大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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カッコ良さ>下らなさ に感じたから楽しめた
まず、何が良いかって言うと、人が死ぬシーンが無いの。
怪獣映画は好きなんだけど、歳を取ったせいか人が死ぬシーンが辛くなってきたんです。
例えば、『シン・ゴジラ』は、閣僚ヘリがやられるシーンは平気なのに、家族がマンションで逃げ遅れるシーンが苦痛だったの。『シン・ゴジラ』自体は面白かったけど。
この映画は、人が死ぬシーンが無いから、多少おふざけシーンが入っても許せたかな。
怪獣映画と言えるかは、微妙なんですが。
それでね、私がこの映画を楽しめたのは、カッコ良さが下らなさを上回ったから。
アラタを演じた山田さんが一貫してカッコ良いの。
山田さんには、コメディ部分を担わせなかったのが良かったんじゃないかな。
それから、もう一人カッコ良かったのが眞島秀和さん。
終始渋い顔をしてただけと言えなくもないんですが、佇まいがカッコ良いんですよね。
さて、物議を醸してるラストの展開、私は有りかなと思いました。
理由は勿論、カッコ良かったから。
あそこ、そのままのウルトラマンをイメージしちゃうと、そこまではカッコ良くはないんですよね。
ひょいっと怪獣を宇宙に運ぶ感じになっちゃうから。
だけど、この映画のウルトラマン的なキャラって、そこまでの展開から想像して、変身に対して大きなリスクを抱えている気がしたの。
次は人間に戻れない可能性を感じている様な。
そういう風に見ると、最後の変身前に愛する女に見せた優しい笑顔は、男として凄くカッコ良く感じるんですよね。
死を描かずに、決死の覚悟を見せてくれた気がするから、あの展開も悪くないなと思ったんです。
私は、この映画楽しめました。
ネタ映画
ダメだなコレは…
個人的には、バカでも、テキトーでも全然かまわないけど、作家性が薄いものはダメ。
ストーリーが破綻していて内容的にもどっちつかず。全く説得力のない状況下で物語が進行するから、全体の空気感が緩すぎて、笑わせたいのか、感動させたいのか、作品として表現できてない。
中身は寄せ集めのツギハギだらけ、スッカスカで娯楽性にも乏しいから、もうどうしようも無いって感じ。
あまりに煮え切らない展開に、特に中盤から終盤にかけて不快感が増して行ったが、エンドロール後の「アレ」には呆れて言葉を失った。
…この映画って、いらないシーンを抜いたら10分で完結する内容だよね。(まぁ、そもそもあのオチは要るのか?って話だけど…)
何よりも「こんなに豪華なキャストで、こんなに凄い映像で、こんなにくだらないものを撮ったよ…どう?ウケるでしょ笑」っていう…そのノリがお寒いのよ!
宣伝の仕方を間違ったかなぁ…
確かに下ネタ多いギャグはスベってるし、他の作品を揶揄したところが多いから批判されても仕方がない作品かなぁ…最初から「下らない下ネタ満載のコメディ映画ですよ」と言って宣伝しとけば、ここまで批判されたりガッカリされる事も少なかったと思うんだよねぇ。と言っても結局面白くないんだけどね…本作の問題点は面白そうな怪獣映画として宣伝してたのに、中身は下らないギャグ満載のコメディ映画だった。明らかに他の作品を揶揄するシーンがある(リスペクトとは微塵も感じられなかった)、全体的にダサいし、オチもツッコミどころだらけ。大まかに言うとこの3点かなぁ…まあ上げればキリがないけど。あとデビルマンと比較する人が多いみたいだけど、デビルマンは俳優が演技できてない(だっていきなり演技未経験の人を主演に選んでるから)、大怪獣のあとしまつはキャストは有名どころ多いしちゃんと演技は出来てる。まあ、出演者には「なんでこんな作品に出演したの?」って言いたいけど…
金を払う価値なし
これまで観たことのないエンタメ映画!
まずこの作品は、主演の山田くんが言っていた「大人の全力の真剣と全力のおふざけを楽しんで欲しい」という言葉を前提に観てほしいです。普通の特撮映画ではないです!素晴らしい映像技術と主演2人の真面目な演技に掛け合わさる、豪華俳優陣の全力のおふざけ。そのおふざけを大真面目に演じているところがシュールで、後から思い返してもジワジワ笑が込み上げます。一才のアドリブなしで、この全てを三木監督が作っているなんて天才でしか無いです。最後の終わり方に誰もが「え?」となると思いますが、それこそ監督の思う壺なのでは。舞台挨拶で山田くんが「最初からそうすれば良かったのでは?となると思いますが、それが正解です」と言っていました。その言葉を聞いて、三木ワールド全開の映画を観たんだなと嬉しくなりました。山田くんの圧倒的ヒーロー感も、太鳳ちゃんの真面目なヒロインも素晴らしかったです。何度も見たくなる作品です。
時間の無駄
『え?どですかでん?』で待ってました感。
予告編で興味はあった。で、公開翌日くらいに酷評の嵐で話題になってて『時効警察の三木聡監督がまともな特撮とるわけないじゃん』ってレビュー観て、観たくなった。『 え?三木聡監督作品なんだ』って。予告編で三木監聡が監督って隠してませんでした?これ。
三木監督作品は『インスタント沼』で初めて観て、めちゃめちゃ面白くてそれ以来『転々』『亀は意外に速く泳ぐ』『図鑑に乗ってない虫』『時効警察』とひととおり観ました。
で、今作品を観た感想としては『え?皆さん真面目すぎやしませんか?』と。
こんなん眉間に皺寄せて観るもんじゃないし、茶番で何が悪いのかと。
いや、むしろ『近年稀にみるクソ映画。令和のデビルマン』『デビルマンを甘くみるな。アレほど酷い邦画はない!』みたいなノリのほうがよっぽど茶番でツマラん。
三木監督作品としては、もっとふざけて欲しかった。シリアス風の出だしで、『いつふざけてくれるのかな?わくわく』みたいな気持ちで観てて、『家の前にどんな動物の死体があったら嫌かね』で『きたきた!ふざけだした!』ってなって、岩松了とふせえりが出て来て『え?どですかでん?』と言ったあたりで安心しました。
キャスティングなのかな。やっぱり。広告もそうだけど。三木監督常連陣は安定のノリなんだけど、非常連陣がいまいちというか。皆は山田涼介と土屋太鳳が普通で岩松了とふせえりが異質に見えるのかもしれないが、逆。岩松了とふせえりが普通で山田涼介と土屋太鳳が異質。山田涼介とかこの作品がギャグだと理解してないんじゃないか?邪推だけど、ひょっとして三木監督作品1個も観たことないんじゃなかろうか?
ま、とにかくゆるーくみたほうがおもしろいよ。
前情報を持って挑みました
映画comでの評価参考に鑑賞
ここでの評価やYouTubeでの映画紹介動画を予め観てから興味本位で鑑賞
何が評価を落としているのかを考えつつ観てましたが、やはり演出に問題があるようですね。
有名な俳優を贅沢に使っている割に演出がコント。
これなら御笑い芸人を総出演させても良かったレベルでしょう。そっちのがまだ受けます。
シュールな展開を狙ったのなら、もっと弾けた展開にして欲しかったと思いますね。
うんことかゲロとか小学生には分かりやすいでしょうけど。
お見事!
まさに映画館で観るに相応しいド迫力の映像に大満足!
まず、山田涼介主演映画ということで観たい!と思い、それと同時に「大怪獣のあとしまつ」というタイトルにぐっと興味が湧き、観にいって大正解の映像作品でした!大怪獣の特撮は、何度でもじっくり観たいと思う程のクオリティのど迫力だし、空想の世界感の中にも、現実世界の社会とリンクしているような狭間にいる感覚になり、まるで自分自身も映像の中に入り込んでる気分になりました。
松竹✕東映がタックを組んだだけあって、豪華なキャストにも注目だし、スゴイ映像の中にもコメディタッチな部分が巧みに絡ませてあって、素直に面白かった。
我らが福島県出身の西田敏行が総理大臣なのだから、コメディタッチになるのは言うまでもない。
そして、山田涼介が大スクリーンで観れたことに感謝!帯刀アラタかっこ良すぎでしょ!土屋太鳳はやっぱり可愛いし、オダギリジョーも格好良く適役でした!欲を言えば、二階堂ふみをもう少し観たかったかな。とにかく、今まで観た邦画の中では、1番ど迫力の映像✕面白さ✕カッコ良さを上手く融合させた映画館で見るには相応しい素晴らしい作品で感動しました!ぜひぜひ、肩の力を抜きながら一人でも多くの方々に楽しんで頂きたい邦画の新境地を開いたおすすめ作品だと思います。
脚本と美術と撮影と
どですかでん?!
この蓮佛紗百合(ふせえり)のひと言で吹き出してしまい、つまらないギャグにのめり込んでしまった。評価が悪いことを知りながらの鑑賞となりましたが、これは怪獣特撮モノではなく、ちょっと金をかけた三木ワールドとして観るのいいのでしょう。
『シン・ゴジラ』をパロディにしたかのような政府の混乱ぶりはまずまず面白かったし、なぜか風林火山のオヤジギャグにも笑ってしまった。あぁ、オヤジだなぁ・・・などと自嘲しながら、どうやって解決するんだろ?と、結末を楽しみにしていたら。総理(西田敏行)のデウス・エクス・マキナという伏線がそのまま使われてしまったのですね。もう、アラタという名前からしてアラシ隊員とハヤタ隊員!
三木組の常連、ふせえり、岩松了、オダギリジョーはもちろん面白かったのですが、麻生久美子がいなかったのは残念。その代わりが菊地凛子だったのかな。そして、最も笑えるエピソードがキノコパート。松本零士ですか?!笑
そんなこんなで気になったのが、「青島といえばユキノだろ」って台詞。う~む、踊るをパロディにするならスミレなのになぁ~と思って調べてみたらSUMIREってモデルさんも出演していたのね。ちょっとわからない。
年末にちょっと眠くなりながら見る特番
めちゃくちゃ評価が悪いので、推し(土屋太鳳さん)がいる身として震える思いで見に行きました。
いやぁ!!笑っちゃった!笑笑笑笑
え、なんでしょう、私趣味悪い?ツボおかしい?
ぼーっと見る年末特番みたいに笑っちゃいました。
でもなにかを考えさせられようとして行きませんでしたね。
風刺や、皮肉だらけでしたが、だからといってやり方が古いことを悪いようにも思いませんでしたし、私の中で、大人の世界ってこんな感じなのかなぁって面白おかしく見てました。
ちょっと下品でしたけどね笑笑
特撮もほとんど見た事がない私には分かりませんが、あのオチがやっぱりダメだったのかな?
私も多少びっくりしましたが、Twitterで怒り狂うほどのものなのかと言われると私はみなさんのようにエネルギーを持って批判することはできません。
怒り覚えましたって人見ましたけど…笑笑
お金を払ってるからその分の対価は返せってことですかね…?怒りが芽生えるって、バカにされた、とかそんな感情?
人それぞれだと思うので満足いかない人はいるし私みたいに笑っちゃう人もいます。
みんな観るもんじゃない!ってどんな心境??笑笑 謎の正義感かなんか?笑
低い評価を面白いじゃん!観てみよ!て思うぐらいで楽しんじゃえばいいと思います。
同じ時間を費やすならどうせなら楽しく観ましょうよ。人が努力して作り上げてくださった作品なんですから。
まぁもしかしたら映画を多く鑑賞される方や、その道長いファンの方なんかは向いてないのかもしれないです。
中盤中だるみも感じましたし、静まり返るほどすべったギャグもありましたが。
私は環境大臣が終始ツボでしたね笑笑
キノコの下りもお風呂で思い返してフッてなるぐらいに笑いました。
ただもうちょっと深く見てみたい気もしてきました。次に行くとしたらもう少し真面目な顔で見に行こうかな、と思います。
テーマとギャグが噛み合わず
令和のデビルマンとまで言われると、逆に観たくなるものですね。皆さんの評価で「予告編がクライマックス」というのが一番的を射た感じがしました。シン・ゴジラの冒頭、膨大な情報を早口で畳み掛けるように展開させ、役人達のシリアスなやり取りを「滑稽」に見せて引き付けてくれました。しかし今作ではそれをはっきりと台詞や演出でわかるコメディにした事が失敗だったのでは?と思います。テンポも悪くて山場という山場も無く、オチも伏線がわかりやすくて「そうだろうね」って感じで何も意表をつかれる事が無かったです。時効警察の推理の合間のゆるいやり取りを「すべりながら」延々と見せられて苦痛にすら感じました。特定の人や作品を馬鹿にしたような不快感も感じ、最後まで残念な作品でした。このアイデア自体は平成ガメラから今日まで様々な作品で扱われて来ましたが、後始末自体をメインに持ってきたのは初めてなので、残念な限り。
勿体無い
良い点
設定はなかなか面白い
パワーゲームの展開も悪くない
悪い点
ギャグが下品で、かつセンスが無く笑えない
これが最大のダメな点
菌糸の件、放置
ユキノ可愛いけど、行動したら不倫だから
そして結論を出さず放置
の為、ラストがスッキリしない
これで終わり?感が大きい
私的結論
きちんと作れば傑作になったかもしれない
駄作
真面目に作って
タイトルを例えばウルトラマンビギニング
なんてしてたら
もしかしたら
って思う
この映画、誰があとしまつするのかなぁ~?
怪獣王国、日本。
1954年に日本初にして現怪獣王が誕生して以来、映画/TV/アニメ問わず、様々な魅力的な怪獣や醍醐味たっぷりの怪獣映画が私たちをワクワク襲撃し続けてきた。
近年、ハリウッドが王道の怪獣映画を製作。
それに対し日本は、“シン路線”で斬新さをアピール。
やはり日本は怪獣映画に関しては世界の先を行く!
そんな日本がユニークな怪獣映画の製作を発表したのが、数年前。
世界や人類を未曾有の危機に陥れた大怪獣。遂に倒された。
…ここまではよくある話。その後。
怪獣の死体は一体誰が、どう処理するのか…?
怪獣が死んだ後は特別目新しい題材でもない。『パシフィック・リム』でもサブ的な描写あったし、『シン・ゴジラ』でも閣僚たちが“希望的楽観”として考えていた。
しかしそれを、邦画メジャー大作として初めて真っ正面から。
しかも製作は、怪獣映画の大手・東宝ではなく、松竹と東映の共同製作で!
題材もさることながら、この2社の共同製作というのがまず興味惹かれた。
東宝とは違うアプローチでどんな怪獣映画を…?
ひょっとしたら、またまた日本が世界に放つ新たな怪獣映画の傑作の誕生かも…?
子供の頃から怪獣映画好きの自分としても、製作発表の時からワクワクワクワク、公開を待っていた。
今年のラインナップの中でも期待は格別だった。
あ~!面白かった!
やっぱ日本の怪獣映画は最高ッ!
…と、言いたかった…。
劇中さながらの汚染物質のように巷に流れ出る酷評の声、声、声…。
…いや! まだ見てみなければ分からない。
しかし、その“希望”は脆くも散った…。
アイデアや設定はいい。
が…
ダダスベりの寒いギャグの連続…。
不必要のキスシーン、恋愛描写…。意味不明なシーンが大半…。
5歳児ならゲラゲラ笑う下ネタ…。
期待していたのはこんなのではなかった。
まともな怪獣映画を期待してはいけない。
そもそも本作は、本格怪獣映画ではない。“怪獣”より“人類”がメイン。
それならそれで怪獣の死体の処理のプロフェッショナルのドラマをリアルに見たかったのだが…、
そもそも本作に、『シン・ゴジラ』のようなリアリティーを求めてもいけない。
シミュレーションのようなリアリティーある作品かと思ったら、コメディ…。見た人多くの落胆の声が、これ。
一応自分はコメディである事は知っていた。
別にユーモアはあっていい。『シン・ゴジラ』だってシリアスな閣僚会議が逆にコミカルに見えた。
問題なのは、そのセンス。だって、前述した通り…。
それで面白かったら良かったんだけど、一つも面白くねぇ!(強いて言えば、「一つだけ違うキノコがある」かな…?)
題材はいいのに、それを活かせなかった話もつまらない。
だらだら、ちんたら、何を描きたいのか。
一応話は進むが、明確に描きたい事に焦点が定まらず、ブレブレ。終盤になるにつれ、さっぱり意味が分からず、ちんぷんかんぷんだった。
小難しい話などではなく、中身ナシなのだ。
笑いも話もユルユル締まりが無く、まさしく劇中に掛けて言うなら、ウ○コとゲ○のダダ漏れ。
この映画、誰があとしまつするのかなぁ~?
『シン・ゴジラ』が3・11のような未曾有の危機のシミュレーションであったのと同様、本作もコロナ禍を意識。“不要不急の外出”とか“緊急事態宣言下”とか、モロに。
怪獣の死体から汚染物質、悪臭、膨張する部分など、ここら辺はリアリティーある。
しかし、そんなリアリティーに対し、おふざけのような人間ドラマ描写。
この対比が非常にアンバランス。
危機管理に対処出来ない政権の醜態を徹底的におちょくったのだろうが、皮肉が一味も効いていない。
本当にただのおふざけ、アホ丸出しのバカ遊び。
集った豪華キャストのチョー無駄遣い。気の毒を通り越して、可哀想にすら見えてきた。
主犯、三木聡の罪は大きい。
『時効警察』などユルいコメディ作家として人気。
本作、“三木作品”としてみれば及第点なのだろう。実際、三木ファンからは良好のようで。
自分は三木作品は『亀は意外と速く泳ぐ』『転々』などは面白かったが、後はそんなに印象にない。
だから、“三木流怪獣コメディ映画”としてもピンと来ない。と言うか、自分にはハマらず…。
後、挙げたらキリがない。
本作の怪獣“希望”(←なんちゅー命名じゃ…)の大きさは、日本の怪獣の中でも最大級の全高300mというバカデカさ。これが自分にとっては製作側のチープな考えが露出してる気がした。怪獣の脅威は、デカさじゃない。その魅力なのだ。大きさが50mであってもその怪獣が魅力的ならば、脅威でもあるのだ。それが昭和ゴジラやウルトラ怪獣であった。デカければ強くて、脅威的で、カッコいい…その考えは“大きさがモノを言う”のエメリッヒのイグアナ映画と同じ。(実を言うと正直、『シン・ゴジラ』も50mでも良かったくらいだ)
支離滅裂、しっちゃかめっちゃか。
収拾付かなくなった劇中の怪獣のあとしまつと、作品のオチは…?
あのオチには呆然唖然。
“怪獣の死体のあとしまつ”を謳っておきながら、アレは禁じ手。って言うか、絶対にやっちゃあアカンやつでしょ…。
これでも描こうとしてた事、大々的に宣伝してた事への酷い裏切り。
だって、人類であとしまつするのかと思ったら、(ネタバレチェックを付けるので“一言”で触れるが)、まさかの“シュワッチ!”…。
でも、薄々は感付いていた。序盤からの思わせ振りな“光”、それに“アラタ”と“ハヤタ”って母音も同じだし。
ホント、こりゃないよ…。
それから、“カメの怪獣”が出るらしい続編も無いよ…。
怪獣映画が好きで、期待していた本作。
こんなレビューは書きたくなかった。
だけど仕方ない。そういう作品…いや、はっきり言ってしまおう。残念な駄作に仕上がってしまったのだから。
比較するのは申し訳ないないけど、如何に『シン・ゴジラ』や庵野監督が素晴らしかったか。(家帰ってから口直しに『シン・ゴジラ』と『ガメラ 大怪獣空中決戦』見ちゃったもんね)
さあ、このガッカリを払拭してくれるか。
『シン・ウルトラマン』よ!
この映画、どうする? どうしようもない超々大駄作!不快感満載!の地雷映画!
先に謝っておきます。この映画に高評価つけられたみなさん、ごめんなさい。
めっちゃこき下ろしています。だって…しょうがないじゃない…しょうが!ない!じゃない!
怒っています!私!自分で勝手に期待値高めておいて、自分で選んだ映画を観に行ったとはいえ!怒っていますよ!めっちゃ!めっちゃです!めっちゃ!←三回で許しました。
本当は『シン・ゴジラ』に触発されて『ウルトラマン』撮りたかったんでしょ?
でも庵野秀明にうまいこと先越されちゃったもんだから、作りかけのてきとーな企画を、てきとーな脚本で、てきとーにお茶濁したんでしょ?
米を一回たりとも咀嚼してなさそうな顎の山田涼介を、ウルトラマンに変身させて大怪獣と戦わせたかったんでしょ?
だってそこが見え見えだもん。こんなクソ映画★マイナス4が妥当な評価かと。
ラストの“アレ”のシルエットのどっちらけっぷりったらありゃしない…頭抱えて発狂寸前でしたyo…
で、ですyo!全編通してぶっこんでくるギャグ?が、ダダスベリもいいところ!0.1mmも笑えない!
お下劣大臣の不快の極みの下ネタが出てくるたびに「もうやだ…もう帰りたい…マジ帰ろうかな…(涙) こんな映画作ったヤツ、コ〇したい!」って失意を通り越して殺意まで感じましたもん。
不快感満載もいいところって話ですよ。
一個だけ、5mm唇歪めたのって、官房長官?の「やめてぇ~」くらい。
あとは、マリモは実は手で丸めて作っているって話が、ちょこっと「へぇ~」って思ったくらい。
マジ、何度も何度も途中退席しようかと思っていました。
西田敏行、重松豊、オダギリジョーが出演なので、どこかで軌道修正してくれるかと思ったんですよ。どこかで活躍して見せ場作ってくれるかと、ちょこっと期待したんですよ。
ところが、しょーもないストーリーのしょーもないカットがぐずぐず、だらだらと地獄の責め苦の如く続くだけ。誰も活躍なんてしやしない。
いつ面白くなるのかな?と思い続けていたら、やっとのことで1時間半ですよ。もう放心状態で諦めの境地。席立つのも面倒くさい。
30分超えたあたりから、腕時計と、ずーっとにらめっこしていましたね。
おりしも午前中に、先日注文していた『プライベートライアン』と『パッション』のDVDが届いていたので、早く帰ってそっち観たいから、早く終わらないかな…と、ずーーーーーーーーーーーーっと願っていました。
先日観てレビュー書いた『バイオハザード』を“拷問映画”と評しましたが、訂正です。
アッチはまだバケツ持って廊下に立たされる程度のぬる~い罰でした。
コッチが本物の拷問映画でした。こんな映画観たことないよ…(涙)
に…しても…二作続けて大ハズレがきましたもん、私もうマジ卍涙目ですよ…激おこです!ぷんぷん丸です!
入場時にパンフレット買おうとしたんですが、売り切れで買えませんでした。
売り切れでよかった。ってか、みんなこんな映画のパンフレット買ってんだ。マジ頭どうかしてるんじゃないの?←さすがにごめんなさい…
あ~ぁ、コ・ノ・ウ・ッ・プ・ンは3月の『A3!~AUTUMN&WINTER~』←また観に行くんや(笑)と『カッペイ』と5月の王道安定の『シン・ウルトラマン』でハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ
(クソ2連発のせいで『カッペイ』まで地雷臭がしてきたよ…)
てか、なんでこんなクソ映画に時間割いて長文レビュー書いてんだろう…俺…
クスっとも笑えないレビューを延々と書き連ねる自分もたいがいですけれどね…(⌒-⌒; )
この恨み、どうする? 晴らさずにおくべきか!でしょ!
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