大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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ハードルをさらに下回る
評判は聞いていたので、
かなりハードルを下げて観たけど、
それでも正直つまらなかった。
悪いというのら知っていたので良いところを探そうと
思って見始めたけど早々にやめました。
とにかく笑わそうと言う台詞が全て滑ってしまっていて
恥ずかしいくらいだったし、
今時その下ネタかぁというガッカリ感が半端なかった。
良い点は大怪獣の後始末を題材にした事だとは思う。
僕も映画館でフライヤーを観た時これは面白そうだぞ
と思ったし、その着眼点があったか!と悔しかった
くらいだった。
それで出来上がったのが、これかという残念さが
残りました。
結局人間関係においては何も解決してないし、
オダギリジョーがなぜ手を貸す事にしたのかも、
よく分からないまま。
人間関係の雰囲気だけ出して、
では、何故?の部分がおざなりな部分が多すぎた。
良いコメディは笑いとマジメなパートのバランスが
良いと思うのだけど、
今作はふざけてる部分が多すぎて、
重大な事が目の前にあるのに、
そう見えなかったのも失敗な気がしました。
失敗から学ぶ事も多い。
そう言う作品でした。
はやすぎたのかも
時効警察がすきな人であれば三木聡はスベるくらいがちょうどいいのは解っているはずだ。というか、微妙or盛大にスベっている有様そのものが三木聡なのであって、根本的に笑いの質がM-1のようなものとは違うことは知っているはず。
──にもかかわらず大怪獣のあとしまつが酷評合戦になってしまったポイントは四つあり①ひとつは半径が広がったこと。インスタント沼や亀意外のような日常や霧山くん(時効警察)のいるオフィスで繰り広げられる小ネタ集のイメージからゴジラ的フィールドへの変換に三木聡シンパさえもついていけなかった。
②暗い時代にふざけた。新型コロナウィルス禍下にスラップスティックの大規模なやつをやった。また公開時期がロシアのウクライナ侵攻と被っていた。
③勘違いされた。進撃の巨人あるいは庵野秀明のようなものを想像した観衆の反撥をくらった。
④編集がぐちゃぐちゃ。なにやってんのかわからない笑。
世評が荒れた要因は以上四点だが、映画は労作だった。
三木映画にふだんはない風刺要素が入っていたことに加え第一線俳優と三木組が総出演していた。岩松了のギャグも他作に比べてさえていない──わけでもなかった。
──
筒井康隆や小松左京といえば今では大家だが、かつてSFがくだらないものと見なされていた時代がある。
むかしの筒井康隆のエッセイには(SFを小馬鹿にするような)頭の固い連中にたいして怒りまくる件がいっぱい出てくる。
大怪獣のあとしまつは筒井康隆風のスラップスティックになっている。
したがって本作に対する拒絶反応は、筒井康隆のジャズ大名や小松左京の日本沈没に対する当時の人たちの拒絶反応に似ている。
だがジャズ大名や日本沈没は今では傑作である。だから大怪獣のあとしまつもおそらく早すぎた。20年後にカルト認定される日がくるだろう。
映画の主題はうんこのようなゲロのようなものの処理作戦からのキノコ繁殖阻止。その主題を夥しいアンサンブルキャストたちが、雁首揃えて大真面目に演じている。ばかばかしいとかくだらないとか百も承知な立脚点からはじまっている話であり、もとからマーケットに載せるのは無謀だった。
映画はパニック映画のパロディと政治家のカリカチュアで構成されているが、けっきょく話が見えないので全体が雪崩のように瓦解している。
とりわけパニック映画的なライブ感を出すために手持ちカメラを揺らしていることと、感動へ導いている気配にすさまじい違和感があった。
なぜこれが感動ヴァイブを発しているのかまったく解らない。サザエさんやちびまる子にタラのテーマが流れているようなものであり、いっそのこと巨大化したアラタくんが巨大うんこをひりだして終わったほうがはるかに合理だった。
ウィキペディアにあった批評家たちの批評は月並みだったが、ひとつ──
『大勢の人々が関わっていながらも「ここまでつまらない」作品が「最後まで、どこかで止まらずに出来上がってしまう」ことに対して、日本の映画業界全体に批判を加えている。』
──という一文は頷けた。
が、それを言うなら日本映画は『どこかで止まらず出来上がってしまう』作品だらけ──だとは思う。
個人的には腹が立たない点において本作には救いがあった。
日本映画のなにが気に入らないのかといえば、アートなおごり=芸術家きどりと、俺様気配=鬼才風(きさいかぜ)吹かしである。
(たとえば)河瀬直美とか荻上直子とか園子温とか蜷川実花とか三島有紀子とか、そういうもってない人が自惚れ値まんまんでくりだしてくる映画にむかつくのであり、逆に言えば腹が立たない映画に反撥は感じない。
前述したように、これほどまでにばかなことを金と人をつかって仰々しく大真面目にやっているプロダクトゆえ、将来再発掘される可能性は大きいと思う。
全く面白くない
コメディ要素が強い作品で、笑わせようとしてるのだが、笑えなかった。ミステリーとして、死体をどうするか、ということよりも、コメディとして映画をどう終わらせるかしか内容がない。
豪華な俳優陣にも関わらずもったいなく思った。
いらないお笑いの要素。。
ストーリーにあまりにもミスマッチで。コメディにするならとことんして!おもしろいけどちがうでしょ、っていう。無理に組み込まなくていいから!っていう。ただ、大怪獣というありえないものに対して、国の関係機関が対応を考えたり、思惑があったりするのはなるほど、と。シンウルトラマンとは関係ないよね??
面白いけど残念
怪獣モノの問題を解決するようなキャッチなのに、できてない。
いろんなネタを盛り込んで、笑いに持っていてているの。一つひとつが面白いものと過ぎてるのも。
盛り込みすぎてもう少しまとめられなかったかなと思う。残念。
2時間弱がなごく感じるところが残念さを物語っている。
くだらない、バカらしい
くだらない、バカらしい映画。
お金払って見に行かなくて良かった。
面白くもないし、何が言いたいのかも、全く理解できなかったです。
しかしまあ、今の日本の政治家も、同レベルなのかなあ。
そこまで酷評すべきか?
映画館で観ようと思っていたが封切り後に酷評だらけなのでサブスク落ちするまで待っていた。
じゃあ映画館で観るか?というと微妙だし、金払った人の憤りもわかる。
でもB 級映画としては及第点、パロディとしては面白かった。
なんか違う方面の琴線に触れてしまったのだろう。
鼻息荒くして酷評するほどのことでもない。
典型的な案件映画。俳優女優を一新しないと、映画産業は終わる気がします。
演出・脚本・演技・映像・編集・登場人物…要素がすべて駄目という珍しい映画です。唯一、シンゴジラの後ってどうなるんだろう?という部分の誰でも感じる発想は悪くないかもしれません。怪獣8号はありますけど。
とにかく脚本が俳優ありきなんでしょうね。とにかく冗長です。冒頭の子供と同窓会の演技のひどさ。笑い袋の品の無い展開。いつもの俳優たちのいつもの演技。ギャグになっていないギャグ。金が無いことを逆手にとるのではなく開き直った映像。テーマ性の欠如(シンゴジラ的な一見テーマ性に見える何かは入っている)。
まあ、上げればキリがないくらい駄目です。この原因は俳優女優を先に決めているからな気がします。日本映画でも、表現したいことを表現した映画には素晴らしいものがありますが、しかし、こういう案件臭の強い作品が氾濫しすぎて…アニメに客をなぜ取られているか?それは俳優女優ありきの案件映画作りだからです。
子供の遊びを大人が本気でやると、スゴイ!・・・のに・・・
ウルトラマンはM78星雲まで何分で帰るのか。
怪獣が壊した街はなぜすぐ直るのか。
なぜ怪獣は日本ばっかり来るのか。
仮面ライダーはなぜ郊外の岩場で戦うのか。
怪人はなぜキックで爆発するのか。
小学生の休み時間の会話って
だいたいこんな感じ。
そのくだらない会話が
めちゃめちゃ面白かったあのころ。
その小学生の会話を、
大人がクソ真面目に作りました。
ってのがこの映画の面白さなのに、
大人のクソドラマに子供のアイデアを
パクっただけという、
逆になっちゃいました。
という残念映画。
あのころゲラゲラ笑いながら
話していたくだらない妄想話を
そのまま映画化すれば良かったのに、
下手にドラマとか恋愛とか政治とか絡めて
大人の話にしちゃうからこうなる。
あとさ。
「すげぇ面白い話あるんだけど聞いてよ!」
から始まる奴の話って大体つまんないでしょ?
笑わせようとするから笑えなくなるのね。
クソ真面目にくだらないことするから面白いのね。
大人も子供も楽しめない映画に
なっちゃいました。
希望
怪獣のあとしまつ
なんて考えてもみなかった
山田くんが主演
友に誘われたのに…
二の足を踏んでしまった
…結果は
おもしろかった。
内閣がゆる~くて笑える
山田くん、太鳳、岳くんは
ちょ~真面目に取り組んでいるのに
周りのキャストの人達が
主演が霞むほどのおもしろさ
でも。やっぱり最後に
主演の山田くんを惹き付ける
アラタが○○○○マン?
みたいな演出がいい
笑いがあって感動もあり
楽しかった
余談…
怪獣が身近に見られたので(嬉)
希望のある終わりかたでした(笑)
あ、やっぱりそうなんだ…
内閣のキャストが豪華すぎる
その他にも松重さんやオダギリやらいろんな俳優を贅沢に使いすぎ
ちょっと時効警察入ってるし
だったら麻木久仁子も入れて欲しかったなぁ〜
壮大なコント
三木聡監督、映画…その時点で嫌な予感。 試しにアマプラで見ましたが...
三木聡監督、映画…その時点で嫌な予感。
試しにアマプラで見ましたが、思った通りの作品でした(笑)
時効警察とか短編モノは面白いけど、未だかつて長編映画で面白いと思ったのはない。ただ、いつも30分は展開が面白くワクワクするけど、後半はダルダルです。
顰蹙を買いたいだけの三木ワールド
またもアマゾンのサブスクに早くも登場、ゴジラファンだから怪獣ものというだけで評判が悪くてもつい観てしまう、しかもお下劣な下ネタ好きの三木ワールドだからまたやらかしたんだろうと身構えながらの鑑賞。
ところが庵野監督のシンゴジラに触発されたのか、政府のドタバタぶりをより誇張してなぞっているだけ、肝心の怪獣の死体が出てくるまでに22分、まあ形態はゴジラ系だろうがキノコ怪獣、背びれもマツタケの様。陰茎とキノコを掛けたギャグは小学生レベル。
水洗トイレ同様、汚物は海に流すという発想はオーソドックス、と思ったら案の定ウルトラマン頼み、謎の光がどうとか伏線を張っているが怪獣ファンならとっくにお見通し。
ウンコだゲロだの相変わらず顰蹙を売り物にして、なかなか処分できずにうろたえているだけで2時間近い長尺は勘弁してほしい。
稚拙なリアクション芸と無駄なセリフ回しの演出は三木ワールドの真骨頂、昼メロのような不倫まで混ぜ込んで収拾不能、なんと続編の構想はカメ怪獣の分別処理というから、懲りない人ですね・・。要は作家性もろだしですから好みは人それぞれなのでしょう。
あの結末···決して嫌いじゃない!
あまりの評判の悪さで劇場鑑賞は躊躇したので、prime配信で早速拝見。。
あの結末、まさかとは思ったけど、決して嫌いじゃぁない。というか、あれだけのキャストと予算を使って、あのオチで終わらせた製作側の勇気を称賛します!
あの題材ならば、もっとシリアスに作ってもいいのかも···と思ったけど、オチを考えたら、あの程度にしておいた方が、何だかんだでいいんだろうなぁ〜。
結論····やっぱり土屋太鳳は素敵だ!
史上稀に見るクソ映画
話が薄く、浅く、何を伝えたいのか全く不明で時間の無駄だった。
久々の邦画でクソさに戦慄したけどまさか邦画ってこんなクソ映画ばかりじゃないよね?
脚本側も脚本側だが演者側も演者側でこんな面白味のかけらもないクソな映画でも出演するって創作者としてのプライドが無いのか…?
これ見るならおとわっか20回再生したほうがまだマシというレベルには酷かった。
注意喚起の意味でレビューせざる得ない作品。
おいおい、面白かったぞ
評判が散々だった本作。アマプラ登場でやっと観ました。
最初っから、コメディ作品で時々下ネタもあるということを踏まえて視聴しました。
ところが、いやいやいや。いやいやいやいや。なかなか良く出来ていて面白い。
俳優陣も豪華。映像もなかなかいいし、ストーリーも面白い。
コメディーの部分は、時効警察やオダギリジョーが好んで出てるような深夜ドラマとか、クドカンのコメディ作品が好きな人ならわりとすんなり受け入れられるノリだと思う。
これはホント宣伝が悪いよね。
最初っからコメディとして売り出しとけば良かったのに。
福田監督や三谷幸喜、クドカンなどの作品が、思ってたのと違って寒いギャグばっかりだったぞって怒る人いないでしょうに。
これも三木聡監督の不条理コメディだとちゃんと分かって観れば面白いし、映画としてしっかりした作りになってる。
ほんともったいない。
これなら映画館で観たかった。
映画好きなら、というか、映画愛がある人なら、映画始まって10分15分くらいで、その作品がどういうタイプの映画を自然と判断して、その作品を観る姿勢を自身の中で整えられるはず。
でも、真面目な怪獣災害映画風に宣伝しちゃったもんだから、思ってたのと違う、コレジャナイって思っちゃった人が続出しちゃったんだと思う。
なんとも不運な作品だなあ。
あと、続編出るのかなあ?
出してほしいなあ。
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