンは、若さに託した希望なのかな。
「まだ挽回できるよ、若いんだから」そんなメッセージを感じた。
良い映画です。

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コバヤシ・モユ

4.5青春とは、タイトルのようだ

2024年10月1日
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鑑賞方法:VOD

君膵が好きで、TV録画を何度も見た。本も読んだ。
ただ、構成は映画の方が圧倒的によかった。
だからこの作品の本も読んだ。
しかし小説は全く頭に入ってこなかった。
読み終えられないのだ。
半分でストップして、また初めから読み直すことを3回繰り返した。
どうしても主人公の心情と行動や、他の登場人物のイメージがうまくつかめなかった。
そしてとうとう映画を見た。
確かに内容は濃いものだった。
誰にでもある若気の至りというのか、どうしても自己中心的に物事を考えてしまうこと。
自分でしておいて、それでもまだ根に持っていて、どうしても許せない思いを、ついに行動にしてしまう。
楓が自分の頭の中で考えていることはすべて、彼の世界であり、彼の世界に侵入してくる矛盾は、彼の考えとは違ったもので、彼はそれを拒否したい。
しかしながら彼の生きる信条は、人を傷つけたくないから、自分も傷つきたくないから、だから人に不用意に近づかないこと。
最初楓は、心の中では寿乃の言動を「痛い」と否定しながらも、勝手に彼の居場所に入ってきた彼女を押しやることができないまま、いつしか彼女のペースに乗せられていた。
おそらくそれは楓が変わるきっかけとなり、実際に試行錯誤しながらの活動は面白いものだった。
ただ、
楓はいつも背中にナイフを隠している。
言い訳や自己正当性となる考えを絶えず作り出そうとしている。
物語が楓の思考によって進むことで、読み進めるための原動力である「もう寿乃はこのせかいにはいない」という言葉の秘密を追いかけ始める。
さて、
寿乃が死んだのは、最初は脇坂が関わっているものだと思っていた。
しかしそれは、楓の心の中の寿乃を、楓自身が抹殺したことだった。
寿乃に対する全否定の気持ち
これの事実がその後を読み進めるための原動力となる。
秘密結社モアイ
遊ぶための口実
背中にナイフを隠し持ったまましていた遊び
小説を半分読み進めてもまだ現在の寿乃が登場しないことで、私は読むのを断念していたことに気づいた。
映画を見れば楓の心情はわかりやすいが、小説の半分までではよくわからなかった。
この物語は、
確かに楓の成長を描いているが、彼がどれだけダメなのかはなかなかわからないのだ。
寿乃の考え
戦争をなくしたい 暴力では何も解決しない 世界を今より良くしたい なりたい自分になろう
この純粋な発言は、現代では「痛い」とされる。
それは確かに正しいことのようだが、主張する場所やタイミングを推し量れないで発言してしまうことが「痛い」とされるのだろう。
一緒にいたくない。
これが楓の本心だった。
一緒にいれば僕まで「痛い」と思われていまう。
モアイのチラシ配り
それはほぼ寿乃ひとりでしていた。
結局そのチラシを受取ってしまった楓と二人で活動を始めた。
それに共感した大学院生の脇坂が、もっと大きな組織を目指す必要があると言ったことで、モアイは大きくなった。
その過程で付き合い始めた寿乃と脇坂
これが楓の心を大きく揺り動かした。
それを知ったことで、以来一切活動に参加しなくなったのだろう。
やがて2年が過ぎ、巨大化したモアイは就活サークルと認識されるようになっていった。
それは楓が思い描いたものではなかった。
しかしそもそも、楓は何かを思い描いていたわけではなかったのだろう。
あまりにも別物になってしまったモアイを、傍から見ている学生にはとても奇妙で怪しいと思われていた。
楓は友人トウスケのモアイを否定する言葉に乗っかり、モアイを潰してしまおうと持ち掛けた。
これがこの物語の主軸となる。
映画では楓の心理が良く描かれている。
私は、楓にとっては寿乃との出会いが物語の初めだが、楓の信条なるものがナレーションされるだけなので、彼が背中に隠し持ったナイフ(比喩だが)を彼の思考として描かれていることがピンとこなかったのは、彼に共感していなかったんだと気づいた。
ここがこの作品の難しさだった。
さて、
とうとうモアイを解散まで追い込んだ楓
その説明会の場所で3年ぶりに寿乃と対面した。
寿乃が電話して話したいことがあるというのをずっと無視してきた楓
話は、一方的に楓の主張から始まる。
寿乃は、楓が彼女を好きだったことに気づく。
「気持ち悪い」
動揺する楓だったが、「お前なんか受け入れなきゃよかった お前は誰でもよかったんだ お前なんかいないほうがよかった」とぶちまける。
しかし、
寿乃が楓に話したかったこととは、いったい何だったのだろう?
彼女は隠れるようにして姿も見せなくなった楓に対し、一度は賛同してくれた寿乃の「この世界をよくしたい」という思いを作るためにもう一度参加しようと呼びかけたかったのではないだろうか?
しかし、彼女はすでに解散を決意していたはず。
そうであればそれは、「もう一度楓が参加してくれることが私の願いだった」となったのかもしれない。
同時にネットに書き込んだ張本人が楓あったこと。
そのショック
彼女言いたかったことは「なぜこんなことしたの?」に変わっていたのだ。
彼の激しい感情の吐露
完全なる決別を感じた寿乃は、説明会の会場で淡々と解散について話した。
この物語の結論は、
そんな楓が、もしあの時傷つくことを恐れなかったらということを思い描く。
傷つくことへの恐れ。
彼の背中に隠したナイフの正体
これを捨て去ること
だから、寿乃に謝罪したい。
無視されてもいい 拒絶されてもいい
その時はもう一度、端然と傷つけ
つまり、
避けても避けても、出来事は起きる。
逃げてもまた同じことが起きる。
「それ」は嫌だと思うが、「それ」が嫌である以上、また現れる。
「それ」が嫌でなくなれば、「それ」は単なるそれで終わる。
この普遍的なことをこの物語に乗せている。
少々まどろっこしかったものの、よく理解できてよかった。
作品も面白かった。
杉咲花さんがこの役に飛びついたのもよく理解できた。

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R41

2.0大学デビューの光と影

2024年9月28日
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鑑賞方法:VOD

単純

10代の悩み

社会に出たらもっとツライ事があるぞ

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いのしし
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