透明人間のレビュー・感想・評価
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思わぬ拾い物
以前、ケビンべーコン主演の透明人間作品(インビシブル)を観た時はそれなりに楽しめたが、ポールハーボーベン監督のゲスさが満開作で、怖いというよりエロい作品だった。
今回の透明人間は、ソウの脚本担当が監督との事で、怖さと展開の妙をそれなりに期待しながら鑑賞。しかしながらハズレもあり得ると覚悟してた。結論は大当たり、かなりの良作だった。
冒頭からいきなりの緊迫シーン、これが凄かった。おどろおどろしい音楽の効果と、静と動の使い分け、意味ありげなカメラワークに騙され、突然の驚愕シーン。冒頭からまんまとビビらされた。その後のストーリー展開、アクションも多用され、冒頭シーン同様に『静と動』『いきなり驚愕シーン』『意味深なカメラワーク』が次から次に。あり得ないだろの展開も、最後には、あ、ならあの展開はあり得るなと。実に上手い。十分納得の、もうお腹いっぱい映画だった。
主演女優の雰囲気が『ミッドサマー』の主演女優に似てる事もあり、余計にドキドキしたという事もあるw。が、なんかもう少し華のある雰囲気の美人に演じて欲しかったし、折角の透明人間物ゆえに少しお色気が欲しかったかな。ポールハーボーベン作品(インビシブル)まで行く必要は無いがw
なかなかの傑作
期待しないで観た分かなり面白かった。2020年暫定3位!(1位はランボーラストブラッド、2位タイラーレイク)主人公の追い詰められっぷりが近年ないくらい半端ない。というか、透明人間にスポットをあてるのではなく透明人間の元彼女が主役というところがフレッシュ!
手垢のついたネタをよくここまでもってったなと。
そして、エリザベス モスの怪演が緊張感を持続させつつMe Too時代のサスペンスホラーにきちんと仕上がってる!
A24より自分はブラムハウス製作作品が好みです。(ハッピーデスデイ、アス、セッション)
おもしろい
透明人間を今の設定で面白くすることに成功している。
ソシオパスの究極のストーカーが透明人間になるとどうなるか。
ラスト自分は好き。描いてきたこのヒロインなら充分リアリティーを感じることができた。
不安感を煽るカメラワーク、カット割り、音楽も良かった。
古くからある透明人間のアイデアを現代風に再構築したお話
古くからある透明人間の物語を現代風の切り口で再構築したお話。
悪くはないけど、正体わかってから話がバタバタしすぎた感じがする。
最後の結末の動機づけのために中盤で〇〇を殺すのは正直やりすぎじゃなかろうか・・
あと、光学的に見えなくすることができても、サーモ(温度)センサー使えばまるわかりだし、そもそも人の気配で存在わかるんじゃないかな、と野暮なこと思い浮かべていました。
ケチつけていますが、それなりに面白いです。
幽霊とはまた違う緊張感
透明人間系の映画は世にたくさんありますが、僕にとっては本作が一番良かったです。タイトル名にはヒネリがないですが、ストーリーは最後までしっかり練られた作品になっています。
主演の方は美人でも可愛いわけでもなく、不幸が似合いそうな顔をしているのもなかなか良いです。また、どんどん病んでいく様もメイクでしっかり表しています。
ただ、犯行が雑になっていく理由はラストに上手くまとめ上げていますが、少し無理があるのは否めません。また、ご都合主義的な展開はフィクションなので問題ないのですが、急に展開されるため、観ている側として現実に引き戻されるのが残念なところです。
タイトルに騙されずに、是非劇場でご覧ください!
おもしろい!が、後味が悪いかな…
透明人間というタイトルに誘われ、SF展開を期待して鑑賞してきました。ところが、予想外のサイコスリラーで、チキンな自分にはけっこう刺激的でした。事前情報なしで臨んだのでしかたないですが、おもしろかったので結果オーライです。
物語は、DV &束縛男エイドリアンとの生活から逃げ出したセシリアが、数奇な事件を乗り越えて自由を手にするまでを描いています。セシリアの計画的な脱出が描かれる冒頭から、緊張感MAXの展開で心臓バクバクでした。そして最後まで、多少の緩急はあるもののほぼ緊張しっぱなしの2時間でした。
今時の作品なのでCGはあたりまえですが、姿は見えなくても、吐息や足跡などで「確かにそこに存在している」と思わせる、透明人間の見せ方が緊迫感を高めていました。加えて、じりじりと追い詰められるセシリアの恐怖心を感じさせる、主演のエリザベス・モスの迫真の演技が秀逸でした。
終盤でのどんでん返しもあり、最後まで飽きさせない展開もなかなかよかったですが、ラストシーンはちょっと残念でした。まあ、これも一つの締め方として、ありと言えばありです。でも、万が一、セシリアの見立てが間違っていたとしたら、シャレにならない終わり方です。それなのに、彼女の行為をジェームズが肯定的に捉えたところに違和感を覚えました。うーん、最後は後味の悪さが残ったかな。
リベンジもの?
90本目。
透明人間ってだけでエロい事を考えてしまう。
イクラを食べれば透明人間なれるんじゃ。
中2並の思考回路。
面白くなるのかあと思ってても、なんかそこまで辿り着けない。
もうチョイコンパクトに出来るんじゃないかな。
いや俺が眠いから、そう思ってるだけなのか。
オルディス・ホッジはレバレッジ以来か久し振りかと思ったら、結構出てるね。
俺が気づいてないだけだった。
サプライズ。リー・ワネルやはり天才、流石に面白かったしそのブレない...
サプライズ。リー・ワネルやはり天才、流石に面白かったしそのブレないテーマにおいてしっかりと怖かった。あまりに有名なホラーアイコンをネタになることなくアップグレードしてドキドキハラハラとした恐怖とサスペンスを与えてくれる。古典と言われるような作品でも手掛ける人やプレゼン方法次第ではまだまだ語り直す価値があるのだと教えてくれる。彼の作品らしいカメラワークも堪能できる(ex. 人の動きに合わせての大胆なカメラワーク、今作に関しては常に透明人間の存在を観客に予感させる画面の余白も)。そしてまた主演エリザベス・モスの熱演、精神的に追い込まれ参っていく狂気も強さも迫真の熱量で体現し、あっと言わされる。ソシオパスが単なるオタク系じゃなくて普通にフィジカル強くて、その点も驚いた。あとリー・ワネルといったら毎度ながら気の利いたオチも用意してくれている。最後に、地味に驚いたのが意外と予告用カットの多さ(ex. シャワーのガラスに手形、ソファーに誰か座っている)。
今年映画館鑑賞多分38本目
久しぶりに出会ったエンターテイメント作品!!
これね、
ストーリー的にはね、
ツッコミどころも多々あるんだけど、
それ以上に展開力が
魅力的で映像、音楽による
引き込んでくれる演出が良くて、
心地よい緊張感を味わえる
サスペンスフルな作品でしたね😎!!
主人公の女性は、
夫の束縛に苦しめられてるんですね!!
束縛といっても
スマホをチェックするとかじゃなくて、
もう監禁レベルの束縛ですよ(((;ꏿ_ꏿ;)))!!
意を決して逃げ出す訳なんですが、
夫が透明人間になって
またまたストーカーやっちゃうぜ的な
話になっています😯!!
⚪良かった点⚪
①見えない存在が確実に存在する音やん映像表現が良かった!!
姿は見えないのに聞こえる足音や
凹んだソファー、吐息…
主人公は、
この存在に薄々気づき始め、
息を殺して見つけようと
静かになるシーンが沢山あるんですが、
この緊張感が
観てる僕らにも伝染して、
劇場が静かになる雰囲気が
とても良かったですね(‘◉⌓◉’)!!
透明人間が画面のどこに居るのかは、
分からないけど、
確実にいる!!
そんな映像表現が
1番の見所ポイントに感じたし、
カメラワークも凄く良かったです!!
異変を感じ周囲を見渡す為に
360度アングルを回したり、
透明人間がいそうな場所を
瞬間瞬間で切り取って映像で
見せたりね…
めちゃくちゃ緊張感が
最高でしたね🤗!!
これはね、
ホラー、スリラーより
サスペンス要素がギュッと
詰まった作品だったので、
緊張感は味わえるけど、
怖いって感じてはなかったので、
ホラー苦手だなぁって
悩んでいる方でも楽しめる作品かなって思います(ノ゚0゚)ノ~!!
海外ドラマにしちゃっても
面白そうな話でしたね!!
それを2時間にギュッと展開力を
UPさせたストーリーだから
世界観への引き込み具合は
中々に良かったです💪✨
なぜ彼女が対象だったのか??
そこはもう少し観たかったけど、
久しぶりに
良いエンターテイメント作品に
出会ったなって余韻もありますね!!
緊張感のある二時間
最初から最後までダレることなく楽しめました。
エリザベス・モスが主人公の時点でやられっぱなしの訳がなく、予想通りのたくましさを見せてくれます。
それにしても透明人間の立場からしたらけっこう苦労が多いですよ。
家の中に潜む時は人とぶつからないよう注意しながら動かないといけなくて大変じゃないですかね。
精神病院での立ち回りもあんなに動いたら息が上がって仕方ないし、存在がバレないようにするのは至難の技…
カラースプレーとかかけられたら一発で姿がバレるのでそこも要注意です。
こう考えると透明になるのってわりと命がけ笑
弟のトムはずっと兄に操られていたように思います。
彼がどんな人生を送ってきたかというのも興味深いところでした。
困る
ストーカーがお金と頭脳持ってるとこんなことになるんですね。映画の間じゅう、かつて聞いた桶川ストーカー事件の犯人の猫なで声と罵声がコロコロ入れ替わる電話音声を思い出してゾッとしてました。思ったほど音でビックリさせる演出もなく、好きなタイプの映画でした。
未来的
な、透明人間
で、サイコスリラーではあった
警官なんかこぞってサイコみしかない。
どーした?揃いも揃って次から次へとくる割に
ただただ倒れるとか撃たれるとか。
ほんと有象無象、
こういう演出が令和の世になってもあるのは面白いですね笑
ハラスメント的な題材と未来的なアイテムでまさに現代的な透明人間だなと。
カメラワークが透明人間の目線なのか第三者の目線なのかわからないあのハラハラ感がとても良かった
ただ夫婦の暮らしをもっと描いてくれてればもう少し楽しめた気がしたかなー。
性格を把握していればこそ
同棲する男の軟禁にも等しい束縛から脱出した女性が、みえない何者かに付き纏われて追い込まれて行く話。
薬を盛って眠らせて、妹の助力も得て逃げ出し、転がり込んだ友人宅。
2週間後男は自死し、遺産の一部を主人公に譲渡したが、主人公のまわりで不可解なことが起こる様になっていくというストーリー。
透明人間というタイトルと、光学研究の先駆者で第一人者という設定で、事が起こる前からネタは判っているけれど、もしそれがなかったら主人公の幻視か妄想かとも思わせる様な追い込みが展開していき、ハラハラドキドキ。
作中でソシオパスと表現されていた通り、異常な執着と盲目っぷりが、恐ろしくもあり気持ち悪くもあり、どんどんエスカレートして行くと共に、主人公がどんどん孤立して行く流れも、飽きさせず面白い。
普通はああするだろうこうするだろうと、終始主人公の鈍臭さにもどかしさを感じたけれど、あまりにも酷いという程の感じもない上に、突然覚醒したかの様に閃く流れもなくて納得出来るし、シンプルで判りやすくて、気味が悪くて八方塞がりで、とても面白かった。
タイトルと男の職業がもう少し遠回しだったらなー…そして何より、主人公がもう少し魅力的だったらなーw
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