砕け散るところを見せてあげるのレビュー・感想・評価
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SABU監督の技術がすごすぎる
僕もともとSABU監督の映画が面白くて好きだったんですが今回は映画化の監督を務めるということで。うさぎドロップ依頼かな?見る前はSABU監督の映画と少し違うのかなと思ってましたが自分の才能を活かしきっていて、でもストーリーの内容自体は変えないというのがとても良かったです。そしてこの映画に0.5くらいの星つけてた人に言いますが、警察を呼ばず家に帰った理由は時代の違いです。おそらくこのときはまだ携帯電話すらなかったんだと思います、詳しくは考察してる人の記事でも読んでください。そして最後のシーンは初めて玻璃からみた先輩が初めて描写されたシーンなんだと思います
是非劇場でご覧ください
良い部分が沢山あるのに過剰な盛り付けと変に足りない所が多い感じの作品です。
予告編を何度か観て、気になってた作品を鑑賞しました。
で、感想はと言うと、う〜ん…悪くないけどなあ~と言う感じ。
最初はホラーなのかな?と思っていたら、観始めると青春モノ?となり、中盤辺りからサイコサスペンスか?となり、ラストにはファンタジー…となって、結局なんかよく分かんなかった感じですw
周囲の虐めに学年一の嫌われ者として扱われる玻璃が清澄によって、少しずつ自分を変え、周囲に理解されていく淡い恋物語に玻璃の境遇や重い過去が明らかになっていくと思いきや、途中から分かる様でいろんなモノを入れていった感じと言うんでしょうか…
最初に難点を言うと、なんかいろいろと屁理屈臭いw
言いたい事は分かるけど、もっとストレートに来んかい!と言う感じw
素材に余計な味付けと付け合わせが多すぎて、もっとメインを堪能させてよ。と思ってしまうんですよね。
なのでタイトルほど砕け散っていませんw
あと、UFOの描写っていります?
なんかあれが妙に焦点をボヤかしている様に感じますし、どうしてもブラジルの迷作「バクラウ」を思い出してしまいますw
やりたい事や言いたい事は分かる。
でも、清澄が最初からヒーローに憧れる事を述べていて、それが何回も出てくると「はいはい。分かった分かった」とちょっとうんざりしてしまう。
産まれる前に亡くなった父親の事を母親から聞く度に父親の行動がヒーローとして理念を育んでいき、自身の行動もその理念に沿って玻璃を助ける訳だが、ヒーローとしての信念は多く語らないからこそ尊いし、その信念に殉じると思うんですが、こうも口にするとなんか軽く感じるし、あざとく感じるんですよね。
また、玻璃がトイレに閉じ込められ、清澄が助け出す所のシーンも妙に長い。長回しのシーンが所々多いんですが、無駄に長い感じで間延びする感じがします。
ラストは清澄と玻璃が再び出会う所で止めておいても良かったかな?と思うんですがどうでしょうか?
もちろん、ここからが物語の語るべきテーマで真相と言うか伏線の回収的な物と分かっていますが、あのラストに至るのも原作通りとしても、なんか余計な感じがします。
もしくはラストの清澄と玻璃の登校での待ち合いのシーンだけでも良かったのかと。
玻璃が学年一の嫌われ者として、虐められるシーンはホント腹が立つ。
人には合う合わないはあるし、嫌いな人がいるのは普通にあるけど、だからと言って虐めていい理由にない。
そんなのは加害者の勝手な理屈で、嫌いだから、合わないからと言って、虐めていい筈が無い。
作中に「そんなに暑くなるなよ。ギャグじゃん、ギャグ」と言った玻璃のクラスメイトには心底腹が立った。
虐めをコミュニケーションと考え、罪の意識も薄く軽く考えてるのは本当に嫌。
他の作品でもこういったシーンを見かけると胸糞が悪くなりますが、ちょっと高校生の虐め方としては幼稚な感じがします。
今の高校生の虐めってもっと陰険で狡猾な感じがしますがどうでしょうか?
また、尾崎・妹がどんなに頑張っても学校側が虐めを認識してもクラスメイトの態度が急に変わる訳ではない。
なのに、腫れ物に触る様に扱われるのは仕方無いとしても、急に虐めが無くなるのはなんとなく不自然な感じです。
作品の中で玻璃の奇行や奇声を発する理由がなかなかリアルというか、周りが距離を取りたくなる気持ちは分かる気がする。でもそこだけリアルなのもなんか不自然なんですよね。
父親によって、周囲とのコミュニケーションが上手く取れず、奇声を発して周囲を威嚇すると言うか、遠ざける。それに至る父親の威嚇的な教育をもっと出しても良かったかと思います。
キャストはなかなか豪華で良いんですよね。
中川大志さん、石井杏奈さん、井之脇海さん、清原果耶さん、松井愛莉さん、北村匠海さん、矢田亜希子さん、原田知世さん、堤真一さんと結構な陣容。
玻璃役で石井杏奈さんも徐々に清澄に心を開いていくのはなんかホッとするし、可愛らしい。
個人的には尾崎・妹役の清原果耶さんが良い。良すぎる!
様々な作品に出演して、着実に存在感と演技力を上げて来ているのが成長が確実に分かる。
「まともじゃないのは君も一緒」のヒロイン、香住役がバツグンに良かったので、今作でも良い感じ。
ちょっと気が強い感じだけど、根が素直な尾崎・妹が可愛らしい。「ウッス!」が可愛らしい♪
堤真一さんの使い方はなかなか贅沢ですよね。ただ、もっと出番があって、殺人鬼として家族まで手を掛けるに至るまでの理由はもっと出してくれないと、サイコパスとしての表面的な部分だけで勿体無い。
この辺りが丹念に描かれないと単におかしい父親とそれに従う娘としかならないと思います。
あと、大人になった清澄が流される際に目撃する者に濱津隆之さんが出てますが贅沢と言うか、勿体無い使い方です。
結構、良い意味で引っ掛かるポイントがあるのに、過剰に多い部分があって、本質をブレさせているかと思いきや、ちゃんと説明しないとダメな部分で足りてない。
勿体無いなぁ~と思うんですよね。
原作を未読なので、本来こういう物なのかも知れませんがもう少し青春モノに特化しても良かったかなと。
ちょっと惜しいけど、妙に後味の残る作品です。
意味不明なストーリー⁉️
意味不明なストーリー展開と何が言いたいのかわからない結末に愕然としました😰
学年全体からいじめられている子をたった一人でかばったら、よほどの理由がない限りかばったやつに矛先が向くでしょうし、普通なら登校拒否になるでしょう‼️
それにあれだけひどくいじめられていた子なら、まともに昼飯も食べられないことくらいわかるはずなのに、どうして昼飯におはぎが食べられるんでしょう⁉️
普通に考えて、ああいう結果は自明の理だと思いますが…‼️
玻璃の家庭事情がほとんど説明がないので、なぜ父が母も祖母もそして玻璃まで殺さなければならなかったのか、意味不明⁉️
清澄の母は、初めて会った玻璃の父に、あの状況で、なぜ祖母のことを根掘り葉掘り聞くんでしょう⁉️
祖母を池に沈めたことを聞いた清澄は、なぜ警察に連絡せず、自ら捜索に行ったんでしょう⁉️
この映画で、UFOはどういう意味があるんでしょう⁉️
などなど、意味不明なストーリーが多く、結局のところ、この映画、何が言いたいのか、さっぱりわかりませんでした😞
俳優さんはみな良かったんですが…😥
史上最高の映画です
ショーシャンクに並ぶ名作でした。
主人公の彼の生き方こそが私の理想の男の生き方です。
優しさと強さを併せ持った本物の男です。
彼の生き方に違和感を覚えるのは女性が多いんじゃないかと思いますが、それは性別の違いなので致し方ないと思います。
寧ろ男性で違和感を感じてしまう人は、、、あまり仲良くなれないかもしれない、、、。
主人公の彼の素晴らしいと思ったことは、イジメた当人を責めたり攻撃したりしなかったところですね。これは賢いし、本当に強くなければなかなか出来ない事です。
人の気持ちがよく分かる優しさのある監督さんだなと感じました。
血のシーンだけいらないかな?と思いましたが、本当に素晴らしい映画です。
日本人に足りなくなった優しさと余裕と自信に気付かせていただきました。
ラストシーン好き
私が中川大志さんと石井杏奈さんを知ったのは、同じ作品なんですよ。それは、『四月は君の嘘』
脇を固めた二人が良くて、印象に残ったの。
だから、二人が共演のこの作品は楽しみにしてたんです。
それでですね、結論から言うとこの映画、良かったです。
胸糞が悪いシーンや結構怖い場面も有ったのですが、それでも良いと思えたのはラストシーンが良かったからなんです。
あのラストシーン、何が良かったかって、石井さんが演じた玻璃の笑顔。この映画で一番良い笑顔だった。
あの自然と出た笑顔こそ、清澄の見たかった笑顔だと思うの。
清澄は見逃してしまったけれど、あの笑顔を引き出せた清澄は、その時には既にヒーローに成れてたんだと思えるの。
ラストシーンのあの笑顔、観てるこちら側にまで、幸せを分けてもらえる様な笑顔だったな。
それとストーリーとは直接は関係が無いんだけど、若林時英さんは、『覚悟はいいかそこの女子。』で、中川さんをサポートする仲間の役の印象が強く残っていて、この映画でもいい奴に見えちゃうんですよね。
私の脳内の問題なんで、若林さんは悪くないんだけど。
Let be See the seen de Splash!!!!!????
Very Good Unique Excellent Cast I felt.(Smile)
Combination, Little Horror et Fantasy et Humanism .
The last Song was Very Impressed I think !!!!!?????(Smile)
Show The Break Time !!!!????
Too Much Money Have, But They think We were poor!!!!????(Smile??)
Many omaju I felt.
So so ,But not best recommed!!!!!!!????(Smile??)
ヤベッ☆
9日公開作品が多かったがために大分後回しにしました。本来なら昨年5月に公開予定でしたがかなり長いこと延期に。そして4月9日に無事公開。申し訳ないことに作品のことを忘れていた自分がいました。
冒頭からのいじめ描写。なんで先生止めない?とは思いましたが、そこ気にしたらこの作品が終わってしまうので目を瞑ります。絶叫のシーンはびくついてしまいました。これ心臓弱い人見たらヤバいだろうなと思ってしまいました。
全体的に高校生がようちだなと思いました。机を蹴るとか余所者呼ばわりとか小学生でもやらなさそうないじめだったので不謹慎ながら笑ってしまいました。そんなに露骨に描く?と。
トイレのシーンも長ったらしいなと思いました。面白くはなってくるんですけど、単調の会話が続いているので少し退屈でした。徐々に心を開いていく玻璃の表情とかは良かったです。
中盤までは甘ーい雰囲気もありつつ、不穏な空気を感じさせる時間でした。その不穏さが玻璃の父親が登場した瞬間に本物になりました。いい怖さしてます。
ゴルフバーで思いっきり後頭部殴りまくるのは狂気が形になったようでした。でもなんで生きてるんだろうという疑問点はありますが、目を瞑ります。
しかしラストは謎でした。一度は別れた玻璃と出会い、結婚し、玻璃は妊娠して子供が生まれる直前、序盤の自分の父親の死をなぞらえるストーリーで主人公が死に、数十年後の世界で育った息子が主人公と同じ変身をして終わります。なんだかぶっ飛びすぎてよく分かりませんでした。UFOもゲストで終わりでしたし。
今作で1番評価したいのは清原果耶さんのお茶目な後輩キャラです。セリフが今まででは見たことのないセリフでほのぼのしました。
鑑賞日 4/18
鑑賞時間 15:00〜17:20
座席 F-6
終始イライラさせられた。
全体的に役者も棒読み、またストーリーとしても穴がたくさんあり、終始イライラした。
冒頭のヒロインの絶叫するシーンも、なんらかの精神疾患かと思ったが、虐待のトラウマらしい。あの反応は、それで説明するには少し無理がありすぎる。
また、早く警察に通報すれば済む話を延々とグダグダやり続け、通報し、体のあざを見せればあのような事態に陥ることなくハッピーエンドに進めたのではないか。無理矢理、ヒロインに辛い過去を背負わせようとしている感もあった。
映画中、終始イライラした。人生でワーストに入る映画でした。
救われたのはヒーロー
今までの作品では観たことのない中川大志くんや石井杏奈さんが新鮮で面白く拝見しました。
序盤少し気になったのが、その2人だけの会話シーンが結構長く感じられたことです。トイレの用具入れ、濱田家、玻瑠を送る帰り道。絵面もあまり変わらず延々と会話している場面は正直長いと感じました。
単純に同級生からの執拗な嫌がらせに対し救いの手を差し伸べる清澄はとても魅力的だったし、それをきっかけに表情を取り戻す玻瑠はとても愛らしかったです。
サイコパスな父親から玻瑠を救う為ヒーローになろうとして結局は仕損ずる清澄。それでも彼女にとってはやはりヒーローだったと思います。自分の為ではなく誰かを救う為に立ち上がるのがヒーロー。
最終的に自分の生命を犠牲にしてまで他人を救った清澄は本当のヒーローになりました。
ラストシーン。玻瑠がヒーローを見つけた瞬間の表情のほころびで全て救われた気がします。
銀河鉄道の夜かな。
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ヒーロー願望の強すぎる清澄がいじめを受けている1年の女の子を助けていくうちに好きになっていくが、その玻璃には秘密があって、、という話。
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普通の恋愛映画じゃないだろうことは予告で分かってたので、いつ話が展開していくのか待ち構えてたけど意外と普通のパートも長め。
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でもこの普通のパートの中でも清澄と波瑠の危うさは潜んでいて、まず、清澄の異常なまでのヒーロー願望・思想は自分が人を助けるんだという強い意志として最終的に清澄自身を殺すことになる。
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波瑠もそんな清澄の言うことを、清澄が言うなら絶対だという根拠のない理屈で信じてしまう。どんなに好きな人でも信頼してる人でも、その人の言ってること全てが正しいって思っちゃダメでしょう。
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たぶんあのまま2人が一緒でもいつまでも波瑠は清澄に依存してるような関係だったと思うので、清澄が最後自分の命を犠牲にして波瑠を助けたというのは納得。
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でもやっぱ池にあるものを探しに行くのは、明らかにすぐに警察に行っていればあんなに殴られている波瑠を見たら信じてくれるだろうし、川で溺れた子を助けるのも、誰かが溺れていても死者を増やすだけだから泳いで助けに行くなって言う説もあるし、正義なのかもしれないけど未熟な正義な気がするな。
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というか、川に溺れた人を助けて自分が死ぬってもう銀河鉄道の夜のカンパネルラかな。
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個人的には清澄のお母さんの言動ちょっと何も考えずに言い過ぎじゃないとは思ったな。
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バランスがいい
約2時間という時間の中、場面展開、ストーリーなど時間配分がいい映画だと思いました。
強いて言えば、最初の清澄と玻璃の絡みをもう少し削って、猟奇的な玻璃の父親をもっと沢山表現出来れば、より清澄や玻璃の危機感がうまれるのでは?とも思いました。
映画の途中で、清澄と清澄の母親が玻璃の父親に会ってから、玻璃が元の玻璃に戻るシーンは良かったですが、そのすぐ後に清澄に危険を伝えに、家まで来るシーンとの繋がりに若干の違和感を感じました。
恋愛とサスペンスが同時に楽しめる映画だと思います。
起承転結が目まぐるしい
ヒーローを夢見る少年がいじめられる少女を助ける所から始まり、淡い恋愛物語に、重そうに見えてクスッと笑えるような言葉のやり取りもあって面白い。と思っていると突然UFOなどのファンタジーさ溢れる表現が加味されて、最初UFOの例えを理解するまでに少し掛かったが、後半になるにつれて話の辻褄が合い、前半とは全く違うテイストの場面展開に見終わったあと放心状態がしばらく続いた。
ファンタジー要素があるのにそれが違和感なく映画に馴染んでいて引き込まれる感覚がとても不思議だった。
俳優陣の演技力にも脱帽した。
=(^.^)=意外にグッときた!!
ものすごい展開です。イジメ→サスペンス→ホラー→サイコ→殺人。
予告編で予想もつかない展開でした。
人によっては最低評価をつけているかと思いますが、私はこうゆうの結構好きです。
意外な展開に目が行きがちですが根底には彼女を最後まで救い出そうとする彼氏の純愛が描かれています。シン・エヴァンゲリオン破の取り残された綾波を救い出そうとするシンジ君と同じです。だから良かったのです。取り残されたな仲間・同士を救おうとするのはヤッパリグッときます。
UFOの存在、、、何かのせいにして自分の出来ない事を正当化するということの愚かしい事を言っているのでしょう。彼はあの時の彼女を救い出す事でUFOを撃退する、、、つまり行動にうつしてヒーローになる事で彼女との約束を守ったのでしょう。
ただ、なんで彼女があそこまで酷くいじめられるのか?なんで直ぐに警察に行かないのか?ゴルフクラブであんなにぶん殴られたら普通に死んでしまうのでは?という疑問は強く残ります。
無茶苦茶な映画な割にグッときてしまった。
砕け散ったものを見せられました
予告で興味を持ったので観賞
まあ予告の段階で
「俺の生きる力はお前の幸せだから」
といった何の歌の歌詞よってクッサいセリフが
聞こえてきて嫌な予感はしていましたが
感想としては
2021年ワーストでしょうか
ここ最近では久しぶりに途中で出ようか本気で考えました
画面を見ていなくてもセリフだけ聞いてれば
内容がわかるというかほぼ小説をっぽい台詞の朗読
テキトーな画とシナリオがダラダラ続き
作家性を意識してるんだろうなぁという
いたたたたな展開にフルボッコ
登場人物の誰にも感情移入出来ること無い
ほどアタマのおかしい人しか出てこないので
心底後悔しましたが一応最後まで観ました
机に向かってヒーローのマネをする
なぜか一瞬本当に特撮っぽいスーツを着た
北村匠海が自分の生まれた日に死んだ
会ったことが無い父を思い浮かべる
ところから始まります
高校三年生の清澄は全校朝礼?で一年生の
ひどくいじめられている女子高生玻璃を見つけ
助けようとするうち気になるようになり
ある日トイレの用具室に閉じ込められている
玻璃を見つけ上からカギを渡すよう要求します
でも画面上地面に落ちているカギはどう見ても
下から手を出せばすぐ取れそうなんですが
吃音みたいにしか喋れない玻璃と清澄その状態
でも会話を5分くらい続けます
とりあえずこの主人公がアホだという
先入観はここで生まれます
しかもその後服を脱がせて着替えさせる
シーンで5分どうでも良い会話で5分
長回しまたどうでもいい会話5分と
舞台演技の台本を丸々読んだだけみたいな
シーン退屈な絵柄で続きます
このへんでもう出ようと思いましたが
買ったばかりのでかいドリンクがあったし
観続けることにしました
助けるうちに好意を持った玻璃を守るヒーローに
なりたいってだけの事に何十分使ってるのか
あと玻璃最初は吃音のような話し方しか出来ず
そうした障害がいじめの原因になっているのかと
思ってしまいましたが急に普通に喋り出したのは
はぁ?と思ってしまいました
打ち解けると饒舌になるという表現を
したかっただけなのでしょうが完全に
吃音に関して誤解を招く描写になっており
ここでもテキトーに作ってる映画なんだなと思いました
でその後も退屈なシーンが続き
玻璃を清澄は家につれてくると看護師の母親が
帰ってくるんですがこの母親がまたイカれています
玻璃が7時までに帰らないと父が怒るというと
クルマで玻璃を送るのですが走って行って
前方にその父親のクルマを見つけると突進して
クラクションを連打し完全に煽り運転です
玻璃も身を乗り出して父の名を叫びます
これも意味がわかりません
そしてクルマを降りると清澄の母親は玻璃の家の
祖母は健康なのかとかどこの病院にかかっているのか
とか根掘り葉掘りいきなり初対面の父親に聞き始めます
ハッキリ見てる時にコイツ何様なんだと思いました
ひょっとして作り手は看護師はこうした医療のことを
看護師は詳しいから話を切り出してくる仕事だとか
思っているのでしょうか?むしろ逆で医療職の
人ほど医療情報を含めた個人情報保護は職務で
よっぽど厳しいです
完全に思い込みで作ってますね
そして玻璃の父はあからさまに嫌そうな顔で(あたりめーだ)
祖母は大丈夫ですと言ってそそくさと玻璃を連れて
帰って行きます
するとここから急にサスペンス仕立てになります
実は玻璃はこの父からDVを受けており
祖母も家に閉じ込められて餓死かなんかで
死んだところをトランクに詰められて池に沈められ
たぶん足が付きそうな高さで溺れたふりをする
堤真一がやる父に玻璃はお前も共犯だと言われ
玻璃は父が清澄の親子も秘密を知ったと殺そうと
しに来るとおそらく父からの暴行で顔を腫らした
まま清澄に警告しに来ます(その時に祖母の件も聞きます)
そこで清澄は絶対に玻璃守ると宣言します
でもこいつは前述のカギの件といいバカなので
何をするかというと友人から借りたゴムボートで
夜中に祖母の入ったトランクを探しに行きます
は????????警察呼べよ?????????
そしてバカは祖母のトランクは結局見つけられませんが
母のトランクが出てきて別れたはずの母親も
父に殺されていたことを示唆します
その後二人は玻璃の家に戻っていきます
は????????何でそっちに戻るの????
で案の定父にこれ完全に死んでるだろって位
ゴルフクラブで滅多打ちにされますが
なんか玻璃が父をやり返して撲殺し二人は助かります
清澄は結局玻璃を助けられなかったことを
引き摺っていくことになります
そりゃそうだこんなバカには無理です
あとなんかこの辺の葛藤をCGのUFOで
メタファー表現してるんですが別に必要ないし
微妙に意味がわからないので無視します
その後清澄は
その事件の影響で記憶がなくなってしまい
(これほんとにサラッと言うんですが都合良すぎ)
名前を変え別人になった玻璃と結婚し
子供が産まれ出産という日に起こった洪水で
川に落ちた子供を助けるために死にます
それがあの時玻璃を助けられなかった償いになった
俺はヒーローになれたとか語りながら流されていきます
…もう突っ込むのも疲れたんですが
最後まで意味がわからない終わり方をします
ひょっとして父から子にヒーローが
受け継がれたねみたいなメッセージが
あるのかも知れませんがこんな映画では
まるで伝わってこないです
原作を読みゃまだわかるんでしょうけど
こんな映画観た後でそんなことしようと
まるで思うわけありません
評価は不能です
最後の自己犠牲をしっかり描ければ満点だった
悪くない流れだったが最後の最後で画竜点睛を欠いてしまった。こういう映画は最後の盛り上げが大事なのに、口数も少なく川に飛びこんで普通に死んだよね、ぐらいの印象しか残らない。最後の描き方が雑過ぎるのが残念。もうちょっとうまくやれたと思う。
切なくて怖い
中川大志のファンなので鑑賞しました
高校3年生の中川大志演じる濵田が
いじめられっ子の1年生石川杏奈演じる
蔵本を助けたことから
物語が始まる
2人のやりとりや 楽しい高校生活が
描かれていく中で後半は恐ろしい物語が
用意されていて
観ている者をドキドキさせる
堤真一が怖かった
と言うのは
昨日「望み」を観たばかりなので
この作品では彼は
息子を信じて苦しむ良き父親を演じていたのに
今回は180度違う鬼のような父に扮していた
そのギャップに目の当たりにして
恐ろしくてたまらなかった
濱田 蔵本の2人のなにげないシーンが
微笑ましくて良かったです
UFOのくだりも面白く
全てUFOのせいにして自分は関係ない
そうして逃げていては
問題は解決しないのだ
なので
UFOを撃ち落としたシーンは感動した
ラブコメ・ホラー・ヒーロー、良かった
高校3年生の濱田清澄(中川大志)は、ある日、嫌われ者で孤独な1年生・蔵本玻璃(石井杏奈)がイジメを受けている現場に遭遇する。正義感の強い清澄は玻璃を救おうとし、玻璃はそんな清澄に対し徐々に心を開いていく。しかし、玻璃には誰にも言えない秘密があった。家で父親からDVされてるのではないかと思い始めた清澄に危険が迫り・・・という話。
北村匠海が中川大志の将来の息子と言うのも、石井杏奈が原田知世と同一人物なのも早くからわかるがそこがポイントではなく、中川大志のヒーローぶりが素晴らしい作品。
石井杏奈の恐怖に怯える姿、最後にキレる演技も素晴らしかった。
狂った父親役・堤真一のゴルフクラブでの薄ら笑いしながらの殴打、気持ち悪いくらい迫力あった。
清澄のクラスメートで相変わらずスタイル抜群の松井愛莉の魅力的短い単語表現やその妹で「うっす」連発の清原果耶も良かった。
おはぎ届けてくれたクリーニング屋のおばちゃん役・木野花もほんわかして良かった。
最初のシーンからラストを予感させる作りになってるのも悪くないと思った。
個人的には評価高い作品です。
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