樹海村のレビュー・感想・評価
全118件中、81~100件目を表示
期待せず観に行ってきました
ここのレビューを読み、
全く期待をせずに観に行ってきましたが、
予想を遥かに超えてくる良作でした。
純粋なホラー映画と言えるのか?
と一点に関しては他の評価の低いレビュアーさんに同意です。
ただ、単純に映画としての面白さとしてはかなり純度の高い作品として言って良いと思います。
内容に関しては他の方も触れていますので割愛いたしますが、
犬鳴村、樹海村は
「一つの踏み絵」の様な気がします。
昨今の邦画の様に、
分かり易い説明はありません。
ありがちな日常会話であり得ない様な
セリフでの補足は無く、
映像の空気感やカメラワーク、
タイムラインなど、
何気ない一コマからの情報を作中から汲み取る能力が問われます。
なので集中が途切れ、
「言葉に無い余白」を補完出来なければ面白くなくなるのはとても理解できます。
ジズソーパズルの様に一つでもピースが足りなくなると、完成しない作品であると。
何やら清水崇や脚本家に試されている様で腹立たしくもあるのですが、
点と点が線となり、
絡まった糸が解けていった時に全身の毛が逆立つ感覚を覚えました。
前作、犬鳴村もレビューでは散々でしたが、
ヒットした要因がそこにあるのかと思います。
意図を理解が出来なければつまらなくて当然。
先入観がない柔軟な若い層に支持をされた。
この事実に清水崇の進化を感じます。
逆に言えば、呪怨を追いかけてきた清水崇ファンの方々にはオススメしません。
また、脚本家の保坂大輔は清水崇とのタッグも多く、難解なシナリオが多い印象です。
ただ難しいだけではなく、
得意とする入り組んだタイムラインの中に
日本人らしい侘び寂びや情緒、憂いを持たすニュータイプの作家であり、
唯一、世界で戦える日本人脚本家なのではと今後を期待しています。
これからも清水崇監督には賛否を恐れず、
新しい映画を更新していって欲しいです。
邦画でこの感動を得れた事を日本人として誇りに思います。
ニンゲンコワイ
ホラーに怖さを感じたことはないし、求めてもいない。
刺激的なシーンを単純にちりばめるだけのホラーにはうんざりだ。
その観点では、ベースに家族愛が流れているだけいいと思う。
母親の娘を思う気持ちには心が動く。
どんな化け物が出てこようと一番怖いのはニンゲン、
そして、それを凌駕し克服するのもニンゲンなのだ。
一方、ストーリーの流れは非常にぎこちない。
まず、もっとも肝心なバックグラウンドが全く分からない。
犬鳴村では明確だった、この母娘がターゲットになる理由が最後まで分からない。
その他にも伏線めいたものが結構ばらまかれるが、ほぼ回収されない。
ラストにも大いに不満だ。
全く救いがない。
この理不尽な出来事がまた繰り返されるのか。
妹が犠牲になった意義はなかったのか、
フラストレーションを抱えつつ、暗澹たる気分で観終えた。
方向音痴村でしてほしかったです❓トホホ‼️寝落ちしそうですね‼️❓
おいでよ樹海の森
評価できるとしたら、國村隼と山下リオだけ。
前回の犬鳴村に続くシリーズ。前回もつまらなかったので、今回も全く期待していませんでしたが期待通りに面白くない。
まず、ホラー映画ではない。全くビビるシーンは無い。387人入るシアターで3人しか観客がいない状況でも、何一つ驚くものはない。これは逆にすごいことである気がする。
前回から、Youtuber のような女が出てきて、心霊スポットに入っていく、という流れは時代なのでよいのかもしれないが、前回と同じすぎて笑うしかない。
山田杏奈は、相変わらず可愛いんだけど映画になるとイマイチになってしまう。こういうキワ物の役よりも、もっと明るい役の方が絶対に合うのに。恐怖感が表情から感じられないんだよね。
好きな山下リオが出ていたので良かった。國村隼さんとのコンビが一番緊迫感もあり、締まった映画になる要素。他のキャストは別に演技もうまくないし緊迫感もない。
何もなさそうな場所に、怖い場所があるのであればまだ入り込めたのかもしれない(前作はそうだったし?)が、樹海自体にいいイメージがない中で、怖い村を描かれても、想像の延長でしかなく、深い怖さを得られないのではないか。
ヤフーニュースで見た、本物の霊が写っているという映画の1カットが一番怖かった。
そんなホラー映画でいいのか?
最高傑作
登場人物の相関関係がわからない
清水崇監督。。。。。
・・・・・ひどい。
新人のヘタッピな監督の映画なら、まぁ仕方ないか・・・ですが
清水崇監督の作品なら・・と、毎回期待して観に行くけど、結局今回もハズレでした。
ようやく気付いたのは、清水監督は「呪怨」で終わった監督なんだな・・・ということ。
「呪怨」ではよかった演出も、他のホラー作品で同じことすると失敗するんだな・・と
幽霊が、幽霊じゃないいですよね・・・。人間でしかない。
ホラーとしての雰囲気がない。現場(怪しい場所)に行けば必ず怪異が起こる!!w
単純すぎる。
「呪怨」でもほぼ同じような演出でしたが、一軒家という限定された、しかもどこにある家なのか
噂レベルでしか知られていない設定の呪われた「家」は、それだけで心理的な怖さを掻き立てる雰囲気がありましたが、村(犬鳴村)や、場所(樹海)など、場所が限定されていて、多くの人に知られているような場所にいって、行けば必ず怪異が起こる・・・では、ただのお化け屋敷と変わらない・・・。
正直、清水崇監督の作品には、もう今後は期待出来ない!!!と確信がもてました。
サヨウナラ清水監督。「呪怨」はとても楽しめました。ありがとう
今後もホラー取り続けて、世間から見限られないように・・・・
(もうだいぶ見限られてますが・・・)
今後の活躍をお祈りいたします。
今回はおちゃらけてなかたけれど…
【映り込んでるらしいです😁】
この手の話で、最近、怖いなと思ったのは、「タイトル拒絶」を観に行った時、たまたまトークイベントがあって、デリヘルの事務所として撮影用に使用されたビルには「出る」という話題なにったことだった😁
そんな場所で、撮影するのはやめなさいよと思いました。
怖い話はついつい聞いてみたくなる。
けど、やっぱり怖い。
樹海といえば、僕は友人とあちらの方にパラグライダー体験をしに行ったことがある。
その日は強風で出来なくて、それで、代わりに風穴や氷穴を観光して、その後、樹海を少し散策して、何やら供養した後が残る場所のゴミを拾ったり、整えて帰ったことがあった。
供養したような場所にドキッとしたが、後に公開された「追憶の森」を観た後、樹海は、怖いというより、神聖な場所として考える方が良いように思い返したことを覚えている。
ブラタモリの「富士の樹海」の回でもやっていたように、樹海は鬱蒼とした森ではあるのだが、地面は貞観噴火の時の溶岩でカチカチで、切り開いても農業など出来るような土地ではない。
だから、あのような深い神秘的な森が残ったのだ。
貞観と言えば、東日本大震災と同じ規模の地震と津波災害があっのが同時期の貞観地震。
地震や大噴火の災害は特定の時期に集中して起こるのだろうか。
怖い。
戻ります。
実は最近、早くに、うとうとして、途中深夜に目が覚めたてTVをつけたら、この映画の宣伝番組をやっていて、霊能者パトラという人が、
「この、夜、樹海を車で走らせるシーンには多くの霊が映りこんでます。ここ❗️ここ❗️ここも❗️ここも❗️」
「この部屋の中のシーン❗️、レースのカーテンの向こうにいます❗️」
と言っていて、あー、変なの見ちやったと、その後眠れなくなって困りました。
僕のこの説明では分かりにくいと思いますが、霊感のある人は確かめてみてください。
僕は分かりませんでした。
あっ、映画は、仮に、本当に樹海であんなことがあったのだとしたら尚更、死者を冒涜してるようで、個人的には好きな設定ではありませんでした。
でも、犬鳴村よりは良かったかな。
それにしても、國村隼さんがやっている役の人は何者なのでしょうか。
明らかにならないということは、続編があるのでしょうか。
2005年の都市伝説2つをまとめてしまう荒業
久しぶりの映画二本以上は観よう。どうせならレビューが賛否両論荒れてるレビュー作品チョイスでまずはこちら。
「樹海村」
(2005年の都市伝説「樹海村」と「コトリバコ」をミックスにして姉妹ホラー映画にしました)
ホラー映画は「分かりやすく無いと面白く無い」だとか、「怖くないからつまらない。」だとか視聴者の方向性にバラつきがあるのは確か。まぁ今作は「犬鳴き村」がつまらなかった人にはオススメしません。
良かった所
・都市伝説映画化シリーズの前作「犬鳴き村」のヒットしたので予算が増えたのか、更にホラー要素にお金が掛かっている(前作比)。
・窓影に映る描写でも、当初はカーテンの柄だろうイメージだが、後々「この為にあるのか‼️」演出に利用されている為、ホラー演出に拘りが増えて個人的には好き。
・妹役の山田杏奈は良い、しかし、、、。
悪かった所
・同時期の都市伝説2つ「樹海村」「コトリバコ」を活用する努力は認めるが、面白く絡み合った脚本になっていない。
・展開が「犬鳴き村」ソックリ。主人公や先祖が都市伝説に纏わっていなければ駄目なのか?このシリーズ?。
・色々シーンが切り替わり伏線を貼るのは分かるが、もっと主人公姉妹2人に焦点を絞って良かったのでは無いか?
キャラクターの話が散らばり過ぎ。姉の活用遅すぎる。妹がネット仲間と樹海に行ったシーンは既に「コトリバコ」に利用されていたのも分かりにくい。
・姉主人公に感情移入出来ない。
・映画マニアなら死ぬ役者が分かってしまう。高橋和也等。塚地も要らない。
色々なシーンが交わり、伏線を貼り、都市伝説を語る。
「樹海村」お分かり頂けただろうか?
こんなもんだろ!村シリーズ‼️
「ある姉妹の呪われた話」と最初から知っていれば、そこそこ面白く感じると思います。
私的には理解出来たのでこの評価。
ちなみに樹海村の住人達にテツじい、かのこ、ヨッちゃん、ウズメ様等、人物設定が御座います🙇♂️
どっち付かず
村シリーズに何を期待してるのか笑
観客に忍耐を強いるホラーサスペンス
最初に言っておくと「レビューで激しく批判されるほどには悪くはない」という印象。「事故物件」よりははるかに面白い。但し、観客は始まってからかなりの時間もやもやを強いられる。まず、時系列が非常に複雑。目の前で展開されているストーリーが今の話なのか、過去の話なのか、記憶の中の話なのか、それとも幻想や霊界の中の話なのか、直ぐには理解できない。日時や場所、人間関係などの説明はばっさり省かれているので、誰の何の話なのか、どこへ向かっていくのか、分からずイライラする。単純明快でオチへ向かってモチベーションが高まっていくロードムービー的な謎解きや非日常的な恐怖感、パニック感を期待していると無慈悲に裏切られる。神経を逆撫でされるような生理的ないやらしさもない。ストーリーを3分の2ぐらい我慢して観たところでようやく「さっき分からなかった腑に落ちなかったシーンはこういう意味だったのか」とつながるが、だから何なんだと言われればそれまで。巧みな伏線の回収が怖さに結びつかない。分からなかったことはいずれ分かるが謎が解けていくわけではないのだ。CGや特撮を駆使した気味の悪いシーンは要所に散りばめられてはいるが、話の行ったり来たりが気になってホラーに集中できない。ただ時間が経つごとにちょっとずつもやもやが解消されていく喜びは感じる。構成はまあがんばったんだろうなという感じ。でも、塚地はなぜ死んだのか?終わり方はもろに予想の範囲内。よくあるパターンだ。最後にキャスティングに苦言。どういう力学でこういう配役になったのか甚だ疑問。残酷な言い方だが主人公二人に驚くほど魅力がなく感情移入できない。熱演には拍手を贈るが…。取り巻く仲間たちもほぼ無名で演技にキレがなく大学の自主制作映画かと思うレベル。逆にちょっとしか出ないベテランバイプレイヤーたちの存在感が際立つ。安達祐実や原日出子、國村隼ってプロなんだなと納得。周りが玄人なので主人公格の若者たちの非力さが目立ってしまった形。誰もが興味を示す樹海という舞台設定は悪くはないが、時間軸が複雑でストーリーも遠回りするためホラーで気持ちよくすっきりしたい人は肩透かしをくらう映画でした。
序盤はいい感じのホラー
怖さも爽快感も損なわれたC級ゾンビ映画
ワンデーフリーパスポート2本目は樹海村です
前作にあたるのかな?第一弾の犬鳴村は未鑑賞ですが、最近イチオシの山田杏奈が主演ということで覚悟して先行上映で鑑賞することに。
期待していなかったのにそれを下回る面白くなさ。
ホラー映画はあまり好きじゃないですし、結構ビビりなんでビクッ!となってしまうんですけど、今回は何も怖くなかった。
自殺の名所として広く知られる富士の樹海。検索も触れてもいけないとされる恐怖のコトリバコ。とある日、樹海に越してきた女性がその箱を見つけたことからあらゆる恐怖が周りに襲いかかる。
とりあえず、いい所から。
前半は少しだけ良かった。山田杏奈と國村隼の何を考えているか分からない、不気味な表情のおかげだろう。これからどんなことが起こるのだろうかと期待がちょいと上がった。
と、一瞬でも思ったのが間違いでした。
そもそも樹海村の話はほぼ無いです。
これはただの箱の話ですし、にしても怖くない。
登場人物が過剰にビビっているが、は?それだけ?とむしろ笑えてきます。
また、ストーリーに一貫性が無い。
触れちゃいけないんじゃなかったの?検索してるやん。どんな意味があんの?どういうこと?
すぐ人死ぬし、原因も意味不明。話話がブツ切りで理解する気も起きない。
挙句の果てにはラストにゾンビ映画らしき演出を入れてしまうのだ。この監督は何がしたかったのだろうか。よーしこれで完成だとよく思ったものだ笑
山田杏奈主演じゃなかったら★1.5だったでしょう。
ラストは分かっていたけど悪くなかったので加点。
もし、ラストにウインナーじゃなくて指切ってたらプラスだったかもなぁ笑
ホラー映画は情報伝えない為にも特報ぐらいでとどめた方がいいかもね
全118件中、81~100件目を表示