透明人間のレビュー・感想・評価
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サプライズ‼︎
めちゃくちゃ面白かった。
まず怖いのは音。
音が鳴るたび震え上がった。
恐ろしい空間、そこに何かがいてこっちを観ている。
恐ろしいカメラワーク。
明らかに見えない何かがこちらを覗いてる。
そして、分からない何かが襲って来るようだった。
恐ろしい闇。闇には何かが潜んでいる。
恐ろしい音楽。エンディングまで怖かった。
素晴らしい脚本。
単に透明人間を超常現象のように扱う発想だけでなく、
後半の主人公が攻めに転じてからも面白かった。
主人公が精神を病んだ人のように見せるのは、
演技も相まって唸った。
クローゼットの伏線をエンディングで回収するところも、
ここまで主人公は考えてたのか!
怒った女性は怖い!と震え上がった。
最初から最後まで興奮しっぱなし、
とても怖くて最高でした。
観たいなぁと思っていた作品だったので公開初日に予約。 当日は仕事...
観たいなぁと思っていた作品だったので公開初日に予約。
当日は仕事も順調に終わり、金曜日特有の高揚感も相まって、本作への期待値も上昇。
期待はそこそこがいい。とわかっていても、あげちゃう自分は相変わらず学習能力が低い、、
オープニングタイトルロールを観てちょっとあかん予感はしたんですが、ストーリーが始まってから緊張感ある流れで、それは打ち消され、ゼウスのところで当日1番の驚き。
が、そこまでで後は、乗り切れず終わってしまった、、
ただエリザベス・モスは最高な演技だった。「アス」でこちらの恐怖心を駆り立ててくれる表情を見せてくれ、本作では逆に恐怖に怯えながらもしたたかさを見せる表情が素晴らしかった。
あんな素敵な造りの家に住んでみたいけど、寝るときは真っ暗で波音の無いところがいいなぁ。
見えないものを想像で可視化させる恐怖
ホラー映画っていっても大体の映画はスリラーって感じであんまり「怖い!」とは思わないけど、今作は心から「怖かった」と言える作品だった。
まず序盤から秀逸。
押し寄せる波で題名を浮かび上がらせ、観客を一気に不安にさせて世界へ引き込む。
そして本編が始まったら最後。
息抜きも出来ない疾走感溢れるテンポと見えない恐怖という題材のせいで何の変哲もない風景全てに神経を使わなければいけない。そんな神経を澄ませた状態でホラーをやられると心臓に悪いくらいビックリする!初めて透明人間の姿を確認できるペンキのシーンはマジでビビった!心臓が痛くなるくらいに。
もう演出の圧倒的勝利です!
物語的には素人が作ったらただのB級感凄いシラケた映画になりかねないが、聞くだけでゾッとする音楽とスタイリッシュで恐怖心煽るカメラワーク。何よりも透明人間をいると思わせる演出(足跡だったり息だったり)がものすごくハイレベルな仕上がりで超一級品の豪華なホラーになっている。
それに透明人間についての謎が提示されていて、サスペンス要素も多い。
最近、いや今まで観たホラー映画の中でもトップクラスの怖さだった。
近くの映画館では上映終了していて、DVD待つか〜って思ってたけど、招待券あるし新作観てないからな〜って思っていつもと違う映画館に行った。結果、本当に映画館で観て良かった!DVDなんかで観てたら全然ビックリしないし、あのなんとも言えない独特の空気感は無かったと思うし。
改めて映画館の素晴らしいさを感じた。
ちょいネタバレ注意
↓
透明人間のスーツが集合体恐怖症の自分にとってすごく気持ち悪くて、すごく怖かった!
真の恐怖、絶望的、最後はスッキリ
ヘタなホラー映画よりも段違いで怖い。真の恐怖を味わえます。「見える」よりも「見えない」のほうが怖いというのは新たな発見でした。
何度も訪れる絶望的な状況に、結末が読めない展開が続きますが、最後はスッキリ。
やっぱり映画は良いです☆
透明人間
透明人間
今年37本目。
ホラーというか、なんというか。緊張感があり、飽きない作品。と言うかカメラワーク?演技?が凄すぎて終始唖然。
透明人間なんて、なれるわけない。ましてや、信じれるわけもない。だから、1人がどんなに見えてても周りの人からしたら妄想だし信じてもらえない。
しかも、夫から逃げてきた妻という立場なら尚更信じてもらえないだろう。
1人がどんなに主張してても大多数が信じなければそれは妄想に過ぎない。どんなに訴えても信じてもらえない悲しさ。
見えないものから襲われる恐怖。常に監視される恐怖。
設定がとても良きでした。演技も、カメラワークも最高で時間を感じさせない。
お化け的なホラーよりかはポルターガイスト的なホラーでした。
まず一言。
タイトルダサいよ!もっとカッコいいタイトルのが似合うよ!!こんなにもタイトルで損してる映画あるのか?
内容は面白いよ。
序盤は理由はわからないが、男の元から逃げる女。なかなかハラハラ。余分な説明セリフもなく、あとから、付き合っていた時もかなり酷い事をされていたんじゃないかと容易に想像出来る。
恋人同士の頃のエイドリアンの存在、人物像(むしろ顔さえも)等あまり表現されていなかったのが逆に気持ち悪さを感じれて、想像も出来てよかった。
私自身、予備知識ほとんどなく観たから、色々な現象が起きているのも裏をかいて本当に精神疾患なんじゃないか?それとも本当に透明人間がいるのか?観ている側も正解がどちらなのか分からなくなった。
そして男からの酷い扱いの洗脳から逃げてきた女を見事に演じていた。
息づかいを感じるたび、ドキドキした。
最近2時間超える映画を観ると「まだ終わらないかな?」と途中で飽きてしまうのが続いていたけど、この映画は本当に最初から最後までずっと見入ってあっという間に終わってしまった。
とにかくタイトル変えてくれ!
「アフターピル」や「選択式男女別姓」に反対するヒトは、本作の悪役と同類だと自覚せよ
最近、ある芸人の「トイレ不倫」が話題になった。
その件で「彼は不倫SEXがしたかったのではなく、女性を支配したかった。」と論じていたブログがあり、とても納得ができた。
なぜなら、ホテルでゆっくりと愉しむこともできたはずなのに、トイレという場で、短時間で済ませる、つまり、(相手の同意があったとしても)女性の人格を無視し、辱め、そして『支配』することが目的の行為であり、これは、痴漢とか、パワハラ、セクハラと類似の行為。
目的は性的快感じゃない。
別の話。
ネットで「アフターピルの是非」が議論になった。つまり、レイプや避妊の失敗の際、処方箋なしでアフターピルを買えるようにすべきか否か、という議論。
私は「選択肢が増えるので反対する理由はない。」と賛成だが、反対がビックリするほど多かった。
理由は「安易な性行為が増えて、貞操が乱れる」等だった。
でもこの理由はおかしい。
同じ理由でコンドームを否定してないのに、アフターピルに反対するのはおかしい。
本当の反対理由は、「妊娠の主導権(決定権)を女性に奪われることに反対」だろう。
つまり、避妊方法がコンドームだけであれば、男性側に主導権がある。妊娠させたくないのであれば、使用するし、そうでなければ使用しない。
ネットに限らず、法廷でも議論になる「選択式男女別姓」について。
私は「選択肢が増えることは賛成」
しかし、主に保守派では「家族観が崩壊する」「子供の名字が‥」として反対する意見が圧倒的に多い。
保守派がいくら否定しても、現状は(実質的に)女性に男性側の姓に変更を求める制度である。女性側に自己決定権・対等・平等は認めないぞ、という。
で、本作。
「透明人間」と言いながらも、主題は「DV・支配欲」であり、「男女平等」である。
「男女平等」は現代では当たり前、と思うだろうが、上記のアフターピルも選択式男女別姓にしても、男女平等を認めない勢力は強い。特に日本では。
件の芸人にしても、アフターピルや選択式男女別姓に反対するヒトは、(本人は認めないだろうが)、本作の悪役と同類である。
(特に、作品中に、主人公が使用していた避妊薬をすり替えて、妊娠させていた。それも「子供が欲しい」ではなく、相手を「支配」する「手段」として、相手を「逃さないため」の手段としての「子供」を求めた。このことからも、『同類』というのは明白である。)
ゾワゾワ系ホラー
透明人間になったらなぁ、と誰もが一度は考える妄想を近未来的な方法で叶えた作品。
作品の途中からプレデターの透明になる技術を思い出し、サーモグラフィー装置で発見するシーンがあるかなーとか思ったけどさすがになかった笑。
あそこまで頭が良くって容姿端麗な男性が主人公に固執する理由が最後まで見えなかったので、そこは是非サイコシリーズと同じようにスピンオフドラマでお願いしたいと思った。
透明装置を創作する程の知能者がゲスで困ります
死んだと思ったDVな婚約者が、実は透明人間となってストーキングしてくるSFホラー。
屋敷から逃げる静かでスリリングな展開から、突然迫るショック場面の導入部分まで演出は冴えており、その後の静かな侵食と罠にはまる過程もサスペンスフルで、リー・ワネル監督の手腕は見事。
透明人間に貶められて翻弄されるセシリアを演じるエリザベス・モスは、一人格闘や絶望を超えて気丈に立ち向かう女性を巧みに熱好演。「ターミネーター」のサラや「エイリアン2」のリプリーと並ぶ境遇を超えて凛々しく立つ女性の系譜だと思う。
対する透明装置を創作する程の知能持つのにゲスな富豪科学者の人物造形も終盤まで姿を見せないのにも関わらず、その数々の嫌がらせ行為で自尊心が肥大した卑劣漢を匂わせるところも見事。何せ飼い犬に全知全能神のゼウスと名付けるあたりは、大概にしろだと思う。
不気味な透明人間が姿を現すあたりから、絶望・アクション・ピンチ・逆転と展開して手に汗握り楽しめて後味も爽快で、ちゃんとした女性賛美を感じます。必見。
ありきたりなホラー映画じゃなかった
最初の雰囲気で、典型的な音で脅かしてくる系のホラー映画かなと思ったのですが全くそんな事はなく、見えないからこその恐怖感が凄かったです。逆に全く姿は見えないのにここまで怖いのか……と思いました。
ホラー映画は怖がらせるメインでストーリー性に欠ける映画が多かったりしますが、この映画はホラー要素はもちろん、サスペンス映画的な要素も兼ね備えているストーリーでした。ただ透明人間が襲ってくるだけじゃなく、ちゃんと人間関係も絡んできたのが凄く良かったと思います。
透明人間の視覚的な恐怖と、人間の内に秘めている闇が同時に体感できる、そんな映画でした。ホラーやサスペンス好きな方以外でも十分楽しめると思います(^^)
ジョニデじゃなくて、リー・ワネルでよかった!
結構評判よかったので、最初に音で脅かしてきたときは正直「結局典型的なアメリカンホラーか」とがっかりしましたが、最初だけでした。
見えないものほど、恐ろしいものはない。個人的には透明人間といえば『インビジブル』と『インビジブル2』なんだけど、観客にはずっと見えてたし、観てるこっちが恐ろしいというのは、なかなかすごい。
最後まで観てても「あの博士」は出てこなくて、本当にダーク・ユニバースは亡きものにされたんだなと。エリザベス・モスというのが渋い。これがジョニー・デップだったら、絶対万人受け狙ってこけてたから、むしろ『ザ・マミー』があったからこそ逆説的に生まれた良作だったかも。
ただのインビジブルだと思ったら大間違いだった!
映画館でみるべき。
音で恐怖感を演出するのがとてもお上手!
山あり谷あり、最後のオチもスッキリ!
エリザベス・モスの、やつれたメイクと狂気の目はハンドメイズテイルで見飽きたと思ったけど、もはやお家芸。
食わず嫌いしてたけど、面白かった。
男女差別とかじゃなくて、あのイケメン金持ちが主人公の女性にあそこまで入れ込むことが腑に落ちなくて。
そこがピンとこなくて、食わず嫌いして観てなかった。
しかし、ピンとこなかったのは想像通りだったけど、想像してたより面白かった。
演技力は素晴らしいし、ほとんど主人公のみで話が進むのに、全く飽きさせないのはすごいなって。
話が進むにつれて、どんどん美しく見えてくるかと期待したけどなー。
エリザベス・モスにやられました
これは面白かった。日本一チキンな私には十分過ぎるほどホラーだが、良くできたスリラーだった。相手が人間だから大丈夫だと言い聞かせながら観た。
自由を奪い全てを支配しようとする科学者の夫から逃げた妻。しかし彼はいつも彼女のそばにいた。
徐々に心を病んでいく出ずっぱりのエリザベス・モスが秀逸だった。『罪の女王』のトリーヌ・ディルホムに続き堂々のエロくそチキン主演女優賞候補だ。
苦言を呈するならエンドロールの音楽/音だろう。本編の緊張感のまんまの音を最後まで聴かせる必要はないと思う。
皆さんに、お聞きしたいのですが
他の映画より音が大きい気がしました。最初の波の音でビビっちゃいました。
それでですね、皆さんにお聞きしたいのですが、最初のシーンでセシリアは薬を飲んでましたか?
私が見落としているのかもしれませんが、飲む瞬間のシーンは無かった気がするんです。
もし、飲んでいないのだとすると、薬がすり替えられている事に気付いていた、或いは妊娠しようとしていた事になるんじゃないですか。
だとすると・・・。
しっかり観ている方いたら教えて下さい。
予想外の展開に圧倒
久しぶりのホラー映画鑑賞でした。
これは2時間があっという間でした。
終始ハラハラしましたし、全然予想外の展開で圧倒されました!
役者さんの演技も素晴らしく、透明人間の撮影はどうやってるんだろうって、とても好奇心が湧いてきました。
観て損することはないはず!
サスペンス寄りのホラー映画でした〜
満足!
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